2017/04/28 - 2017/04/28
37位(同エリア165件中)
kojikojiさん
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- 3,459,572アクセス
- フォロワー169人
今回のスリランカ旅行は初日の空港から最終日の空港までの2週間を「イーツアーズ」の専用車と日本語ガイドさんという大名旅行でした。当初3週間で考えていたスケジュールを短くする必要もあり、時間短縮も考えてのことでしたが、やはり暑いところを旅する場合はクーラーの効いた車は必須です。ということで「ジェットウイング・ラグーンホテル」を出発してアヌラーダプラに向かいます。今回利用した現地旅行会社は非常に対応が早く、こちらの希望も最大限に考慮してくれるので非常に助かりました。専用車も計画途中でバンタイプの車両にしていただきましたが、路線バスの多いスリランカでは1ボックスの車高の高さはありがたかったです。荷物が途中からどんどん増えたのにも対応できました。そして車両がトヨタのほぼ新車のような車だったのも良かったです。そんな快適な車でアヌラーダプラへのドライブですが、景色の良いところなど途中で停まってもらうので結構時間がかかりました。移動中は車中でゆっくりくつろぐつもりでしたが、自然公園の手前で野生の象に注意する看板を見たら車窓の風景に目が釘付けで休めませんでした。途中休憩をしながらアヌラーダプラには午後1時に到着しました。まずはランチでスリランカカレーのビュッフェレストランへ行きました。外国人観光客向けのレストランでしたが、どの料理もとてもおいしく2回おかわりしたほどでした。窓の外には湖越しに翌日行くミヒンタレーの白いパゴタが見えます。食後は遺跡見学かと思っていたらガイドさんより「まずはホテルにチェックインして少し休みましょう。遺跡の見学は午後4時前から始めれば一番暑い時間は避けられます。」これはアヌラーダプラに泊まれるからできる技で、翌日のポロンナルワは夕方にシーギリアに移動してしまうので暑いさなかに見学しなければなりません。スケジュールを短縮したしわ寄せをじわじわ感じます。この日宿泊するホテルはアヌラーダプラの聖域公園の中にある広大な敷地の「ザ・サンクチュアリ・アット・ティッサウェワ( The Sanctuary At Tissawewa )」というコロニアルホテルです。今回の旅ではジェフリー・バワの設計したホテルかコロニアルホテルのどちらかとしています。このホテルは値段の割に遺跡からも近くてとても便利でした。22部屋の小さなホテルですが我々以外にお客もいなかったようで貸し切りのようでした。往時にはエリザベス女王や元首が宿泊した創業100年を超える由緒あるホテルです。夕方からの遺跡見学は観光客も少なく、逆に巡礼中のスリランカの方の信仰の姿を垣間見られてとても良かったです。そして「カップル・カ・プジャ」という長大な僧侶の袈裟布をパゴダに奉納する式典にも出会えたのはうれしい誤算でした。そして夜になって訪れた「スリー・マハ菩提樹」は信仰の場で、日中来るのとは全く違う姿を感じました。観光は日没までとなっていましたし、料金所も無く果たして観光客が入ってよいのかと感じました。ガイドさんも警備の人に何か注意されていたようにも見えました。我々も観光というより参拝の気持ちでしたので、こういった場に立ち会えてとても感激しました。1日だけでしたがとても素晴らしいアヌラーダプラの滞在でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- スリランカ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ネゴンボの「ジェットウイング・ラグーンホテル」を出発してしばらくするとマナックカーラの漁港に出ました。
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ラグーンの中なので波も無く静かな景色です。
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この漁船でインド洋に出ていくのですね。
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またしばらく走って砂浜に出るとカタマランが並んでいました。
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こちらはラグーンの内海で魚を捕るのでしょう。ホテルから見えたのはこのスタイルの船でした。
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スリランカ・ムーアの方々のためのイスラムのモスクも多く見られました。以前は女性たちはヒジャブ程度の髪を覆う布程度だったそうですが、最近はアバヤのような全身真っ黒に覆われた衣装も増えてきているようで、敬虔な仏教徒のガイドさんはちょっと怖いと言ってました。
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この周辺で魚を仕入れた魚屋さんは数十キロ先まで魚を売り歩くそうです。実際にかなり内陸部に入ったところで魚の行商を見掛けました。
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西海岸の漁師はキリスト教が信仰されているようで、教会を数多く見掛けました。特にこのようなピエタ像は大小取り混ぜて数十か所見掛けたと思います。
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バチカンのサンピエトロの巨大なクーポラを彷彿させるような立派な大聖堂も通り過ぎていきます。
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線路も何回も渡りましたが列車を見掛けたのは2週間で1回だけでした。
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すぐにお菓子屋さんと分かる売り方は東南アジアでよく見掛けます。
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スリランカは山が少ないのに結構大きな川がたくさん流れています。それでも足りない水は人造湖を造って補っています。優秀な王様は優秀な水利技術を持っていたようです。
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日本でいうゴールデンウイークの間はスリランカでは各地でお祭りもあったようです。これは牛車ですがマラソン大会や自転車レースも開催されていました。
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生まれて初めて見たカシューナッツの木です。実が生っていますがこの部分が大きくなってカシューアップルになり、赤く熟すと食用になるそうです。カシューナッツはこのカシューアップルの下にもう1つ出来た身の中の核です。この木はウルシ科なので家具などの塗装に使うカシュー塗料が採れます。
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マンデル・ラグーンの近くの「ラグーン・ブリーズ・レストラン(Lagoon Breeze Restaurant)」でティーブレイクです。紅茶もジンジャービアも200ルピーです。ここで初めてのジンジャービア体験しました。大学卒業後に京都のYMCAで4年間日本語を学んでいた日本語ガイドのナンダセーナさんに「冷やし飴に似ている。」と言いましたが知らなかったようです。
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昔はこんな鍵付きのトランクに貴重品を保管したそうです。
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先に日本人のお客さんがいたのでツアーではよく利用するお店のようです。ここでスリランカのシステムを知りましたがお客である我々の飲み物の料金はチャージされていますが、連れてきたガイドさんやドライバーさんの紅茶代は無料のようです。
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お昼頃にプッタラムの町のロータリーを右折してアヌラーダプラへ向かいます。しばらく走るとこんな看板が現れます。この道は自然公園の中を横断していて、電気柵が巡らせてありますが水飲み場へ移動するために道路を渡る野生の象がいるそうです。そのための注意だということです。
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「ウィルパトゥ・ナショナルパーク」を通過する間は車の中で寝ようと思っていたのですが、象がいないか車窓の景色に目が釘付けです。
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シーギリアのライオンの顔はこんなだったのだろうかと思いましたが、軍隊の基地の出入り口のようでした。軍用施設などは撮影禁止の看板が出ている所もあるので、本当は写真に撮ってはダメなのかもしれません。
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午後1時にアヌラーダプラに到着しました。
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「グランド・ツーリスト・ホリデー・リゾート」の中の「カジャン・レストラン」でランチです。
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このホテルのレストランもツアーでよく使われるようで、車をチャーターした日本人や欧米人の観光客が多く見受けられました。
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ここでもジンジャービアを飲みました。このレストランの料理は非常に美味しく2回もお代りしてしまいました。
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窓の外には王様の造った人造湖の先に翌日行くミヒンタレーの白いダーガバ(仏塔)が見えました。
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食事の後は郵便局に寄ってもらいます。スリランカの郵便局はどこもピンク色でした。旅先から実家の母に毎日絵葉書を出すので20枚切手を買いました。絵葉書1枚で25ルピーなので、20円ほどで航空便で絵葉書が送れるのです。あまりの安さに何度も確認したほどです。
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最近のヨーロッパだと絵葉書が1ユーロで切手が2ユーロ、絵葉書1枚送るのに400円近い費用が掛かりますが、スリランカだと絵葉書を合わせても45ルピーなので35円ほどです。
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昼過ぎは小中学校も終わりお迎えを待つ子供たちがたくさんいました。みんな日陰を探して立っているのが可愛らしいです。男の子も女の子もみんな白い制服を着ています。
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ネットで予約した「ザ・サンクチュアリ・アット・ティッサウェワ( The Sanctuary At Tissawewa )」は聖域のエリア内にあるクラシックなコロニアルホテルです。
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1907年創業ですので110年経った老舗ホテルです。遺跡のあるエリアの中に広大な庭園を構えその中心にホテル棟が建っています。古くは英国王室のエリザベス女王や国家元首も泊まった由緒あるホテルです。
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車寄せの前にレセプションがあり、その奥にレストランが続きます。
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調度品も品の良いクラシックな物が置かれています。
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ここで問題が発生で、ホテルズ・ドットコムで予約を入れましたが「部屋はありますが予約が入っていません。」でも結果はネットの情報を更新していなかったらしく、その場にいたみんなホッと安心しました。
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2013年4月に全面改修工事を行っているのでどこもきれいでした。部屋は本館の2階の2号室でした。2階には5部屋しかありませんでした。何となく1号室が大きい部屋のようでした。
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バスルームは広かったけどエアコンが無いのでちょっと暑かったです。それ以外は快適です。
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お湯も豊富に出るしアメニティも揃っていました。
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無料の水とコーヒーポットも揃っています。
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部屋の前の廊下はいかにもコロニアルホテルといった風情です。
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アガサ・クリスティの小説の探偵ポワロが白いスーツとパナマ帽で出てきそうな雰囲気です。
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レセプションの上はこんなオープンスペースです。その先の車寄せの上にはテラスまで設えてあります。
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昼下がりの誰もいないダイニングルーム。
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けだるい午後の空気が流れています。滞在中に自分たち以外のお客に合うことはありませんでした。
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100年くらい時間が止まったままのようです。
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本館の脇にも部屋があるようですが全部合わせても22部屋しかありません。2時間ほどホテルでくつろぐことが出来ました。これはアヌラーダプラに宿泊するからできたことで、翌日のポロンナルワでは暑い日中に見学することになりました。ガイドのナンダさんは数年かけて作った我々のスケジュールを更にブラッシュアップしてくれました。
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午後4時前になって遺跡観光に出掛けます。
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まずはエリア入場券を買います。1人3,850ルピー(約3,000円)と結構な金額です。
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チケットはガイドさんに預けておきます。遺跡は広大なのでクーラーの効いた専用車は天国です。アンコール遺跡を1週間かけてタクシーをチャーターして周って以来、東南アジアの遺跡巡りはこのスタイルになってしまいました。
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まずは「考古学博物館」で勉強します。残念ながら写真撮影は出来ません。ここには完璧な姿で残ったガードストーンがありました。うつぶせに倒れたままになっていたので奇跡的に無傷だったそうです。宝石などの装飾品も見事でしたが、妻には見せたくありませんでした。
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博物館の見学の後は車を先に回して遺跡公園内を散策します。
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ほぼ完璧な姿で残された沐浴場です。この辺りは数千人の僧侶が住んでいたエリアですが、僧房などの建物は基壇部分を残しているだけです。
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遺跡の林の中に「ジェータワナ・ラーマヤ」が見えてきました。
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仏教遺跡の観光ではありますが、アヌラーダプラはスリランカの方々の巡礼の地でもあるので極力白い服装にしました。
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前を歩くのは今回2週間一緒に旅をするガイドのナンダさんで、1961年生まれの同い年です。旅行前から若いガイドさんより年齢が近い人の方が良いと思っていたので結果的には大満足でした。
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アヌラーダプラはスリランカに仏教が最初に伝わった土地なので、仏教遺跡を巡りカンボジアのアンコール遺跡とインドネシアのボロブドゥール遺跡とミャンマーのバガン遺跡を旅してきた我々にはどうしても訪れたい土地でした。
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ダーガバなどの仏教遺跡の中は傘も靴も禁止です。靴下も禁止だったミャンマーと違い、スリランカでは靴下は許されるのがありがたいです。
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この仏塔は創建時120メートルもあったそうです。現在でも70メートルの高さがあるそうです。一体全体何個のレンガを積んだのだろうか。見たことは無いけどピラミッドはどれくらいだろうかと想像してしまいます。
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この仏塔はスリランカで最も高くて世界でも有数の規模の塔で、レンガ造りの建築物としても最大だそうです。ただレンガ造りの大きさでいうとミングォンのパヤーの方が大きいように感じます。
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その西側には涅槃仏が安置されています。博物館で出合った日本人の女の子と仏塔ですれ違った際に教えてくれたので半周回って見に来ました。
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西暦275年から301年にかけてアヌラーダプラ王を統治したマハーセーナ王です。王に即位してからは上座部仏教の僧たちを敵視し、その最大の拠点であったマハーヴィハーラを含めて複数の寺院を廃します。その後に部下の言葉に従い敵視をやめてこの仏塔を建立します。また灌漑のための数多くの貯水池を造ったことからミネリ・デウィヨ (ミネリヤの神) と呼ばれ、現在も人気のある王様です。
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夕方でこの涅槃仏の建物も閉めるところでした。係りの男の子がそんな由来を説明してくれました。ちょっとドネーションしておきます。
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スリランカで最初に見た仏塔でした。参拝の後はすぐに涼しい車で移動できるので助かります。
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次に「クッタム・ポクナ(ツイン・ポンズ)」という巨大な沐浴場です。ツインの名前の通り奥にも同じような沐浴場が続いています。一体どれだけの僧侶が沐浴していたのでしょう。1日の終わりのこんな時間帯に集まったのでしょうか。そんなことを想像してしまいます。
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昔はここの水が周囲の田んぼに流されたそうですが、現在は魚がたくさん住んでいて、若いガイドさんがお客のために魚に餌をあげていました。
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ほとんど完璧な姿が残っています。
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このバンで2週間スリランカを回りました。ガイドさんと話している男の人はアクセサリー売りで、妻に声を掛けているようですが無駄なことです。1ルピーのお金も持っていませんから。車に戻ると妻もグルになって2人でアクセサリーを売りつけてきます。値段を聞くとネックレスが300ルピーで250円なので、2個で500ルピーにしてもらいました。1個は妻に1個は6歳の姪にプレゼントしました。
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「サマーディ・ブッダ」までやってきました。元々は屋根は無くて後ろには菩提樹の木が茂っていたそうですが枯れてしまったそうです。
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この石像は右から眺めると悲しそうな顔をしているように見えるそうです。
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そして反対側から眺めると笑っている顔に見えるそうです。
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仏像よりも周囲で瞑想するスリランカの方々に心打たれました。
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参拝では仏像から離れた場所で靴を脱ぐ必要があります。旅を終わって思うのは靴ではなくビーチサンダルに軍足(グンソク)が一番便利だと思えました。サンダルに靴下だと登れない場所もあります。軍足も1日1足と考え、使い捨てで考えた方が良いです。
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仏像の脇に停まっていた観光バスは一見すると路線バスですが、巡礼用に貸し切られたものです。
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行き先表示のところがSPECIALという表示なのとラジエターグリルに結ばれた草が巡礼バスの目印です。ちなみにランカ・アショック・レイランドというメーカーはインドのバス会社です。レイランドは元々イギリスの会社で、古いレイランドのバスは数年前までマルタ共和国を走っていました。そんなことを思い出させます。
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「アバヤギリ・ダーガバ」を参拝しました。元々はスリランカの大乗仏教の総本山だったところで、周囲にはたくさんの僧侶が住んでいたそうです。
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現在は建物の姿は全くなく、ジャスミンの木が植えられているだけです。
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この花はお供え用に使われるそうです。
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アヌラーダプラの遺跡群の一番北側まで来ました。ここは大きな食堂の跡で巨大な石をいくつか組み合わせて、まるで木で造ったように刳り貫かれています。これは米櫃だったそうですが、一体何千人の僧侶を賄っていたのでしょう。
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こちらにはおかずを盛ったとか。12世紀にはこの寺院の大乗仏教派と上座部仏教派の争いが激化してスリランカから大乗仏教は消滅したそうです。栄枯盛衰の跡を歩いている訳です。
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少し歩いた先に象の池がありました。横53メートル縦159メートルの巨大な沐浴場です。多分僧侶の生活は時間が定められているので全員の僧侶が沐浴するにはこのくらいの大きさの沐浴場が必要だったのでしょう。
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あまりの大きさに状態の良い反対側まで歩こうなんて気にはなりません。
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状態良く修復された菩提樹へ続くアプローチゲートです。他の遺跡では石柱だけが残っていますが、ここは梁や屋根まで残っています。これを見ると他の遺跡の石柱を見ても往時の姿を想像することが容易くなりました。ただ仏塔の周りに残る石柱の上には木造の屋根が葺かれていたようです。
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「ラトゥナ・プラサーダ」です。本当はこの石柱の上に屋根が載っていたわけです。
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ここのガードストーンはスリランカで一番美しいとされているものです。守護神としての門神ですが、艶やかな肉感的な彫刻が素晴らしいです。足元には夜叉の姿があるので日本の仁王像に繋がるものを感じます。腰のあたりの腹部のたるみなどは現在のサリーを着たスリランカの女性を想像させます。
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階段の両脇の彫刻はマカラのようです。インド神話に出てくる怪魚で愛神カーマのシンボルであり乗り物であるマカラは門や装身具の装飾に用いられます。象のような鼻ととぐろ巻く尾を持つ姿ですが、イルカやサメやワニの類ともいわれます。水を操る力を持つためなのか貯水池が数多く造られたスリランカでは多く見掛けました。同じように貯水池の多いアンコール遺跡にも多く見られました。ここには5層の建物が建っていたと案内板にありましたが面影はどこにもありません。
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かなり擦り切れてしまったムーンストーンです。
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詳しく彫刻を見ていると妻とガイドさんに置いて行かれそうになります。
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「マハーセナ・パレス(クイーンズ・パビリオン)」のムーンストーンは非常に状態良く残っています。柵で覆われているのがちょっと残念です。
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「誕生」象「老齢」牛「病気」ライオン「死」馬を表す。一番外は「欲望」を表す炎。「愛情」を表す花。「純潔」を表すスワン。蓮の花は死後の天国へ導かれるという意味だそうです。ヒンドゥー教や仏教などインド哲学と東洋思想において顕著な輪廻転生の考え方を簡潔に表現していると思います。
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その先の階段の蹴上には悪魔の彫刻が段々に並んでいます。
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この彫刻も非常に状態良く残されています。
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先のガードストーンよりプリミティブな感じの彫刻です。
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同じガードストーンの獅子の彫刻です。キプロス島の博物館で見たサンマルコの像を思い出させます。
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ムーンストーンの先へは柵の横から入ることは出来ますが、石柱以外には往時を想像させるものはありません。
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遺跡の周りには観光客や巡礼者目当ての売店があります。スリランカの物売りは値段を吹っかけてこないのとしつこくないのがありがたかったです。
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交通規制があったので何事かと思うと「カップル・カ・プージャ」という袈裟布の奉納式でした。カップルは長い布でプジャーはお供えという意味だそうです。
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たくさんの信者が延々とキロ単位の長さはあると思える布を掲げています。
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こちらは予定にある「トゥーパーラーマ・ダーガバ」に参拝します。
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釣鐘型の美しい仏塔です。高さは19メートルと大きくはありませんが、アヌラーダプラで一番古いものだそうです。古い石柱の上には木造の屋根が掛かり、仏塔を覆っていたそうです。
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アヌラーダプラではスリー・マハー菩提樹に並ぶ聖地です。ひとり祈りをささげる僧侶の姿が印象に残りました。
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美しい基壇の上に建っています。
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「パッサワックラマ・ウェワ」は大きな貯水池です。
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日が沈む時間は巡礼者の沐浴の時間でもあります。スリランカ各地からアヌラーダプラを詣でる人はホテルなどには泊まらずに遺跡周辺で寝泊まりしているようです。
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あまりに美しいスリランカの夕日です。実際はみなさんシャンプーしていたり、歯を磨いているのですが。
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最後の参拝は「ルワヌェリ・サーヤ・ダーガバ」です。数千人の人が「サード・サード・サード」という声をあげています。
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この日は「カップル・カ・プージャ」という僧侶の袈裟に使う布地を奉納する儀式で、偶然にもこれを見ることが出来ました。
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この人たちは全員軍隊の兵隊だそうです。
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1983年から2009年にかけて展開されたスリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラとの内戦後は軍隊は直接的な敵対勢力が無いので、寺院の修復や道路工事などのインフラ整備にも積極的に派遣されるそうです。
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日が落ちてきたのでトーチに灯がともります。
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まだ貯水池では沐浴しているのでしょうか。
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境内に入るとキャンディアン・ダンサーの姿が見えました。観光客向けのものでは無く本物です。その脇を延々と袈裟布が進んでいきます。
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この辺りでサンダルを脱いで裸足になります。奉納者の方は最初から裸足です。
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こんな小さい子もお父さんと一緒に正装して進みます。
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延々と「ガード・ガード・ガード」の声が響きます。
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6月のポソン祭り(ポソン月のポヤデー)に備えて年に一度の塗装工事もほぼ終わっています。
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時計回りに仏塔の周りに袈裟布と仏旗のストライプの布が進んでいきます。
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仏塔の周りには僧侶の姿も見えます。そして信者の方が手を合わせながら参拝しています。
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一体何千人の方がこの奉納に関わっているのでしょう。
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仏塔に巻かれた布と同じように布が巻かれるであろうことが想像できました。
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観光客は暑い時間に見学を終えているのか、我々以外にカメラを持った外国人はいませんでした。スマホで自撮りしている若者はたくさんいたので、カメラに抵抗は無いようです。
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先ほど見たチームとは別の楽団が仏塔に向かって集合しています。
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観光客向けではない奉納の演奏が始まりました。
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ラッパが鳴り響き本物のマグル・ベラという仏陀を祝福する儀式に欠かせない音楽です。ラッパと太鼓の響き、ガード・ガードの掛け声…。自分の亡くなった親族を思い出して胸が熱くなってきます。
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参拝の方に習ってお参りしていきます。
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一番立派な建物に納められた仏像です。
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奉納された布の先頭が仏塔にたどり着き、僧侶の手によって巻かれていきます。
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この仏塔は先端までで55メートル、水泡型(ウォーターバブルシェイプ)の部分で30メートルと考えると直径60メートルの3.14倍で1周は約200メートルです。ここに何周巻くことになるのでしょうか…。
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参拝を終えて寺院を後にします。
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相変わらず休憩中の楽団です。衣装がかっこいいです。
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仏頭の蓮の蕾の部分がライトアップされました。
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人形焼きの型と出来上がった人形焼きみたいです。
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アヌラーダプラの一番美しい時間帯のように思えます。
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しばらく空を眺めていました。細い三日月から始まった旅は月が満ちる頃に終わります。
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見ようと思って見られる儀式ではないので感動しました。興奮冷めぬままに「スリー・マハー菩提樹」に向かいます。
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「スリー・マハ菩提樹」にはすぐに到着しました。すっかり陽が落ちて観光客の姿はありません。ここまでのいくつかの寺院に奉納した蓮の花はナンダさんが用意してくれていました。
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この寺院の入り口のムーンストーンもきれいでした。
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ここは別料金と聞いていたのですが、夕方以降はチケット売り場は閉まっているようでした。雰囲気としては参拝者だけで観光客は入る感じでは無かったです。警備員の人にガイドさんが何か注意されているようでしたが…。
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我々も参拝者と同じ白い服装なので、写真を撮っていると妻を見失いそうになります。
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紀元前3世紀にインドのアショーカ王の王女サンガミッタがブッダガヤの菩提樹の分木をここに運び、デーワーナンピヤ・ティッサ王が植樹したとされる聖なる木です。
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ここの菩提樹全部が古い訳ではなく、この黄金の支柱に支えられた部分が古い木だそうです。逆に新しい木には葉が無いので分かり易かったです。菩提樹を支えるこの棒こそタイのチェンマイでよく見掛けたマイカムポーだと思いました。
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スリランカの方々に交じって参拝させていただきます。周囲ではお参りというより瞑想に近い形で皆さん座していらっしゃいます。
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祠堂の外でも思い思いの場所でお参りしています。
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スリランカの仏教徒の信仰の厚さを感じたひと時です。
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スピーカーから流れるお経の声以外に話をする人は誰もいません。
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次から次に花を持った参拝者がやってきます。
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日本的な考えで参拝記念の何かがないかと探しましたが、お供えの花以外には線香しかありませんでした。どこにでも売っているものですが、ジャスミンの香りの物を記念に買って帰りました。もちろん菩提樹の葉を何枚か拾ってきました。
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参拝が終わると午後7時を回っています。市内のレストランも良かったのですが、アルコールが出せない店なので「レイクサイドホテル」まで来ました。この時間では貯水池は見えませんが。
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最初に冷たいビールを注文して、そして熱々のスープを飲んでほっこりします。メインはココナッツ・プラウンで、高級ホテルだけあっておいしいです。
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妻はチャイニーズ・スプリングロールです。ビール2本とスープ2つで4,230ルピーでした。一緒に食事したガイドさんの料理はノーチャージでした。このホテルも宿泊の候補でしたが、レストランに他のお客はいなく、宿泊客の姿も無かったので選んだホテルで正解だと思いました。
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ホテルに戻ってきました。ガイドさんとドライバーさんもこのホテルに泊まれたそうです。スリランカのホテルには1,000円くらいでガイドさんやドライバーさんが泊まれる施設を持ったホテルが多いそうです。ただ今回我々が選んだホテルは特殊だったのでガイドさんは大変だったようです。
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ここのレストランもお客さんの姿は見えませんでした。こちらも高級レストランのようです。
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部屋の前の廊下にも誰もいません。
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趣のある素敵なホテルなのですがお客さんはいません。
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右側が我々の2号室。3号室も電気がついていましたので貸し切りではなかったようです。
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車寄せの上のテラスも雰囲気が良かったです。今回虫よけ対策はしましたが、ハエも蚊にも悩まされることはありませんでした。
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しばらく14エーカーのサンクチュアリを独り占めします。
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アヌラーダプラの遺跡公園内にあるので、夜になるとこのホテルの滞在者とスタッフ以外は誰もいなくなるわけです。
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電気は灯っていても誰もいません。
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部屋に戻ってすることはスケッチブックにチケットや資料を貼って備忘録を作るのと実家へ送る絵葉書を書くことです。今回買った切手は25ルピーを20枚です。
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日の出前に猫の泣くような声で目が覚めました。朝も誰もいません。
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ホテルの敷地内は静まり返っています。
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昨日見た牛車と同じものです。昔はこんな車が走っていたのでしょうか。貸し自転車もありましたが、乗りたいとは思いませんでした。それくらい日中の日差しは強く、遺跡公園は広大です。
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ホテルの敷地は14エーカーとホームページに載っていました。1エーカーは63メートル×63メートル、坪にすると1,224坪ですから14倍すると17,136坪です。
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鳥の声に誘われるままホテル周辺の庭を歩いてみます。
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東の空が赤くなってきました。
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妻はまだ寝たままです。今回どこも朝焼けがきれいでしたが、一か所も見ていないです。
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牛車で敷地内を散策したいものです。
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創業時のホテルの写真がありましたが、樹木が育った以外に変化は無さそうです。
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前の日に朝食の時間を聞かれたのは食事するのが我々だけだったからのようです。
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壁に掲げられた絵を見て思い出しました。「イスルムニヤ精舎」に参拝していないことを。ガイドさんはこの日一番に立ち寄る予定にしていたというのは後で知りました。
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ハンドルを回したらレコードがかけられそうです。でも過去の時間に巻き戻されて現在に戻ってこれなそうな気がしたので触りませんでした。
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反対側の壁には恋人の像の絵が掲げてあります。
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この日も終日仏教遺跡を参拝するので白いシャツにミャンマーで買ったロンジーという格好にしました。
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ホテルのトレードマークはイスルムニヤ精舎の岩に彫られた人の姿です。飲み物はもちろん紅茶です。ミルクは温めた脱脂粉乳のようですが、スリランカの紅茶にはよく合いました。スリランカでは牛乳の流通はあまり良くなかったので、昔から粉末が使われていたそうです。
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厨房からミキサーの音が聞こえてミックスジュースとフルーツが出てきました。多分材料は一緒です。
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料理が揃いました。老舗のホテルなのでサービスも洗練されています。オムレツはネギがたっぷり入っておいしかったです。
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食パンにイギリスの影響を感じるのは考えすぎでしょうか。
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自家製のマーマレードがおいしかったので口に含んでロシアンティーまで楽しみました。暑くなる前にイスルムニヤ精舎に参拝してミヒンタレー、そしてポロンアルワを周らなければなりません。2週間で一番きつい日が始まります。
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灼熱のスリランカ(9)スリランカの中心ナーランダ遺跡とダンブッラよりすごいアルヴィハーラ石窟寺院に立ち寄りな...
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灼熱のスリランカ(10)クイーンズ・ホテルに荷をほどき、メーデーに沸き返るキャンディの町を散策し、キャンディ...
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灼熱のスリランカ(11)キャンディアンダンスの後は夜の仏歯寺で舎利器を参拝し、クイーンズホテルのディナーと早...
2017/05/01~
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灼熱のスリランカ(12)ピンナワラの象の孤児院を見学して、妻に「見るだけよ。」と言われた宝石店で巧妙な口車に...
2017/05/02~
キャンディ
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灼熱のスリランカ(13)世界で唯一の狂気のホテル、ヘルガズ・フォーリーというエキセントリックな館に魅了される...
2017/05/02~
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灼熱のスリランカ(14)数々の有名な紅茶農園を越えてヌワラ・エリアへ。ヒル・クラブの会員になり在りし日の英国...
2017/05/02~
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灼熱のスリランカ(15)ヌワラエリアのペドロ・エステートで茶摘みを見て、高原イチゴを堪能し、茶畑を越えてゴー...
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旅行記グループ 2017 スリランカ周遊の旅
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