別荘の草刈りのついでにインスタ映えする千葉のフォトジェニックスポット巡り

2018/08/04 - 2018/08/04

ここ数年誰も使わなくなって老朽化が進む我が家の千葉の上総一宮の別荘。
東京オリンピックのサーフィン会場が一宮町の志田下のサーフポイントに決定し、このタイミングを逸したら売れない・・・
そう思って昨年の春ころから、地元の不動産業者に売却を依頼し売り出しています。
でも、土地が傾斜地で450坪もあり、そこに老朽化の進んだ建物が3棟もあることから、価格の割安感があるため見には来るものの、朽ち果てかけたくたびれた建物を見るとみんな二の足を踏んでしまう、そういった状態が続いています。
夏に向かって内覧を希望する人が多くなりそうなので、せめて草ボーボーの状態くらいは回避させなければ・・・
そう思って草刈りに行くことに。
でも、誰も手伝ってくれないためひとりで草刈りだけでは気が滅入ってしまう。
どうせなら早めに家を出て今話題のフォトスポットの江川海岸、濃溝の滝を見て、帰りは木更津のアウトレットでお買い物。
そんな予定を組んで出かけてきました。

エリア 君津(千葉)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

いつも上総一ノ宮の別荘に草刈りに行くときは首都高、湾岸ルートで行くのですが、この日はこちらの江川海岸に先に行くためにアクアラインを通ってやってきました。
只今7時30分です。

江川海岸 自然・景勝地

東京湾に向かって続く水没した電柱の写真を見たことのある方、多いと思いますがそれがここ木更津の江川海岸なのです。

毎度のことですが事前のリサーチをしないでとりあえず来てしまったので、お馴染みの水没した電柱の列を見ることができませんでした。

そうです、潮が満ちていないとただの砂浜に並ぶ電柱なんです。

東京湾を挟んで対岸の川崎の工業地帯　思ったより間近に見れますね。

江川海岸、実は潮干狩りで有名なんですが、まだ朝が早いせいか潮干狩りの海岸は誰もいませんでした。

待っていても潮が満ちそうにないので帰りにまた寄ってみることに。

次に向かったのは、千葉にこんなところがあるのかそう思っていた濃溝の滝へ

濃溝の滝 自然・景勝地

最近いろんなところでこの滝の姿を見るようになりましたが、38年前から5,6年前まではサーフィンをしに頻繁に千葉に通っていましたが、濃溝の滝も先ほどの江川海岸の存在を知りませんでした。

内房側と千葉の真ん中の山の中はめった来ることがないので知らなかったのか

ここが話題になったのはここ数年なので多分知らなかっただけなのだと思いますが・・・

濃溝の滝と一般的に呼ばれていますが、ここは正式には亀岩の洞窟と呼ばれているようです。

濃溝の滝といえば洞窟の奥から差し込む光がハートの形に見える写真が良く紹介されていますが、あの光景が見れるのは3月と9月のある一定の時期の早朝だけ。
その時期にあの人が立っているあたりから洞窟を見るとハートの光が差し込む光景が見れるそうです。
９月にまた来るようですね。

こちらの整備された木道では、夏のこの時期夕方からは蛍が見れるようです。
とりあえず、江川海岸と濃溝の滝を見たので、これから本来の目的である、上総一ノ宮の別荘へと向かいます。
カーナビによるとここから1時間ほどの移動です。

５０を過ぎてからあちこち旅に出たり街道歩きや山歩きのほうが多くなって、海に行く機会が激減し５５歳の夏を最後にサーフィンにをやめてしまい、それ以来ほとんどだれも利用することなく放置されたままの別荘

ここ数年は夏場に一度だけ草刈りに来るだけになってしまい、いつもこんな感じの草ボーボー状態

近くのサーフポイントが東京オリンピックのサーフィン会場に決まったことを機に、売却しようと思い売りに出しているんです。
そんな関係で老朽化した建物を少しでも見栄えよくするため、内覧者の多い夏場は草刈りは必須なんです。でもこの日は一人

炎天下の中４時間以上をかけて、建物周りだけはなんとかきれいにすることができました。

いまはハクビシンの住処と化してしまった茶室周りもきれいになりました。

表側も昨年切り倒した木があちこちに散らばっていたのをきれいに整理してこんなにすっきり。
４時間以上熱中症寸前までんばって草刈りした成果があってか、数日前に不動産業者より以前内覧したオランダ人が、再度見に来てきれいになった姿を見て、購入を具体的に検討しているとの朗報が。
最初の売り出し価格が、査定額満額のでしたが、一度目の見直しで500万円、今年になってさらに５００万値下げして現在は１４８０万円
このあたりで何とか話がまとまらないかなあ
期待しています。
ちなみにオリンピックのサーフィン会場へは車で５分の距離。
津波の心配もない高台の別荘地です。

給湯器が壊れてお湯の出ないシャワーを浴びて、なんとか生き返り、せっかくなので上総一ノ宮駅のそばにある上総の国の一之宮、玉前神社に参拝

玉前神社 寺・神社・教会

ここも４０年近く前から毎年何度も来ているのに、初めて訪れる場所

せっかく外房へ来たので海岸線で魚でも食べようと、波乗り道路の周辺を探しましたが、２時半をすぎて食事ができるのはファミレスだけ。
仕方なく、夢庵でローストビーフ丼とうにの不思議な組み合わせのセットを
車なのでアルコールは抜き

来た時とは別のルートで茂原を経由で木更津に抜ける山間ルートを進んでいくと、笠森観音の表示が
気になって寄り道することに

笠森観音 寺・神社・教会

千葉の山の中にある延暦年間に最澄上人により開基されたという古刹でした。

先程参拝した上総の国の一宮の玉前神社から、富士山頂を経て出雲大社を結ぶ、レイラインと呼ばれる御来光の道上にあり、うっそうとした緑に包まれた境内は、いかにもパワースポットといった趣があります。

階段と坂道をしばらく上っていくと仁王門が見えてきました。

中をのぞくと年季を感じさせるりっぱな金剛力士像が

まるで赤鬼と青鬼のような形相

巨大な岩の上に建つ国指定の重要文化財に認定されている本堂

拝観料２００円を払って中にはいりました。

清水の舞台のような姿の巨大な岩の上に建つ日本に一つしかないという、この『四方懸造り』も必見です。

足元には蓮の花が咲いていました。

こちらは芭蕉の句碑
芭蕉の句の中にもここがうたわれているようです。

江川海岸で東京湾に沈む夕日を見るため木更津のアウトレットで時間調整
ここ、いつも行く佐野プレミアムアウトレットより全然いいかも

６時半を過ぎて江川海岸はいい感じになっていました。

太陽は正面の川崎側に沈むのかと思ったら、港区あたりの方角です。

でも電柱は朝と同じような状況。
もう少し日が暮れれば対岸の工場夜景も見れそうなのでしばらく待機することに

6時半を過ぎましたがまだ暗くなる気配なし

水も引いたまま

辺りには日没を待つ人の姿が増えてきました。
朝きた時には誰もいなかったのに、やはりここは夕陽なんですかね。

もう間も無く陽が沈みます

あのカモメ電柱の上に固まったまま動きません。

少しだけ潮が満ちてきました

川崎の工場街にもあかりが灯りはじめました。

なかなかいい感じに暗くなってきました。

三脚を持ってこなかったのでそろそろ写真も限界。

9月に入って濃溝の滝にハートの光が入る頃、ここも満潮に合わせてまた来てみようと思います。

この旅行記へのコメント （2）

• すずかさん 2018/09/18 14:01:45

  売れました？

  ぬいぬいさん、こんちはー。
  
  もう夏も過ぎ去ってしまいそうですね・・・
  8月の房総が遠い昔のようです。
  
  別荘＠一宮うらやましすぎ。
  しかもめっちゃめちゃ広い。
  これだと手入れ大変っすよね・・・
  オランダ人の方に別荘売れました？
  あの広さで1400万円代ってお手頃だなーと思うも、我が家には広すぎーーーー。
  1日も早く売れることをお祈りしております！
  
  のうみぞの滝、一時よりめっちゃ水質とかも悪くなっちゃいましたよねー。
  人が多すぎで。
  最近は滝には行かずに、あそこにある売店でTKGだけ食べております(^^;
  一度はハートの滝みたいけど早朝かぁ。。。
  
  房総はアクアラインのおかげで随分行きやすくなりましたよねー。
  まだまだインスタ映えしそうなところがありそうなんで、また見つけたら教えてくださいね！
  
  すずか

  ぬいぬいさん からの返信 2018/09/19 16:39:37

  ダメだ〜

  一宮の別荘売りに出してちょうど１年半が経過
  
  その間見に来た人は随分いたみたいだけど、広すぎるため割安感はあるものの、総額がかさむこと、庭に生えている立派に育ちすぎてしまった大木や、草ボーボーの庭、屋根の垂れ下がってしまった母屋を見ると、実際に住むためにどのくらい改修工事費用が掛かるか？？？
  って感じで、場所は気に入る人が多いみたいだけど、話を詰めていくと自然消滅してしまう
  そんな感じで、オランダ人も結局ダメ
  その後も案内は入っているみたいだけど難しそう。
  建物を解体する費用も今の売値の半分くらいかかりそうなので、どうしたもんかな・・・
  
  こんな感じです。
  オリンピック開催の前年、来年の夏までに売れないと、絶対売れないと思うので何とかしないとねえ・・・
  困ったもんだ。