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10月8日日曜日、旅行4日目。<br /><br /> ナルヴァの町を観光しています。

2017-10月 東部エストニア 22 Narva③ Narva Linnus(ナルヴァ城)

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2017/10/05 - 2017/10/11

8位(同エリア26件中)

旅行記グループ 2017-10 東部エストニア 後半

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30

binchanさん

10月8日日曜日、旅行4日目。

 ナルヴァの町を観光しています。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  •  9:56、ナルヴァ城へとやってきました。<br /> 前の旅行記に載せたナルヴァ城塞の見取り図で12番です。お堀のようなところがテニスコートになってました。

     9:56、ナルヴァ城へとやってきました。
     前の旅行記に載せたナルヴァ城塞の見取り図で12番です。お堀のようなところがテニスコートになってました。

  •  Kristlasvall(Christians)稜堡(bastion)、図の9番。<br />

     Kristlasvall(Christians)稜堡(bastion)、図の9番。

  •  ダールベルグよりも前の時代の旧城塞の稜堡です。<br /> HPの記載では1583~85年に建造されたとありますが、この説明板では1630年代となっています。修復されたのもHPでは1970年代、ここでは1980年代。違うものなのかな?でも場所とか一緒なんですよね。

     ダールベルグよりも前の時代の旧城塞の稜堡です。
     HPの記載では1583~85年に建造されたとありますが、この説明板では1630年代となっています。修復されたのもHPでは1970年代、ここでは1980年代。違うものなのかな?でも場所とか一緒なんですよね。

  •  左の壁がKristlasvall稜堡の壁。突当りと右の壁はダールベルグの造ったFortuna稜堡のもの。

     左の壁がKristlasvall稜堡の壁。突当りと右の壁はダールベルグの造ったFortuna稜堡のもの。

  •  突当りの城壁に登ってみました。奥に見えるオブジェはpulmapuu(結婚式の樹)というらしい。

     突当りの城壁に登ってみました。奥に見えるオブジェはpulmapuu(結婚式の樹)というらしい。

  •  城壁からの眺め。さっき歩いて登ってきた小道が見えます。

     城壁からの眺め。さっき歩いて登ってきた小道が見えます。

  •  城壁の石積みは石灰岩。

     城壁の石積みは石灰岩。

  •  では城に入ります。<br /> 城門は2か所ありこちらは旧城門(old gate)。

     では城に入ります。
     城門は2か所ありこちらは旧城門(old gate)。

  •  ナルヴァ城はエストニア語でNarva linnusあるいは塔の名前からHermanni linnusとも呼ばれます。<br />

     ナルヴァ城はエストニア語でNarva linnusあるいは塔の名前からHermanni linnusとも呼ばれます。

  •  禁止事項。

     禁止事項。

  •  13世紀にデンマークによって造られた木造の砦が最初で、その後14世紀にHermann塔など現在の城の原型となるものが建てられました。ナルヴァの交易の要衝になればそれを狙う外敵が現れます。東のロシア勢力と西のヨーロッパ勢力が何世紀にもわたって戦ってきました。<br /> そんな昔からロシアとヨーロッパはせめぎ合ってたんだなあ、とも思えますが、その前だって何千年とこの地には人が住んでいたわけで、そのころは仲良かったのかも。12世紀に初めて北方十字軍がエストニアに攻め入った際は、後でロシア軍と一緒に仕返しに行ったという記録もあるらしい。

     13世紀にデンマークによって造られた木造の砦が最初で、その後14世紀にHermann塔など現在の城の原型となるものが建てられました。ナルヴァの交易の要衝になればそれを狙う外敵が現れます。東のロシア勢力と西のヨーロッパ勢力が何世紀にもわたって戦ってきました。
     そんな昔からロシアとヨーロッパはせめぎ合ってたんだなあ、とも思えますが、その前だって何千年とこの地には人が住んでいたわけで、そのころは仲良かったのかも。12世紀に初めて北方十字軍がエストニアに攻め入った際は、後でロシア軍と一緒に仕返しに行ったという記録もあるらしい。

  •  一際高い塔がHerman塔。このお城も1944年の空爆で破壊されているので、これらの建物は戦後再建されたものです。

     一際高い塔がHerman塔。このお城も1944年の空爆で破壊されているので、これらの建物は戦後再建されたものです。

    ナルヴァ城 史跡・遺跡

  •  rondel(roundel:砲兵塔)<br /> Kristlasvall稜堡の南西角にあります。中世のお城の角にある丸い低い塔。

     rondel(roundel:砲兵塔)
     Kristlasvall稜堡の南西角にあります。中世のお城の角にある丸い低い塔。

  •  降りて行けるようですが、この時はなぜか行ってみなかった。何かほかに気をとられていたのでしょうか。奥に見える城壁の上も登れたのに、なぜか行くのを忘れていた。

     降りて行けるようですが、この時はなぜか行ってみなかった。何かほかに気をとられていたのでしょうか。奥に見える城壁の上も登れたのに、なぜか行くのを忘れていた。

  •  下は、武器をメンテナンスする鍛冶場跡らしいです。

     下は、武器をメンテナンスする鍛冶場跡らしいです。

  •  これに気を取られていたのかなあ。<br /> なんの説明もないのでいつの大砲かわかりません。

     これに気を取られていたのかなあ。
     なんの説明もないのでいつの大砲かわかりません。

  •  イヴァンゴロド城を狙ってる?

     イヴァンゴロド城を狙ってる?

  •  イヴァンゴロド城が見えます。<br /> あの三角屋根の塔もroundelの一種だと思います。あんなに近くに見えるのに、ロシアのヴィザがないと行けないんですよね。

     イヴァンゴロド城が見えます。
     あの三角屋根の塔もroundelの一種だと思います。あんなに近くに見えるのに、ロシアのヴィザがないと行けないんですよね。

  •  中ほどの高い壁が、先ほど下から見たSpes。その向こうにイヴァンゴロド城。実際イヴァンゴロド城を狙うなら、あの上から大砲撃つでしょうね。

     中ほどの高い壁が、先ほど下から見たSpes。その向こうにイヴァンゴロド城。実際イヴァンゴロド城を狙うなら、あの上から大砲撃つでしょうね。

  •  south tower of the castle(南の塔)跡。<br /> 17世紀前半にはあったようです。

     south tower of the castle(南の塔)跡。
     17世紀前半にはあったようです。

  •  Spesの壁。防衛力大!

     Spesの壁。防衛力大!

  •  鐘が置いてあります。刻んである文字がキリル文字なのでロシア時代のものかな。1704年にピョートル大帝がナルヴァを攻略してから、200年以上にわたってロシア帝国の支配下でした。

     鐘が置いてあります。刻んである文字がキリル文字なのでロシア時代のものかな。1704年にピョートル大帝がナルヴァを攻略してから、200年以上にわたってロシア帝国の支配下でした。

  •  建物の外に石板が展示されていました。説明も何もないので何に使ったものかはわかりません。<br /> 四角い形で、文字と飾りが彫られています。

     建物の外に石板が展示されていました。説明も何もないので何に使ったものかはわかりません。
     四角い形で、文字と飾りが彫られています。

  •  1944年の空爆で破壊されこうなったのか、それ以前に捨てられていたものが発掘されたのか…。

     1944年の空爆で破壊されこうなったのか、それ以前に捨てられていたものが発掘されたのか…。

  •  全くわからないのですが、大きさからするとお墓の蓋かなあ?

     全くわからないのですが、大きさからするとお墓の蓋かなあ?

  •  カール・フォン・リンネの庭。<br /> スウェーデンの有名な植物分類学者。特にナルヴァに縁があるわけではないようです。

     カール・フォン・リンネの庭。
     スウェーデンの有名な植物分類学者。特にナルヴァに縁があるわけではないようです。

  •  野菜や花が育てられていました。

     野菜や花が育てられていました。

  •  Northern yard(北側の中庭)への門は閉鎖されていました。どうやら中庭そのものがこのとき公開されていなかった模様。<br />http://narvamuuseum.ee/eng/northern-yard/<br /> こういう雰囲気を期待していたのに残念。

     Northern yard(北側の中庭)への門は閉鎖されていました。どうやら中庭そのものがこのとき公開されていなかった模様。
    http://narvamuuseum.ee/eng/northern-yard/
     こういう雰囲気を期待していたのに残念。

  •  こちらが入口。お城の建物の中はナルヴァ博物館となっています。

     こちらが入口。お城の建物の中はナルヴァ博物館となっています。

  •  1944年のソ連による空爆で破壊されたナルヴァ城ですが、1970年代から復元が始まりました。このプレートは1987年に復元が終わったことを記念しているようですが、ナルヴァ城、城塞の修復は今もコツコツ続けられています。<br /><br /> 次は内部を見学します。

     1944年のソ連による空爆で破壊されたナルヴァ城ですが、1970年代から復元が始まりました。このプレートは1987年に復元が終わったことを記念しているようですが、ナルヴァ城、城塞の修復は今もコツコツ続けられています。

     次は内部を見学します。

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