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7月16日日曜日、12:02。<br /><br /> タクシー観光をしつつ二水から竹山まで移動してきました。ここから路線バスで草嶺に向かいます。<br /><br /> 竹山は南投縣の町ですが、雲林とはゆかりが深いのです。竹山鎮には「雲林里」という地名がありますが、実は雲林縣はここの地名から名付けられているのです。清の時代、このあたりに新たな縣を設置する際、竹山の雲林坪という地名から雲林縣としたそうです。当時の雲林縣の中心は竹山でした。しかし、後に地政的な理由から中心は斗六に移ったのですが、縣名はそのまま雲林とされたそうです。日本時代になると雲林は台南縣に編入されたり、斗六廰となったり、分割されて南投や嘉義の一部になったりで、雲林という地名そのものが使われませんでした。戦後、雲林縣が復活するのですが、その際、県境が清水溪の西側に引かれ、竹山は南投縣に入ってしまいました。なので現在「雲林里」は雲林にないのです。(ウィキペディア)

2017-7月 水を巡る雲林の旅 26 南投縣 竹山

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2017/07/13 - 2017/07/18

39位(同エリア85件中)

binchanさん

7月16日日曜日、12:02。

 タクシー観光をしつつ二水から竹山まで移動してきました。ここから路線バスで草嶺に向かいます。

 竹山は南投縣の町ですが、雲林とはゆかりが深いのです。竹山鎮には「雲林里」という地名がありますが、実は雲林縣はここの地名から名付けられているのです。清の時代、このあたりに新たな縣を設置する際、竹山の雲林坪という地名から雲林縣としたそうです。当時の雲林縣の中心は竹山でした。しかし、後に地政的な理由から中心は斗六に移ったのですが、縣名はそのまま雲林とされたそうです。日本時代になると雲林は台南縣に編入されたり、斗六廰となったり、分割されて南投や嘉義の一部になったりで、雲林という地名そのものが使われませんでした。戦後、雲林縣が復活するのですが、その際、県境が清水溪の西側に引かれ、竹山は南投縣に入ってしまいました。なので現在「雲林里」は雲林にないのです。(ウィキペディア)

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  •  12:02、タクシーにて員林客運竹山站着。

     12:02、タクシーにて員林客運竹山站着。

  •  田舎のバスターミナルって感じです。

     田舎のバスターミナルって感じです。

  •  ICカード全盛の昨今、窓口に人影もなく。

     ICカード全盛の昨今、窓口に人影もなく。

  •  時刻表は手書き。<br /> 次の草嶺行きは12:20発です。

     時刻表は手書き。
     次の草嶺行きは12:20発です。

  •  切符の自販機だけがやけに新しい。

     切符の自販機だけがやけに新しい。

  • 「路線班車 無立位設備 厳禁超載」が気になる。員林客運のバスは立ち乗りできないの?

    「路線班車 無立位設備 厳禁超載」が気になる。員林客運のバスは立ち乗りできないの?

  •  この近くに台西客運のターミナルもあるのですが、この時は斗六への帰りに寄る予定だったため見に行きませんでした。ほかの竹山の見どころも然り。ところが、その後の事情で帰路に竹山を見る機会がなく、結局行けずじまいでした。残念。

     この近くに台西客運のターミナルもあるのですが、この時は斗六への帰りに寄る予定だったため見に行きませんでした。ほかの竹山の見どころも然り。ところが、その後の事情で帰路に竹山を見る機会がなく、結局行けずじまいでした。残念。

  •  この辺りを最初に開拓したのが「林圮」です。(圮は圯あるいは杞のこともあり。使い分け方は不明。)<br /> 林圮は鄭成功の武将で、その名前からここの地名がついています。近くにお墓もあるのですが、今回は訪問できませんでした。<br /><br /> 林圮埔を検索すると1912年に起きた大きな抗日事件がまず出てきます。雲林など台湾中西部は抗日活動が激しかった地域でした。

     この辺りを最初に開拓したのが「林圮」です。(圮は圯あるいは杞のこともあり。使い分け方は不明。)
     林圮は鄭成功の武将で、その名前からここの地名がついています。近くにお墓もあるのですが、今回は訪問できませんでした。

     林圮埔を検索すると1912年に起きた大きな抗日事件がまず出てきます。雲林など台湾中西部は抗日活動が激しかった地域でした。

  •  昼食を調達しに商店街へ向かいます。

     昼食を調達しに商店街へ向かいます。

  •  老街もあるのですがそこまでは行けなかった。

     老街もあるのですがそこまでは行けなかった。

  •  いい感じの書店。

     いい感じの書店。

  •  パン屋さんで昼食購入。<br /> お向かいにあった7-11でサラダと飲み物もゲット。

     パン屋さんで昼食購入。
     お向かいにあった7-11でサラダと飲み物もゲット。

  •  バスターミナルに戻ってバスを待ちます。

     バスターミナルに戻ってバスを待ちます。

  •  日曜日だからかな、バスを待つ人もまばら。

     日曜日だからかな、バスを待つ人もまばら。

  •  12:20、員林客運6722バスに乗車。<br /> バスの中でサラダとパンで昼食。<br /> 所要時間50分くらい、乗客は最初から最後まで私一人。山道だからシートベルトしておこうとベルトを引っ張ってみても、どうしても長さが足りません。床に垂れて邪魔だからか短く切ってあるみたいです。運転手さんが「スピード出さないからベルトなんて要らない。そんなのしてたら窮屈だろう」って。確かに、とても安全運転な方だったけど…。<br /> この路線は標高100Mくらいの竹山から、1,000Mの草嶺へと、清水溪沿いの急勾配を登って行く絶景路線。途中には道路の上を滝が流れる(水を避ける遮棚がある)というスゴイ光景もありました。山間部の路線って本当に眺めがいいです。でも運転手さんはたいへんだよね~。<br /> 現在草嶺へ行くにはこのバスしかありません。同じ雲林縣からは路線がないのです。私が調べた限りでは土砂崩れで、雲林の平野部から草嶺に続く道が長年にわたって通行止めらしいです。<br /><br />つづく

     12:20、員林客運6722バスに乗車。
     バスの中でサラダとパンで昼食。
     所要時間50分くらい、乗客は最初から最後まで私一人。山道だからシートベルトしておこうとベルトを引っ張ってみても、どうしても長さが足りません。床に垂れて邪魔だからか短く切ってあるみたいです。運転手さんが「スピード出さないからベルトなんて要らない。そんなのしてたら窮屈だろう」って。確かに、とても安全運転な方だったけど…。
     この路線は標高100Mくらいの竹山から、1,000Mの草嶺へと、清水溪沿いの急勾配を登って行く絶景路線。途中には道路の上を滝が流れる(水を避ける遮棚がある)というスゴイ光景もありました。山間部の路線って本当に眺めがいいです。でも運転手さんはたいへんだよね~。
     現在草嶺へ行くにはこのバスしかありません。同じ雲林縣からは路線がないのです。私が調べた限りでは土砂崩れで、雲林の平野部から草嶺に続く道が長年にわたって通行止めらしいです。

    つづく

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