2017/07/13 - 2017/07/18
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binchanさん
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7月16日日曜日、10:50。
9:30に二水を出発したタクシー観光もここが最後の訪問地です。
車籠埔(チェルンプ)断層は1999年の台湾中部地震(921震災)を引き起こした断層です。NHKの番組でも取り上げられていたことがあります。
水というテーマから脱線しているように見えますが、災害という観点から見た場合、水と地震には関連があります。地震が起こった後に大雨が降れば土砂災害の危険が増しますし、その逆も同様です。地震による土砂崩れで川が堰き止められ、それが決壊すれば水による災害がおきます。このテーマ館は、攔河堰の付近を検索していてたまたま見つけたのですが、水を巡るこの旅で訪問することになったのは偶然ではないでしょう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
11:13、車籠埔断層保存園區に到着。
タクシーには駐車場で待ってもらって、11:40に入口で待ち合わせにしました。 -
入園券50元は安い。教育的な場所だからでしょうか。
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開館時間、注意事項など。
館内はほとんどすべてに日本語表示があります。 -
入口で「日本語ガイドが必要ですか?」みたいなことを聞かれました。もしかしてガイドツアー必須?時間がないので自由に見学したいと言うと、OKでした。
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入口ホール。
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壁面に断層のサンプルが張り付けられています。
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今日は大学生の団体が見学に来ていました。土木と防災工程学部だって、専門家の卵ですね。
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断層の写真。
左の礫層(茶色)と右の頁岩層(灰色)の境目が断層。 -
上の写真の説明。
灰色の層が押し上げられてこの形になっています。 -
車籠埔断層は苗栗から雲林まで伸びる長い断層ですが、最初にその存在が確認された場所の地名を取って名付けられました。
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921震災の時は100キロにわたって亀裂が発生しました。
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断層がずれる速度は秒速2.5キロ。
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この断層では過去2,000年の間に5回の大地震が起こっています。
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やはり地面と水は切り離せない存在のようです。
水資源に関するコーナーもありました。 -
濁水溪が形成する扇状地は地下水の保護エリアとされています。
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ここの地下水を大事にしないと地盤沈下が深刻になるのかな。
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保存園区のマスコットはセンザンコウのおじさんです。
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なので、センザンコウのコーナーもありました。寝てる姿はかわいいなあ。
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地震予知技術のコーナーも。
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保存園區一番の見どころは断層を直接見ることができる「断層槽溝保存館」。
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断層がある地面を実際に掘って断面を露出し、ドームで覆って展示しています。
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広い。
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地層の構成物が明らかに違っている境目が断層らしいです。
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ガイド付きで回ると、この断面にプロジェクターで図を映して見せてくれるようですが、個人で見る場合は「たぶんあれが断層だろうな」ということしかわかりません。
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というわけで、しばらく写真だけ。
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人間は自然災害に対して「対策」することしかできません。水に関しても、ダムや堰といった巨大な構造物で水をコントロールしたかに見えて、実際は山の傾斜が集めた水を河川が運んでくるというシステムからは抜け出せません。そして、人間が作った構造物などその想定を超える自然の力が働けば簡単に壊されてしまいます。そんな海や川、山といった自然を見て、人は美しいと感じます。この断層も、実はとても恐ろしいものであるにもかかわらず、なんとも美しいコントラスト。何なんでしょうね、人間のこの感性って。
え~っと、この写真を見ても「え?美しくないけど」って方。実際は美しいんです!これは私の写真のせい。ぜひ現地でご覧ください。 -
タッチパネルの画面があって、センザンコウおじさんが説明してくれます。でもなぜか日本語表示に切り替えられなくて、内容はほぼわからず。
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説明板もあります。北壁面。
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南壁面の説明板。
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断層を掘って調査すると昔の地震の形跡もわかるんですね。
ここはぜひガイド付きで見てみたいと思いました。また来られるかなあ~。
9:40、タクシーに戻って竹山に向かいます。
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12:02、員林客運竹山站着。
タクシー料金は旅遊服務中心で1,800元と決めてありました。すごく安全運転で、とても親切な方だったので2,000元渡してお釣りはいいですと言ったんですが、きっちり200元お釣りをくれました。まじめな方なのね。さすが超マイルドなゴルゴ13。
つづく
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