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【全7話】4年ぶりとなるヨーロッパの行き先は、ジョージア(旧グルジア)。<br />新型コロナ期間中、頭の中や夢で色々な国を旅することしかできませんでした。コロナ明けにたくさん行きたい国もありましたが、8年程前に「グルジア」から「ジョージア」という国名に変わったということをニュースで知り、以前から関心があったし、ワイン発祥の地と言われていることもずっと気になっていたので。<br />また、ロシアと国境を接しているため、行ける時に行かないと、という気持ちもありました。<br />ポーランド航空利用することになり、往路・復路共トランジットに15時間程度あったため、ワルシャワ観光も十分出来ました。<br />今回の旅行は夫婦で行ってきました。<br />歴史的な建造物や大自然を実際に目にして感動したことは勿論ですが、現地の人達との触れ合いもとても心に残る旅でした。<br />これからジョージアやポーランドに行かれる方、行ってみようかなと思っている方の少しでもお役に立つ情報が提供できれば幸いです。<br />※特にジョージアの旅行、個人旅行の場合、最新の情報を入手するのが難しいこともあろうかと思いますので。

ジョージア周遊&ポーランド(ワルシャワ)旅⑤カヘティ地方@テラヴィ【全7話】

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2023/09/25 - 2023/10/05

14位(同エリア17件中)

シンちゃん

シンちゃんさん

【全7話】4年ぶりとなるヨーロッパの行き先は、ジョージア(旧グルジア)。
新型コロナ期間中、頭の中や夢で色々な国を旅することしかできませんでした。コロナ明けにたくさん行きたい国もありましたが、8年程前に「グルジア」から「ジョージア」という国名に変わったということをニュースで知り、以前から関心があったし、ワイン発祥の地と言われていることもずっと気になっていたので。
また、ロシアと国境を接しているため、行ける時に行かないと、という気持ちもありました。
ポーランド航空利用することになり、往路・復路共トランジットに15時間程度あったため、ワルシャワ観光も十分出来ました。
今回の旅行は夫婦で行ってきました。
歴史的な建造物や大自然を実際に目にして感動したことは勿論ですが、現地の人達との触れ合いもとても心に残る旅でした。
これからジョージアやポーランドに行かれる方、行ってみようかなと思っている方の少しでもお役に立つ情報が提供できれば幸いです。
※特にジョージアの旅行、個人旅行の場合、最新の情報を入手するのが難しいこともあろうかと思いますので。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
航空会社
LOTポーランド航空
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
ブッキングドットコム

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  • 早朝、トビリシの自由広場に近くの宿に大きな荷物を預けて、2泊分の荷物だけを持って出発。<br />今日からはカヘティ地方での旅を予定している。ジョージアに来た目的の一つでもあるジョージアワイン、ワイナリーでの体験を楽しむためです。

    早朝、トビリシの自由広場に近くの宿に大きな荷物を預けて、2泊分の荷物だけを持って出発。
    今日からはカヘティ地方での旅を予定している。ジョージアに来た目的の一つでもあるジョージアワイン、ワイナリーでの体験を楽しむためです。

  • ジョージア東部のカヘティ州の州都であるテラヴィに向かいます。<br />トビリシのオルチャタラ・バスステーションからテラヴィ行きのマルシュルートカが出てきます。<br />地下鉄のリバティ スクエア駅からイサニ駅へ向かいます。イサニ駅までの途中で温泉の香り(硫黄臭)がしました。トビリシの温泉街近くを通っているからだと思います。<br />イサニ駅を降りて出口から対角線に横断歩道を渡り路線バスに乗りました(371番)。バス代はクレカを車内の機械にかざしてピっ!バスステーション近くまで行くバス路線は複数あるようです。約10分でオルチャタラ・バスステーションの停留所に到着。<br />テラヴィ行きのマルシュルートカはすぐ見つかりました。1時間おき位で出発するようです。15ラリ/人(すみません、値段メモ忘れで記憶が確かであれば)。<br />私達の利用したバンはバクルツィへ経由のルートでした。トビリシ国際空港の近くの国道も通っています。距離的にはゴンボリ峠経由の方が近道です。バクルツィへで降車する人が多かったです。シグナギにも15kmと近く、他の街村に行く場合、乗り換えの起点になる感じでした。

    ジョージア東部のカヘティ州の州都であるテラヴィに向かいます。
    トビリシのオルチャタラ・バスステーションからテラヴィ行きのマルシュルートカが出てきます。
    地下鉄のリバティ スクエア駅からイサニ駅へ向かいます。イサニ駅までの途中で温泉の香り(硫黄臭)がしました。トビリシの温泉街近くを通っているからだと思います。
    イサニ駅を降りて出口から対角線に横断歩道を渡り路線バスに乗りました(371番)。バス代はクレカを車内の機械にかざしてピっ!バスステーション近くまで行くバス路線は複数あるようです。約10分でオルチャタラ・バスステーションの停留所に到着。
    テラヴィ行きのマルシュルートカはすぐ見つかりました。1時間おき位で出発するようです。15ラリ/人(すみません、値段メモ忘れで記憶が確かであれば)。
    私達の利用したバンはバクルツィへ経由のルートでした。トビリシ国際空港の近くの国道も通っています。距離的にはゴンボリ峠経由の方が近道です。バクルツィへで降車する人が多かったです。シグナギにも15kmと近く、他の街村に行く場合、乗り換えの起点になる感じでした。

    リバティ スクエア駅

  • テラヴィには3時間程で到着。バスターミナルは小さく、市場に囲まれています。<br />トビリシとは異なりタクシー運転手の客引きはほとんど受けませんでした。<br />明日、同じくカヘティ地方のクヴァレリに移動するため、事前にマルシュルートカの出発時間を調べておくことに。クヴァレリ行きの運転手さんに聞いたところ13時と分かったので、ティラヴィでの観光を計画することにした。<br />まず、宿に向かった。ジョージアワイン造りをしているゲストハウスの「Milorava&#39;s Guest House &amp; Wine Cellar」。

    テラヴィには3時間程で到着。バスターミナルは小さく、市場に囲まれています。
    トビリシとは異なりタクシー運転手の客引きはほとんど受けませんでした。
    明日、同じくカヘティ地方のクヴァレリに移動するため、事前にマルシュルートカの出発時間を調べておくことに。クヴァレリ行きの運転手さんに聞いたところ13時と分かったので、ティラヴィでの観光を計画することにした。
    まず、宿に向かった。ジョージアワイン造りをしているゲストハウスの「Milorava's Guest House & Wine Cellar」。

  • オーナーのご夫妻が笑顔で歓迎してくれました。<br />木の温かみのある調度品やお部屋でした。

    オーナーのご夫妻が笑顔で歓迎してくれました。
    木の温かみのある調度品やお部屋でした。

  • 2階からの眺めも素敵です。ご家族の家、ワイン蔵(ジョージアでは「マラニ」と呼ばれている)と同じ敷地内にゲストハウスがあります。葡萄の収穫直後だったようです。<br />

    2階からの眺めも素敵です。ご家族の家、ワイン蔵(ジョージアでは「マラニ」と呼ばれている)と同じ敷地内にゲストハウスがあります。葡萄の収穫直後だったようです。

  • ジョージアワイン造りをオーナーご主人に説明してもらいました。<br />マラニは、クヴェヴリという取手のない卵形の大きな土器がいくつも地中に埋められている場所です。伝統的なジョージアワインはクヴェヴリで発酵・貯蔵・熟成して作られています。発酵中のワインを毎日長い木の棒でかくはんするのですが実際に体験させてもらいました。美味しいワインになるまでに多くの労力が必要だということがわかりました。

    ジョージアワイン造りをオーナーご主人に説明してもらいました。
    マラニは、クヴェヴリという取手のない卵形の大きな土器がいくつも地中に埋められている場所です。伝統的なジョージアワインはクヴェヴリで発酵・貯蔵・熟成して作られています。発酵中のワインを毎日長い木の棒でかくはんするのですが実際に体験させてもらいました。美味しいワインになるまでに多くの労力が必要だということがわかりました。

  • こちらのワインはジョージア国内や海外から何度も表彰されています。また壁にはこちらのマラニを訪れた人々のサインがありました。

    こちらのワインはジョージア国内や海外から何度も表彰されています。また壁にはこちらのマラニを訪れた人々のサインがありました。

  • ワインのボトル4本+チャチャ、チーズ類、パン、ジャム、オリーブ、チュルチヘラ(葡萄ジュースを固めて作られたジョージアを代表する伝統菓子)等、テーブルに用意していただきました(100ラリ/人)。<br />少しお値段しましたが、軽めの夕食がわりになりました。<br />ジョージアの市場で吊るされて売られていたチュルチヘラを初めて食べました。ナッツ、くるみが入って固められています。ヌガー入りチョコレートバーに似たような食感と味で、私達は気に入りました。

    ワインのボトル4本+チャチャ、チーズ類、パン、ジャム、オリーブ、チュルチヘラ(葡萄ジュースを固めて作られたジョージアを代表する伝統菓子)等、テーブルに用意していただきました(100ラリ/人)。
    少しお値段しましたが、軽めの夕食がわりになりました。
    ジョージアの市場で吊るされて売られていたチュルチヘラを初めて食べました。ナッツ、くるみが入って固められています。ヌガー入りチョコレートバーに似たような食感と味で、私達は気に入りました。

  • クヴェヴリの白ワインは琥珀色が美しいです。<br />白ワインと同様に、オレンジワインとかアンバーワインと呼ばれていました。<br />この写真のワインは、ジョージア全土で作られている葡萄「ルカツィテリ種」とカヘティ地方土着の葡萄「ムツヴァネ・カフリ種」で作られたワインです。<br />アプリコット、オレンジ、ドライフルーツの香りがフワッとするのですが、軽めのワインではなくタンニンもしっかり感じるワインでした。

    イチオシ

    地図を見る

    クヴェヴリの白ワインは琥珀色が美しいです。
    白ワインと同様に、オレンジワインとかアンバーワインと呼ばれていました。
    この写真のワインは、ジョージア全土で作られている葡萄「ルカツィテリ種」とカヘティ地方土着の葡萄「ムツヴァネ・カフリ種」で作られたワインです。
    アプリコット、オレンジ、ドライフルーツの香りがフワッとするのですが、軽めのワインではなくタンニンもしっかり感じるワインでした。

  • チャチャもこのマラニ独自の製法で作られていました。茶色の色が付いていました。ハーブ等を加えて貯蔵されていました。<br />テイスティングというより、しっかりと飲み会のようになってきました。宿のオーナー夫人が同席して解説してくれました。<br />今回の旅の予定、今までの旅行の話、日本のワインついて、、、いろいろ拙い英語ではありましたが、お話しも出来て楽しい時間でした。

    チャチャもこのマラニ独自の製法で作られていました。茶色の色が付いていました。ハーブ等を加えて貯蔵されていました。
    テイスティングというより、しっかりと飲み会のようになってきました。宿のオーナー夫人が同席して解説してくれました。
    今回の旅の予定、今までの旅行の話、日本のワインついて、、、いろいろ拙い英語ではありましたが、お話しも出来て楽しい時間でした。

  • ジョージアワイン(グルジアワイン)は8千年の歴史がある世界最古のワインと言われています。<br />この宿に泊まった記念に、このマラニで造られたワインを購入しました(40ラリ)。

    ジョージアワイン(グルジアワイン)は8千年の歴史がある世界最古のワインと言われています。
    この宿に泊まった記念に、このマラニで造られたワインを購入しました(40ラリ)。

  • マラニ内の壁にサインしてきました。

    マラニ内の壁にサインしてきました。

  • クヴァレリ行きのバスが出発する13時までの時間をテラヴィ観光に当てました。

    クヴァレリ行きのバスが出発する13時までの時間をテラヴィ観光に当てました。

  • テラヴィの歴史博物館がバトン城の中庭にありました(7ラリ/人)。

    テラヴィの歴史博物館がバトン城の中庭にありました(7ラリ/人)。

  • カヘティ王エレクレ2世の記念宮殿。<br />煌びやかというより質素で整然としたお住まいだったことがわかりました。

    カヘティ王エレクレ2世の記念宮殿。
    煌びやかというより質素で整然としたお住まいだったことがわかりました。

  • 外廊下

    外廊下

  • 宮廷教会

    宮廷教会

  • バトン城の城壁近くにあったジョージア料理店「Kapiloni」でランチをとりました。<br />中庭も植物が多く素敵なお店でした。

    バトン城の城壁近くにあったジョージア料理店「Kapiloni」でランチをとりました。
    中庭も植物が多く素敵なお店でした。

  • トマトときゅうりのサラダ

    トマトときゅうりのサラダ

  • ハルチョー(牛肉のハーブ・トマト煮スープ)。

    ハルチョー(牛肉のハーブ・トマト煮スープ)。

  • マッシュルームのオジャフリ。<br />マトンのオジャフリを頼もうとしたのですがマトンがないということでオーダー変更しました。肉ではないオジャフリもジャガイモや玉ねぎなどの具材も多く満足感はありました。

    マッシュルームのオジャフリ。
    マトンのオジャフリを頼もうとしたのですがマトンがないということでオーダー変更しました。肉ではないオジャフリもジャガイモや玉ねぎなどの具材も多く満足感はありました。

  • ビールジョッキ、レモネード(瓶)。<br />料理と飲み物含めて、42.90ラリでした。お昼に丁度の量でした。<br />味付けも美味しくて、2千円弱ですのでお手頃でした。<br />歩いて、テラヴィのバスターミナルに行き、昨日バスの発車時刻を教えてくれたマルシュルートカの運転手を見つけて、テラヴィを出発しました。<br /><br />★「⑥カヘティ地方@クヴァレリ」編を続けてご覧ください。

    ビールジョッキ、レモネード(瓶)。
    料理と飲み物含めて、42.90ラリでした。お昼に丁度の量でした。
    味付けも美味しくて、2千円弱ですのでお手頃でした。
    歩いて、テラヴィのバスターミナルに行き、昨日バスの発車時刻を教えてくれたマルシュルートカの運転手を見つけて、テラヴィを出発しました。

    ★「⑥カヘティ地方@クヴァレリ」編を続けてご覧ください。

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