2016/07/13 - 2016/07/17
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binchanさん
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7月14日木曜日、旅行二日目。
朝から旧深澳線跡めぐりをしていましたが、ここでちょっと別の観光地に寄り道です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8:51、水湳洞から791路バスに乗って、終点の福隆に到着しました。
福隆が終点の場合、バスはこの大型駐車場に入って降車となります。通常のバス停は台2号線沿いです。 -
ここから新北市コミュニティバス(新巴士)F836バスに乗り換えるので、バス停があるはずの福隆駅前まで歩いてきました。
福隆駅 駅
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グーグルマップによると、駅の目の前、このあたりにF361路バスのバス停があるはずなのですが…。とりあえず停牌は見当たらない。
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近くのレンタサイクル店で聞いてみたが、バス停は台2号線沿いにしかないとのこと。
う〜ん、F836だけは駅前にあるはずなんだけどな。 -
半信半疑ながら、一応そのバス停へ。
案の定、停牌にはF836の表示がありません。
F836は1日2本しかない貴重なバス。「舊草嶺隧道」にはそのバスでしか行けないので逃したくはないのですが…。駅前にたくさんタクシーがいたのでいざとなればタクシーで何とかなるだろう、と気楽な気持ちでバスを待ってみることに。 -
バスは9:15頃にやってきました。手を挙げて止めようとするとすると、運転手さんが駅の方を指さして通り過ぎていってしまいました。駅方面へ曲がっていったバスを、走って追いかける私。
結局、バス停の場所を聞いたレンタサイクル屋の前でバスが待ってました。なんだよ、オタクの目の前じゃんか。
まあ、一日2本しかないバス、しかもここから乗るお客はほとんどいないんでしょう。気がついてないんでしょうねえ。レンタサイクル屋からしたら、コミュニティーバスなんてライバルだしね。
F836だけが特別に駅前に停車します。駅前から線路沿いに舊草嶺隧道まで行き、折り返してまた駅前(駅直前の弁当屋の横)で客がいれば乗せるのだと思います。こんなレアなバス停を正確に載せているグーグルマップ、すごいかも。 -
9:22、舊草嶺隧道で下車。
料金は無料。平日のみの運行です。
バスには下車ボタンがないので、運転手さんにどこで降りるか告げておかなくてはいけません。
バスはここでしばらく時間調整するみたいです。
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舊草嶺隧道は台鉄宜蘭線が単線だったころのトンネルで、現在は観光用に開放されており、入口付近はこんなアートがある公園になっています。
隧道口はバス停からは見えないので、運転手さんがわざわざ行き方を教えてくれました。ちなみに、バスの乗客は2名だけ。ここで降りたのは私だけです。 -
隧道口に向かう前にこの記念碑を見学します。
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吉次茂七郎という日本人技師を記念した碑です。
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どんな方だったのかはこの碑文を。
ご出身は福岡ですが、名古屋で学問を修められたとのこと、愛知県民としては親近感がわきますね。 -
紀念碑の表。
碑文もそのままです。
台湾には多くの日本時代の紀念碑がありますが、国が建てた碑はことごとく碑文が削り取られています。しかし、台湾の発展に尽力した個人の碑については、誰かが大事に守ってくれていることが多いですね。八田與一氏の像のように。 -
裏面には説明版にあった吉次氏の来歴が彫られています。これもほとんど風化しているのを、研究者が丁寧に書きとっていたようです。
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吉次氏の碑は、バス停のある駐車場の手前(駐車場に向かって)左手の少し低い場所にあります。この東屋が目印になります。
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さて、思わせぶりな線路柄の道を辿ると隧道口に行けるようです。
トンネルをサイクリングして通り抜けるというのが人気のようで、こうして歩いているとどんどん自転車に抜かれていきます。駅前のレンタサイクル屋で借りてきてもよし、ここの駐車場にあるレンタサイクル屋を利用してもよし。 -
隣には現在の宜蘭線線路が走っています。複線電化後の現役トンネルも見えます。
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展望台のようなものがありましたが、たぶん監視塔でしょう。中に入ることはできません。
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トンネルまでやってきました。
このトンネルは吉次茂七郎らにより1924年(大正13年)に開通。1986年までの永きに渡り宜蘭線鉄道のトンネルとして使用されてきました。宜蘭線が複線電化された後は封鎖されていましたが、後に史蹟指定され、2009年に通り抜けができるようになりました。旧草嶺トンネル (旧草嶺隧道) 建造物
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中学生くらいの男の子たちが自転車で集まっていたので、そのうちの一人に写真をお願いしました。
顔を隠してますが、なかなかいい写りなんです。少年は一枚撮った後、何かに気付いてもう一枚取り直してくれました。最初の一枚を後に確認すると目をつぶっちゃってたんですね〜。いや〜それにとっさに気づくとはさすが若者。老眼じゃそんなことには確認もできませんからねえ。ありがとう、少年! -
こちら側のトンネル口には「制天険」の文字が刻まれています。
設計技師の吉次氏はじめ、事故だけでなくマラリヤによっても多くの死者を出した難工事でした。 -
9:30、トンネルへ。
ここへのバスがなぜ平日だけなのかと思っていたら、このトンネルは休日は入れないらしい。この日は夏休みの平日なのでにぎわっていました。 -
歩いているのは私だけでしたが、自転車の人は結構たくさんいました。
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入口を振り返ってみます。
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こんな風に非常口の案内がありますが、途中に避難口があるわけではありません。これによって今トンネルのどのあたりにいるかがわかります。
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コンクリートとレンガの内壁が混在しています。
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100年近く前のものとは思えないほど整然としたレンガ。整然としてなきゃ困りますけどね。
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ところどころにこういった窪みがあります。現在はベンチになっているようですが、本来は何のためのものだったのでしょう。保線員の待避場所?
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窪みのいくつかには昔の站牌が飾ってあります。
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さらに古そうな站牌。
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やっと1,100メートルのところまで来た。
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トンネル内は日陰で涼しいと予想していたのですが、実際は蒸し暑さの極みです。炎天下を2キロ歩くよりはましなのかもしれませんが、全身から汗が出るのに全く乾かないといった高湿度の世界です。自転車なら少しはましなんだろうか。
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やっと残り966メートル!
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天井のレンガが崩落するのをガードしている網。
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ここで、新北市と宜蘭県の境界が出現。ちょっとテンションが上がります。
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この光のアーチが境界線。
子供の頃、中央道の岐阜と長野の県境のトンネルで、県境のところで息を止めるとかわけの分かんない遊びしてたなあ。 -
境界があるのは入口から1,600メートルのあたりです。
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自転車の人は歩行者に注意し並走はしないでね、という注意書き。これは結構守られてる。
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速度を落として前照灯を点けよ、という注意は、守っていない人が多かった。
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このあたりで少しカーブ。
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そしてついに出口が見えた!
光に向かってみんな進む。なんだか帰ってこられなくなりそうな…。 -
10:02、最後の距離表示は2,151メートル。所要時間32分でした。
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こちらの出口には徒歩で向かうらしい団体観光客の姿が。
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出口付近は気流の関係で涼しい風が吹きあがってきていて、団体さんたちは「涼しいわね〜」なんていいながら中に入ってきました。いや、中は蒸し風呂だから、と言ってあげようかと思いましたが語学力の都合でやめました。健闘を祈る!
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こちら側には「白雲飛處」と彫られています。
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こんなに暑いのにみんな元気です。
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すぐ隣には現役のトンネルが。
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ちょうど列車が通過していきました。
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展示館と売店もあります。
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お手洗いもありますよ。
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展示館の内部にはコーヒーの自販機と若干のパネル展示があるのみ。
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日陰の室内なので少しは涼しいですが、冷房があるわけではありません。
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海側を見ると亀山島が見えていました。もう宜蘭県ですもんね。
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海岸沿いに畑があったりして、のどかです。
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漁港の方へサイクリングロードが続いています。
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私は台2号線にあるバス停に向かいます。
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線路よりかなり高い位置にある台2号線まで歩いてきました。坂道きつい!
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10:19、隧道口バス停到着。
ここから頭城方面へのバスに乗ります。 -
目の前に広がる太平洋と亀山島。素晴らしい眺めですが暑い!直射日光が痛い!
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バスアプリでバスの運行位置を確認していたにも関わらず、思いがけない速さでバスが到着。「バスが来る〜」ってタイミングでの写真が撮れなかった。
10:23、隧道口バス停。國光客運1811路羅東行きに乗車しました。
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