2018/07/20 - 2018/07/20
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beanbagさん
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この旅行記のスケジュール
2018/07/20
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8:30 蓼科東急タウンセンター出発
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10:00 道の駅 日義木曽駒高原「ささりんどう館」
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14:50 道の駅 木曽福島
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18:00 蓼科東急タウンセンター帰着
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この旅行記スケジュールを元に
大相撲名古屋場所13日目の7月20日(金)、別荘地の管理会社が企画した日帰りバスツアーで木曽郡上松町に行ってきました。折しも、ご当地出身の御嶽海が11勝1敗で首位を独走中、そのふるさとを目指すタイムリーなツアーとなりました。
この日と翌日の14日目、御嶽海は連勝し初優勝を決めています。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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朝8時半、蓼科東急リゾート管理センター前に集合。今回の参加者19名+スタッフ2名の合計21人で出発です。一人参加は私だけのようです。
別荘地ではこのようなバスツアーが年数回開催されていますが、私は20年目にして初参加です。 -
諏訪インターに入る前に昼食弁当購入の時間が設けられています。
私は蓼科の定番、おぎのやの釜飯を買いましたが、他のメンバーは隣のコンビニ弁当。どこでも買える弁当なんてもったいない!!峠の釜めし本舗 おぎのや 諏訪店 グルメ・レストラン
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蓼科の別荘地は軽井沢と比べるとオーナー経営者、自営業者が少なく、エリートサラリーマンやそのOBが多い(まあ、それだけ庶民的と言えるかもしれません)というのが私の印象です。なので、みんなそれなりの社会的訓練を受けており、バス旅行にありがちな集合時間に遅れるような人は一人もいません。
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中央自動車道を名古屋方面にひた走ります。
私は最前列席を確保しています。 -
諏訪インターから約30分の午前9時半、伊那インターで高速をおります。
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木曽方面に向かいます。
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ものの10分ほどで深い森の中。
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伊那と木曽を繋ぐ長さ4470mの権兵衛トンネルです。
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トンネルを抜けると、そこは木曽。
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午前10時、ささりんどう館でトイレ休憩。下界は40度近い猛暑日が続いていますが、ここの気温は28度、救われます。
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魅力的な特産品や地元工芸品ですが、お土産を買うには早すぎます。
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ハーレイで旅するカップル。もう少し若かったらなぁ、羨ましい。
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木曽は山の中。
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10時30分、最初の目的地「寝覚の床」に到着。
平均年齢は軽く60歳超えの参加者。寝覚の床 自然・景勝地
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駐車場から約10分のゆるやかな下り坂。
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イチオシ
これが寝覚の床。中央本線の電車から何度か見た記憶がありますが、降り立ったのは初めて。
国の史跡名勝天然記念物に指定されているそうです。 -
岩上の松の間にある小さな祠は、浦島堂です。
古くから浦島太郎伝説の舞台としても有名だそう。竜宮城から戻った太郎は、諸国を旅してまわり、途中で立ち寄った寝覚の里の美しさに惹かれて、ここに住むようになったそうです。ある日、昔を思い出して岩の上で玉手箱を開けてみたところ、中から出てきた煙とともに、見る見る太郎は三百歳の老人になったと言い伝えられています。
話は知っていますが、その現場がここだったとは‥。 -
近くに奇妙なオブジェが並ぶ公園が‥。「寝覚の床美術公園」というらしいですが、無くても良かったのでは‥。
寝覚の床美術公園 公園・植物園
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バスの中でスタッフが塩キャンディーを配ってくれます。熱中症要注意です。
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木曽川です。
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この太いパイプは寝覚発電所の放水によって発電する上松発電所の導水路でしょうか?
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県道473号線を奥へ。
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この辺りは木曽ヒノキの産地。
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対向も難しい林道を8kmほど分入ります。幸い対向車は1台もありません。
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11時40分、赤沢自然休養林駐車場に到着、交流センターでお弁当タイム。
赤沢自然休養林 紅葉
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私はオープンエアのテラスで釜飯。いつもながら美味しい。
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食後しばらく周辺を散策。セラピー体験館です。
赤沢自然休養林は日本の森林浴発祥の地。毎週木曜日には医師が駐在して、森林セラピーの効果測定ができるそうです。 -
イチオシ
澄んだ渓流が流れています。
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周辺には8つの散策コースが設けられています。一番長いコースでも3.5km、120分と手頃です。
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12:30発の森林鉄道に乗車します。
オフシーズン以外は30分毎に1便運行、@800円です。 -
まるでソドー鉄道の機関庫みたい。可愛らしい。
木曽森林鉄道記念館 美術館・博物館
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イチオシ
機関車トーマスではなくてボールドウィンです。アメリカ製の蒸気機関車で、木曽森林鉄道の花形として昭和35年まで木材運搬に活躍しました。
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現在、トロッコを引っ張るのはディーゼル機関車。森林鉄道記念館ー丸山渡の1.1kmの区間を走ります。
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トロッコは5両編成、各車両には木曽五木の名前がつけられています。
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渓流沿いの森の中を進みます。
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終点、丸山渡停車場に到着。
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ここからは現地ガイドの案内で「ふれあいの道」1.4kmを歩きます。
折り返しのトロッコを見送る参加者たち。 -
ガイド氏は御歳80歳超、木曽節を交えた木曽五木の解説などユーモア溢れるおじいちゃんです。
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「ふれあいの道」は車椅子でも大丈夫なくらい綺麗に整備されています。
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ヒノキの根の下をくぐります。根がこのようになるのは天然木だけらしい。
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イチオシ
呑曇渕(どんどんぶち)
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イチオシ
大きなホオノキもあります。そういえば朴葉味噌はしばらく食べてないな。
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ここからルートを少し外れ、昭和60年伊勢神宮御神木伐採跡地に入ります。
木曽・赤沢の歴史は次の通りです。
1300年代 木曽氏の荘園
1590年 豊臣秀吉の蔵入地、強度伐採始まる
1615年 尾張徳川領となる 築城、造船、土木用材等伐出
1708年 ひのき、さわら、あすなろ、こうやまきの四木の伐採禁止。後にねずこも停止木となる(木曽五木)
1879年 山林局設置(官林)
1889年 帝室林野局御料林となる
1908年 神宮備林設置
1947年 林政統一 国有林となる
1969年 全国初の自然休養林指定 -
御神木伐採跡地でガイドの説明を聞きます。
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ここが昭和60年6月3日に御杣始祭(みそまはじめさい)が行われた場所。
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こちらが内宮の「御樋代木(みひしろぎ)」の切り株。
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外宮の「御樋代木」の切り株。
「御樋代木」とは、伊勢神宮の御神体を安置する特別な木。なので、欠点がなく真っ直ぐで太く立派な材質の木であることが求められます。 -
その伐採は「三つ紐伐り(みつひもぎり)」と呼ぶ、三方から斧で伐り進む方法で行われます。「伐る」とか「倒す」とは言わず、「寝かせる」と言うそうです。
その様子をガイドが実演してくれました。木遣りも交えた熱演です。 -
1時間ほどの散策を終え、バスに戻りました。
平日にも拘らず何台もの観光バスが訪れています。 -
帰路の眼前に広がるのは中央アルプスの山々。木曽駒ケ岳は雲に隠れています。
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道の駅・木曽福島に立ち寄ります。
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御岳山が見えるはずですが、熱気で霞がかかり見えません。
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災害救助帰りでしょうか、自衛隊車両が沢山駐車しています。暑いのにご苦労様です。
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朝来た道を戻ります。
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南アルプス仙丈ケ岳も雲の中です。
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帰り道で立ち寄ったのがみはらしファーム。伊那インターから車で5分の場所にあります。
そば打ち、草木染め、手作りパンなど豊富な体験メニューが揃い、宿泊施設や天然温泉、地物野菜の直売所がある新しいタイプの農業公園だそうです。はびろ農業公園みはらしファーム テーマパーク
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今はブルーベリーとスイートコーンの季節。
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野菜を中心に、別荘暮らしの食材を少し買い込みました。
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ドライバーが気を利かせて諏訪湖サービスエリアで停車。人気のパン屋に立ち寄ります。
諏訪湖サービスエリア 道の駅
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ここから諏訪湖を見下ろすのも数年ぶり。
大陸の人々でしょうか?周りから外国語が聞こえてきます。 -
肝心のパン屋は時間が遅い(午後5時前)のでほとんど売り切れ。
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かろうじて3個残っていた人気No.1のアンパンをゲット。粒あんとホイップクリームが入っていてすこぶる美味。
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今日訪問した寝覚の床と赤沢自然休養林は二つとも御嶽海の出身地、長野県木曽郡上松町にあります。
もう少しで別荘地に戻りますが、気になる結びの一番には間に合いそうもありません。ドライバーがテレビをつけてくれましたが、山奥で電波が悪く画面はこの状態でフリーズ。
別荘に戻り、ニュースで結果を確認しました。御嶽海勝利で12勝1敗。翌日、初優勝を決めました。偶然とは言えタイムリーな企画でした。 -
この日の歩数は10,761歩。高齢者に優しいツアーでした。企画した管理センターに感謝です。
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