メトロ＆ベースボール（博物館のはしご歩き）

2018/02/11 - 2018/02/11

初めての「地下鉄博物館（江戸川区葛西）」と超久し振りの「野球殿堂博物館」のハシゴをしてきました。
東京メトロ（旧帝都高速度交通営団なので営団地下鉄）は銀座線が身近に有りました。
私の子供から学生時代の銀座線は、オレンジ色の新旧取り混ぜ車輛でした。恐らく１両ずつ取り替えたんだと思います。
ポイントを越える時には、車内が暗くなってカンテラみたいな補助ライトが灯りました。
懐かしい思い出です。
野球殿堂博物館（旧野球体育博物館）は、子供時代に行っただけでした。バットやボールやユニフォームそしてトロフィーなんかが説明パネルと共に陳列されていたような‥記憶があまり無いので印象が薄かったんでしょうか。

エリア 葛西(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩

東急メトロ切符（￥1020）を使って、東西線葛西駅まで来ました。
駅からほぼ直結、高架下に地下鉄博物館はあります。
ちなみに今年開館30年ということですが、私は初めての訪問。
入場料は￥210と良心的。

地下鉄博物館 美術館・博物館

入場券は切符で今は懐かしき出札口で入札鋏を入れてくれます。
子供達は知らないよね。
早速、丸ノ内線301号車と銀座線1001号車にご対面。

地下鉄博物館 美術館・博物館

ロンドンで開通した最初の地下鉄は、ＳＬ（蒸気機関車）が客車を引くもの。
ロンドンチューブ（地下鉄）の古い路線には、煙を排出するための長方形の穴があったことを思い出しました！

地下鉄博物館 美術館・博物館

1927年開通した東京地下鉄（銀座線の浅草ー上野間）は、１０銭（現在の200円くらいでしょうか）均一運賃で、硬貨を改札口で投入するスタイルでした。

地下鉄博物館 美術館・博物館

改札口は木の十字バーを回転させるターンスタイルでした（上の写真）

地下鉄博物館 美術館・博物館

地下鉄の父と呼ばれる「早川徳次」氏の気持ちが溢れた社訓です。
氏の胸像は銀座線銀座駅改札口近くにあったと思います。

地下鉄博物館 美術館・博物館

開通直後の上野駅の様子。
ビルは確か地下鉄ストアだったと思います。

地下鉄博物館 美術館・博物館

先ずは丸ノ内線最初の車両301号。
1954年池袋ー御茶の水間が開通したんですね。
茶色や濃い緑の電車ばかりの当時としては斬新な色使いで、側面の白帯とシルバー模様は営団の役員が海外視察時に購入したタバコの包装をモチーフにしたというのが定説になっています。

地下鉄博物館 美術館・博物館

ライト（前照灯）もシールドビームではなく、ケース内に電球と反射板というもの。

地下鉄博物館 美術館・博物館

車内もオシャレです。
壁がピンクでしたね～懐かしいです。
子供が「中がピンク！」と驚いてましたから、
当時の驚愕ぶりが想像できます。

地下鉄博物館 美術館・博物館

扇風機もオシャレです。

地下鉄博物館 美術館・博物館

当時の路線図を再現したものがディスプレイされてました。
銀座線と丸ノ内線だけって結構新鮮です。

地下鉄博物館 美術館・博物館

ポイント通過で暗くなる車内に灯る補助灯‥ですが、丸ノ内線で消えた記憶がありません。

地下鉄博物館 美術館・博物館

日本最初の地下鉄車両、東京地下鉄道1001号は「重要文化財」に続き、「機械遺産」にも指定された、いわば鉄道の宝です。

地下鉄博物館 美術館・博物館

90年前としてはとても垢抜けた車両です。
現在の銀座線1000形は、この車両のオマージュですね。

地下鉄博物館 美術館・博物館

トンネル断面を小さくするために、線路の横にもう一本線路を敷き通電するという第三軌条方式が採用されました。茶色のプレートは集電靴（シュー）と呼ばれるもので、パンタグラフと同じ働きをします。

地下鉄博物館 美術館・博物館

リベットの感じがいい味出してます。

地下鉄博物館 美術館・博物館

これがターンスタイルの改札口。

地下鉄博物館 美術館・博物館

当時の男性が乗っているというイメージ展示。

地下鉄博物館 美術館・博物館

つり革が「リコ式」というバネで斜めに上がるようになるものです。
緑のモケットシートといい、当時の最先端を盛り込んでいます。

地下鉄博物館 美術館・博物館

東急の創設者五島慶太が敷設した、渋谷ー新橋間の東京高速鉄道の車両です。
銀座線渋谷駅が東急百貨店東横店３階にあるのは、谷底地形と五島慶太氏に関係があるんですね。
早川氏の地下鉄道と五島氏の高速鉄道はお互いに相入れず、新橋仮駅に高速鉄道は乗り入れました。今でも残っていて、時折公開されますね。

地下鉄博物館 美術館・博物館

紛争の調停後、早川氏は地下鉄道を去ることになりました。
無念だったでしょうね。

地下鉄博物館 美術館・博物館

地下鉄のシールド内の様子。
ワッフル状のコンクリートブロックの模様はワシントンD.C.のメトロを思い出しました。

地下鉄博物館 美術館・博物館

この車両が子供時代に乗った銀座線。
ドアのガラスが大きめ、小さめ、ドアが片開きの車両と寄せ集め感がありました。

地下鉄博物館 美術館・博物館

東西線5000形車両。
これも懐かしい。

地下鉄博物館 美術館・博物館

千代田線6000形。
なんて斬新な前面デザインだと驚きました！
しばらくの間大好きな車両でした。ただ側面が装甲車みたいで段々とフェードアウトしていったような。
中学の近くに湯島駅があり、学校帰りに新御茶ノ水駅までコッソリと時々乗ってました。

地下鉄博物館 美術館・博物館

少し前までの銀座線主力車両01形。
一番乗った地下鉄車両だと思います。
ここではシミュレーターとして活躍しています。

地下鉄博物館 美術館・博物館

３路線のシミュレーター。
平日に来ないと体験は難しそうです。
初めての地下鉄博物館を楽しみました。

地下鉄博物館 美術館・博物館

葛西から東西線で大手町乗り換え。
丸ノ内線大手町駅がとてもシックでオサレ空間になってました。

大手町駅 (東京都) 駅

大手町から１駅、淡路町駅下車。
小学校４年生で地元の小学校から転校して、ココ淡路町にあった淡路小学校を卒業しました。

淡路町駅 駅

現在淡路小学校は統合され、昌平小学校になっています。
数年前、小学校は再開発で「ワテラス」というコンプレックスになっています。

唯一、Ｓさんという同級生が併設された高層住宅に居住してます。

御茶ノ水ワテラス ショッピングモール

多分、この辺りが小学校だったと思われます。

御茶ノ水ワテラス ショッピングモール

お昼は後楽園駅近くにあった、インド料理「ダージリン」で。
ランチのカレーセットは￥600とリーズナブル。
数種類あるうちから、バターチキンをナンでいただきます。
65点でしょうか。

ダージリン 春日店 グルメ・レストラン

食後にランチ特価のチャイを発注。
￥150とこれも良心的。濃いめのお茶でパワー回復？
スパイス感薄めでしたが。

ダージリン 春日店 グルメ・レストラン

TOKYO DOME CITYのRoller Coasterは中々凄いドロップ！

東京ドームシティ テーマパーク

野球殿堂博物館に入館（￥600）。
昔々野球体育博物館時代に来たことがあるけれど、実質的には初の訪問です。

野球殿堂博物館 美術館・博物館

今年１/15に平成３０年度殿堂入り４名が発表されました。
松井秀喜さん、金本阪神監督、原辰徳さん、瀧正男氏（中京商業元監督）です。

野球殿堂博物館 美術館・博物館

昭和のスーパースター長嶋茂雄さんのユニフォームなど。

野球殿堂博物館 美術館・博物館

左端ミスタータイガース藤村富美男氏、隣がスタルヒン氏、右から二人目が沢村栄治氏。
オールドレジェンドの皆様。

野球殿堂博物館 美術館・博物館

ユニフォーム左から、佐々木主浩投手、村田兆治投手、中西太選手、山本浩二選手。

野球殿堂博物館 美術館・博物館

上中央は田淵幸一捕手、右隣は張本勲選手（サンモニの喝！のおじさん）。

野球殿堂博物館 美術館・博物館

バット手前からベーブルース、ジャッキーロビンソン（#42ユニフォームを全員が着用する日がメジャーリーグでありますね）、ハンクアーロンです。
新記録と時代を変えた選手たちです。

野球殿堂博物館 美術館・博物館

イチロー選手が日米通算4257安打達成時のユニフォーム。
（マイアミ・マーリンズ）
去就が本当に気になるスーパーレジェンド。

野球殿堂博物館 美術館・博物館

マイク・ピアザ捕手のプロテクターとマスク。野茂英雄投手がロスアンジェルス・ドジャーズ時代にバッテリーを組んでましたね。

野球殿堂博物館 美術館・博物館

1934（昭和９）年に開催された日米野球のポスター。
ベーブルースが来日して、全米チームは全日本チームに１６戦全勝。
大日本東京野球倶楽部（現読売ジャイアンツ）が同年12月に誕生しました。

野球殿堂博物館 美術館・博物館

1938年ハワイ遠征時のビジターユニフォーム。
早稲田大学三好外野手のもの。
彼は1944年9月にグアムで戦死されました。
平和について考えてしまう展示です。

野球殿堂博物館 美術館・博物館

2006年WBC王ジャパン優勝時の決勝戦ナイン（DH制でテン）。
今も現役は、松坂、今江、西岡、川崎、イチロー、青木です。

野球殿堂博物館 美術館・博物館

2009年WBC原ジャパン優勝時の決勝戦ナイン（DH制でテン）。
今も現役は、岩隈、内川、中島、イチロー、青木です。

野球殿堂博物館 美術館・博物館

このレリーフは全て野球殿堂した方々のものです。
平成29年度に故星野仙一氏が殿堂入りされました。
今年1月初めに逝去されましたので、本当に良かったなあと思います。
氏のご冥福をお祈り申し上げます。

野球殿堂博物館 美術館・博物館

ちょっとした？アトラクション。
藤浪、井納など現役６選手の投げる映像に合わせて軽いバット（オモチャ）を振るものです。
私は藤浪投手を対戦しましたが、全く当たらず三振！！
他入場者の対戦も見ましたが、誰もかすりもしませんでした！！
そらそうですね。

野球殿堂博物館 美術館・博物館

旧後楽園球場の客席。確かに左右も前後も小さいものでした。
子供時代の後楽園の客席は木製で濃緑色ペンキ塗装でしたね。
体の小さい子供で何とかというサイズだったと記憶しています。

鉄道と野球、大好きなジャンルの博物館で満足しました。

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