飛騨高山・古川旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 とんでもなく遠まわりをさせられて到着したのは、飛騨温泉『すぱーふる』<br /> 今夜は飛騨で車中泊をして、明日は高山・下呂を通り、一週間ぶりに家に帰る予定。<br /> 琵琶湖沿岸の長浜、北上して福井、金沢、そして能登半島・・<br /> 台風はいつの間にか姿を消してます。<br /> ずいぶん走り回った気がします。

ダブル台風と一緒に、長浜・福井・能登で車中泊(17/17)高山・下呂・・一週間の旅が終わります

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2018/08/26 - 2018/08/27

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motogen

motogenさん

 とんでもなく遠まわりをさせられて到着したのは、飛騨温泉『すぱーふる』
 今夜は飛騨で車中泊をして、明日は高山・下呂を通り、一週間ぶりに家に帰る予定。
 琵琶湖沿岸の長浜、北上して福井、金沢、そして能登半島・・
 台風はいつの間にか姿を消してます。
 ずいぶん走り回った気がします。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車
  •  到着した『すぱーふる』は、人里離れた山の斜面に建っていた。<br /> 周囲は真っ暗で、<br /> 遠く離れた里近くで民家の明かりが瞬いている。<br /> 静まりかえり、人の気配がしない温泉だけど、駐車場には車は停まっていて、とにかく営業していることが嬉しい。<br /> 

     到着した『すぱーふる』は、人里離れた山の斜面に建っていた。
     周囲は真っ暗で、
     遠く離れた里近くで民家の明かりが瞬いている。
     静まりかえり、人の気配がしない温泉だけど、駐車場には車は停まっていて、とにかく営業していることが嬉しい。
     

    飛騨古川桃源郷温泉 ぬく森の湯すぱーふる 温泉

  •  闇の中に浮かぶ白い建物に向かい、

     闇の中に浮かぶ白い建物に向かい、

  •  自分たちの足音しか聞こえないフロントで、貴重品ボックスのキーをもらって浴室に進む。<br /> (どの温泉でもチケットは自動販売機です)

     自分たちの足音しか聞こえないフロントで、貴重品ボックスのキーをもらって浴室に進む。
     (どの温泉でもチケットは自動販売機です)

  •  客は数人しかいなく、自分のシャワーや洗面器の音が、広い浴室に響き渡る。<br /> 大浴槽も薬湯も自分専用だ。<br /> 誰に気兼ねもなく湯に浸かっていると、しびれ気味のふくらはぎも回復し、しょぼついていた視力もくっきりしてきた。

     客は数人しかいなく、自分のシャワーや洗面器の音が、広い浴室に響き渡る。
     大浴槽も薬湯も自分専用だ。
     誰に気兼ねもなく湯に浸かっていると、しびれ気味のふくらはぎも回復し、しょぼついていた視力もくっきりしてきた。

  •  露天風呂には年輩のおじさんが一人いた。<br /> 地元の人らしい。<br /> 「遠いところから、良く来てくれた。」<br /> と褒めてくれ<br /> 「家が改装中で風呂か使えなから、家族で来てるんだ・・」<br /> 「白川郷からここへ来る道は大雨で崩壊し、3年も工事してるのに完成の見通しもつかない・・」<br /> とも教えてくれる。

     露天風呂には年輩のおじさんが一人いた。
     地元の人らしい。
     「遠いところから、良く来てくれた。」
     と褒めてくれ
     「家が改装中で風呂か使えなから、家族で来てるんだ・・」
     「白川郷からここへ来る道は大雨で崩壊し、3年も工事してるのに完成の見通しもつかない・・」
     とも教えてくれる。

  •  まん丸い月が、竹すだれの上から柔らかな光をふりそそいでいて、<br /> まるで映画のシーンだと、センチメンタルな気分となり、<br /> 無我夢中で走ったことも、闇の中でこの温泉を見つけたことも、この月も、みんなバーチャルリアリティーではないのか・・?<br /> と、そんな気もしてくるが、

     まん丸い月が、竹すだれの上から柔らかな光をふりそそいでいて、
     まるで映画のシーンだと、センチメンタルな気分となり、
     無我夢中で走ったことも、闇の中でこの温泉を見つけたことも、この月も、みんなバーチャルリアリティーではないのか・・?
     と、そんな気もしてくるが、

  •  のんびりと湯と戯れながら、温泉の楽しさを味わえた。<br /> ここまで来た甲斐があったというものだ。<br /> サウナもあったが(どの温泉にもあった)、これは苦手で、

     のんびりと湯と戯れながら、温泉の楽しさを味わえた。
     ここまで来た甲斐があったというものだ。
     サウナもあったが(どの温泉にもあった)、これは苦手で、

  •  ロビーに出て来ると、おじさんも出てきてせんべいを買い、その大きな袋を女房にプレゼントしてくれた。<br /> 「遠い飛騨までご苦労さん」<br /> の気持ちだったのか、私たちをかわいそうに思ったのか、<br /> 驚きと嬉しさに包まれる。

     ロビーに出て来ると、おじさんも出てきてせんべいを買い、その大きな袋を女房にプレゼントしてくれた。
     「遠い飛騨までご苦労さん」
     の気持ちだったのか、私たちをかわいそうに思ったのか、
     驚きと嬉しさに包まれる。

  •  『道の駅アルプ飛騨古川』で車中泊する。

     『道の駅アルプ飛騨古川』で車中泊する。

    道の駅 アルプ飛騨古川 道の駅

  •  暗くて様子は分からないが、駐車場は広いのに、ここも私たち専用みたいで、

     暗くて様子は分からないが、駐車場は広いのに、ここも私たち専用みたいで、

  •  途中のコンビニで仕入れて来た弁当をつついて、最後の夜を過ごす。

     途中のコンビニで仕入れて来た弁当をつついて、最後の夜を過ごす。

  •  今夜は窓を少し開けただけで涼しく、快適に眠れそう。<br /> 幹線道路に沿っているが、車の音はそれほど気にならない。

     今夜は窓を少し開けただけで涼しく、快適に眠れそう。
     幹線道路に沿っているが、車の音はそれほど気にならない。

  •  早い時間に寝つくので目覚めも早く、薄暗い時間から起きてしまった。<br /> 人でにぎわう前に、周辺を空から撮影してみる。<br /> 北に伸びるこの道路が富山に抜ける41号線、古川バイパスだ。<br /> 神通川の支流が作った平地はかなり広く、きれいな田畑が広がっている。

     早い時間に寝つくので目覚めも早く、薄暗い時間から起きてしまった。
     人でにぎわう前に、周辺を空から撮影してみる。
     北に伸びるこの道路が富山に抜ける41号線、古川バイパスだ。
     神通川の支流が作った平地はかなり広く、きれいな田畑が広がっている。

  •  西側の山のふもとには、昨夜の『すぱーふる』があるはずで、大きな山を越えれば白川郷だ。

     西側の山のふもとには、昨夜の『すぱーふる』があるはずで、大きな山を越えれば白川郷だ。

  •  化粧もそこそこに、カップポタージュとコーヒーをすすって出発し、

     化粧もそこそこに、カップポタージュとコーヒーをすすって出発し、

  •  高山の街中に入って来た。<br /> 観光で有名な街で、数回来たことはあるが、特に印象には残っていない。<br /> お決まりの団体旅行だったからだろう。

     高山の街中に入って来た。
     観光で有名な街で、数回来たことはあるが、特に印象には残っていない。
     お決まりの団体旅行だったからだろう。

  •  高山の町を見下ろせる『アルプス展望台・スカイパーク』の丘を目指した。<br /> NHKで紹介されていた展望台だ。

     高山の町を見下ろせる『アルプス展望台・スカイパーク』の丘を目指した。
     NHKで紹介されていた展望台だ。

  •  しかし展望台は見つからず、国土交通省の事務所に入ってしまった。<br /> 職員に聞くと、<br /> 「公園への道は大雨で崩れていて、今は通行止め・・」とのこと。<br /> なんたることか!

     しかし展望台は見つからず、国土交通省の事務所に入ってしまった。
     職員に聞くと、
     「公園への道は大雨で崩れていて、今は通行止め・・」とのこと。
     なんたることか!

  •  女房は城下町の面影が残る「三町通り」を見物したいようだが、もたもたしていると帰宅が遅くなってしまいそうで、<br /> ここは我慢して、

     女房は城下町の面影が残る「三町通り」を見物したいようだが、もたもたしていると帰宅が遅くなってしまいそうで、
     ここは我慢して、

  •  高山の町を去ると、正面に山が近づいてきた。<br /> 山には雲がかかっている。<br /> 険しい山越えが待っているのだろう。

     高山の町を去ると、正面に山が近づいてきた。
     山には雲がかかっている。
     険しい山越えが待っているのだろう。

  •  最初の目標は温泉で有名な下呂で、<br /> ここからは距離およそ50kmとなる。<br />

     最初の目標は温泉で有名な下呂で、
     ここからは距離およそ50kmとなる。

  •  心配していた山道は、信じられないほどなだらかだった。<br /> カーブは多いがきつくはなく、路面状態も良く整備されていて、

     心配していた山道は、信じられないほどなだらかだった。
     カーブは多いがきつくはなく、路面状態も良く整備されていて、

  •  難所にはトンネルが掘られているので、スイスイと走ってしまうではないか。

     難所にはトンネルが掘られているので、スイスイと走ってしまうではないか。

  •  『道の駅 飛騨街道なぎさ』で途中休憩をはさみ、<br /> あれよあれよという間に下呂に近づくと、

     『道の駅 飛騨街道なぎさ』で途中休憩をはさみ、
     あれよあれよという間に下呂に近づくと、

    道の駅 飛騨街道なぎさ 道の駅

  •  ふと目に入ったのがの道路標識『上呂駅』。<br /> NHK「0655」の失恋ソングが突然頭をよぎる。<br /><br /> ♪ 足湯めぐりで はしゃいでた<br />   さっきの笑顔は まぼろしか<br />   めぐみは消える 湯気の中<br /><br /> ♪ もうこの街にも 来ないだろ<br />   列車に乗って 下呂を発つ 

     ふと目に入ったのがの道路標識『上呂駅』。
     NHK「0655」の失恋ソングが突然頭をよぎる。

     ♪ 足湯めぐりで はしゃいでた
       さっきの笑顔は まぼろしか
       めぐみは消える 湯気の中

     ♪ もうこの街にも 来ないだろ
       列車に乗って 下呂を発つ 

    上呂駅

  •  ♪ 見知らぬ景色 流れてく<br />   ふっと見上げた その先に<br />   上呂もあるのね 下呂だけじゃないのね<br /><br /> ♪ 上呂と下呂の 間にあるのね<br />   ああ!<br />   中呂<br /><br />

     ♪ 見知らぬ景色 流れてく
       ふっと見上げた その先に
       上呂もあるのね 下呂だけじゃないのね

     ♪ 上呂と下呂の 間にあるのね
       ああ!
       中呂

  • https://youtu.be/JXRf2FT_rkM<br /> ロス・プリモスが、物悲しく、そしてコミック風に唄う歌。<br /><br /> 上呂駅を見つけたならば、中呂も見つけずにはいられない。<br /> 左右上下を注意深く見ながら走っていると、中呂の駅はなかったけれど、ついに中呂の道路標識を発見。<br /> 良かった、良かった!<br /> と喜び合い、後は下呂の駅を見に行くだけだ。

    https://youtu.be/JXRf2FT_rkM
     ロス・プリモスが、物悲しく、そしてコミック風に唄う歌。

     上呂駅を見つけたならば、中呂も見つけずにはいられない。
     左右上下を注意深く見ながら走っていると、中呂の駅はなかったけれど、ついに中呂の道路標識を発見。
     良かった、良かった!
     と喜び合い、後は下呂の駅を見に行くだけだ。

  •  下呂温泉の町中に進む路地に入り込み、

     下呂温泉の町中に進む路地に入り込み、

  •  飛騨川に架かる橋を渡る。<br /> 下呂温泉には団体旅行で泊まったことがあるけれど、飲んで騒ぐ宴会旅行だったので、どこに泊まったのか、何があったのかなんてことは、一切覚えていない。<br /> ただ、この橋だけは覚えている。

     飛騨川に架かる橋を渡る。
     下呂温泉には団体旅行で泊まったことがあるけれど、飲んで騒ぐ宴会旅行だったので、どこに泊まったのか、何があったのかなんてことは、一切覚えていない。
     ただ、この橋だけは覚えている。

  •  歌に出ていた下呂駅に到着し、写真は女房に頼んで、私は車の番人。

     歌に出ていた下呂駅に到着し、写真は女房に頼んで、私は車の番人。

    下呂駅

  •  駅の中まで撮ってもらい、<br /> これで上呂、中呂、下呂の写真が揃ったと、大満足する私たちシニア夫婦。<br /> 良い旅行になりました。

     駅の中まで撮ってもらい、
     これで上呂、中呂、下呂の写真が揃ったと、大満足する私たちシニア夫婦。
     良い旅行になりました。

  •  第二の目標は中津川。<br /> 距離は55km。

     第二の目標は中津川。
     距離は55km。

  •  途中の『道の駅 花街道付知』で休憩して、

     途中の『道の駅 花街道付知』で休憩して、

    道の駅 花街道付知 道の駅

  •  中津川の街に入って行く。<br /> 普通だったらここからは高速道路を選ぶだろう。<br /> へそ曲がりな私たちは下道を選んで、東栄町に抜ける。<br /> その道は細くて、でこぼこで、崖っぷちを走る道なんだろうと予想するが、

     中津川の街に入って行く。
     普通だったらここからは高速道路を選ぶだろう。
     へそ曲がりな私たちは下道を選んで、東栄町に抜ける。
     その道は細くて、でこぼこで、崖っぷちを走る道なんだろうと予想するが、

  •  予想に反してここも素晴らしい道で、ダム湖があったり、花が咲いていたり、素朴な民家があったりして、

     予想に反してここも素晴らしい道で、ダム湖があったり、花が咲いていたり、素朴な民家があったりして、

  •  舗装もしっかりしていて、道の駅もあり、

     舗装もしっかりしていて、道の駅もあり、

    アグリステーションなぐら 道の駅

  •  257号線から151号線に移る時に、細い山道があったくらいで、

     257号線から151号線に移る時に、細い山道があったくらいで、

  •  中津川から自宅までのおよそ140kmの道のりを、スイスイと走り抜けた。<br /> 「人の行く裏に道あり花の山」<br /> その通りだ。

     中津川から自宅までのおよそ140kmの道のりを、スイスイと走り抜けた。
     「人の行く裏に道あり花の山」
     その通りだ。

  •  まだ明るいうちに自宅に戻って来てしまい、<br /> これなら高山見物をしてくれば良かったと、悔やむ気持ちも起こったが、<br /> 6泊7日間の車中泊旅行を成し遂げたことに感無量。<br /> こんな小さなエブリイでも、1495kmを走りきったのだ。<br /> そして終わってみれば、想定外の事件やトラブルが起こるからこそ、旅は面白いと思うのだった。

     まだ明るいうちに自宅に戻って来てしまい、
     これなら高山見物をしてくれば良かったと、悔やむ気持ちも起こったが、
     6泊7日間の車中泊旅行を成し遂げたことに感無量。
     こんな小さなエブリイでも、1495kmを走りきったのだ。
     そして終わってみれば、想定外の事件やトラブルが起こるからこそ、旅は面白いと思うのだった。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • *ちょこ*さん 2018/10/22 22:07:02
    お疲れさまでした~(*^^*)
    1話1話、物語を読むかのように、全17話とっても楽しみにしていました。

    車のドアを開けて寝てたり、まさかの野宿には驚きましたが、夫婦の仲の良さも伝わってきて、何歳になってもこんな冒険をしてみたいなと本当に思います。

    motogenさんのように歴史に詳しいと、旅もより面白くなるだろうな~と思いながら読んでました。私は本当に歴史に疎いし覚えられない(^^;

    昨今の大雨などによる土砂崩れで通行止めになってる場所も山の方は多いですよね。ナビに反映されないと困りますね(^^;無駄な往復ばかりしちゃいますよね。

    私は浜松市に住んでいます。よく磐田も遊びに行きますよ♪
    1週間の車中泊ドライブルート、参考になりました。ありがとうございました。

    *ちょこ*

    motogen

    motogenさん からの返信 2018/10/23 11:40:02
    Re: お疲れさまでした~(*^^*)
     ありがとうございます。
     今では遠い昔となった感がしますが、仕事面でも家庭のことでも毎日イライラし、夫婦関係も壊れかけた時期もありましたが、二人共退職し一緒に旅行に行くようになって関係が変わってきました。
     旅行は、楽しくバカンスを楽しむというよりも、東南アジアの辺境の地は、困難や驚きの連続で、頼りない相手であろうとも、頼りにするしかない状況が良かったのだと思います。
     そんなわけで、国内旅行でも貧乏冒険の旅を目指している次第です。
     今後ともよろしくお願いします。

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