2007/05/06 - 2007/05/06
485位(同エリア571件中)
ぬいぬいさん
重要伝統的建造物群保存地区に指定された、土蔵造りの商家が建ち並ぶ佐原の街並みは江戸の趣を今に伝える貴重な場所。
佐原の建物を満喫してください。
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まずは、佐原が生んだ郷土のヒーロー 日本の測量の元祖伊能忠敬邸
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伊能邸は商家造りの瓦葺き平屋で、表の店舗と奥の母屋からなり、もともと酒造業を営んでいたようで、その倉庫を改造したものです。
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土間や帳場、台所と続き部屋の和室の居室等があります。
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この建物は寛政5年(1793年)忠敬が48才の時に、自らの設計により建てたもので。別棟の土蔵も含めて国の指定史跡となっています。
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これは江戸中期に造られた水戸屋の蔵
間口九間奥行き3間で前に軒をつける桟瓦葺
伊能家の米蔵だったこの蔵、いまはお茶屋さんの蔵として使われているようです。 -
正文堂書店 明治13年(1880年)に建てられたもので 千葉県有形文化財に指定されています。
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お店の書面に登り龍、下り龍を配した看板が有り「正文堂」の文字は明治の書家、厳谷修の書によるものだそうです。大黒柱は欅材、二階の窓は土塗の開き戸、さらに横引きの土戸に板戸と三重に防火設備を伏した土蔵造りです。
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福新呉服店と小堀屋本店
左が福新呉服店で明治26年(1893年)頃に建てられたmもので、千葉県有形文化財に指定されています。
堂々とした間口を誇っている店舗で当時の建築工法のすばらしさがわかります。
右が小堀屋本店 明治23年(1890年)に建てられたもので、千葉県有形文化財に指定されています。
創業は天明2年(1782年)、蕎麦作りの秘伝書や道具類が土蔵と共に残っています。店は江戸時代の形式そのままにつくられており、お店の半分に畳が敷かれ、特に階段の古さなどに特徴がみられます。 -
小堀屋支店
2軒となりの小掘屋本店の支店。昭和初期の銀行だったお店を改修してお蕎麦屋さんをやっています。お昼を支店と本店のどちらにしようか悩みましたが、結局こちらで天ざるをいただきました。
おいしい蕎麦でした。 -
並木仲之介商店
明治25年(1892年)建てられたこのお店は、もともと日用品雑貨荒物卸業として営んでいましたが、今は和紙とお香に商品が変わりましたが創業110年の老舗です。 -
小野川沿いにある木の下旅館
明治時代に船宿として創業しましたが、水運がすたれた後は、近くの芝居小屋にやってくる旅芸人が数多く宿泊していたのだそうです。 -
左側に同じような意匠の建物がありますが、多分木の下旅館の新館でしょうか?
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三菱館の向かいにあった蜷川家具店は大正10年に建てられたものです。
桐箪笥の製造販売をするかたわら、小間物類も扱っていたお店です。 -
左側にある建物の15年後お昭和8年に建てられたこちらのお店は洋風建築になっています。
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正面のファサードは平成9年に元の姿に戻されたものだそうです。
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三菱館(旧川崎銀行佐原支店)大正3年(1914年)清水組(現清水建設)により施工されたもので、千葉県有形文化財に指定されています。
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銀行業務に使っていた部分は吹き抜けになっています。屋根は木骨銅板拭きで、正面建物隅にドームを設けています。
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2階周囲にキャットウォークを回しています。
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イギリスより輸入した赤レンガを使った2階建ての洋館で、周辺の街並みと明らかに違った外観はひときわ目立っています。
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中村屋乾物店 明治25年(1892年)頃に建てられたもので千葉県有形文化財に指定されています。
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店は当時最高の技術を駆使した防火構造で、壁の厚さが尺五寸、完成に2年以上かかったという自慢の建築でした。
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与倉屋
明治初期は酒蔵を営み、その後醤油醸造を戦前までつづけ、昭和30年頃まで製粉業に商売を変え、現在は土蔵を生かして倉庫業をしています。これは明治元年に建てられた、格子戸のある住まいで、当時の雰囲気をそのまま残しています。 -
これはもともと酒蔵や醤油の醸造の使われていた蔵を今倉庫として貸しているようです。
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漢学者 清宮秀堅(1809〜1879年)邸の居宅は明和2年(1765年)建て替えたものです。秀堅は、里正(村長)として村政にたずさわり、地頭 津田家の財政管理に当った人で、また漢学の他に地理・歴史にも造詣が深く、主な著書として、下総国旧事考、新撰年表、北総詩誌等、多数の著書があります。
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秀堅は、村長(里正)として村の政治にたずさわり、地頭 津田家の財政管理に当った人で、また漢学の他に地理・歴史にも造詣が深く、主な著書として、下総国旧事考、新撰年表、北総詩誌等、多数の著書があります。
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道路に面したこの土蔵は江戸末期から、明治初期の建築のようです。
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清宮邸の向かいにあるあんこ屋さん北川の蔵。明治の頃に造られたこの蔵は当初米倉だったそうですが、昭和初期に製餡業に切り替えいまは小豆の倉庫として使っているそうです。北川は製餡業を営む屋号で北川の名前が付いているところは餡子の老舗だそうで全国に○○製餡所という名前が残っています。
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植田屋荒物店
明治26年(1893年)に建てられたこのお店,屋根のかわらが多分葺き替えられているせいかそんな古く見えません。現在の店主は7代目というから相当な老舗です。 -
奥にある土蔵はもっと古く明治元年の建物です。中は開放されていて和風小物を扱うお店となっています。
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中村屋商店 安政2年(1855年)に建てられたもので、千葉県有形文化財に指定されています。
明治7年頃より代々荒物・雑貨・畳を商ってきたお店で、今はもっぱら観光客向けの和物のも土産などを扱っています。正面の交差した道路に沿った変形の敷地であるため、主屋の角の柱を五角形断面にし、内部の架構に工夫をこらし、間取りも変形平面の部屋を設ける等、全体として一階に店舗と台所を、二階には座敷を設けています。 -
お店の裏に続く土蔵の白壁には当時の従業員の落書きなども残っています。
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