2017/04/30 - 2017/04/30
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kojikojiさん
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ポロンナルワを出て日暮れの前にはシーギリヤに着くはずでしたが、ミンナワラ国立公園で野生の象に出合ったり、夕日を見たりしているうちに暗くなってしまいました。何とか日が落ちる前にシーギリヤの岩山を少し見ることは出来ました。岩山の麓の「ホテル・シーギリヤ」に着くと周囲は真っ暗でした。今回の旅行はジェフリー・バワの設計したホテルかコロニアルなホテルのどちらかを選択して予約しましたが、唯一ここだけが立地を基準に選んだホテルでした。翌日のシーギリヤ・ロックへ朝一番に行くのと、戻ってきてプールでクールダウンを考えたら至近距離のホテルになりました。実際にこれは正解で出発するまで実に快適でした。チェックインしてガイドさんとしばしお別れです。別れ際に「夜は周辺を出歩かないでくださいね。野生の象がうろうろしていますから。」ってどんな注意事項でしょう。翌朝は朝一番でシーギリヤ・ロックのゲートへ向かいました。朝一番は空いていると思ったけど、皆さん同じことを考えるようで次から次に観光客がやってきます。それでも観光を終えて降りてきたころの長蛇の列と暑さを考えたら朝早くいくのがお薦めです。シーギリヤ・レディのフレスコを見て、ミラーウォールを抜けて、ライオンの入り口で妻はダウンです。オーバーヒート状態なので木陰で休んでいてもらい、ガイドのナンダさんと2人で頂上を目指します。ここからの鉄製の階段が結構きつくて息が切れました。登ってみて妻には無理だったかなと思いました。同じタイミングで関西のクラブツーリストのツアーや中国からの団体さんもいらっしゃいましたが、ツアーの数名は登らない方がいらしたようです。体感的な登り切った爽快感は周りの景色の素晴らしさにすぐに吹っ飛んでしまいました。岩山の上の宮殿の跡も素晴らしいですが、スリランカを一望できるのではと思える周囲の眺めは心に残りました。午前8時過ぎにクーラーボックスに冷たいポカリスエット2本を入れてきましたが、登る間に全部飲んでしまうほど暑かったです。途中に水などは売っていないので飲み物をたくさん持っていくのは必須です。ガイドさんが「あそこがホテルです。」と教えてくれた方角に視線をやると、プールがきれいに見えました。この時ほどプールに飛び込みたいと思ったことはありません。ライオンの口から1時間ほどで往復して、妻と合流して岩山を下ります。帰り道は登りとルートが違うので最後まで楽しめます。最後に絵葉書を買ってホテルに戻ります。5分でホテルに戻って5分後にはプールに飛び込んでいました。このホテルは午後1時がチェックアウトなので非常に滞在が快適でした。この日の予定はダンブッラの寺院に寄ってから近くの「ヘリタンス・カンダラマ」へ移動するだけですから時間にも余裕がありました。遺跡巡りの3日でとても疲れたのでこのゆっくりした日は貴重でした。まだまだ旅は10日続きますから。ホテルでお昼を食べることも考えたのですが、3食同じレストランというのも芸が無いし、近くにおいしいレストランがあるということを調べて来ていたので近くの「ガマガダラ・ビレッジ・フード」というレストランに寄りました。ここで素朴で美味しいカレーをいただき素敵な家族にも出合いました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- スリランカ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ポロンナルワを出て日が暮れる前にシーギリヤ・ロックを拝めました。
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団体ツアーでも利用する有名な「ホテル・シーギリヤ」ですが、ここまでの最後の道路は泥道のダートなのが驚きでした。
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シンプルなフロントの裏に回るとロビーラウンジがあり、いきなりリゾート感が満載です。
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ハッピーアワーなのでお酒を飲んでいる欧米人の家族などで賑わっていました。
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そんな脇でチェックインします。ウェルカム・ドリンクはアンバレッラ(Ambarella)のジュースでした。アンバレッラはフルーツでは無くて野菜のカテゴリーに入るようでカレーの具材にもなります。とろりとした青臭いマンゴーのような味です。タマゴノキとも呼ばれるようです。
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ガイドさんに「ホテルの表を歩かないでくださいね。野生の象がうろうろしていますから。」ってどんな注意事項でしょう。宿泊棟はフロントの前で、どうやら中庭のある四角い平屋のようでした。
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部屋はシンプルでしたが広さも充分でしたし天井も高くて快適でした。
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ホテルのせいではありませんが、床がコンクリートなのでいろいろな物を落として壊しました。私は16㎜の広角レンズが壊れ、妻は旅行用の目覚まし時計を落として秒針が取れました。この時計は「ルヌガンガ」のスタッフが欲しがったのであげてしまいましたが、広角レンズはジャフリー・バワのホテルの撮影で使おうと思っていたのでショックでした。
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バスルームはシャワーブースだけでしたが、お湯も十分に出るので快適です。
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スリランカのホテルはどこも湯沸かしがありました。紅茶はいろいろ種類がありましたがディルマが多かったです。ジェットウイング系列のホテルはオリジナルだったりするので、紅茶だけもらってきましたが2週間で紙袋いっぱいになりました。
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夕食はホテルで食べるしかないのでレストランに向かいます。ビュッフェかアラカルトの注文も出来ますが、ビュッフェにした方が良いと思います。スリランカのレストランは料理が出てくるのがどこも遅いです。隣に座っていたご家族はハンバーガーを注文してから出てくるまで1時間はかかっていました。
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ビールを注文して出てくるのを待っています。飲み物はすぐに出てきました。ビュッフェ・ディナーは2人で4,750ルピーでしたので1人2,000円ほどです。ビールは750ルピーといいお値段します。
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ここのビュッフェのメニューはスリランカ料理からイタリアンまで種類が豊富でした。
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本格的なタンドリーチキンやナンも焼きたてが並んでいます。
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思っていたより大満足のディナーでした。営業時間が限られていますので開店時間はとても混んでいます。1時間後くらいから空いてくるのでその時間がねらい目のようで、料理はどんどん追加されるので心配ありませんでした。閉店時間前は奥の方でホテルのスタッフが食事をしていました。
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このプールの中心線の先にシーギリヤ・ロックがあります。夜になると真っ暗で何も見えません。
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夜はとても雰囲気が良いです。周辺には何もないので静けさに包まれています。
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カメラのISOの感度をあげるとうっすらシーギリヤ・ロックが見えますが、肉眼では見えません。
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食事の後はこちらで一休みしました。
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宿泊客は翌朝のシーギリヤ・ロック観光に備えてなのか夜は早いです。
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宿泊棟には野生の象が住んでいるエリアが地図上に表わされていました。この日だけで3回象を見たので地図に見入ってしまいます。さぁ明日は早いので寝ることにしましょう。
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明るくなって鳥の声が聞こえると目が覚めてしまいました。朝焼けを期待していたのですが、残念ながら何となく明るくなっておしまいでした。
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午前6時のシーギリヤ・ロックです。コックさんは庭先のハーブを摘んで厨房に戻っていきます。
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少し赤みを帯びてきました。
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これからあのてっぺんまで登ると思うと興奮を抑えられません。
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朝ご飯も同じレストランです。
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出来立てのホッパーです。ホッパー(Hopper)は南インドのクレープのような料理です。スリランカでは「アーッパ」というそうです。
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妻は朝から食欲旺盛です。
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ただの紅茶ですが、絵になりますね。
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これから岩山を登るのに食べ過ぎです。ただでさえ体が重いのに。もしかしたらこの時点で山頂まで行く気が無かったのかもしれません。
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午前7時30分にホテルを出発します。ほんの5分も走ると遺跡公園の入り口に到着です。
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うーん。注意事項が多いです。ピクトって東京オリンピックの時に日本で開発されたらしいけど、各国独自に進化していますね。
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ここも値段が上がっているのかドルとのレートが良くないのか…。
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分かり易い看板があります。
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一番左の真ん中が現在位置です。環濠を越えて真っすぐシーギリヤ・ロックへ向かう訳です。右下の池の下を周り込んだ辺りに泊まったホテルがあります。
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アンコールワットのバイヨンの環濠を思い出させます。
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看板にワニのピクトがあったので探してみましたが…。
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「王の沐浴場」ですがこんな大きな沐浴場が必要だったのでしょうか。
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精巧な土木技術が残されています。ここまでリアルだと当時の生活が想像しやすいです。
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元気なうちに記念写真を撮っておきましょう。
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有名な観光地はどこも結婚写真の撮影場所になっています。ここで初めて出会いましたが、この後もキャンディやゴールで出合いました。お願いして一緒に写真を撮っていただきました。きれいな花嫁さんでした。お幸せに。
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高低差を利用して水を流して噴水を楽しんだそうです。現在も地下を水が流れるようになっているので雨の季節には噴水を見ることが出来るそうです。ガイドさんは何度か見たことがあると言っていました。ただ雨がきついと岩山には登れないそうですが。
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岩山以外に高地は無いのでないので水がどこから流れてくるのか不思議です。ガイドブックによると高所へ水車を使って水をあげていたというから驚きです。それも5世紀の時代にです。
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岩山以外にも興味深いものがたくさんあるシーギリヤです。
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「オクタゴン・ポンド」は名前の通り八角形の池です。一部自然石がそのまま組み込まれていますが「ヘリタンス・カンダラマ」のプールはこんな風になっていたなと感じます。ジェフリー・バワの設計はスリランカの文化遺跡の中にヒントがあるように思いました。
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だんだん妻の足取りが重くなってきました。まだ1メートルも登っていないのですか。
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巨石に彫られた溝は何なのでしょうか。とても人が登れる階段とは思えません。サルが造ったとも思えないし。
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「デラニヤガラ・ケーヴ」は発見者なのかデラニヤガラさんの名がついた洞窟です。洞窟と言っても岩の窪みですが、ここで瞑想をしたのでしょう。描いたフレスコ画が痛まないように、岩肌を雨水が伝わらないように加工してあるのが面白いです。
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シーギリヤ・レディと姿の似たフレスコが残っています。
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虫よけスプレーはしてきたけど蜂には効かないでしょうね。タイとミャンマー国境辺りをトレッキングした時の虫よけグッズを持ってくればよかったかなと思いましたが大丈夫でした。
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こんな岩山の間を登っていくと感性の無い自分でもパワー・スポットってこういうところなんだろうと思います。
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人の流れに波があるので少し待っていると急にひと気が無くなります。
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手摺りの鉄棒がこんなにすり減っています。一体どれだけの人が触っているのでしょう。
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一昨年の金毘羅さんでさぼって登らなかった祟りだと思います。
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まだまだ岩山の麓です。しかし圧倒的な大きさです。
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少しは高度が上がってきました。
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まだ景色を見る余裕はありました。
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妻はもう声を掛けても振り向いてくれません。
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螺旋階段が見えてきました。
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これを登ってシーギリヤ・レディとご対面です。出来てから100年くらいは経っているだろう螺旋階段の強度が気になります。
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これがシーギリヤ・レディかとは思いましたが…。正直前の日にポロンナルワの最後に見た「ティワンカ・ピリマゲ寺院」のフレスコ画の方が素晴らしいと思いました。
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ミラーウォールを抜けて先へ進みます。このミラーウォールは「ヘリタンス・カンダラマ」のレセプションの左の曲線の壁を思わせます。ジェフリー・バワは絶対にここからインスピレーションを得ていると思います。それは実際に泊まってみて夕日が壁に差し込んだ時と朝日が入って来た時にそう確信しました。
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建物の基礎が残っています。シーギリヤ・ロックの上で初めて見る建物の跡です。奥にはくさびで支えられた巨大な岩が見えます。
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ライオンの入り口まで到着です。ムーンストーンの上で記念写真を撮りました。妻はここまでです。顔も真っ赤で辛そうなので持ってきた100均で買った「冷えクール」でクールダウンしてここで待っていてもらうことにします。
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ガイドのナンダさんは数えきれないほどこの階段を上っているので気の毒になってきます。
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ほとんど垂直の岩を階段で登るのですから楽といえば楽なのですが。膝に乳酸が溜まってきます。周りの景色なんて楽しめません。
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よくこんな所に階段を設置したものです。
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階段がズレ落ちたら一巻の終わりです。いつかそんな日が来るのではと感じます。とりあえず今日は落ちないでと祈ります。しかし同じ55歳のナンダさんはすいすい登っていくのでちょっと悔しいです。
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シーギリヤ・ロックの北側にある「ピドゥランガラ・ロック(Pidurangala Rock)」にも人影が見えました。こんなところにまで蟻も登ってきていました。
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汗びっしょりです。タオルを巻いても頭から汗が吹き出します。この後ホテルに戻れるので良いですが、この後に移動だったらと思うと…。何とか我が家の登頂率は50%を切らずに済みました。
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午前9時の時点で山頂にいたのは200人ほどだったのではないでしょうか。アングルによっては誰もいないような写真が撮れます。
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一番上の木のあたりがチケット売り場で、この道をずっと歩いてきたのだということが分かります。
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水利設備のレベルの高さも知ることができます。これから上る人はさらに暑そうです。
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ガイドさんが「あそこがホテルですよ。」と教えてくれました。おお、ここからプールに飛び込みたい!
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妻が登ってこれなかったのが残念でしたが、ちょっと無理だったかもしれません。まだ先は長いので具合が悪くなっても困ります。他にも数組の日本人のご夫婦に出会い、写真を撮って差し上げたのですがちょっと寂しい気分です。
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南側にも岩山があるようです。宮殿の跡よりも広大な景色を堪能します。
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ギリシャのメテオラの修道院を思い出しました。同じようなリフトを使って生活物資を下から上げていましたが、このリフトはどういった使い道があるのでしょう。乗せてもらえるなら乗りたい気分です。
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宮殿跡を反時計回りに歩いて沐浴場に辿り着きました。「沐浴場にはいつも水がたたえられていて不思議です。」とガイドのナンダさん。石で整えられたところと自然のままの岩が組み合わさったデザインはジェフリー・バワの設計したプールのようです。
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この階段を使って王宮の女性たちは沐浴場に降りてきたのでしょうね。
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宮殿は廃れしまい積まれた煉瓦や石だけが往時を偲ばせますが、そんな中でも木は育っていくのだなと感心します。
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王座は見事な状態で残されていました。この王座の座面の下は刳り貫かれていて、水が流れて水冷の機能があったそうです。穿かれた穴には柱が立てられていて、屋根があったのだと想像できます。
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屋根からは水が流れて床の溝を通って沐浴場に至るのでしょう。こんな岩山の上ですから雨水は貴重だったのでしょう。
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どんな宮殿が建っていたのか…。基礎だけではその姿を想像することは難しいです。しかし基礎のレンガを含めてどれだけの建材が下から運ばれたのでしょう。
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シーギリヤ・ロックの南側のあの山の辺りがカンダラマです。さすがに「ヘリタンス・カンダラマ」は肉眼で確認できませんが、ホテルからはシーギリヤ・ロックが小さく見えました。
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北側にある「ピドゥランガラ・ロック(Pidurangala Rock)」の岩の影に人影が見えます。向こうも暑いので日陰に入っているのでしょう。向こうでも「ああ、暑い中階段を登ってるよ。」と思っているのでしょうね。
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ベテランガイドのナンダさんです。名前を短くナンダさんと呼ばせてもらっていましたが、ナンダセーナさんという名前で、スリランカで大学を出た後に京都で日本語を4年勉強されたそうです。同じ年齢だったのも良かったですが、非常に細かい気配りをされる方でしたので気持ち良く旅行できました。
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同じ歳のお客さんの方はへとへとです。
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ライオンの脚を真上から見るとこんな感じです。
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木陰のところで妻が元気そうに手を振っていました。
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この中途半端な足場は何のために掛けているのか?その先には大きな蜂の巣がいくつもありました。
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妻と合流して少し休んでから岩山を下ります。
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登戸下りのルートは少し違っていました。岩をくさびで止めたところまで歩けば少しですが、遠くから写真を撮るにとどめます。たくさんの人が一緒に歩いていますが、誰も近づこうとしません。
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ミラーウォールの外側です。昔の遊歩道が下から見ていて恐ろしいです。
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ここまで降りてくると日陰になって暑さが幾分かましになります。
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「オーディエンス・ホール(Audience Hall)」という謁見場や会議を行ったテラスまで下ってきました。
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1枚の大岩の表面を平らにして王座と周囲に臣下の座る席が設けられています。
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オーディエンス・ホールの床の石の模様とこの岩の壁の模様が一緒なので、割れて横になった岩の部分だということが分かります。
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「アサナ・ケーヴ(Asana Cave)」も瞑想の場だったようで、元々描かれていた女性像のフレスコ画は修行の邪魔になるので削られたとか。
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右の岩の一部だった左のオーディエンス・ホールの岩が90度横になったことが分かります。
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岩の迷路の中を最後の下りです。
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風が通らないので午前10時前だというのに非常に暑いです。
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有名な「コブラ岩」に到着しました。
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ここにもフレスコ画が残っています。
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シーギリヤの絵葉書はこのおじいさんから購入しました。ちょっと高いこと言われたので相場の値段まで下げてもらいました。同じ200ルピー使うにしても、一緒に写真を撮って楽しい思い出も増えれば安いものです。
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駐車場で冷房の効いた車に乗って5分でホテル近くまで戻ってきました。ホテルロードの一番眺めの良いところで車を停めてもらいます。岩山の手前には「シーギリヤ・タンク」と呼ばれる貯水池があります。
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そのシーギリヤ・タンクを巡るエレファント・ライドのルートがあります。
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タイのチェンマイ郊外やチェンライの山の中で何度も象に乗っているので今回は乗りませんでした。首輪だけの子象の背中にも乗らせてもらいました。
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登る前と後では景色が全く違って見えます。あの宮殿跡のテラスを歩いたんだなと思うと感無量です。
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ホテルに戻ってマッサージを受けようと思ったのですが、日中は午後2時にならないと人がいないと言われて断念しました。すぐに水着に着替えてプールに向かいます。プールサイドにいた巨大なトカゲは1.5メートルはあったと思います。
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ここでしばらく泳いだり昼寝したり。暑くなってはまたひと泳ぎ。近くのホテルにして本当に良かったと思うひと時です。
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岩山の上にはたくさんの人の姿が見えます。近くのホテルに泊まってチェックアウトしないで早朝に登った後にホテルで一休みするのが正解だなと思いました。
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チェックアウトして最後に記念写真です。我が家の登頂率は50%でした。
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ホテルのレストランでランチを食べるのは芸が無いので、この辺りのトリップアドバイザーのランキングで一番の「ガマゲダラ・ビレッジ・フード(Gamagedara Village Foods)」に向かいます。
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バラックのような建物と椰子の葉葺きの小屋がお店です。この日は上海から来た中国人のカップルがいたので「君たちもトリップ・アドバイザーを見て来たの?」と尋ねると「そうです。」とのこと。
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使い込んだ七輪と蓋付の鍋がいい味出しています。七輪の周りには籾殻が敷かれ、燃料にもなっています。
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座席に並んだお皿です。一応陶器の皿の上に蓮の葉が1枚乗っています。
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7つ並んだから七輪ではありません。七輪の語源は底に七つの空気穴からとか炭の値段が七厘だったからと諸説あるようです。
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トリップ・アドバイザーの投稿写真では大抵の方がディナーに来ているようでしたが、昼間の方がお薦めです。
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カレーの準備が整いました。最年長の方からカレーを盛りつけます。貴州省の旅でも妻が最年長で「大姉!」とみんなに呼ばれていましたし、今回もガイドさんいもドライバーさんにも一目置かれていました。
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人気が高いお店なのがすぐに分かりました。野菜の優しい味が五臓六腑に滲み渡ります。こちらはかぼちゃカレーです。カレーという名はついていますがスリランカのカレーは野菜の煮物にカレー風味がついている感じです。
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こちらは瓜の甘みのあるカレーです。
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ダール豆のカレーだけはココナッツ味のカレーといった風味です。どこのレストランでもこれは必ず並んでいる定番です。これをベースに味を考えると盛るのが楽です。
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隠元豆カレーです。これも隠元豆の味が先に立った優しい味です。
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この店のゴーヤは最高に美味しかったです。これはもうカレーではなくピリカラゴーヤ炒めといった感じです。
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遅れてチキンのカレーがテーブルまで届きました。お店の若い男の子が持ってきてくれました。まだあどけない笑顔の可愛らしい子で、後で店の息子さんだと分かりました。
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お水は冷蔵庫から自由に持ってこれます。アルコールは置いていない店です。
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蓮の葉の上にこんな風にきれいに持っても。
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後はぐちゃぐちゃにかき混ぜていただきます。混ぜれば混ぜるほどおいしいスリランカのカレーです。
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美味しいものを食べた時の顔です。
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パパダンも遅れて届きました。焼きたての熱々カリカリです。
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最後にフルーツが届きましたがどれもおいしかったです。これで1650ルピー。ざら紙に男の子が書いた字で750×2=1500と50×3=150。
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お店のオーナーのチャンダニさんの奥さんは「14年ぶりに子供を授かったのよ。生まれてまだ25日よ。」と嬉しそうでした。お店のお皿がどうしても欲しくなったので売ってほしいと言ったら「あげるわよ。持って行って。」と言われました。申し訳ないので赤ちゃんのお祝いにと500ルピー置いてきました。お父さんがお皿を新聞に包んでビニール袋に入れてくれました。
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少し使い込んだ深めのお皿は菓子器に良さそうでした。旅行中に素焼き風の陶器は道端で売っていましたが、ピカピカの新品で魅力ありませんでした。この店と共に良い思い出になりました。
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チャンダニさんのご家族です。お兄ちゃんは14歳ということですね。お店を手伝ってよい子です。身長は180センチくらいで将来が楽しみなイケメンです。さあダンブッラ経由で「ヘリタンス・カンダラマホテル」に向かいます。
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