魅力たっぷりだった南房総　日帰りドライブ

2018/11/03 - 2018/11/03

千葉の外房には若い頃からサーフィンをしていたことから頻繁に出かけていたこともあり、私の中では千葉＝外房のイメージが強く、内房や南房には意外なことに全く縁がありませんでした。
そんな中長年親しんでいた上総一ノ宮の別荘を売却することが決まって、今年になって一度行ってみたいと思っていた濃溝の滝に行ったことにより、千葉にも外房以外に魅力的な場所があることを改めて知って、鋸山や江川海岸などフォトジェニックなスポットを見て、千葉おもしろいじゃない・・・
そんな気持ちがますます強くなりました。
そこで今回はアクアラインを使って南房総をドライブして木造桟橋の原岡海岸や崖観音、野島崎灯台や安房神社、洲崎神社の2つの安房の国の一宮参りをしてきました。
外房の魅力をここで紹介します。

エリア 館山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

自宅を8時頃出たため途中アクアラインの渋滞にはまり、金谷港のザ・フィッシュに到着したのが11時30分頃

1階を入ってすぐの所に焼きたてバームクーヘンで人気の見波亭があります。
つい先日2号店が木更津のアウトレットパークにオープンしたばかりで話題になっていますが本店では併設の菓子工房で焼きあがる出来立てを購入することができます。

見波亭 金谷本店 グルメ・レストラン

ここの2階のレストランで昼食をとろうとメニューを見ると食指を動かすものなし

そういえば前回来たとき漁協がやっている食事処があったことを想い出し行ってみると、順番待ちのすごい行列
ここでの食事をあっさりあきらめ、お店探しを

近くに漁師さんがやっている「浜の味栄丸」という食事処を見つけここで食事をすることに。ここも10人ほど並んでいましたが、待つこと10分ほどで順番が回ってきました。

浜の味栄丸 グルメ・レストラン

千葉に来たからには新鮮な海の幸を食べたい・・・
そう思っていたので注文したのは刺身3点、煮魚、アジフライのよくばり膳を注文

煮魚は味とカワハギ　刺身は朝どれの白身魚どれも新鮮でおいしい

圧巻はこのアジフライ
これは美味い！

お腹も満足したところで最初の目的地　原岡海岸へ

ここはインスタや旅番組でもたびたび紹介されているフォトジェニックスポット

何がフォトジェニックかと海に伸びる続く木製の桟橋と、東京湾を挟んで正面に見える富士山
残念ながらこの日は、どんより曇り空で富士山見えませんでした。
また日が沈むころ来てみましょう。

次に向かったのは安房の国の一宮　安房神社

安房神社 寺・神社・教会

実は安房の國には2つの一宮があります。
2つとも館山市内。

こちらの神社は行って初めて知ったのですが日本三大金運神社の一つなのだとか。
そんな素敵な御利益のある神社あったんですね。

上の宮の裏手の崖のところにある御神水の水取場 安房神社を代表するパワースポットの一つです。

この立派な大銀杏は樹齢300年、30ｍを超える大木でご神木と思いきやそうではないようです。

根元を見ると3本の木がつながって一本でまとまり周りに血管のような根っこが広がっています。

安房神社の創建は初代天皇である神武天皇が即位した皇紀元年まで遡ります。
　

主祭神の天太玉命は、日本の全ての産業創始の神様。
物造りや・事業繁栄・商売?壓盛・技術向上などにご利益があるそうですが、金運の神様としても有名なようです。

御神木はこちらの槇の木
樹齢500年を超えるこの木からは強いエネルギーを感じることのできるパワースポットです。

境内には神社直営のお茶屋さんがありそこでシフォンケーキとコーヒーのセットで一休み

安房あづち茶屋 グルメ・レストラン

次に向かったのは野島崎灯台。
ここは小学生のころ家族旅行で来た記憶が・・・
ということは5０年ぶりくらい

ここは房総半島の最南端

ちょうど灯台150周年のイベントで無料公開中で中を見学させてもらいました。
この野島崎灯台は、開国後慶応2年に米英仏蘭の4か国と結んだ江戸条約により建設を約束された八つの灯台の一つ。明治2年の12月に初めて点灯されました。

灯台の周りをドローンが飛んでいてなんだろうと思ったら、このドローンから灯台の展望台に立つ姿を撮影してくれて無料でプレゼントしてもらえました。

関東大震災後により倒壊された木造の灯台を、2年後に八角柱の鉄筋コンクリート造に建て替えたものの太平洋戦争で再び打撃を受け終戦の翌年現在の姿に復旧されたそうです。

房総半島産南端の地の石碑

平安末期に源頼朝が伊豆から海を渡ってたどり着いたのが、ここ野島崎。
この地で、武運再興の願をかけていた頼朝は、突然の雨にあってこの岩屋で雨を凌いだとか。

その後、この岩屋は「頼朝公の隠れ岩」と呼ばれ、ここに深海に棲むというこの大蛸の海神が祀られたそうです。

灯台の海側には今は使われていないと思われる白い建物があります。

青空をバックの灯台もきれいなのでしょうが、こんなどんよりとしたあやしげな雲り空をバックの灯台もちょっと不気味ながらいい感じ

岩の上に一つだけある白いベンチ
これ恋人たちの聖地になっているようで朝日と夕陽を眺めるための、人気の絶景ポイントなのだとか。

こんな景色が見れます。

房総フラワーラインをドライブ中に立ち寄ったこの道の駅は、隣接する「アロハ・ガーデンたてやま」を併設していました。小動物を中心とした動物園もあるようですが１３００円という入場料はちょっと高いかな。

そしてもう一つの安房の國の一宮、洲崎神社。

まっすぐ伸びる階段を上った山の中腹に本殿があります。

ここには、安房神社の祭神である天太玉命の后神「天比理乃咩命」が祀られています。

安房神社とは夫婦の関係にある神社といえますよね。

そのために、安房神社が金運の神様に対して、こちらは「結婚・恋愛」や「安産」「家内安全」にご利益があるそうです。

山の上なので鳥居の向こうには富士山を眺めることができるようですが、この日は見ることができませんでした。

海側の展望台があって眼下に海を眺めることができます。

こちらは館山にもう一つある洲崎灯台

夕陽のきれいな北条海岸

この大きな石を積んだ防波堤を、カメラのファインダーを覗きながら夕陽の写真をとりながら歩いているとトラブル発生
石の隙間に足を取られ顔面から転んでしまいました。
愛機オリンパスＯＭＤ－ＥＭ１のレンズがぶつかりめがねが顔に食い込んで歪んでしまいレンズに傷が。
　カメラをチェックすると起動せず
幸い大きな怪我はしなかったもののカメラとめがね壊れてしまった。
おでこのあたりには擦り傷が・・・

そんな状態なので家に帰ろうと先を急ぎましたが、来る途中気になっていた崖観音
の前を通りすぎてからＵターン
ちょっと寄り道

壊れたと思っていたカメラのバッテリーを入れ直して電源を入れると蘇りました。
カメラが石に激突したにもかかわらずボディとレンズの側面に小さな傷がついたくらいで大事には至りませんでした。
これで気を良くして沈む夕陽をパチリ

崖観音は夕方なので入口は閉まっていましたが、この舞台から眺めた夕陽はきれいでした。

崖にへばりつくように赤い祠が建っていてまさに崖観音

更にきれいな夕景を眺めに今朝立ち寄った原岡海岸へ

日が沈みはじめると桟橋には灯がともり昼間と違い光景に

暗くなるまでしばらく待機

おでこがずきずきうずいて目の周りにはうっすら青タン
こんな風景も見れたので満足して帰路につくことに。
途中アクアラインの海ほたるのの大渋滞にはまり家のたどり着いたのは9時頃になってしまいました。
翌日顔にあざが出なかったので安心していたら、中1日おいた朝鏡を見ると右目の下にあたかもグーパンチをもらったような見事な青タンになっていて、消えるのに3日ほどかかりました。