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ピンナワラの「象の孤児院」から戻る途中に宝石店で思わぬ時間を取られてしまい、キャンディへ戻って来たのは午後2時になっていました。当初は「キャンディ・マーケット」や「紅茶博物館」とアンティーク店などにも行きたかったのですが、ヌワラ・エリアへの到着や道中の車窓の景色が見られなくなるのを考えるとゆっくりしてはいられないことが分かりました。お昼はカフェでパンとミルクティーという軽食にして時間短縮は出来たのですが、立ち寄れるのは1か所に絞って3時にはキャンディを出ることにしました。そして選んだというか絶対に行きたかった「ヘルガズ・フォーリー(Helga&#39;s Folly)」というホテルに向かいます。ところが長年ガイドをしているナンダさんでも行ったことが無いというところでした。もちろんドライバーさんも行ったことが無く、到着してみると全員ビックリしました。事前にいろいろ調べていたのですが、すべてに桁外れな建物でした。当初はここでランチを食べてホテルの見学を考えていたのですが、メールで問い合わせをしても謎のような回答が来たり。<br />行ってみるとフロントに見学料は1人3ドルと書かれてあり一安心です。この日は宿泊客もいなくホテル内を自由に見学できました。ホテルのスタッフも気さくで親切で、客室の中まで見せてくれたり声を掛けてくれます。あまりの面白さにてんぱっていたので、スイートルームを見てこなかったのが悔やまれます。

灼熱のスリランカ(13)世界で唯一の狂気のホテル、ヘルガズ・フォーリーというエキセントリックな館に魅了される。

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2017/05/02 - 2017/05/02

222位(同エリア474件中)

旅行記グループ 2017 スリランカ周遊の旅

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kojikoji

kojikojiさん

ピンナワラの「象の孤児院」から戻る途中に宝石店で思わぬ時間を取られてしまい、キャンディへ戻って来たのは午後2時になっていました。当初は「キャンディ・マーケット」や「紅茶博物館」とアンティーク店などにも行きたかったのですが、ヌワラ・エリアへの到着や道中の車窓の景色が見られなくなるのを考えるとゆっくりしてはいられないことが分かりました。お昼はカフェでパンとミルクティーという軽食にして時間短縮は出来たのですが、立ち寄れるのは1か所に絞って3時にはキャンディを出ることにしました。そして選んだというか絶対に行きたかった「ヘルガズ・フォーリー(Helga's Folly)」というホテルに向かいます。ところが長年ガイドをしているナンダさんでも行ったことが無いというところでした。もちろんドライバーさんも行ったことが無く、到着してみると全員ビックリしました。事前にいろいろ調べていたのですが、すべてに桁外れな建物でした。当初はここでランチを食べてホテルの見学を考えていたのですが、メールで問い合わせをしても謎のような回答が来たり。
行ってみるとフロントに見学料は1人3ドルと書かれてあり一安心です。この日は宿泊客もいなくホテル内を自由に見学できました。ホテルのスタッフも気さくで親切で、客室の中まで見せてくれたり声を掛けてくれます。あまりの面白さにてんぱっていたので、スイートルームを見てこなかったのが悔やまれます。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
タクシー 徒歩
航空会社
スリランカ航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 新しいドライバーさんが増えて5人でキャンディ湖から少し山の中に入った「ヘルガズ・フォーリー」というホテルに向かいます。長年ガイドをしているナンダさんでも行ったことも聞いたことも無いという場所です。

    新しいドライバーさんが増えて5人でキャンディ湖から少し山の中に入った「ヘルガズ・フォーリー」というホテルに向かいます。長年ガイドをしているナンダさんでも行ったことも聞いたことも無いという場所です。

  • 看板には「One of the most extraordinary Hotels of the world.」世界で最も驚異的なホテルと書かれてあります。そして「私道につき通り抜け出来ません。」とも。

    看板には「One of the most extraordinary Hotels of the world.」世界で最も驚異的なホテルと書かれてあります。そして「私道につき通り抜け出来ません。」とも。

  • 夜だったら絶対に通りたくないような細い坂道を登っていくと突き当りに大きな屋敷がありました。建物の形はいたって普通ですが、壁一面に絵が描かれています。思わずガイドさんが「ここですか…。」と心配そうな顔をします。

    夜だったら絶対に通りたくないような細い坂道を登っていくと突き当りに大きな屋敷がありました。建物の形はいたって普通ですが、壁一面に絵が描かれています。思わずガイドさんが「ここですか…。」と心配そうな顔をします。

  • さあ中に入ってみましょう。どこかで見たことのあるキャラクターが描かれています。

    さあ中に入ってみましょう。どこかで見たことのあるキャラクターが描かれています。

  • フロントには誰もいなく、奥の方へ声を掛けるとおじさんがやってきました。メールを出しても謎の回答だけだったり、現地の旅行会社の岡部さんに問い合わせてもあまり良い印象を持たれていないようだったので緊張していましたが、おじさんの笑顔で心配は吹っ飛びました。この時点で頭の中がグルグルしていたので見学料金を払ったけどお釣りも確認しませんでした。1人3ドルなので1000ルピー札を出したのにお釣りがかなりあったので3人でも3ドルにしてくれたのかもしれません。

    フロントには誰もいなく、奥の方へ声を掛けるとおじさんがやってきました。メールを出しても謎の回答だけだったり、現地の旅行会社の岡部さんに問い合わせてもあまり良い印象を持たれていないようだったので緊張していましたが、おじさんの笑顔で心配は吹っ飛びました。この時点で頭の中がグルグルしていたので見学料金を払ったけどお釣りも確認しませんでした。1人3ドルなので1000ルピー札を出したのにお釣りがかなりあったので3人でも3ドルにしてくれたのかもしれません。

  • フロントがこのインテリアですから、いきなり興奮がマックスになります。

    フロントがこのインテリアですから、いきなり興奮がマックスになります。

  • この館のオーナーであるヘルガ・デ・シルヴァさんはスリランカの政治家だった父エドモンド・フレデリック・ローレンツ・デ・シルヴァと母エスメの間に生まれます。

    この館のオーナーであるヘルガ・デ・シルヴァさんはスリランカの政治家だった父エドモンド・フレデリック・ローレンツ・デ・シルヴァと母エスメの間に生まれます。

  • 彼女が12歳になった時に母のエスメは英国の全寮制学校にヘルガを入学させます。<br />

    彼女が12歳になった時に母のエスメは英国の全寮制学校にヘルガを入学させます。

  • ワイト島のセント・トレイニアンの全寮制学校はイングランド本島より暖かいくらいで活気も無く退屈な場所だったそうです。それで最初の夫になるジョナサン・ブロウに出会ったとき、彼女は一目惚れする準備ができていたと言っています。そして17歳で25歳年上のジョナサンと結婚します。<br />

    ワイト島のセント・トレイニアンの全寮制学校はイングランド本島より暖かいくらいで活気も無く退屈な場所だったそうです。それで最初の夫になるジョナサン・ブロウに出会ったとき、彼女は一目惚れする準備ができていたと言っています。そして17歳で25歳年上のジョナサンと結婚します。

  • 作家だったジョナサンは鬱病のような症状があり、後に自殺してしまったようです。精神的に傷を負ったヘルガは病院に通うようになります。そして1994年にこの建物を相続して建物の中をペイントすることを始めたそうです。それにはスタッフとお客の1人が手伝ったそうです。

    作家だったジョナサンは鬱病のような症状があり、後に自殺してしまったようです。精神的に傷を負ったヘルガは病院に通うようになります。そして1994年にこの建物を相続して建物の中をペイントすることを始めたそうです。それにはスタッフとお客の1人が手伝ったそうです。

  • 彼女の言葉によると「私は非常に神聖な存在を持って、非常に幸運な人生でした。人は誰でも浮き沈みを持っています。父は常に私に「前向きに考えなさい。」と語りました。そして「明日は明日の風が吹く。」と。

    彼女の言葉によると「私は非常に神聖な存在を持って、非常に幸運な人生でした。人は誰でも浮き沈みを持っています。父は常に私に「前向きに考えなさい。」と語りました。そして「明日は明日の風が吹く。」と。

  • 自宅をホテルとして開業する前から著名人がたくさんこの館を訪れたそうです。

    自宅をホテルとして開業する前から著名人がたくさんこの館を訪れたそうです。

  • 長年にわたってビビアン・リーやP・フィンチ、ローレンス・オリヴィエ卿、ウィリアム・ホールデンやグレゴリー・ペック、A・ギネスとザンドラ・ローズの名前まで。ビビアン・リーの写真はジェフリー・バワのお兄さんのベヴィス・バワの自宅だったブリーフガーデンにも一緒に撮った写真が飾ってありました。改めて当時のスリランカの文化的な奥深さを感じます。

    長年にわたってビビアン・リーやP・フィンチ、ローレンス・オリヴィエ卿、ウィリアム・ホールデンやグレゴリー・ペック、A・ギネスとザンドラ・ローズの名前まで。ビビアン・リーの写真はジェフリー・バワのお兄さんのベヴィス・バワの自宅だったブリーフガーデンにも一緒に撮った写真が飾ってありました。改めて当時のスリランカの文化的な奥深さを感じます。

  • ちなみにザンドラ・ローズの現在の事はあまり知りませんが、30数年前は池袋西武にショップがありました。当時の西武ってすごいブランドがたくさんあったし、文化的にもすごいパワーがありました。

    ちなみにザンドラ・ローズの現在の事はあまり知りませんが、30数年前は池袋西武にショップがありました。当時の西武ってすごいブランドがたくさんあったし、文化的にもすごいパワーがありました。

  • 時間があれば掛かった写真の1つ1つを見ていきたい気分でした。

    時間があれば掛かった写真の1つ1つを見ていきたい気分でした。

  • 一見ごちゃまぜのようでもありますが各部屋はテーマカラーが決まっているし、混沌の中にもルールがあるようです。

    一見ごちゃまぜのようでもありますが各部屋はテーマカラーが決まっているし、混沌の中にもルールがあるようです。

  • 天井画の「月とうさぎ」はスリランカの昔話がモチーフです。昔々うさぎと猿とかわうその3匹が川のそばの森に住んでいました。あるポーヤの日にひもじそうな老人が川のそばにやってきた。猿は蜂の巣を与え、かわうそは魚を与えます。老人は「私はまだお腹がすいています。もっと私にくれるものはないですか。」と言います。うさぎは前に出て「私たちにはもうこれ以上さし上げるものはありません。でも、わたしの肉をあげることはできます。どうぞ、私を焼いてください。」と言います。

    天井画の「月とうさぎ」はスリランカの昔話がモチーフです。昔々うさぎと猿とかわうその3匹が川のそばの森に住んでいました。あるポーヤの日にひもじそうな老人が川のそばにやってきた。猿は蜂の巣を与え、かわうそは魚を与えます。老人は「私はまだお腹がすいています。もっと私にくれるものはないですか。」と言います。うさぎは前に出て「私たちにはもうこれ以上さし上げるものはありません。でも、わたしの肉をあげることはできます。どうぞ、私を焼いてください。」と言います。

  • うさぎが火の中に飛び込んだ瞬間に老人がうさぎを腕の中に抱きとめます。それから川の中の長い葦を折り取って、うさぎを抱えたまま空に昇って行きました。そして月の面にその葦でうさぎの絵を描きました。「この素晴らしい贈り物を世界中の人々が覚えておくように。与えるという究極の姿を忘れないように。」老人は神様だったというお話です。他にもケンタウロスなど星座のモチーフが描かれています。

    うさぎが火の中に飛び込んだ瞬間に老人がうさぎを腕の中に抱きとめます。それから川の中の長い葦を折り取って、うさぎを抱えたまま空に昇って行きました。そして月の面にその葦でうさぎの絵を描きました。「この素晴らしい贈り物を世界中の人々が覚えておくように。与えるという究極の姿を忘れないように。」老人は神様だったというお話です。他にもケンタウロスなど星座のモチーフが描かれています。

  • このインテリアには妻も興奮気味です。

    このインテリアには妻も興奮気味です。

  • この部屋は1年中クリスマスかハロウィンのようです。

    この部屋は1年中クリスマスかハロウィンのようです。

  • まるで質の良いアンティークショップのようです。

    まるで質の良いアンティークショップのようです。

  • ステレオフォニックス (Stereophonics)というウェールズのロックバンドの「ユー・ガッタ・ゴー・ゼア・トゥ・カム・バック」というアルバムの中にマダム・ヘルガ (Madame Helga)という曲があります。これはケリー・ジョーンズによるヘルガへのオマージュです。<br />https://www.youtube.com/watch?v=u4vVsYDeWzc

    ステレオフォニックス (Stereophonics)というウェールズのロックバンドの「ユー・ガッタ・ゴー・ゼア・トゥ・カム・バック」というアルバムの中にマダム・ヘルガ (Madame Helga)という曲があります。これはケリー・ジョーンズによるヘルガへのオマージュです。
    https://www.youtube.com/watch?v=u4vVsYDeWzc

  • ヘルガの人生をいろいろ調べていると息子のデットマー・ブロウは、イザベラ・ブロウの旦那で、ヘルガはイザベラ・ブロウの義理の母親だったと知り、どちらも劣らずエキセントリックだと妙に納得してしまいました。

    ヘルガの人生をいろいろ調べていると息子のデットマー・ブロウは、イザベラ・ブロウの旦那で、ヘルガはイザベラ・ブロウの義理の母親だったと知り、どちらも劣らずエキセントリックだと妙に納得してしまいました。

  • このホテルはスリランカの裕福な家庭で育ったヘルガが1930年代に幼少時代を過ごした家で、1993年に長年住んだイギリスから戻り、1994年にホテルとして開業したものです。

    このホテルはスリランカの裕福な家庭で育ったヘルガが1930年代に幼少時代を過ごした家で、1993年に長年住んだイギリスから戻り、1994年にホテルとして開業したものです。

  • 晴れた日中に行ってもこの暗さです。泊ったらどんなことになるのでしょう。

    晴れた日中に行ってもこの暗さです。泊ったらどんなことになるのでしょう。

  • どこぞの仏教寺院の天井に嵌められていたであろう美しい絵が飾られていたり。40年前のコンテンポラリーとパーマネントが混在しているような不思議な空間です。

    どこぞの仏教寺院の天井に嵌められていたであろう美しい絵が飾られていたり。40年前のコンテンポラリーとパーマネントが混在しているような不思議な空間です。

  • 妻は先に2階へ行ってしまいました。

    妻は先に2階へ行ってしまいました。

  • 1人になってしまうと急に不安な気分になります。

    1人になってしまうと急に不安な気分になります。

  • 暗い上に黒く塗りつぶされた空間です。ヘルガが最初に塗ったのは黒い壁と黒い天井と書かれているのを何かで読んだので、ここがその空間かも知れません。

    暗い上に黒く塗りつぶされた空間です。ヘルガが最初に塗ったのは黒い壁と黒い天井と書かれているのを何かで読んだので、ここがその空間かも知れません。

  • 怪しいハンティングトロフィーの数々。頭部が剥製では無くて素朴な木彫なのが救われます。これが本物の頭蓋骨だったら怖すぎます。

    怪しいハンティングトロフィーの数々。頭部が剥製では無くて素朴な木彫なのが救われます。これが本物の頭蓋骨だったら怖すぎます。

  • 写真を撮っていても変なものが写らないかなんて思ってしまいます。

    写真を撮っていても変なものが写らないかなんて思ってしまいます。

  • いろいろなところにヘルガさんの姿が描かれてあります。

    いろいろなところにヘルガさんの姿が描かれてあります。

  • 写真をもっと詳しく見てくればよかったと後悔します。

    写真をもっと詳しく見てくればよかったと後悔します。

  • 妻とガイドさんはどこへ行ってしまったのでしょう。

    妻とガイドさんはどこへ行ってしまったのでしょう。

  • 階段の上には祭壇のような設えがあります。

    階段の上には祭壇のような設えがあります。

  • 煩悩の化身であるマーラは釈迦が悟りを開く事は自身の破滅につながるので、釈迦のもとに美しく技に長けた3人の娘達を送り込む場面のようです。どこかのお寺の壁に納められていた物のようです。

    煩悩の化身であるマーラは釈迦が悟りを開く事は自身の破滅につながるので、釈迦のもとに美しく技に長けた3人の娘達を送り込む場面のようです。どこかのお寺の壁に納められていた物のようです。

  • 階段を上がった2階の部屋は黄緑色をベースにしています。

    階段を上がった2階の部屋は黄緑色をベースにしています。

  • 妻が猫になってしまったのかと思いました。自宅の居間で見るスマホをいじっている姿に似ています。

    妻が猫になってしまったのかと思いました。自宅の居間で見るスマホをいじっている姿に似ています。

  • 「チェシャ猫のように笑う」という英語の慣用表現をもとにルイス・キャロルが作り出したキャラクターの猫がいました。

    「チェシャ猫のように笑う」という英語の慣用表現をもとにルイス・キャロルが作り出したキャラクターの猫がいました。

  • カウチの前の椅子は肘掛けの上に足が乗せられる椅子です。アームが回転して延ばせるのですが、ヤンゴンの「サヴォイホテル」のスイートの部屋に同じ椅子があったのを思い出しました。そしてアームを回転するときに横のテーブルにあったグラスを割ったことも。

    カウチの前の椅子は肘掛けの上に足が乗せられる椅子です。アームが回転して延ばせるのですが、ヤンゴンの「サヴォイホテル」のスイートの部屋に同じ椅子があったのを思い出しました。そしてアームを回転するときに横のテーブルにあったグラスを割ったことも。

  • みんなどこへ行ってしまったの?

    みんなどこへ行ってしまったの?

  • 部屋の隅に大きなポスターがありました。モンサンミッシェルのラ・メール・プーラールというオムレツ屋の壁もこんな風に写真が飾られていましたっけ。

    部屋の隅に大きなポスターがありました。モンサンミッシェルのラ・メール・プーラールというオムレツ屋の壁もこんな風に写真が飾られていましたっけ。

  • この写真にはびっくり。ル・コルビジュエとヘルガの叔母の建築家ミネット・デ・シルヴァの写真です。叔母はコルビジュエの弟子だったそうです。

    この写真にはびっくり。ル・コルビジュエとヘルガの叔母の建築家ミネット・デ・シルヴァの写真です。叔母はコルビジュエの弟子だったそうです。

  • コルビジュエのポスターの下にはギヨーム・アポリネールの詩「美しい赤毛の女」が書かれています。

    コルビジュエのポスターの下にはギヨーム・アポリネールの詩「美しい赤毛の女」が書かれています。

  • ヘルガの人生の集約のような写真の数々です。

    ヘルガの人生の集約のような写真の数々です。

  • 元々のお屋敷だった頃のインテリアを想像することは出来ません。

    元々のお屋敷だった頃のインテリアを想像することは出来ません。

  • レストランにもなるダイニングルームです。こちらの部屋は淡いパープルがベースになっています。多分無垢材の床だけが変わっていないのだと思います。

    レストランにもなるダイニングルームです。こちらの部屋は淡いパープルがベースになっています。多分無垢材の床だけが変わっていないのだと思います。

  • 食事をするスペースは割りと普通です。これならここでランチをしても良かったかなと思います。キッチンからシェフが出てきて「どこから来たの?楽しいんで行ってね。」と声を掛けてくれます。

    食事をするスペースは割りと普通です。これならここでランチをしても良かったかなと思います。キッチンからシェフが出てきて「どこから来たの?楽しいんで行ってね。」と声を掛けてくれます。

  • 奥にはナッツ・クラッカー・スイートの文字がありました。扉が閉まっていたので後で見せてもらおうと思っていて忘れてしまいました。

    奥にはナッツ・クラッカー・スイートの文字がありました。扉が閉まっていたので後で見せてもらおうと思っていて忘れてしまいました。

  • デーブルの上のキャンドルは次から次に足され続けた山のようです。

    デーブルの上のキャンドルは次から次に足され続けた山のようです。

  • 迷路でもないのに彷徨い歩いてしまいます。

    迷路でもないのに彷徨い歩いてしまいます。

  • 壁の色がそれぞれ違うのは自分がどこにいるか把握するには便利かもしれません。

    壁の色がそれぞれ違うのは自分がどこにいるか把握するには便利かもしれません。

  • 同じ系統の色だったら旅行記にアップしようにもどの部屋か分からないと思います。

    同じ系統の色だったら旅行記にアップしようにもどの部屋か分からないと思います。

  • このコーナーはミャンマーでよく見る刺繍が飾られています。

    このコーナーはミャンマーでよく見る刺繍が飾られています。

  • 天井のグリットの赤と腸の絵が強烈な印象を残す部屋です。

    天井のグリットの赤と腸の絵が強烈な印象を残す部屋です。

  • 一体この館はどこまで続いているのだろうか、妻たちはどこまで行ってしまったのか心配になってきます。

    一体この館はどこまで続いているのだろうか、妻たちはどこまで行ってしまったのか心配になってきます。

  • ペラヘラ祭りの象と上に跨ったキャンディ王朝の王様?の姿。壁のモザイクに触らないように注意書きがあったのはガラスの断面で指を切らないようにという意味のようです。

    ペラヘラ祭りの象と上に跨ったキャンディ王朝の王様?の姿。壁のモザイクに触らないように注意書きがあったのはガラスの断面で指を切らないようにという意味のようです。

  • 扉の裏にはお酒を飲む怪しげな男女。

    扉の裏にはお酒を飲む怪しげな男女。

  • 小さいスペースにも手を抜かず、びっしり絵が描かれています。

    小さいスペースにも手を抜かず、びっしり絵が描かれています。

  • 扉を抜けるとパブリックスペースから客室のエリアになるようです。どこまで見学して良いのか特に制限はありません。

    扉を抜けるとパブリックスペースから客室のエリアになるようです。どこまで見学して良いのか特に制限はありません。

  • 客室の廊下は照明をつけてもこの程度です。このホテルに泊まらなかったのは正解だったのか?今でも分かりません。

    客室の廊下は照明をつけてもこの程度です。このホテルに泊まらなかったのは正解だったのか?今でも分かりません。

  • 上の客室へ行く階段の踊り場にはキャンディアンダンサーがヴェズ・マトゥマを踊っている姿です。

    上の客室へ行く階段の踊り場にはキャンディアンダンサーがヴェズ・マトゥマを踊っている姿です。

  • このバティックは素晴らしかったです。現在作ろうとしたら大変な手間と日数がかかるでしょうね。

    このバティックは素晴らしかったです。現在作ろうとしたら大変な手間と日数がかかるでしょうね。

  • 階段の下にも怪しげなスペースが隠されています。

    階段の下にも怪しげなスペースが隠されています。

  • 子供用のリビングスペースのようにも見えます。

    子供用のリビングスペースのようにも見えます。

  • 踊り場には正面を向いたシーギリヤ・レディらしい女性の姿があります。

    踊り場には正面を向いたシーギリヤ・レディらしい女性の姿があります。

  • 滞在した画家が描いたのであろう絵が飾られています。いろいろな人がこの館に触発されて作品を残しているのでしょう。

    滞在した画家が描いたのであろう絵が飾られています。いろいろな人がこの館に触発されて作品を残しているのでしょう。

  • ようやく廊下の突き当りが見えてきました。ゴシック・ホラーの映画に迷い込んだ気分です。

    ようやく廊下の突き当りが見えてきました。ゴシック・ホラーの映画に迷い込んだ気分です。

  • 突き当りが見えてホッとするこの気持ちって何だろう。掃除をしている若いスタッフがいたので、客室の鍵を開けてもらいました。

    突き当りが見えてホッとするこの気持ちって何だろう。掃除をしている若いスタッフがいたので、客室の鍵を開けてもらいました。

  • スーペリアルームを見せてもらいました。日中窓から太陽光線が差し込んでも照明は必要です。これが夜になったらどうなるのか…。

    スーペリアルームを見せてもらいました。日中窓から太陽光線が差し込んでも照明は必要です。これが夜になったらどうなるのか…。

  • 天蓋付きの大きなベットが鎮座しています。

    天蓋付きの大きなベットが鎮座しています。

  • そしてバスルーム。小さいけれど使い勝手は良さそうです。シャワーカーテンが重厚なのに驚きました。まるでフィッティングルームのようにも見えます。

    そしてバスルーム。小さいけれど使い勝手は良さそうです。シャワーカーテンが重厚なのに驚きました。まるでフィッティングルームのようにも見えます。

  • そして壁にはウインクする女性の巨大な顔があります。

    そして壁にはウインクする女性の巨大な顔があります。

  • クローゼットやドレッシングテーブルはアンティークです。

    クローゼットやドレッシングテーブルはアンティークです。

  • 「同じですよ。」というスタッフに無理を言って鍵を開けてもらいました。彼にとっては日常で、彼にとっては変わらないよう見える部屋も観光客にとっては違って見えます。

    「同じですよ。」というスタッフに無理を言って鍵を開けてもらいました。彼にとっては日常で、彼にとっては変わらないよう見える部屋も観光客にとっては違って見えます。

  • この部屋はピンクがベースで白い花が咲き乱れています。

    この部屋はピンクがベースで白い花が咲き乱れています。

  • 「この2部屋がスーペリアで他の部屋とは違います。」との事でした。

    「この2部屋がスーペリアで他の部屋とは違います。」との事でした。

  • 天蓋付きのベットと小さめのソファ。

    天蓋付きのベットと小さめのソファ。

  • バスルームは同じようですが、右側のガラス窓の表は廊下なのでちょっと落ち着かないかな。

    バスルームは同じようですが、右側のガラス窓の表は廊下なのでちょっと落ち着かないかな。

  • このフロアの廊下はほとんど真っ黒で、そこに幻想的な絵が描かれています。廊下が狭いので引いたアングルで写真が撮れません。

    このフロアの廊下はほとんど真っ黒で、そこに幻想的な絵が描かれています。廊下が狭いので引いたアングルで写真が撮れません。

  • 人魚姫や北欧の神話が題材のような壁画です。

    人魚姫や北欧の神話が題材のような壁画です。

  • 真っ暗な森の中を通り過ぎると正面に巨大な顔があります。

    真っ暗な森の中を通り過ぎると正面に巨大な顔があります。

  • デビルマンかと思いました。このまま進んだら壁画の中の道路に迷い込みそうです。

    デビルマンかと思いました。このまま進んだら壁画の中の道路に迷い込みそうです。

  • この辺りで行き止まりのようです。階段を登って上のフロアに進みます。

    この辺りで行き止まりのようです。階段を登って上のフロアに進みます。

  • このフロアの廊下も壁画で覆われていますが、だいぶ古くなっています。その先にはプールがあります。

    このフロアの廊下も壁画で覆われていますが、だいぶ古くなっています。その先にはプールがあります。

  • Chalermchai Kositpipat(チャルーンチャイ)というタイのチェンライ出身のアーティストのオブジェに似た妖精がプールサイドに置かれてありました。こんなお客の少ないホテルですが、プールの水の状態はとても綺麗でした。葉っぱが1枚も落ちていないのにはびっくり。

    Chalermchai Kositpipat(チャルーンチャイ)というタイのチェンライ出身のアーティストのオブジェに似た妖精がプールサイドに置かれてありました。こんなお客の少ないホテルですが、プールの水の状態はとても綺麗でした。葉っぱが1枚も落ちていないのにはびっくり。

  • 藤城清治の切り絵のような人魚姫の姿が描かれています。

    藤城清治の切り絵のような人魚姫の姿が描かれています。

  • このフロアの客室は稼働していないようでした。40部屋あるうちに泊れるのはいくつあるのでしょう。

    このフロアの客室は稼働していないようでした。40部屋あるうちに泊れるのはいくつあるのでしょう。

  • きっとまた新しい壁画が描かれ、新しい調度品で埋め尽くされるのでしょう。

    きっとまた新しい壁画が描かれ、新しい調度品で埋め尽くされるのでしょう。

  • ピーコックダンスのダンサーの白いシルエットが動きを感じさせます。

    ピーコックダンスのダンサーの白いシルエットが動きを感じさせます。

  • バンド・デシネ(フランスやベルギーのコミック)のような壁画もあります。

    バンド・デシネ(フランスやベルギーのコミック)のような壁画もあります。

  • 白い牡鹿と人間の女性の恋なんて、北欧の神話みたいです。

    白い牡鹿と人間の女性の恋なんて、北欧の神話みたいです。

  • 職業柄大抵の建物の中を歩いていても自分の位置や建物のレイアウトが頭に浮かびますが、この建物はダメです。

    職業柄大抵の建物の中を歩いていても自分の位置や建物のレイアウトが頭に浮かびますが、この建物はダメです。

  • 驚きの連続で頭の中がグルグルしています。

    驚きの連続で頭の中がグルグルしています。

  • 宇宙人なのか妖精なのか…。

    宇宙人なのか妖精なのか…。

  • 階段の脇にあったベビーベット。子供連れの場合は部屋に運んでもらえるのでしょうか?

    階段の脇にあったベビーベット。子供連れの場合は部屋に運んでもらえるのでしょうか?

  • メドゥーサ(ゴルゴン)。

    メドゥーサ(ゴルゴン)。

  • 物悲しそうな表情の人魚姫。

    物悲しそうな表情の人魚姫。

  • ある意味一番ゴージャスな雰囲気の廊下です。

    ある意味一番ゴージャスな雰囲気の廊下です。

  • 以前は電話室として使われていた小部屋です。

    以前は電話室として使われていた小部屋です。

  • マッド・ハットとアリスが並んでお茶を飲んでいます。アリス・イン・ワンダーランドでジョニー・デップが被っていた帽子はレーゲンスベルグのドイツ最古の帽子店フート・ケーニッヒで作られたものです。一昨年買いに行ったので懐かしく思いました。

    マッド・ハットとアリスが並んでお茶を飲んでいます。アリス・イン・ワンダーランドでジョニー・デップが被っていた帽子はレーゲンスベルグのドイツ最古の帽子店フート・ケーニッヒで作られたものです。一昨年買いに行ったので懐かしく思いました。

  • ヘレナ・ボナム・カーターの雰囲気が良く表されています。ビッグ・フィッシュやスイーニー・トッドなどティム・バートンの映画には欠かせない女優です。

    ヘレナ・ボナム・カーターの雰囲気が良く表されています。ビッグ・フィッシュやスイーニー・トッドなどティム・バートンの映画には欠かせない女優です。

  • チェシャ猫…。そういえば我が家のチェシャ猫はどこに行ってしまったのだろう。

    チェシャ猫…。そういえば我が家のチェシャ猫はどこに行ってしまったのだろう。

  • また新しい世界が広がっていきます。

    また新しい世界が広がっていきます。

  • 見学を終えて思ったのはこのホテル自体がヘルガ・イン・ワンダーランドなのだろうということです。ここでの印象は強烈に残り、この日宿泊したヌワラ・エリアのヒルクラブのイングリッシュ・ガーデンはアリス・イン・ワンダーランドそのままに見えてしまいました。

    見学を終えて思ったのはこのホテル自体がヘルガ・イン・ワンダーランドなのだろうということです。ここでの印象は強烈に残り、この日宿泊したヌワラ・エリアのヒルクラブのイングリッシュ・ガーデンはアリス・イン・ワンダーランドそのままに見えてしまいました。

  • 長年ガイドをしているナンダさんにしても、「こんなところがあるなんて知りませんでした。連れてきてくれてありがとうございます。」と言われました。そして3人の共通した感想は夜には来たくないということでした。

    長年ガイドをしているナンダさんにしても、「こんなところがあるなんて知りませんでした。連れてきてくれてありがとうございます。」と言われました。そして3人の共通した感想は夜には来たくないということでした。

  • 5年後にリタイアしたらこんなホテルのフロントで働いてみるのもいいかなと思いました。

    5年後にリタイアしたらこんなホテルのフロントで働いてみるのもいいかなと思いました。

  • 正面の鏡に自分を映して屋敷の一部になって見ました。

    正面の鏡に自分を映して屋敷の一部になって見ました。

  • ゆっくり見学すればもっと面白いものを発見できたのかもしれませんが、充実した時間を過ごせて大満足です。

    ゆっくり見学すればもっと面白いものを発見できたのかもしれませんが、充実した時間を過ごせて大満足です。

  • キャンディで2時間時間があって、興味があったら絶対に行った方がいいと思います。

    キャンディで2時間時間があって、興味があったら絶対に行った方がいいと思います。

  • シーギルヤ・レディの見送られながらヌワラ・エリアへ向かいます。

    シーギルヤ・レディの見送られながらヌワラ・エリアへ向かいます。

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2017 スリランカ周遊の旅

この旅行記へのコメント (2)

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  • ドク金魚さん 2017/06/11 21:56:27
    壁画が・・・(゚∀゚)
     kojikojiさま

    ご無沙汰してます
    スリランカ旅行を充分に楽しまれた様で、ホント羨ましいです。

    驚きましたね
    まだ ヘルガスフォリー は営業してたんですか!!
    私が最後に訪ねたのは、今から7年ほど前です。
    当時で3回目・・ホントくたびれていました。
    マダムの体調も良くはなかったです。

    プールは汚かったですよ!!
    今回は綺麗だったんですね 驚きです。

    後 壁画がかなり新たに描かれていますね。
    どこぞのアーティスト・・美大生でも手掛けたのかしら?
    と思うくらいです。

    初めてヘルガスフォリーを尋ねたのは、17年ほど前です。
    宿泊客は3〜4組は居ましたよ。

    Dinnerの後、一階のリビングで宿泊客らが、お茶を楽しみました。
    アジア人は私たちだけでした。
    蠟燭の明かりと古いジャズ・・・あの妖艶さが瞼に焼き付いています。

    ご存知とは思いますが、5月の末頃
    港町カルタラが、大洪水となりました。
    被害者が250名ほど
    私がのpen palが南カルタラで、まさに直撃です。
    街は大河と化していました。
    pen palとは、連絡が取れていません。

    昨年病み上がりの娘を無理にスリランカ旅行させ
    時折後悔すらしていましたが、
    今にして思えば旅してホントに良かったんだ と 感じています。
    まだ一家の消息を諦めてはいません。
    今年中に何枚か手紙を書く予定です。

    ご夫婦で本当に充実した旅をしてますね。
    いずれは私も、kojikojiさんスタイルの旅を夢見ています。

    感慨深くじっくりとスリランカの旅行記を楽しませて頂きますね。
    お邪魔しました
            ドク金魚
     


    kojikoji

    kojikojiさん からの返信 2017/06/12 00:39:35
    ご無沙汰しております。
    ドク金魚様
    こちいらこそご無沙汰しております。
    以前お便りさせていただいたのが3年前になります。
    スリランカの旅行記は何度か拝読させていただいて
    いろいろイメージさせていただいたり、予定を組む参考にも
    させていただきました。ヘルガズ・フォーリーを最初に知ったのも
    ドク金魚さんの旅行記だったのではないかと記憶を思い返しています。
    最初は3週間の予定でスリランカを旅してみようと思っていたのですが、
    仕事上の環境が変わったりして2週間いしなければならなかったのが
    ちょっと残念でした。短くしてしまった中にヘルガズ・フォーリーも
    入っていましたので。インテリアはかなり変わっていると思いましたよ。
    禁煙の映画のイラストやバンド・デジネ風のイラストも多かったです。
    多分完成することは無いのではないでしょうか。
    あの空間でジャズですか・・・。思いもつかないことでした。
    今回バワの建築を巡る中ではほとんどすべての鐘を鳴らさせてもらいました。
    旅先の音は自分の記憶にしかとどめられないですからね。
    2004年の津波の痕がいまだに残っているのには驚きましたが、
    帰国後しばらくして洪水の話を聞いて心痛めていました。
    ちょうどこの後の旅行記で通過する辺りが被害がひどかったと聞いています。
    お知り合いの方との連絡が付きますようお祈りします。
    小さかった娘さんがだんだん大きくなる姿も楽しく拝見しています。
    ありがとうございました。
    kojikoji

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