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10月7日土曜日、旅行3日目。<br /><br /> 半日かけて見学した鉱山博物館。それでも十分な時間だったとはいえませんが…。<br /> 今回この博物館を見学し、オイルシェールがいかに長いスパンでエストニア工業を支えていたのかがわかりました。鉱山で採掘した燃料なんて時代遅れな感じがしていましたが、エストニアのオイルシェールは現役バリバリのエネルギー資源なのです。

2017-10月 東部エストニア 17 Kaevandusmuuseum(鉱山博物館) その4

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2017/10/05 - 2017/10/11

813位(同エリア1684件中)

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32

binchanさん

10月7日土曜日、旅行3日目。

 半日かけて見学した鉱山博物館。それでも十分な時間だったとはいえませんが…。
 今回この博物館を見学し、オイルシェールがいかに長いスパンでエストニア工業を支えていたのかがわかりました。鉱山で採掘した燃料なんて時代遅れな感じがしていましたが、エストニアのオイルシェールは現役バリバリのエネルギー資源なのです。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  •  13:48、室内展示を見終えて、再び屋外に出ました。<br /><br /> 複合作業場の建物のそばに、廃棄物の石灰岩を積み上げた小山がありました。そのふもとに大きなショベルのバケット。

     13:48、室内展示を見終えて、再び屋外に出ました。

     複合作業場の建物のそばに、廃棄物の石灰岩を積み上げた小山がありました。そのふもとに大きなショベルのバケット。

  •  これで石灰岩をガバッとすくって小山に積み上げたんでしょう。<br /> 比較するものがなくてわかりづらいと思いますが、私が中に入って手を伸ばしても上に手が届かないくらい大きいです。

     これで石灰岩をガバッとすくって小山に積み上げたんでしょう。
     比較するものがなくてわかりづらいと思いますが、私が中に入って手を伸ばしても上に手が届かないくらい大きいです。

  •  大きなブルドーザーも。

     大きなブルドーザーも。

  •  園内の見取り図。<br /> 上の2つの写真の場所はP1の上あたり。

     園内の見取り図。
     上の2つの写真の場所はP1の上あたり。

  •  ブルドーザー車庫(見取り図では番号なし、P2の左上にある建物)

     ブルドーザー車庫(見取り図では番号なし、P2の左上にある建物)

  •  氷点下25度にもなる屋外で車両をメンテナンスするのは大変なこと。この車庫の建設によって便利になったようです。ただ、ジャンクの石灰岩を廃棄場所の小山に運ぶには回り道や鉄路の横断が必要で、それが難点だったとのこと。ほかに名物責任者のエピソードなどが書かれています。<br /><br /> 最後の段落に「濃い紅茶を飲んだある技師がカフェインの副作用でクレーンから首をつった(幸い助かったけれど)」とありますが、カフェインにそんな副作用があるんでしょうか。それとも私の解釈違い?

     氷点下25度にもなる屋外で車両をメンテナンスするのは大変なこと。この車庫の建設によって便利になったようです。ただ、ジャンクの石灰岩を廃棄場所の小山に運ぶには回り道や鉄路の横断が必要で、それが難点だったとのこと。ほかに名物責任者のエピソードなどが書かれています。

     最後の段落に「濃い紅茶を飲んだある技師がカフェインの副作用でクレーンから首をつった(幸い助かったけれど)」とありますが、カフェインにそんな副作用があるんでしょうか。それとも私の解釈違い?

  •  車庫と思われる建物。看板からは結構遠いのですが、これ以外近くに建物がなかった。

     車庫と思われる建物。看板からは結構遠いのですが、これ以外近くに建物がなかった。

  •  露天掘り用ホッパー(見取り図に番号なし、左下あたり)<br /> 看板の向こうにある低い屋根は、先ほどガイドツアーで行った坑道の入口。そこで露天掘りしていたということ?この先には何もなさそうだったけど…。ホッパー(鉱石をコンベアや貨車に積むための装置)がどこにあるのかもわからなかった。

     露天掘り用ホッパー(見取り図に番号なし、左下あたり)
     看板の向こうにある低い屋根は、先ほどガイドツアーで行った坑道の入口。そこで露天掘りしていたということ?この先には何もなさそうだったけど…。ホッパー(鉱石をコンベアや貨車に積むための装置)がどこにあるのかもわからなかった。

  •  地下と露店とで掘り出された鉱石はメインホッパーへと入れられる。冬には原料が凍り付く危険があるため、露店で掘られてた生産物専用に別のホッパーが作られた。ホッパーの壁は石灰岩で、容量は60平方メートル。このホッパーは出来が悪く、冬には、傾斜部分が寒さに晒されコンベアーの動きが滞るのを避けるため、ホッパーの三分の一を常に満たしておく必要があった。さもなければホッパーの中の鉱石が固まり凍り付いてしまうのだ。<br /><br /> この看板はその役立たずの露天掘り専用ホッパーの説明だってことだと思うのですが、ピンときません。実物を発見できればちょっとは何か分かったかも。

     地下と露店とで掘り出された鉱石はメインホッパーへと入れられる。冬には原料が凍り付く危険があるため、露店で掘られてた生産物専用に別のホッパーが作られた。ホッパーの壁は石灰岩で、容量は60平方メートル。このホッパーは出来が悪く、冬には、傾斜部分が寒さに晒されコンベアーの動きが滞るのを避けるため、ホッパーの三分の一を常に満たしておく必要があった。さもなければホッパーの中の鉱石が固まり凍り付いてしまうのだ。

     この看板はその役立たずの露天掘り専用ホッパーの説明だってことだと思うのですが、ピンときません。実物を発見できればちょっとは何か分かったかも。

  •  この先に展望台があるようなのですが、時間がなくて行けませんでした。残念。

     この先に展望台があるようなのですが、時間がなくて行けませんでした。残念。

  •  消火用貯水タンク(見取り図に番号なし)

     消火用貯水タンク(見取り図に番号なし)

  •  管理棟と変電所の間に第一タンク、複合作業所(レセプションホールのある建物)とボイラー室の間に第二タンク、製材所(場所不明)の付近に第三タンクがあったそうです。それらしいものは見かけなかったけれど、地下にあるのかな?

     管理棟と変電所の間に第一タンク、複合作業所(レセプションホールのある建物)とボイラー室の間に第二タンク、製材所(場所不明)の付近に第三タンクがあったそうです。それらしいものは見かけなかったけれど、地下にあるのかな?

  •  博物館の屋外展示はかなり広い範囲にわたっています。ボイラー室の煙突があんなに遠くに。

     博物館の屋外展示はかなり広い範囲にわたっています。ボイラー室の煙突があんなに遠くに。

  •  複合作業場のある棟と石灰岩の小山。小山はほかにもたくさんあります。

     複合作業場のある棟と石灰岩の小山。小山はほかにもたくさんあります。

  • ⑥爆発物倉庫の坂<br /> (番号は見取り図での位置)

    ⑥爆発物倉庫の坂
     (番号は見取り図での位置)

  •  発破に使う爆薬を保管していた倉庫。長さ10mで角度38度の坂があったということは、倉庫は半地下だったということでしょうか。

     発破に使う爆薬を保管していた倉庫。長さ10mで角度38度の坂があったということは、倉庫は半地下だったということでしょうか。

  •  たぶんこれが爆発物倉庫。坂がどこにあるのかは不明。

     たぶんこれが爆発物倉庫。坂がどこにあるのかは不明。

  • ⑧鉱山変電所

    ⑧鉱山変電所

  •  解読できないところが多いですが、つまりは変電所があることによって、送電されてきた電力の電圧を変えることができ、高い電圧から低い電圧までさまざまな機械が使えるようになったってことですね。

     解読できないところが多いですが、つまりは変電所があることによって、送電されてきた電力の電圧を変えることができ、高い電圧から低い電圧までさまざまな機械が使えるようになったってことですね。

  •  変電所の建物。

     変電所の建物。

  •  変電所。

     変電所。

  •  説明文にあった「portable metal kiosk」ではないかと(ここに説明文はなかった)。<br /> これを各所に持って行って、そこに適した電圧に変電することができたとのこと。地下坑道では低い電圧が必要だったようですね。

     説明文にあった「portable metal kiosk」ではないかと(ここに説明文はなかった)。
     これを各所に持って行って、そこに適した電圧に変電することができたとのこと。地下坑道では低い電圧が必要だったようですね。

  •  発電所もあるようですが見当たりませんでした。

     発電所もあるようですが見当たりませんでした。

  • ⑦北ポンプ場

    ⑦北ポンプ場

  •  1950年代に造られたポンプ場で、坑道にたまった水を排出するためのもの。当初はこのあたりの地下に坑道があったようですが、後に坑道が南に移動し、排水現場から遠くなってしまったため、後には機材の倉庫として使われていました。

     1950年代に造られたポンプ場で、坑道にたまった水を排出するためのもの。当初はこのあたりの地下に坑道があったようですが、後に坑道が南に移動し、排水現場から遠くなってしまったため、後には機材の倉庫として使われていました。

  •  ポンプ場の建物。

     ポンプ場の建物。

  •  その近くにこんなものがありました。説明書きなし。<br /> 車両を整備するときに使う台に見えますが。レールが2幅あるので、積み出し用の機関車と坑内用の二種類に対応している?

     その近くにこんなものがありました。説明書きなし。
     車両を整備するときに使う台に見えますが。レールが2幅あるので、積み出し用の機関車と坑内用の二種類に対応している?

  •  14:14、帰りのバスの時間が近づいてきたので、バス停に戻ってきました。

     14:14、帰りのバスの時間が近づいてきたので、バス停に戻ってきました。

  •  今日は乗り損なわないぞ。と思ったら、バス停に張り紙。んんん?まさか乗り場の変更とか?翻訳アプリに打ち込んで読んでみると時刻表変更のお知らせだった。私の乗る便はその対象ではないので安心。<br /> こんなことやっている間にバスが行ってしまったら大変なので、往路のバス(それが折り返す)が到着したらすぐ運転手さんのところに「私乗りますから」とアピールしに行きました。バスは操車場で時間調整していたのですが、運転手さんは「バス停で待って」とのこと。昨日もこのパターンだと思っていたんですよね。それでもちゃんとアピールしておくべきですね。

     今日は乗り損なわないぞ。と思ったら、バス停に張り紙。んんん?まさか乗り場の変更とか?翻訳アプリに打ち込んで読んでみると時刻表変更のお知らせだった。私の乗る便はその対象ではないので安心。
     こんなことやっている間にバスが行ってしまったら大変なので、往路のバス(それが折り返す)が到着したらすぐ運転手さんのところに「私乗りますから」とアピールしに行きました。バスは操車場で時間調整していたのですが、運転手さんは「バス停で待って」とのこと。昨日もこのパターンだと思っていたんですよね。それでもちゃんとアピールしておくべきですね。

  •  帰りはユフヴィまで乗りますが往路と運賃は同じでした。結構距離が違うんですけどね。

     帰りはユフヴィまで乗りますが往路と運賃は同じでした。結構距離が違うんですけどね。

  •  バスから見えた郊外の建物。旧ソ連の街ってこんな感じの建物ばかり並んでいると思っていました。実際は時代によってさまざまな様式があるもの。かつてタリンの新市街地にも驚いたけれど、実際に来てみるといろいろな発見があります。

     バスから見えた郊外の建物。旧ソ連の街ってこんな感じの建物ばかり並んでいると思っていました。実際は時代によってさまざまな様式があるもの。かつてタリンの新市街地にも驚いたけれど、実際に来てみるといろいろな発見があります。

  •  畑(牧草地?)の中にひょっこりとある小山。もしかしてこれも鉱山の石灰岩捨て場だったのかなあ。<br /><br /> このあとはさらに東の街、ナルヴァへと移動します。

     畑(牧草地?)の中にひょっこりとある小山。もしかしてこれも鉱山の石灰岩捨て場だったのかなあ。

     このあとはさらに東の街、ナルヴァへと移動します。

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