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昔ながらの醸造を行っている小さなワイナリー巡りを終え、興奮冷めやらぬ状態でしたが、続いて宿泊先の宿で密かな試飲を行いました。<br /><br />今回テラヴィでこの宿を選んだ理由が、まさに今回の試飲にありました。今回の宿は自分たちでワインをリリースしている小さなB&amp;Bなのです。ワインやチャチャの製造方法を聞きながら、醸造したてのワインを頂きました。<br /><br />初めての土地なので、見たいワイナリーへ行けるかどうか?リスク対策の意味で予約したB&amp;Bでしたが、いろいろなものがジックリ見れて結構お得でした。<br />

2017年 ジョージア旅行記 12 ワイナリー訪問 6 Milorava's Guest House

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2017/12/04 - 2017/12/12

6位(同エリア17件中)

menhir(メンヒル)

menhir(メンヒル)さん

昔ながらの醸造を行っている小さなワイナリー巡りを終え、興奮冷めやらぬ状態でしたが、続いて宿泊先の宿で密かな試飲を行いました。

今回テラヴィでこの宿を選んだ理由が、まさに今回の試飲にありました。今回の宿は自分たちでワインをリリースしている小さなB&Bなのです。ワインやチャチャの製造方法を聞きながら、醸造したてのワインを頂きました。

初めての土地なので、見たいワイナリーへ行けるかどうか?リスク対策の意味で予約したB&Bでしたが、いろいろなものがジックリ見れて結構お得でした。

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  • テラヴィの中心部から三区画ほど坂を上がったところにある今回の宿。全く情報が無かったのでBooking.comから予約しました。<br /><br />Milorava&#39;s Guest House &amp; Wine Cellar<br /><br />英国でいうとB&Bになりますが、基本は素泊まりの料金です。朝食や夕食のリクエストに対応が可能です。<br /><br />宿は母屋から離れた「離れ」が提供されました。大抵は母屋の二階などが提供されるのですが、別棟なのはすごくお得ですね。<br /><br />一泊30GEL。このあたりの相場にしては少々高めです。というのも、この宿は自家製のワインを作っていることが売り物の宿。ちょっと付加価値が付いていますね。<br /><br />老夫婦と娘さんが運営しています。但し日中は老夫婦のみ。英語が全く通じないのでかなりコミュニケーションが大変です。それもまた楽しいのですけどね。

    テラヴィの中心部から三区画ほど坂を上がったところにある今回の宿。全く情報が無かったのでBooking.comから予約しました。

    Milorava's Guest House & Wine Cellar

    英国でいうとB&Bになりますが、基本は素泊まりの料金です。朝食や夕食のリクエストに対応が可能です。

    宿は母屋から離れた「離れ」が提供されました。大抵は母屋の二階などが提供されるのですが、別棟なのはすごくお得ですね。

    一泊30GEL。このあたりの相場にしては少々高めです。というのも、この宿は自家製のワインを作っていることが売り物の宿。ちょっと付加価値が付いていますね。

    老夫婦と娘さんが運営しています。但し日中は老夫婦のみ。英語が全く通じないのでかなりコミュニケーションが大変です。それもまた楽しいのですけどね。

  • 家の脇にぶどう棚が有りました。自家製ワインはこのブドウで造られるようです。<br /><br />ぶどう棚の奥に見える三角屋根の建物が今回の宿泊場所です。このB&Bは離れを一棟丸々宿泊場所に貸しています。一人旅というよりグループでの旅に適した宿泊先ですね。

    家の脇にぶどう棚が有りました。自家製ワインはこのブドウで造られるようです。

    ぶどう棚の奥に見える三角屋根の建物が今回の宿泊場所です。このB&Bは離れを一棟丸々宿泊場所に貸しています。一人旅というよりグループでの旅に適した宿泊先ですね。

  • 宿泊用の建物に入ると、まず共同で利用するリビングがあります。引き出すとベッドになるソファーとリビングテーブルが用意されています。<br /><br />正面左側が今回の宿泊部屋。リビングとは鍵で仕切られていのでセキュリティは大丈夫です。<br /><br />リビングの右側には2階へ上がる階段があり、2階には計4名が宿泊できるスペースが有りました。この建物1棟貸切ると7~8名は宿泊できそうでした。集団で宿泊する場合はぜひお越しください。

    宿泊用の建物に入ると、まず共同で利用するリビングがあります。引き出すとベッドになるソファーとリビングテーブルが用意されています。

    正面左側が今回の宿泊部屋。リビングとは鍵で仕切られていのでセキュリティは大丈夫です。

    リビングの右側には2階へ上がる階段があり、2階には計4名が宿泊できるスペースが有りました。この建物1棟貸切ると7~8名は宿泊できそうでした。集団で宿泊する場合はぜひお越しください。

  • リビングの脇に小さなキッチンスペースが有ります。お湯などを沸かすことができますが、フライパンなどのキッチン器具はありませんでした。残念ながら、レンジのようなものも準備されていません。本格的に調理するとなると、結構厳しいです。<br /><br />紅茶のパックが常設されていたので、紅茶は飲み放題でした。

    リビングの脇に小さなキッチンスペースが有ります。お湯などを沸かすことができますが、フライパンなどのキッチン器具はありませんでした。残念ながら、レンジのようなものも準備されていません。本格的に調理するとなると、結構厳しいです。

    紅茶のパックが常設されていたので、紅茶は飲み放題でした。

  • リビングの奥にあるのが今回宿泊した部屋。小さいですがきれいで過ごしやすかったです。ツインベッドを一人で使用しました。

    リビングの奥にあるのが今回宿泊した部屋。小さいですがきれいで過ごしやすかったです。ツインベッドを一人で使用しました。

  • 部屋の奥にはトイレとシャワーが有りました。シャワーはお湯が出ます。

    部屋の奥にはトイレとシャワーが有りました。シャワーはお湯が出ます。

  • 宿泊棟の脇には醸造施設が有ります。

    宿泊棟の脇には醸造施設が有ります。

  • 昨日庭から摘み取ったぶどうが置かれていました。既に今年の醸造は終えているので、このぶどうたちはチャチャという蒸留酒に使われるようです。

    昨日庭から摘み取ったぶどうが置かれていました。既に今年の醸造は終えているので、このぶどうたちはチャチャという蒸留酒に使われるようです。

  • 建物の中にはクヴェヴリが沢山土に埋まっていました。この建物は数年前に新しくしたようで、とてもきれいでした。

    建物の中にはクヴェヴリが沢山土に埋まっていました。この建物は数年前に新しくしたようで、とてもきれいでした。

  • いろいろなサイズのクヴェヴリが有ります。この家で作られるワインはすべてクヴェヴリで醗酵させるそうです。

    いろいろなサイズのクヴェヴリが有ります。この家で作られるワインはすべてクヴェヴリで醗酵させるそうです。

  • 土で蓋をされているクヴェヴリもありました。春に開けるとのこと。クヴェヴリでの貯蔵は長期行われません。長期に熟成させても、短期に熟成させても味の変化は小さいようです。

    土で蓋をされているクヴェヴリもありました。春に開けるとのこと。クヴェヴリでの貯蔵は長期行われません。長期に熟成させても、短期に熟成させても味の変化は小さいようです。

  • こちらがぶどうのカスを沸騰させて作る蒸留酒チャチャの道具。小さいながらも効率良く蒸留できる仕掛けになっています。この地方ではチャチャは日常的な飲み物のようで、このような蒸留器を沢山見かけました。

    こちらがぶどうのカスを沸騰させて作る蒸留酒チャチャの道具。小さいながらも効率良く蒸留できる仕掛けになっています。この地方ではチャチャは日常的な飲み物のようで、このような蒸留器を沢山見かけました。

  • 壁にはさまざまな言語で感謝の言葉が書かれていました。全世界からこの宿泊先のワインを求めて宿泊していることが分かります。

    壁にはさまざまな言語で感謝の言葉が書かれていました。全世界からこの宿泊先のワインを求めて宿泊していることが分かります。

  • 大小合わせて10個ほどのクヴェヴリが有りました。実に楽しい光景です。

    大小合わせて10個ほどのクヴェヴリが有りました。実に楽しい光景です。

  • 折角だから内緒の酒を試飲させてあげるよ、と私を母屋の地下倉庫へ案内してくれました。<br /><br />試飲はこの宿のオプション料金となっており、宿泊代とは別に料金で15GELかかります。今回は未払いだったのですが、特別に飲ませて頂けるようです。ラッキー。

    折角だから内緒の酒を試飲させてあげるよ、と私を母屋の地下倉庫へ案内してくれました。

    試飲はこの宿のオプション料金となっており、宿泊代とは別に料金で15GELかかります。今回は未払いだったのですが、特別に飲ませて頂けるようです。ラッキー。

  • 母屋の地下が貯蔵施設になっていました。

    母屋の地下が貯蔵施設になっていました。

  • 特に瓶熟させている訳ではないのですが、他のワイナリーの古いワインが無造作に置かれていました。ちょっとだけ頂きましたが、いずれも素敵なオレンジ色のワインでした。

    特に瓶熟させている訳ではないのですが、他のワイナリーの古いワインが無造作に置かれていました。ちょっとだけ頂きましたが、いずれも素敵なオレンジ色のワインでした。

  • その奥に宿オリジナルのワインが貯蔵されていました。今年作ったワインです。販売目的ではないので、大量生産はしていません。

    その奥に宿オリジナルのワインが貯蔵されていました。今年作ったワインです。販売目的ではないので、大量生産はしていません。

  • きれいに並べられています。これは白ワインです。

    きれいに並べられています。これは白ワインです。

  • この宿で作られているのは全部で4種類。右から<br />16年Trio<br />15年Rkatsiteli<br />16年Saperavi<br />15年Montepulciano<br /><br />今回は右2つの白を試飲しました<br />共に Dry Amber wine と記述があるようにオレンジ色のワインです。

    この宿で作られているのは全部で4種類。右から
    16年Trio
    15年Rkatsiteli
    16年Saperavi
    15年Montepulciano

    今回は右2つの白を試飲しました
    共に Dry Amber wine と記述があるようにオレンジ色のワインです。

  • こちらはチャチャ。普通のチャチャとは異なり、様々なハーブが入っています。

    こちらはチャチャ。普通のチャチャとは異なり、様々なハーブが入っています。

  • 良く分からない木のチップのようなものが入っていました。飲ませてもらいましたが独特の味わいです。あまり好きなタイプじゃありませんでした。

    良く分からない木のチップのようなものが入っていました。飲ませてもらいましたが独特の味わいです。あまり好きなタイプじゃありませんでした。

  • ステンレスタンクも常設されていました。

    ステンレスタンクも常設されていました。

  • 楽しい試飲時間はあっと過ぎ去ってしましました。ワイナリーで試飲し、帰って来た宿で再び試飲。ワインに囲まれたテラヴィの旅でした。<br /><br />大きな目的も果たせたので、トビリシへ戻ることにします。

    楽しい試飲時間はあっと過ぎ去ってしましました。ワイナリーで試飲し、帰って来た宿で再び試飲。ワインに囲まれたテラヴィの旅でした。

    大きな目的も果たせたので、トビリシへ戻ることにします。

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