ノルウェー　滝と展望台を巡って　前編

2017/06/21 - 2017/06/27

滝をもっとゆっくり巡って見たくてレンタカーを借り再訪。

オスロからE134に出て、ノルウェーのNational Scenic Routeのいくつかを通りながら、時計回りでGeiranger迄行き、E６でオスロまで戻ってきました。前編の今回は、オスロからスタルハイムまで。

前編で訪れた滝
①Langfoss ②Latefossen ③Furebergsfossen ④Voringfossen
⑤Sivlefossen ⑥Stalheimsfossen ⑦Steinsdalsfossen ⑧Tvindefossen

前編で訪れた展望台
①Stegastein

エリア ハルダンゲルフィヨルド周辺(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

オスロ空港からFLYTOGETで市内へ。
オスロ空港では空港内ほぼ同じ場所に二つの鉄道のチケット売り場が有り、写真右側が赤い稲妻のようなマークのあるFLYTOGETの切符の売り場です。
オスロ空港駅は始発駅です。

オスロ空港 (OSL) 空港

オスロ中央駅。空港から約20分で到着。
非常に快適な列車でしたオスロ中央駅は空港から1駅目か2駅目。
遠い所まで行く列車もあるので駅名を確認して下車。

オスロ中央駅 駅

駅ナカのレストラン街。
このレストラン街の左側に私達の泊まったホテルのフロントがあります。
外に出てホテル正面に大回りしなくとも行かれるので便利でした。

オスロ中央駅 駅

レストラン街からホテルへ。

Comfort Hotel Grand Central ホテル

エレベーター使用時はルームキーをタッチして。

部屋の壁紙はかなりサイケデリック。

朝食はヴァイキング形式。
ノルウェーでのホテル朝食ヴァイキングは種類が豊富で美味しかったです。

ホテルを外から。

オスロ中央駅のこの出口からタクシー乗り場の横を通って2-3分歩きエレベーターで1階に降りレンタカーで出発。
エレベータに乗るためには駐車場の利用券が必要です。

オスロ中央駅 駅

何とかオスロ市内を抜けE134を西へ。
Kongsberg(ｺﾝｸﾞｽﾍﾞﾙｸﾞ)」の町に来て橋を渡るとき、落差はなかったのですが、流れに勢いが有り、水量の豊富な川の段差を見ただけで風はハイテンション。

オスロから「E134」を走り、道路際にあった iのマークを見て「 「Kongsberg(ｺﾝｸﾞｽﾍﾞﾙｸﾞ」で最初の休憩。緑の旗のある所がインフォメーションセンター。

この町ではセンターがありましたが、「i」 のマークで案内板の存在を示している場合もあります。

インフォメーションセンターの斜め向かいにあった教会を眺めながら、ベンチに座って暖かい日本茶。お湯はホテルの部屋で沸かして持参。

「Hjartdal」でランチ。「i 」のマークを見つけ、インフォメーションセンターがあるかと思い、E134から細い山道に入り、少し不安になりながら登っていったら、案内板があり休憩所がありました。

とーっても静かで気持ちの良い所で牛の声を聞きながらランチ。

ノルウェーは物価が高いとのことでしたので、非常食とティーパックを沢山持って行き、お湯はホテルの部屋で沸かしてポットに入れて行きました。

ここでは非常食セットの中から、エビピラフ。
お湯を注いで15分。非常食とは思えないくらい美味しかった!

ランチを終え、またE134に戻り、緑の森と湖の綺麗な景色を見ながらドライブ。

途中のトイレ。

E134は途中から山岳地帯に入ります。残雪の残る山々を見ながら。

峠近くでは、6月下旬ですが、まだ雪が道路際までありました。しかし道路には雪は無く安心して走ることができました。

Roldalのホテル・アパートメントは、湖に面していました。
本日はRoldal迄約310km。

到着した日の鏡のような湖面。

翌日の朝。湖面は霧で覆われ全く見えません。
道路際のバス停の小屋には郵便受けが３つ。

出発前、少しずつ霧が晴れてきました。
今日から滝巡りです。

「Langfoss」今日最初の滝。
E134号線と13号線の分岐をそのままE134号線で。

滝の水量が多い時、橋まで水がかかるのではないかしら?

滝の直ぐ近くに駐車場。売店・トイレがありました。
地下道を渡り滝の近くに。

脇に流れ落ちる小さい滝もすてき。

「Latefossen」車をUターンして13号線まで戻り、NorwayのNational Tourist Routeである The 18 scenic routes(以後、景勝路と呼びます) の一つHardangerに。

ラテフォッセン 滝・河川・湖

滝の直ぐ横に売店だなんて、水は流れてこないのかしら?と、すごーく心配。

「Furebergsfossen」Oddaから550&551号線に入り、約３Kmで550号線と551号線分岐で551号線に進むと直ぐ長いトンネル(12Km)に入り,抜けてから25Km位先。
トンネルを抜けると天気が変わることも多く、フード付きの雨コートが役に立ちました。

朝一番に行った「Langfossen」もここも水量が多いいと通り抜けるの怖いだろうなー。

「Voringfossen」景勝路の一つ“Hardangervidda”に。
13号線からEidフィヨルドに架かる橋を渡らずに、トンネルの中で7号線に入り,
約30キロぐらい進み峠道を抜けた所。

落差180m以上の滝らしく、谷底に落ちて行く様は勢いがありました。
でもその谷底が見えない。

駐車場から見晴台までの道は雨が降ったためか滑りやすく悪かったです。

｢Hardanger Bridge｣Eidフィヨルドに架かる橋長さ1380mのハダンゲル大橋を渡り、Vossを通過して今晩のホテルへ。

「Hotel Stalhem(スタルハイムホテル)」。
19年前に宿泊して、再訪を楽しみにしていました。

スタルハイム ホーム ホテル

部屋から谷が一望です。

木で作られているオブジェ。19年前と同じ物が飾られていて嬉しく思いました。

このホテルはまるで博物館のようです。

ホテルのメインダイニングで夕食。
一度は行きたいホテルとかのようですが、どこかのファミリーレストランの盛りつけのよう。がっかりです。
明日の朝食を楽しみにして寝ました。

神々しい朝。

今日は良いお天気になりそう。

ホテルの庭に出てみました。

ホテルの庭の一角に不思議な穴が、
長ーいトンネル?と思ったら何のことはない数人はいると一杯になってしまう見張り台のような穴でした。

「Sivlefossen」スタルハイムホテルからGudvangenへのヘアピンカーブの連続する狭い道で下り一方通行になっています。

Sivlefossenは下り坂で左間近に見えます。

「Stalheimsfossen」こちらの滝も下りの車窓から。この滝は右側。

坂の途中、車窓から。曲がり曲がってどんどん降りて行きます。

｢Steinsdalsfossen｣景勝路の一つHardangerにあります。
Stalheimを出て、E16＆13号線を南に、VossでE16と別れ13号線を更に南に進み、
7号線にぶつかったら右折して約45kmのNorheimsundの少し先にあります。

この滝は裏側にも歩道がありますので裏からも見ることができます。

人が滝の前に立つと水しぶきの凄さが分かります。

滝の裏側です。しぶきは殆ど掛かりませんでした。

水は轟音とともに。

「Tvindefossen」13号線に戻り、Voss から10km程北に進んだ所にあります。

とっても綺麗な滝。

道中の滝。

カナダではバッファロー渋滞に遭いましたが、今回は牛さん渋滞。
女の子が一生懸命牛を誘導していましたがなかなか・・・。

「Stegastein」展望台。
Fram鉄道で有名なFramから景勝路の一つAurlandsfjelletに入り、急な坂を上った所にあります。

ここに来る手前のトンネルは長く(12Km)。
ここ以外のトンネルも長い所が多くあり、照明が暗かったり、狭い上に側線、中央線の見えないものも珍しくありませんでした。

ステーガスタイン展望台 建造物

先端がアクリル板で透けている構造でした。
写真は先端部分です。それに寄りかかる勇気はとても・・・。

到着時はガスっていて下はかすんでしか見えていませんでした。

「もう、出発するよ」と言われても諦めきれず下を見たらナントこの景色。

アウルランの町がクリアに見え、海の色もグリーンと藍色が相交って素晴らしい景色がうそのよう。

アクリル板の上から思い切って手を伸ばし、ひやひやしながら撮影。

帰り道。急カーブのつづら折りの道を下って行きます。

展望台から坂を下りフロム駅へ来ました。フロム鉄道には前回来たとき乗ったので今回は乗らないつもりでしたが、時間によっては乗れるかも、と思い来てみましたが、なかなか直ぐに乗れる列車はなく往復には時間が掛かるので諦めました。

フロム駅 駅

Stalheimホテルに連泊です。19年前にホテルに宿泊したとき以来、ホテルの正面、谷の先に見える三角形の目立つ山を勝手に「おにぎり山」と呼んでいましたが、今回ホテルの方に名前を教えて頂きました。
正式な名前は「Jordalsnuten」です。発音が難しくて残念ながら言えません。こんな綺麗な虹を見ることができて幸せ。明日も良い日でありますように。

前編を最後まで見て下さって有り難うございました。