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続いては、テラヴィから東に30キロほど離れた小さな村ムグザニー(Mukuzani)にあるワイナリーを見学します。この村はツアー会社の企画でも立ち寄ることが無く、レンタカーを準備しなければたどりつけない村です。こういう場所へ行けるのも、専用ガイドならではの特典です。<br /><br />この村には数件の小さなワイナリーが有り、昔ながらのワインを作り続けている情報が有ったので、ぜひ訪問したかった場所です。<br /><br />結果的には、この村ではいろいろなことが体験できました。

2017年 ジョージア旅行記 8 ワイナリー訪問 2 Numisi Winery

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2017/12/04 - 2017/12/12

8位(同エリア15件中)

menhir(メンヒル)

menhir(メンヒル)さん

続いては、テラヴィから東に30キロほど離れた小さな村ムグザニー(Mukuzani)にあるワイナリーを見学します。この村はツアー会社の企画でも立ち寄ることが無く、レンタカーを準備しなければたどりつけない村です。こういう場所へ行けるのも、専用ガイドならではの特典です。

この村には数件の小さなワイナリーが有り、昔ながらのワインを作り続けている情報が有ったので、ぜひ訪問したかった場所です。

結果的には、この村ではいろいろなことが体験できました。

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  • ムグザニー(Mukuzani)村は地図にある通り、地図上の東側に見える小さな村です。宿泊場所のテラヴィから1時間程度の距離にある集落です。<br /><br />多分、ツアーでも巡ることが無い村ですが、ここには面白いワイナリがあるのです。

    ムグザニー(Mukuzani)村は地図にある通り、地図上の東側に見える小さな村です。宿泊場所のテラヴィから1時間程度の距離にある集落です。

    多分、ツアーでも巡ることが無い村ですが、ここには面白いワイナリがあるのです。

  • 最初はこの村で一番大きな醸造所へ向かいます。ワイナリーの一角には古い醸造道具や、地域の生活道具なども展示されていましたが、ワイン自体をすべてクヴェヴリで作っている珍しいワイナリーです。<br /><br />Wine Cellar Museum Numisi<br /><br />ここも事前の受け入れなどは行っていないようで、今回のガイドさんが直接交渉して見学させてくれました。施設の中には巨大な試飲テーブルも用意されているので、バスなどのツアーで来るようなお客のみを受けているのかもしれません。<br />

    最初はこの村で一番大きな醸造所へ向かいます。ワイナリーの一角には古い醸造道具や、地域の生活道具なども展示されていましたが、ワイン自体をすべてクヴェヴリで作っている珍しいワイナリーです。

    Wine Cellar Museum Numisi

    ここも事前の受け入れなどは行っていないようで、今回のガイドさんが直接交渉して見学させてくれました。施設の中には巨大な試飲テーブルも用意されているので、バスなどのツアーで来るようなお客のみを受けているのかもしれません。

  • 表には看板がありましたが、中はワイナリーの雰囲気が全くしません。ガイドのマムカさんがズカズカと中に入って行き交渉開始です。<br /><br />先方も突然の訪問で少々驚かれた様子です。こういう時にガイドが同行するありがたさを感じます。

    表には看板がありましたが、中はワイナリーの雰囲気が全くしません。ガイドのマムカさんがズカズカと中に入って行き交渉開始です。

    先方も突然の訪問で少々驚かれた様子です。こういう時にガイドが同行するありがたさを感じます。

  • 建物内部は想像以上に広く、地下階と二階もありました。手前には古い農機具や衣装が所狭しと展示されていました。まあ、この辺りは関心が有るような態度で見学しましたが、本命は奥に広がる貯蔵施設です。

    建物内部は想像以上に広く、地下階と二階もありました。手前には古い農機具や衣装が所狭しと展示されていました。まあ、この辺りは関心が有るような態度で見学しましたが、本命は奥に広がる貯蔵施設です。

  • ここがその貯蔵施設。クヴェヴリが沢山地面に埋まっている醸造場所です。大小様々なサイズのクヴェヴリが有ります。サイズもレイアウトもバラバラなところが面白いですね。

    ここがその貯蔵施設。クヴェヴリが沢山地面に埋まっている醸造場所です。大小様々なサイズのクヴェヴリが有ります。サイズもレイアウトもバラバラなところが面白いですね。

  • 訪問の時期は熟成期間中でした。毎日ピジャージュ(Pigeage)=浮き上がった果実をかき回す作業をしています。そのため、クヴェヴリの上部はすぐに開けられるように、土ではなく石でふたがされていました。

    訪問の時期は熟成期間中でした。毎日ピジャージュ(Pigeage)=浮き上がった果実をかき回す作業をしています。そのため、クヴェヴリの上部はすぐに開けられるように、土ではなく石でふたがされていました。

  • ふたを空けるとこんな感じです。驚くことにアルコール香りは全くしません。

    ふたを空けるとこんな感じです。驚くことにアルコール香りは全くしません。

  • 早速、上澄みの部分を頂きます。直接グラスをクヴェヴリに突っ込んで、液体を飲みます。が、果実部分が相当厚いため、なかなかグラスに注ぐことができません。<br /><br />飲んだ感じは、「苦いオレンジの酒」って感じです。ワインと言えばワインですが、ワインを代表する風味や酸味はありませんでした。荒々しいというか、素朴というか、、、、ちょっと残念。

    早速、上澄みの部分を頂きます。直接グラスをクヴェヴリに突っ込んで、液体を飲みます。が、果実部分が相当厚いため、なかなかグラスに注ぐことができません。

    飲んだ感じは、「苦いオレンジの酒」って感じです。ワインと言えばワインですが、ワインを代表する風味や酸味はありませんでした。荒々しいというか、素朴というか、、、、ちょっと残念。

  • 上に上がっている果実部分を食べてみましたが、当然甘いぶどうの味はしませんでした。

    上に上がっている果実部分を食べてみましたが、当然甘いぶどうの味はしませんでした。

  • 奥の方までクヴェヴリが並びます。どのクヴェヴリも口の周りを土で高く盛り上げ、あふれ出した場合でも対応が簡単なつくりにしています。<br /><br />奥にある青い容器は熟成容器です。普通の農家では木樽などを使う余裕は無いので、クヴェヴリで醗酵を終えたワインはそのままクヴェヴリで熟成させるのではなく、扱いやすい大きな容器へ移して熟成させます。

    奥の方までクヴェヴリが並びます。どのクヴェヴリも口の周りを土で高く盛り上げ、あふれ出した場合でも対応が簡単なつくりにしています。

    奥にある青い容器は熟成容器です。普通の農家では木樽などを使う余裕は無いので、クヴェヴリで醗酵を終えたワインはそのままクヴェヴリで熟成させるのではなく、扱いやすい大きな容器へ移して熟成させます。

  • 周囲には古い醸造器具が並んでいました。<br /><br />これはろ過する装置。まだ現役で稼働中との事。

    周囲には古い醸造器具が並んでいました。

    これはろ過する装置。まだ現役で稼働中との事。

  • ピジャージュする為の棒。先が割れていて、適度に攪拌と混ぜ込みができるものが望ましいらしい。縁起を担いで毎年新しいモノを使うそうです

    ピジャージュする為の棒。先が割れていて、適度に攪拌と混ぜ込みができるものが望ましいらしい。縁起を担いで毎年新しいモノを使うそうです

  • これは香りの良いハーブの枝を束ねたもので、クヴェヴリの中を洗う道具です。既に何回も使われているので、ハーブの香りは感じません。<br /><br />これを持ってクヴェヴリの中に入り、甕の周りをゴリゴリと何回も洗うことで、クヴェヴリが生き返るとの事。「次回訪問の際は、是非洗うことにチャレンジしたい」と述べると、「そりゃ大歓迎だ」と喜ばれました。クヴェブリを洗う行為は重労働のようです。

    これは香りの良いハーブの枝を束ねたもので、クヴェヴリの中を洗う道具です。既に何回も使われているので、ハーブの香りは感じません。

    これを持ってクヴェヴリの中に入り、甕の周りをゴリゴリと何回も洗うことで、クヴェヴリが生き返るとの事。「次回訪問の際は、是非洗うことにチャレンジしたい」と述べると、「そりゃ大歓迎だ」と喜ばれました。クヴェブリを洗う行為は重労働のようです。

  • 日本の竹ほうきのような、どこか懐かしいデザインです。

    日本の竹ほうきのような、どこか懐かしいデザインです。

  • 人が入ることのできない小さなクヴェヴリの場合は、、、、

    人が入ることのできない小さなクヴェヴリの場合は、、、、

  • 木の皮を重ねた専用の櫂を使います。これをクヴェヴリの内側に当てて、ごしごし洗います。クヴェヴリを清掃する時に合わせて訪問したいものです。

    木の皮を重ねた専用の櫂を使います。これをクヴェヴリの内側に当てて、ごしごし洗います。クヴェヴリを清掃する時に合わせて訪問したいものです。

  • 熟成中の甕が沢山有りました。醗酵は終わっているためか、前述の通り、殆どアルコール香がしないことが不思議でなりません。

    熟成中の甕が沢山有りました。醗酵は終わっているためか、前述の通り、殆どアルコール香がしないことが不思議でなりません。

  • これは甕から少し溢れているワインです。果皮を残した状態で熟成させていますね。<br /><br />ビジャージュは毎朝1回実施するそうで、今日はすでに終了とのこと。残念でなりません。

    これは甕から少し溢れているワインです。果皮を残した状態で熟成させていますね。

    ビジャージュは毎朝1回実施するそうで、今日はすでに終了とのこと。残念でなりません。

  • 果皮が占める厚さはクヴェヴリの高さの半分以上らしいです。甕がほぼ果皮で埋め尽くされている状態ですね。

    果皮が占める厚さはクヴェヴリの高さの半分以上らしいです。甕がほぼ果皮で埋め尽くされている状態ですね。

  • 地下室は貯蔵スペースになっていました。上の階から直接降ろす装置も有りました。

    地下室は貯蔵スペースになっていました。上の階から直接降ろす装置も有りました。

  • 詰まれたレンガが美しい文様を描いています。さぞ歴史深い施設なのでしょう。

    詰まれたレンガが美しい文様を描いています。さぞ歴史深い施設なのでしょう。

  • 2階部分へ行くと、、、、

    2階部分へ行くと、、、、

  • 古いテーブルや家具、ラジオなどが所狭しと並んでいました。

    古いテーブルや家具、ラジオなどが所狭しと並んでいました。

  • マニアならクラクラしそうな風景ですが、当方には全くの価値が分かりません。

    マニアならクラクラしそうな風景ですが、当方には全くの価値が分かりません。

  • 隣の建物は巨大な食堂のようで、ビジターを受け入れる大きなテーブルがありました。多分観光バスで来た人々が、全員でここで試飲して行くのでしょう。とても広くて驚きました。

    隣の建物は巨大な食堂のようで、ビジターを受け入れる大きなテーブルがありました。多分観光バスで来た人々が、全員でここで試飲して行くのでしょう。とても広くて驚きました。

  • その奥には、使い終わったぶどうの滓(カス)で造る蒸留酒の設備が残っていました。今でも現役で稼働中のようですが、需要の関係で年一回程度の稼動しか無いそうです。<br /><br />ぶどうのカスからできる蒸留酒はチャチャ(CHACHA)と呼ばれます。

    その奥には、使い終わったぶどうの滓(カス)で造る蒸留酒の設備が残っていました。今でも現役で稼働中のようですが、需要の関係で年一回程度の稼動しか無いそうです。

    ぶどうのカスからできる蒸留酒はチャチャ(CHACHA)と呼ばれます。

  • フランスならグラッパやマーレと呼ばれていますね。但しジョージアのチャチャは度数が高くぶどうの香りはあまり残っていません。従って、日本で言えば乙類焼酎のような単なるアルコールになっています。少し残念ですね。

    フランスならグラッパやマーレと呼ばれていますね。但しジョージアのチャチャは度数が高くぶどうの香りはあまり残っていません。従って、日本で言えば乙類焼酎のような単なるアルコールになっています。少し残念ですね。

  • 言葉は分からずとも大体の意味は通るもので、ジョージア語での説明でもおおよそ分かりました。<br /><br />最後はカラフェに取り分けてもらった赤と白を頂きます。右のワインはオレンジ色ですが、あくまでも白ワインです。<br /><br />さあ、次のワイナリーに行きましょう。

    言葉は分からずとも大体の意味は通るもので、ジョージア語での説明でもおおよそ分かりました。

    最後はカラフェに取り分けてもらった赤と白を頂きます。右のワインはオレンジ色ですが、あくまでも白ワインです。

    さあ、次のワイナリーに行きましょう。

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