2017-７月　水を巡る雲林の旅　33　雲林縣政府、縣議会、人文公園ほか

2017/07/13 - 2017/07/18

７月17日月曜日、15：48。

　今回の旅行のテーマは雲林の水巡りですが、今日は一日水とは関係のない観光をしてきました。朝一番の草嶺散策から始まり、団体のバスツアーに便乗しての寒溪呢森林人文叡地、雅聞峇里海岸見学。その団体バスに斗六近郊でおろしてもらい、石榴駅から台鉄に乗って斗六に到着したところです。

　斗六では再度華安大飯店にチェックイン。
　この後は斗六市内観光へ向かいます。忘れちゃあいけません、そもそも雲林を旅行先に選んだのは、まだ「縣政府（県庁）」撮影が済んでいない縣だからなんです。（台湾全縣の縣政府撮影も目指しています。）

エリア 斗六(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　16：50、斗六観光へと出かけます。
　何を差し置いてもまずは縣政府を撮影に行きます。それには市内バス101に乗る予定だったのですが、駅前で15日に利用したタクシーのお姉さんが客待ちしているのを発見。覚えてるかな～と思って声をかけてみました。お姉さんはちゃんと覚えていてくれましたよ。そうなればもちろんタクシーで行きますとも。
　縣政府までは120元。

　「どうして縣政府に行くの？」と聞かれました。当然の質問ですね。旅行者のくせに役所に行くのはおかしいです。しかし「縣政府撮影も好きなんですよ」という、普通なら「オカシイ」と思われる回答をすんなり受け入れてくれました。私の変な趣味をすっかり理解してくれてます。
　「縣政府の裏が斗六市公所、その先に縣議会、文化中心ともあるわよ。あ、このあたりで土曜日に夜市があるのよ」なんて観光案内しながら向かってくれました。今回の旅は人に恵まれてるかも！

　16：57、縣政府前でタクシー下車。お姉さん、暑いけどお仕事頑張って～。

　雲林縣政府の外見は至極まじめなお役所建築です。
　中をのぞいてみたら、カフェ＆お土産屋が。

　最近はほかの縣政府もこんな感じにしてるのかな。
　用がないのに中に入る口実があっていいわ。

　縣内至る所で見かける縣長（知事）のお写真。

　全景。

　縣政府周辺は官庁街。
　税務局のファサードを見て「伝説巨神イデオン」がふと頭に浮かんだけれど、全然似てなかった。敢えて言うなら「ソロ・シップ」のブリッジがちょっとだけ似てる。これはアレでしょ、という心当たりがございましたら教えてください。

　縣政府の裏は斗六市公所。
　縣政府と市公所がこんなに近いのもめずらしい。　

　縣議会が見えてきました。なんだか大げさな建物。

　縣議会の渡り廊下。通り抜けられそうだけど…。やめとこう。

　建物西側に「民生門」。

　牛。民生のシンボルが牛なんだろうか。

　太極魚の意匠。

　縣政府正面。
　シオマネキの顔に似てる。

　そんなこと言ってはいけない、神聖な議会であるぞ！

　でもなんだか「カネゴン」とか、何かゆるキャラのようなものをどうしても想像してしまう。

　お隣は人文公園。すばらしい芝生広場。

　公園側（東側）に法治門。こっちの装飾も牛と太極魚だった。

　公園内の道を進みます。

　健康器具。

　使われている形跡なし。

　折れそうな鉄棒。

　縣議会は1990年以降にこちらに移ってきました（それまでは市街地にあった）。それまでこの辺りは何があったんだろう。

　雲林縣の官庁街の名前は「府文路」。縣政府前の道に「縣府路」「府前路」の名前がついていることが多いですが、斗六には別の場所に「府前街」があるんです。

　縣体育館。
　工事中です。

　体育館前から見た縣政府。

　ここからバスで市街地に戻る予定。
　101バスの表示を探しますがありません。あれ？ここ文化中心バス停じゃない！？
　しまった～バス停間違えた。慌てて文化中心バス停に向かいます。　バスアプリで動態を確認しますが、乗る予定の17：30斗六後站発の101バスは、発車したと思ったらすぐに表示が消えてしまった。今どこだあ～。

　17：45、グーグルマップにバス停表示がある場所に来たけど、バス停がない！目の前にはちゃんと文化中心の正門があるけど…。

　近くのガソリンスタンドで聞いてみた。
　若い女の子に「文化中心ならそこにありますけど」と軽くあしらわれましたが、年輩の女性が「一緒に行ってあげる」と一緒に来てくれました。その人は日ごろこの環島自転車道の看板を裏から見ていてバス停だと思っていたらしく、表を見て「あれっ？」。「でも大丈夫、この辺で手を振れば停まるから」。へえ～、斗六の市バス、意外とハードル高い。とにかく、ＧＳの方、ありがとうございました。

　もう行っちゃったかな～、次のバス（30分後）を待とうかな～歩こうかな～と思っていたら。来ました～台西客運運行の斗六市區101バス。
　17：56、手を振ったら本当に停まりました。

　乗りこんだはいいが、次のバス停の電光表示も車内アナウンスもナシ。何なんだこのハードルの高さ。慌ててスマホの地図を開いてＧＰＳで確認。私が下車ボタンを押した途端に、運転手さんは車内表示のスイッチを入れました。あ、忘れてたんでしょ？何かスイッチいれるの忘れて、それで動態も表示されなかったんじゃないの？
　今回２回しか台西客運に乗ってませんが、信頼度低し。いつかもっとたくさん乗車して調査せねば。

　それはそうと、今回いろいろなバスに乗って気付いたのは、「車未停妥、請勿離座」の張り紙。これって「バスが停まるまで席を立たないでください」ですよね？今まで早めにドアの近くまで行っていたけど、本当にそれやらなくていいのかな？下車できないと困るから今回はいつも通りにしてたけど、これがすべてのバスで実践されたらうれしいなあ。

つづく