2017/05/11 - 2017/05/12
8位(同エリア62件中)
ぶどう畑さん
2017年5月11日(木)~5月12日(金)
両親の足跡を訪ねるこの旅、ドイツに戻って再開です。
ストラスブールからシュトゥットガルトを経由して、バート・ヴィンプフェンにやってきました。
両親は、ツアーバスで古城街道を北上する際に、バート・ヴィンプフェンの近くを通ったようです。
写真に街のシルエットが写っていたことから、この旅最後の宿泊地に選びました。
ところが、ホテルに着いたら、扉に鍵がかかっています。
もしかして、今夜の宿を探さなくてはならない…?
焦りましたが、近くのアイスクリーム屋さんのオネエサンに助けてもらって、どうにかチェックイン。(-。-)
バート・ヴィンプフェンは、石畳の路地がとても魅力的!
東山魁夷も描いた旧市街をぶら~り散策しました。
夕飯は、ネッカー川を望むレストランへ。
テラス席に向かうと、男性から声をかけられる。「一緒に食事をどうですか?」
えっ、私に言ってる…?
(旅行期間:2017年5月3日~5月13日)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
シュトゥットガルトを後にして、バート・フリードリヒスハルにやってきました。
バート・ヴィンプフェンは、ここで乗り換えてひと駅ですが、駅にはエレベーターがなく、ホテルまで上り坂の予感。
それでバート・フリードリヒスハルからタクシーを利用することにしたものの、果たしてタクシーはいるのか…。
よかった!駅舎の脇に、大型のタクシーが停まっています。
「バート・ヴィンプフェンまで」と声をかけますが、行ってくれる気はないようで、同僚を呼ぶからと電話して去っていきました…。
その同僚とやらが、待てど暮らせど一向に現れない。
30分待って、しびれを切らし、駅の売店で「タクシーを呼んでください」とお願いした途端、やって来た。遅すぎだよー!(怒) -
走り出してほどなく、バート・ヴィンプフェンの街並みが丘の上に見えてきました!
両親の写真にも、同じように塔のシルエットが写っていました。
両親はツアーバスで通りがかっただけですが、東山魁夷も描いているバート・ヴィンプフェンをこの旅最後の宿泊地に選びました。 -
ネッカー川に架かる橋を渡ります。街が近づいてきました。
-
ちょうど、電車がバート・ヴィンプフェン駅に到着。
駅も高い位置にあります。
車は駅前を通って、石畳の坂道を上って行く。タクシーで正解! -
自分の判断に満足していましたが、ホテル・ワーグナーに着いたらドアにカギがかかっています。
呼び鈴を押しても、反応ナシ。
電話番号が書かれた張り紙を見つけてくれた運転手さんは、「ココに電話すれば?」と言い残して去ってしまう…。
ホテルは数ケ月前にブッキングコムで予約したっきりで、なにもコンタクトしていません。
まさか、クローズドになったってこと、ないよね…? -
すぐ近くのアイスクリーム屋さんなら、事情を知っているはず。
行ってみます。
店のオネエサンに、予約したホテルが閉まっていることを、ドイツ語でタドタド話す。
オネエサンは事情を理解してくれ、英語もワタクシなんぞより上手。
張り紙にあった番号に電話をかけてくれて、一件落着!と思いきや、ホテルに行っても、相変わらずドアは閉まったまま…。あれぇ?
とにかく、泊まれることはわかったので、店に戻ってお礼を兼ね、「お釣りは要りません」とマンゴーアイスを買って食べていると、ホテルのドアが開き、女性が出てくるのが見えました。
急いで向かいます。 -
英語の話せるご主人を呼んでくれて、チェックインの手続き。
2人とも若い!夫婦で経営しているようです。
部屋には、彼女が荷物を持って案内してくれました。 -
部屋は、2階の2号室。
扉を開けると小さなスペースがあり、その奥にベッドルーム。 -
素敵なお部屋です!
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小さなスペースの右手に、バスルームがありました。
バスタブ付きの部屋はないとのことで、シャワーのみ。 -
窓を開けると、目の前にマルクトプラッツ。
左手には福音教会、 -
そして、右手に市庁舎。
木組みの家の奥には青の塔の尖塔が覗いています! -
ベランダもありました。雰囲気のよいホテルに満足!
後で気がついたのですが、ホテルのチェックインは17時からだったのです。
「ごめんなさい」と謝ると、「いえいえ、気にしないでください!」
その返事がとても感じがよかった。 -
イチオシ
15:45、街歩き開始!
まずは、”青の塔”へ。修復中のようです。
シュトゥッツガルトでは、あんなに青空が広がっていたのに、またどんよりしてきました…。青の塔 建造物
-
青の塔の先に進みます。
この建物は、シュタインハウス。石の家ってこと? -
階段があったので昇ってみました。
中は博物館になっているのかな? -
ネッカー川を眺めることができました!
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”プファルツカペル”と書かれた入口らしき所に行くと、扉が閉まっています。
今日は休館日じゃないよね…?
男の人がどこからともなく現れて、扉を開けてくれました。
ほかの所も見学できるコンビチケットがあるとのこと。
と言われても、それがどこに当たるのかわかりませんし、ココを見学したいってほどでもなく…。
とりあえず、街の地図を手に入れようと、観光局の場所を教えてもらいました。 -
道の奥に見える、四角い石造りのものは”赤の塔”。
これらの歴史的建造物は、12世紀後半、シュタウフェン王朝時代に建てられたものだそうです。赤の塔 建造物
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街を取り囲んでいた、かつての城壁が残っています。
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シュヴィップボーゲン坂を下ってみることにしました。
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石畳の坂道を下っていくと、
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シュヴィップボーゲン門に出ました。
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門をくぐった所は、タクシーで通った道、ハウプト通りでした。
明日、石畳の坂を駅までキャリーを引きずって行ったら、車輪が危うそう…。
でも、タクシーはどこから来るんだろう?
どれだけ待たされるかわからないのも困る。 -
道沿いにあった店。陶器の置物がユニークです。(^^)
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盾を持つライオンの泉。
タクシーはこの広場の手前を曲がり、右手の坂道、マルクトラインを上って行きました。 -
車止めがあって、ホテル前にタクシーをつけられなかったのですが、駅に行くにはショートカットの道です。
先のほうに見えているのは、福音教会の尖塔。 -
イチオシ
観光局を探して、ハウプト通りを進みます。
ハウプト通り 散歩・街歩き
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木組みの家と坂の様子がいい感じ!
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この建物は、フォルクスバンク。なんと、銀行!
フォルクスバンクは、メーアースブルク、ゲンゲンバッハでも見かけましたが、いずれも街にとけ込んでいました。
景観を損なわない配慮、大事ですね。 -
看板も凝ってます。(^-^)
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鷲の泉
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ブドウを這わせたカフェ
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シックな色合いの木組みの家
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イチオシ
ピンクの花が咲いていました。
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イチオシ
木組みの家の並ぶ、石畳の坂の景色に見とれて、観光局を見落としていたようです。
来た道を戻ります。 -
観光局は、盾を持ったライオンの泉のすぐ近くでした。
街の地図をもらいます。
観光局の建物もなかなかで、裏手に泉がありました。 -
観光局裏手の綺麗な木組みの家々。
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イチオシ
ハウプト通りからマルクトゲシェン通りを行くと、ホテル前のマルクトプラッツに出ます。
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マルクトゲシェン通りを上がった右手にあるのが、オネエサンに助けてもらったアイスクリーム屋さん。
気温が上がったこの日、入れ代わり、立ち代わり、お客さんがやってきていました。 -
マルクトプラッツに面して建つ、福音教会のほうに行ってみます。
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なかなか大きな教会です。
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その裏手に、磔のキリスト像。
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教会の脇に救急車らしき車が停まっていました。消防署?
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ヴォルムサー・ホフ(Wormser Hof)
Worms教区の職員の住居と事務所だったようです。 -
マルクトプラッツに戻ってきました。こちらは市庁舎。
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扉が素敵。
市役所でも、昼休みがあるんですね。 -
市庁舎の脇のトイレ。
使いませんでしたが、綺麗でした。観光客には嬉しい。 -
17時過ぎ、いったん、ホテルに戻ります。
青の塔の近くのレストランが気になったので、どんな感じか聞いてみました。
眺めが良いとのこと。夕飯は、そこだね! -
お腹が空きましたー!
18時を待たず、着替えて、レストラン”Lukulos am Blauen Turm”へ。 -
イチオシ
景色を求めて、テラス席へ。
わぁー、いい眺め~! -
テラス席に座っていた男性に、「英語、話せますか?」と声をかけられました。
そして、「こんなに素敵な景色なんだから、一緒に食事をしませんか?」とも。
でも、男性が座っているのは、私が座りたい側。
「景色を楽しみたいので」とお断りました。
会話しながら食事を楽しめるほど、英語のスキル、高くないし。(^^;
まぁ、こんな誘われ方ではなく、「どこから来たんですか?」といった感じだったら、ちょっとはおしゃべりに付き合ったと思うけど…。 -
緑の向こうに街並みが見えます。オッフェナウ(Offenau)でしょうか。
-
振り返ると、ネッカー川を船が下ってきました。
船の右手辺りが、バート・ヴィンプフェンの”下の町”なのかもしれません。 -
船はゆっくり進んでいるように見えましたが、気がつけば川の先のほうに行っていました。
-
この旅最後のディナー。
ビールをレモネードで割った”ラードラー”を注文。
料理を待っている間に、風が強まりました。
気温が下がり、雲行きが怪しい。
「雨が降りそうなので」と店の人に言われ、テラスの手前、内側の席に移動。
そしたら、声をかけられた男性とテーブルを挟んで向き合うことに。
バツが悪い…。(~~; -
料理は、仔羊のソテー。
あばらの部分です。これ、大好きなんです!
彼と目を合わせないように、モクモクと食べました。(笑)
付け合わせのライスも美味しかった。アジア人ですなぁ。
一時、雨がパラつきましたが、夕方の空が覗き出し、テラスの先の席にもお客さんを通し始めました。 -
デザートも食べちゃいます!
リンゴやバナナ、フルーツたっぷりの、こ~んなに大きなパフェがきました。(・o・)
気がつけば、彼はいなくなっていました。ホッ。 -
ディナーに満足して、19時過ぎ、ホテルに戻ってきました。
窓から外を眺めていたら、アイスクリーム屋から出てくる、レストランの彼の姿を目撃。
チェックアウトの時、なんと、フロントで鉢合わせしました。
同じホテルに泊まっていたんだ…。車で来ていたようです。
ドイツ語圏の人ではありませんでしたが、英語ネイティブでもなさそうな。 -
話を元に戻して…。
21時、だいぶ暗くなってきました。
夜には教会がライトアップされ、その景色もなかなか。
この日の歩数18800歩。
電車での移動時間があったからか、思ったほど歩いていなかった。 -
一夜明けて、8時半、朝食。
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こじんまりとしたスペースを、可愛らしくコーディネートしています。
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料理の数は多くはないけれど、何気にいろいろ。
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いただきます!
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イチオシ
青空です!
チェックアウトして駅に向かいましょう。
グーグルマップで調べたら、駅まで6分くらい。
タクシーは使わず、キャリーを引きずっていくことにしました。
しかし、その道のりは…。 -
バート・ヴィンプフェン、スーツケースを持って来るべからーず!
石畳の坂で、買ったばかりのヒデオ・ワカマツのキャリーの車輪が壊れるかと思いました。
バート・ヴィンプフェンは、半日もあれば観光できます。
シュトゥットガルト、ハイデルベルク辺りから足を伸ばして観光するか、宿泊するなら1泊分の荷物を持ってをオススメします。 -
シュヴィップボーゲン門の少し先に、石畳ではない路地がありました。
よかったー。
そこから車の走る通りに出て、10時、駅に到着。 -
ヨーロッパを感じさせる駅舎です。
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ホーム間の移動は、こんなスロープ。エレベーターがなくても問題なかった。
とはいえ、旧市街への石畳の坂を考えると、昨日、バート・フリードリヒスハルからタクシーを利用したのは正解でした。 -
バート・ラッペナウからの電車。珍しい色合いです。
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10:20、マンハイム行きの電車がやってきました。
この日は、マンハイムのコインロッカーに荷物を預け、シュヴェッツイゲンを観光後、フランクフルトから帰国する予定です。 -
30分も走ったころ、なんだか、見覚えのある景色が…。
乗った電車は、旅の初めにマンハイム~ハイルブロンを往復した時に通過した”ネッカーゲミュント”で合流し、ハイデルベルクを通って、マンハイムに向かうのでした。
あの時より、川辺の緑が濃くなっています。 -
マンハイムに遅れて到着。乗り継ぎ時間が短くなって焦ります。
コインロッカーに急ぎ足。
ところが、シュヴェッツイゲンを通るカールスルーエ行きが出る12番のホームに行こうと思ったら、表示は10番線までしかありません。どゆこと…。(*。*)
あぁ、もう間に合わない…。マンハイム中央駅 駅
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