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昼過ぎにシーギリヤのホテルを出て、食事をしてからカンダラマに向かいます。途中に立ち寄るのは「ダンブッラ石窟寺院」だけでしたが、ガイドのナンダさんがスリランカで一番大きな野菜の卸売市場があるので行ってみましょうとの提案がありました。断る理由もなく立ち寄ってもらいます。行ってみて気が付いたのは「世界の街道をいく」という番組で紹介されていた市場でした。ガイドさんの話も面白かったのですが、途中から脱線して日本ではこの野菜はかぼちゃというが語源はカンボジアだとか、隠元豆の話や、果てはオクラを商っていた人にはFBIが衛星を使って麻薬取り締まりをしていて、マリファナを栽培している農家に捜査に行ったら全部オクラだったなんて話で盛り上がりました。そして本題の「ダンブッラ石窟寺院」の参拝です。ガイドブックには街道沿いの口を開いた悪魔の上に仏陀が座る写真が載っていて、ここが入り口と書かれてありますが、数か月前にお坊さんたちのトラブルがあって全く違う離れたところが入り口になっていました。我々は状況を知った旅行会社とガイドさんが一緒なので事なきを得ましたが、スリーウィラーのドライバーも知らない人が多く、岩山を登った入り口にチケット売り場が無いので、もう一度岩山を反対側に下ってチケットを買っている人がいました。その事情は博物館にもなっている金ぴか仏陀のお寺の管長があまり良い人では無い様で、強引な人事を行おうとしたけど反対にあって、別の寺院に石窟寺院の管理が任されたので入り口も別になったそうです。この入り口は金ぴか寺院に向かって左にかなり進んで、何もない道を右折して1キロ以上進んだ山の中にありました。途中に表示や看板はありませんので、近々に行かれる方はご注意を。料金所からしばらく山道を登るので、シーギリヤのホテルでシャワーを浴びて着替えたのが台無しです。それでも岩山に造営された石窟寺院は素晴らしかったです。5窟あるうちの古い石窟が特にきれいでした。ただ翌日に立ち寄ったアルヴィハーラの石窟寺院も素晴らしいので両方行かれるのが良いと思います。この日の観光はここまでで、早い時間にジェフリー・バワの設計した「ヘリタンス・カンダラマ」に向かいます。もちろん途中でお酒を買うことは忘れません。

灼熱のスリランカ(7)カンダラマへ向かう途中にダンブッラの野菜卸売り市場に立ち寄り、岩山を登った頂のダンブッラ石窟寺院に魅了される。

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2017/04/30 - 2017/04/30

92位(同エリア229件中)

旅行記グループ 2017 スリランカ周遊の旅

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kojikoji

kojikojiさん

昼過ぎにシーギリヤのホテルを出て、食事をしてからカンダラマに向かいます。途中に立ち寄るのは「ダンブッラ石窟寺院」だけでしたが、ガイドのナンダさんがスリランカで一番大きな野菜の卸売市場があるので行ってみましょうとの提案がありました。断る理由もなく立ち寄ってもらいます。行ってみて気が付いたのは「世界の街道をいく」という番組で紹介されていた市場でした。ガイドさんの話も面白かったのですが、途中から脱線して日本ではこの野菜はかぼちゃというが語源はカンボジアだとか、隠元豆の話や、果てはオクラを商っていた人にはFBIが衛星を使って麻薬取り締まりをしていて、マリファナを栽培している農家に捜査に行ったら全部オクラだったなんて話で盛り上がりました。そして本題の「ダンブッラ石窟寺院」の参拝です。ガイドブックには街道沿いの口を開いた悪魔の上に仏陀が座る写真が載っていて、ここが入り口と書かれてありますが、数か月前にお坊さんたちのトラブルがあって全く違う離れたところが入り口になっていました。我々は状況を知った旅行会社とガイドさんが一緒なので事なきを得ましたが、スリーウィラーのドライバーも知らない人が多く、岩山を登った入り口にチケット売り場が無いので、もう一度岩山を反対側に下ってチケットを買っている人がいました。その事情は博物館にもなっている金ぴか仏陀のお寺の管長があまり良い人では無い様で、強引な人事を行おうとしたけど反対にあって、別の寺院に石窟寺院の管理が任されたので入り口も別になったそうです。この入り口は金ぴか寺院に向かって左にかなり進んで、何もない道を右折して1キロ以上進んだ山の中にありました。途中に表示や看板はありませんので、近々に行かれる方はご注意を。料金所からしばらく山道を登るので、シーギリヤのホテルでシャワーを浴びて着替えたのが台無しです。それでも岩山に造営された石窟寺院は素晴らしかったです。5窟あるうちの古い石窟が特にきれいでした。ただ翌日に立ち寄ったアルヴィハーラの石窟寺院も素晴らしいので両方行かれるのが良いと思います。この日の観光はここまでで、早い時間にジェフリー・バワの設計した「ヘリタンス・カンダラマ」に向かいます。もちろん途中でお酒を買うことは忘れません。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
タクシー 徒歩
航空会社
スリランカ航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • シーギリヤを出てダンブッラに差し掛かりました。妻に「ダンブッラの石窟寺院はあの岩山の上だよ。」と出まかせを言うと、まさに本当だということがすぐに分かりました。

    シーギリヤを出てダンブッラに差し掛かりました。妻に「ダンブッラの石窟寺院はあの岩山の上だよ。」と出まかせを言うと、まさに本当だということがすぐに分かりました。

  • ガイドのナンダさんが「ダンブッラにはスリランカで一番大きな青果の卸売市場があるので見ますか?」と言うので立ち寄ってもらいました。

    ガイドのナンダさんが「ダンブッラにはスリランカで一番大きな青果の卸売市場があるので見ますか?」と言うので立ち寄ってもらいました。

  • 近郊の農家から野菜を山積み下トラックが順番を待っています。

    近郊の農家から野菜を山積み下トラックが順番を待っています。

  • 大きなアーチ屋根の両側に卸売商の事務所があり、その前に野菜が降ろされていきます。それぞれ役目があるようで、荷物を降ろす人や運ぶ人や何やらマジックで数字などを書いていく人。国は変わっても仕組みはどこも同じようです。

    大きなアーチ屋根の両側に卸売商の事務所があり、その前に野菜が降ろされていきます。それぞれ役目があるようで、荷物を降ろす人や運ぶ人や何やらマジックで数字などを書いていく人。国は変わっても仕組みはどこも同じようです。

  • バナナにもいろいろ種類があり値段もいろいろです。キロ20ルピーから100ルピーくらいまで差があり、病気の時に食べるバナナが一番高いそうです。親戚でバナナ問屋を営んでいた人がいて、昭和40年代までは大層羽振りが良かったのを覚えています。

    バナナにもいろいろ種類があり値段もいろいろです。キロ20ルピーから100ルピーくらいまで差があり、病気の時に食べるバナナが一番高いそうです。親戚でバナナ問屋を営んでいた人がいて、昭和40年代までは大層羽振りが良かったのを覚えています。

  • 野菜の多くはマレーシアから種を輸入して、マレーシアの肥料を与えるそうです。そしないと野菜は育たないそうです。収穫されたかぼちゃの種を植えても芽は出ないそうです。そしてまた種を輸入するというサイクルが出来上がっています。日本もそれくらいしないと隣の国にいイチゴやブドウやサツマイモを盗まれ放題です。挙句に盗んだイチゴを掛け合わせてオリジナルを開発され、世界中に輸出までされています。

    野菜の多くはマレーシアから種を輸入して、マレーシアの肥料を与えるそうです。そしないと野菜は育たないそうです。収穫されたかぼちゃの種を植えても芽は出ないそうです。そしてまた種を輸入するというサイクルが出来上がっています。日本もそれくらいしないと隣の国にいイチゴやブドウやサツマイモを盗まれ放題です。挙句に盗んだイチゴを掛け合わせてオリジナルを開発され、世界中に輸出までされています。

  • 勝手に育つのはココナッツとパパイヤくらいかもしれません。ちなみにココナッツは3333もの種類があるそうです。

    勝手に育つのはココナッツとパパイヤくらいかもしれません。ちなみにココナッツは3333もの種類があるそうです。

  • 雑然とした中にも暗黙のルールがあり、それに従って日々が過ぎている感じがしました。

    雑然とした中にも暗黙のルールがあり、それに従って日々が過ぎている感じがしました。

  • オクラを商っていた人たちに「アメリカでFBIが麻薬の取り締まりで人工衛星を使って捜索した農家を急襲してみたら、栽培していたのはオクラでマリファナではなかった。葉っぱが良く似ていて間違えた。」という話をしたらウケました。マリファナの葉とオクラの葉はよく似ているそうです。

    オクラを商っていた人たちに「アメリカでFBIが麻薬の取り締まりで人工衛星を使って捜索した農家を急襲してみたら、栽培していたのはオクラでマリファナではなかった。葉っぱが良く似ていて間違えた。」という話をしたらウケました。マリファナの葉とオクラの葉はよく似ているそうです。

  • 日本のトラックは故障しないので評判が良いそうです。「中国製や韓国製は安いけどすぐに壊れる。」という話をよく聞きました。これは東南アジアで聞く共通の話です。

    日本のトラックは故障しないので評判が良いそうです。「中国製や韓国製は安いけどすぐに壊れる。」という話をよく聞きました。これは東南アジアで聞く共通の話です。

  • 見たこともない芋のような野菜がやってきました。

    見たこともない芋のような野菜がやってきました。

  • 続々と野菜が届きます。

    続々と野菜が届きます。

  • 旅行前はいろいろなバナナを食べ比べてみたいと思ったけど、あまりの量を前にバナナはほとんど食べませんでした。ただ何度か食べたバナナはとても濃厚で美味しかったです。

    旅行前はいろいろなバナナを食べ比べてみたいと思ったけど、あまりの量を前にバナナはほとんど食べませんでした。ただ何度か食べたバナナはとても濃厚で美味しかったです。

  • 滋賀青果株式会社の文字が残ったままのトラックです。日本での青果会社での役目を終わっても、スリランカ最大の青果卸市場で頑張っています。帰国後にネットで調べてみたらこの会社はバナナの加工や輸入果物を扱っているようです。まさかここまで買い付けに来ているということは無いと思います。

    滋賀青果株式会社の文字が残ったままのトラックです。日本での青果会社での役目を終わっても、スリランカ最大の青果卸市場で頑張っています。帰国後にネットで調べてみたらこの会社はバナナの加工や輸入果物を扱っているようです。まさかここまで買い付けに来ているということは無いと思います。

  • 「この野菜は日本ではかぼちゃというのだけど、元々はカンボジアから渡来したので、だんだん言葉が変わっていってかぼちゃ。」なんて話でしばし皆さんと楽しい時間を過ごせました。ガイドさんがいなければ成立しない会話ですが、皆さん楽しい方ばかりでした。

    「この野菜は日本ではかぼちゃというのだけど、元々はカンボジアから渡来したので、だんだん言葉が変わっていってかぼちゃ。」なんて話でしばし皆さんと楽しい時間を過ごせました。ガイドさんがいなければ成立しない会話ですが、皆さん楽しい方ばかりでした。

  • 卸売り市場を後にして「ダンブッラ石窟寺院」へ向かいます。ガイドブックには悪魔の顔とその上に坐する仏陀の姿の写真があり、そこから入場するように書かれていますが車は通過して先へ進みます。

    卸売り市場を後にして「ダンブッラ石窟寺院」へ向かいます。ガイドブックには悪魔の顔とその上に坐する仏陀の姿の写真があり、そこから入場するように書かれていますが車は通過して先へ進みます。

  • ガイドのナンダさんによると元々ダンブッラの世窟寺院を管理していたのはこの巨大な仏陀像を持つ寺院だったそうですが、その寺院の管長が無理な人事で世代交代をしようとして反発を買い、人望の高かった他の寺院の管長へ管理が移されたそうです。

    ガイドのナンダさんによると元々ダンブッラの世窟寺院を管理していたのはこの巨大な仏陀像を持つ寺院だったそうですが、その寺院の管長が無理な人事で世代交代をしようとして反発を買い、人望の高かった他の寺院の管長へ管理が移されたそうです。

  • その結果数か月前に入り口は寺院のかなり左手の山の中に変わりました。看板も出ていないし、スリーウィラーのドライバーにもまだ知らない人が多いということでした。元の寺院から登っても中に入れず反対側へ山を下りてチケットを買い、もう一度登ることになります。実際に日本人の方で理由が分からず困っている方がいらっしゃいました。

    その結果数か月前に入り口は寺院のかなり左手の山の中に変わりました。看板も出ていないし、スリーウィラーのドライバーにもまだ知らない人が多いということでした。元の寺院から登っても中に入れず反対側へ山を下りてチケットを買い、もう一度登ることになります。実際に日本人の方で理由が分からず困っている方がいらっしゃいました。

  • チケット売り場から20分ほど登ると景色が開けてきました。と思ったら大きな蜂の巣が!この参道は古いものですが数カ月前までは何に使っていたのでしょう。

    チケット売り場から20分ほど登ると景色が開けてきました。と思ったら大きな蜂の巣が!この参道は古いものですが数カ月前までは何に使っていたのでしょう。

  • スリランカの中央部でよく見掛ける景色です。シーギリヤも近いはずですが方向が違うのか見つけることは出来ませんでした。

    スリランカの中央部でよく見掛ける景色です。シーギリヤも近いはずですが方向が違うのか見つけることは出来ませんでした。

  • サンダルを預けて石窟寺院に向かいます。ここの石畳は熱く焼けているので裸足で歩くのは無理です。この足ふきマットが風で飛ぶので先に進めなくなった中国の女の子たちがいました。マットを拾って歩けるようにしてあげるとすごい感謝されました。が、彼女たちの格好はとても寺院を参拝する姿ではありませんでした。

    サンダルを預けて石窟寺院に向かいます。ここの石畳は熱く焼けているので裸足で歩くのは無理です。この足ふきマットが風で飛ぶので先に進めなくなった中国の女の子たちがいました。マットを拾って歩けるようにしてあげるとすごい感謝されました。が、彼女たちの格好はとても寺院を参拝する姿ではありませんでした。

  • 一番手前の右側の寺院から参拝を始めます。第一石窟は「デーヴァ・ラージャ・ヴィハーラ(神々の王の寺院)」です。

    一番手前の右側の寺院から参拝を始めます。第一石窟は「デーヴァ・ラージャ・ヴィハーラ(神々の王の寺院)」です。

  • 涅槃仏の足の裏は足下二輪相(そくげにりんそう)といわれる輪形の相(千輻輪)が現れています。また足下安平立相(そくげあんぴょうりゅうそう)という足の裏が平らで歩くとき足裏と地と密着して髪の毛ほどの隙もないとされます。三十二相八十種好(さんじゅうにそうはちじっしゅこう)と呼ばれる仏の体の特徴の1つです。

    涅槃仏の足の裏は足下二輪相(そくげにりんそう)といわれる輪形の相(千輻輪)が現れています。また足下安平立相(そくげあんぴょうりゅうそう)という足の裏が平らで歩くとき足裏と地と密着して髪の毛ほどの隙もないとされます。三十二相八十種好(さんじゅうにそうはちじっしゅこう)と呼ばれる仏の体の特徴の1つです。

  • 壁面には釈迦の十大弟子の姿が現されています。

    壁面には釈迦の十大弟子の姿が現されています。

  • この石窟寺院はアヌラダプラに王都があった紀元前1世紀に創建されたそうです。タミル王朝の侵略を受けて洞窟に身を隠したヴァラガム・バーフ王がアヌラーダプラ奪還の後に寺院を建立したとされます。後のポロンナルワ王朝やキャンディ王朝の時代にも修復されているそうです。

    この石窟寺院はアヌラダプラに王都があった紀元前1世紀に創建されたそうです。タミル王朝の侵略を受けて洞窟に身を隠したヴァラガム・バーフ王がアヌラーダプラ奪還の後に寺院を建立したとされます。後のポロンナルワ王朝やキャンディ王朝の時代にも修復されているそうです。

  • 涅槃する仏陀はここを訪れる人々を何人見続けているのでしょうか。

    涅槃する仏陀はここを訪れる人々を何人見続けているのでしょうか。

  • 石窟寺院の表は建物のように回廊が設えてあります。表に出ると多少風が通りますが石窟の中はかなり蒸し暑いです。

    石窟寺院の表は建物のように回廊が設えてあります。表に出ると多少風が通りますが石窟の中はかなり蒸し暑いです。

  • 第二石窟の入り口の正面に立つと有名な天井画が目に入ってきます。

    第二石窟の入り口の正面に立つと有名な天井画が目に入ってきます。

  • 頂髻相(ちょうけいそう)と呼ばれる頭の頂の肉が隆起して髻(もとどり)の形を成しています。そして、丈光相(じょうこうそう)は身体から四方各一丈の光明を放っています。身体手足全ては黄金色に輝いている金色相(こんじきそう)や手足が柔らかで色が紅赤である手足柔軟相(しゅそくにゅうなんそう)が見て取れます。

    頂髻相(ちょうけいそう)と呼ばれる頭の頂の肉が隆起して髻(もとどり)の形を成しています。そして、丈光相(じょうこうそう)は身体から四方各一丈の光明を放っています。身体手足全ては黄金色に輝いている金色相(こんじきそう)や手足が柔らかで色が紅赤である手足柔軟相(しゅそくにゅうなんそう)が見て取れます。

  • 傾斜した天井を埋め尽くす数えきれないほどの仏陀像です。信仰の力を感じぜずにはいられません。

    傾斜した天井を埋め尽くす数えきれないほどの仏陀像です。信仰の力を感じぜずにはいられません。

  • 薄衣の美しい立像の右手は木の棒で支えられていました。これは右腕を修理しているのか、または木の棒を立て掛けて仏教を支えるという意味なのでしょうか?タイのチェンマイではマイカムポーと呼ばれるものに似ている気がしました。

    薄衣の美しい立像の右手は木の棒で支えられていました。これは右腕を修理しているのか、または木の棒を立て掛けて仏教を支えるという意味なのでしょうか?タイのチェンマイではマイカムポーと呼ばれるものに似ている気がしました。

  • 石窟が変わり時代も変わると涅槃仏のお顔も変化するようです。個人的には最初の像の方がよかったです。

    石窟が変わり時代も変わると涅槃仏のお顔も変化するようです。個人的には最初の像の方がよかったです。

  • 「釈迦の五印」という釈迦のある特定の行為や身振りや手振りの1つで、この手の組み方は禅定印(ぜんじょういん)で釈迦が悟りを開いたときのポーズで心の安定を表すします。足の組み方は半跏趺坐(はんかふざ)というものです。

    「釈迦の五印」という釈迦のある特定の行為や身振りや手振りの1つで、この手の組み方は禅定印(ぜんじょういん)で釈迦が悟りを開いたときのポーズで心の安定を表すします。足の組み方は半跏趺坐(はんかふざ)というものです。

  • 岩のカーブに合わせて描かれた壁画に囲まれていると周囲が揺らいでいるような不思議な感覚に陥ります。

    岩のカーブに合わせて描かれた壁画に囲まれていると周囲が揺らいでいるような不思議な感覚に陥ります。

  • ダンブッラとは「水の湧き出る岩」という意味で、岩窟の中央に岩から染み出る水を受ける壺がありました。この水は増えも減りもしないと言われるそうですが、どう見ても溢れていたような気がします。

    ダンブッラとは「水の湧き出る岩」という意味で、岩窟の中央に岩から染み出る水を受ける壺がありました。この水は増えも減りもしないと言われるそうですが、どう見ても溢れていたような気がします。

  • 信心深い方ではありませんが、思わず手を合わせてしまいます。

    信心深い方ではありませんが、思わず手を合わせてしまいます。

  • アンコール遺跡にボロブドゥール遺跡、バガンなどの仏教遺跡を参拝しながら、そしてこのスリランカまで来れたことを感謝します。

    アンコール遺跡にボロブドゥール遺跡、バガンなどの仏教遺跡を参拝しながら、そしてこのスリランカまで来れたことを感謝します。

  • 巾52メートルで奥行き25メートルという巨大な石窟です。

    巾52メートルで奥行き25メートルという巨大な石窟です。

  • 自然の岩肌に漆喰を塗って描いたのだということがよく分かりました。

    自然の岩肌に漆喰を塗って描いたのだということがよく分かりました。

  • 全部で56体の仏像が安置されていますが、1つ1つ見ている時間はありません。

    全部で56体の仏像が安置されていますが、1つ1つ見ている時間はありません。

  • 岩窟の中の小さな鐘形の仏塔の四方を仏陀が守っているようです。

    岩窟の中の小さな鐘形の仏塔の四方を仏陀が守っているようです。

  • スリランカの仏教は仏像とヒンドゥー神を同時に祭っている事が一般的なようです。頭部の飾りなどヒンドゥーの影響を感じます。

    スリランカの仏教は仏像とヒンドゥー神を同時に祭っている事が一般的なようです。頭部の飾りなどヒンドゥーの影響を感じます。

  • ローマのトライアヌスの記念柱のような歴史絵巻も描かれています。

    ローマのトライアヌスの記念柱のような歴史絵巻も描かれています。

  • 印相の違う壁画が描かれています。もっと詳しく知っていれば深く読み解けるのにと思います。ただ家にあるミャンマーのインレー湖のアンティーク店で買ったシャン語の経典に描かれた極彩色の仏陀の生涯の絵に似ています。

    印相の違う壁画が描かれています。もっと詳しく知っていれば深く読み解けるのにと思います。ただ家にあるミャンマーのインレー湖のアンティーク店で買ったシャン語の経典に描かれた極彩色の仏陀の生涯の絵に似ています。

  • 成道後の仏陀が樹下で禅定を続けている間に風雨のひどくなることがあり、そこへムチリンダ龍王が現われ、その大きな体で仏陀を七重に取り巻き、また7つの頭で仏陀の頭上に大きな傘を作り仏陀を守ったという逸話からこのようなコブラに守られた像が数多く見られました。

    成道後の仏陀が樹下で禅定を続けている間に風雨のひどくなることがあり、そこへムチリンダ龍王が現われ、その大きな体で仏陀を七重に取り巻き、また7つの頭で仏陀の頭上に大きな傘を作り仏陀を守ったという逸話からこのようなコブラに守られた像が数多く見られました。

  • 仏陀の背後にある木は菩提樹でしょうね。アヌラーダプラのスリー・マハー菩提樹を参拝したのが遠い昔のように感じます。それほどここ数日は仏教遺跡ばかり巡っていました。

    仏陀の背後にある木は菩提樹でしょうね。アヌラーダプラのスリー・マハー菩提樹を参拝したのが遠い昔のように感じます。それほどここ数日は仏教遺跡ばかり巡っていました。

  • 仏陀の左右にはシンハラ人とタミル人の戦いを描いた壁画が残っています。

    仏陀の左右にはシンハラ人とタミル人の戦いを描いた壁画が残っています。

  • その当時の最強兵器は象だったのではないでしょうか。よく見ていくと鉄砲を持った人もいます。紀元前の話なので当時に鉄砲があった訳ではなく、後世の修復で変化していったものでしょう。

    その当時の最強兵器は象だったのではないでしょうか。よく見ていくと鉄砲を持った人もいます。紀元前の話なので当時に鉄砲があった訳ではなく、後世の修復で変化していったものでしょう。

  • 戦いの中央に坐するよりこういったアプサラスの舞う中にいたほうがお顔も優しい気がします。

    戦いの中央に坐するよりこういったアプサラスの舞う中にいたほうがお顔も優しい気がします。

  • 東南アジアの国々の遺跡でも思いますが、どこの国も女性の舞う姿は美しいです。行く先々で舞踊を見てまわりましたが、スリランカにはそういったショーはキャンディだけだったように思います。

    東南アジアの国々の遺跡でも思いますが、どこの国も女性の舞う姿は美しいです。行く先々で舞踊を見てまわりましたが、スリランカにはそういったショーはキャンディだけだったように思います。

  • 第三石窟の「マハー・アルト・ヴィハーラ(偉大な新しい寺)」には62体の仏像(ガイドブックによっては57体)が安置されています。

    第三石窟の「マハー・アルト・ヴィハーラ(偉大な新しい寺)」には62体の仏像(ガイドブックによっては57体)が安置されています。

  • こちらの仏陀も美しい女性たちに囲まれています。こちらはタイやカンボジアの雰囲気を感じます。

    こちらの仏陀も美しい女性たちに囲まれています。こちらはタイやカンボジアの雰囲気を感じます。

  • 南インドのヒンドゥーの影響も当然あると思いますが詳しいことは分かりません。

    南インドのヒンドゥーの影響も当然あると思いますが詳しいことは分かりません。

  • 一番立派だった仏像は布で覆われていました。

    一番立派だった仏像は布で覆われていました。

  • 中央の緑色の怪物はカーラで左右の白い像はマカラでしょうか。カンボジアのヒンドゥー寺院のような姿ですが詳しくは分かりません。スリランカ仏教は日本でいう神仏習合のような形で仏教徒ヒンドゥー教が混在しているのかもしれません。

    中央の緑色の怪物はカーラで左右の白い像はマカラでしょうか。カンボジアのヒンドゥー寺院のような姿ですが詳しくは分かりません。スリランカ仏教は日本でいう神仏習合のような形で仏教徒ヒンドゥー教が混在しているのかもしれません。

  • 第三石窟には合掌するキャンディ王朝最後のスリー・ヴィクラマ・ラージャ・シンハ王の立像があります。

    第三石窟には合掌するキャンディ王朝最後のスリー・ヴィクラマ・ラージャ・シンハ王の立像があります。

  • この石窟寺院の壁画は曼荼羅のように思えてきました。

    この石窟寺院の壁画は曼荼羅のように思えてきました。

  • そう考えるとスリランカの仏教世界の宇宙観に包まれているようにも思えます。

    そう考えるとスリランカの仏教世界の宇宙観に包まれているようにも思えます。

  • ここで行われるであろう法会などに立ち会ってみたい気がしました。ここで僧侶の読経を聞いたら感動するだろうなと思いました。

    ここで行われるであろう法会などに立ち会ってみたい気がしました。ここで僧侶の読経を聞いたら感動するだろうなと思いました。

  • 第四石窟の天井画は一転して花が多かったように思います。

    第四石窟の天井画は一転して花が多かったように思います。

  • 釈迦と十大弟子の姿ですが、キリスト教のフレスコ画のように読み取れないのがもどかしいです。もう少し仏教について勉強しないといけないなと思いました。

    釈迦と十大弟子の姿ですが、キリスト教のフレスコ画のように読み取れないのがもどかしいです。もう少し仏教について勉強しないといけないなと思いました。

  • 第四石窟のストゥーパが有名だそうです。1996年にいたずらで壊されたことがあるそうですが、壊した人たちはほどなく亡くなったそうです。

    第四石窟のストゥーパが有名だそうです。1996年にいたずらで壊されたことがあるそうですが、壊した人たちはほどなく亡くなったそうです。

  • 第五石窟の涅槃像。「デワナ・アルト・ヴィーハーラ(3人の王の寺)」が一番痛みが激しいように見受けられました。

    第五石窟の涅槃像。「デワナ・アルト・ヴィーハーラ(3人の王の寺)」が一番痛みが激しいように見受けられました。

  • 岩を伝わる雨水が石窟に至らないように一段段差を設けているのがよく分かります。これはシーギリヤの石窟や他の石窟でも同じでした。

    岩を伝わる雨水が石窟に至らないように一段段差を設けているのがよく分かります。これはシーギリヤの石窟や他の石窟でも同じでした。

  • 更に屋根が掛けられているので中に水が入る訳はありませんが、岩の中を伝わる聖水が存在するのですね。

    更に屋根が掛けられているので中に水が入る訳はありませんが、岩の中を伝わる聖水が存在するのですね。

  • スリランカではブルー・ロータスという青い水連の花を国花としています。ブルー・ロータスというとツタン・カーメン王の棺の中に敷き詰められていた話を思い出します。

    スリランカではブルー・ロータスという青い水連の花を国花としています。ブルー・ロータスというとツタン・カーメン王の棺の中に敷き詰められていた話を思い出します。

  • ローマンバロックの典型のようなファサードです。そう考えると左右の獅子のレリーフがサン・マルコのように見えてしまいます。何か影響があったのでしょうか。日陰しか歩かない妻が横切っていきます。

    ローマンバロックの典型のようなファサードです。そう考えると左右の獅子のレリーフがサン・マルコのように見えてしまいます。何か影響があったのでしょうか。日陰しか歩かない妻が横切っていきます。

  • お約束の絵葉書購入は1セット200ルピーです。そして記念写真です。このおじさんも面白がって喜んでくれました。世界中で同じことをしているような気がします。

    お約束の絵葉書購入は1セット200ルピーです。そして記念写真です。このおじさんも面白がって喜んでくれました。世界中で同じことをしているような気がします。

  • この石窟寺院に行くにも水を持っていくのは必須です。ゆっくり見学したら2時間かかりました。猿だって喉が渇くのですから。

    この石窟寺院に行くにも水を持っていくのは必須です。ゆっくり見学したら2時間かかりました。猿だって喉が渇くのですから。

  • ヘリタンス・カンダラマへ行く前にお酒と飲物を仕入れていきます。ダンブッラのワイン・ショップはフード・シティの2階でした。マンゴ・マンゴの隣です。

    ヘリタンス・カンダラマへ行く前にお酒と飲物を仕入れていきます。ダンブッラのワイン・ショップはフード・シティの2階でした。マンゴ・マンゴの隣です。

  • こんな地方都市にも日本語学校がありました。さあ今回の旅の1つの目的であるジェフリー・バワの設計した「ヘリタンス・カンダラマ」へ向かいましょう。

    こんな地方都市にも日本語学校がありました。さあ今回の旅の1つの目的であるジェフリー・バワの設計した「ヘリタンス・カンダラマ」へ向かいましょう。

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