14年ぶりの海外一人旅、憧れのヘルシンキへ。その3

2016/06/22 - 2016/06/26

あっという間に3日目。明日は帰国です。
夫からはタリンに行けばと言われていましたが、時間が足りません。
日頃そんなに歩かないのに、ヘルシンキでは毎日2万歩以上歩き、足はパンパン、、、持参した湿布が大活躍しました。14年前に比べ、明らかに体力低下してます。ぎっくり腰対策にコルセットも持参していましたが、今回は使用せずに済みました。
本日は、世界遺産のスオメンリンナ島に行き、夕方からセウラサーリ野外博物館で行われる夏至祭に参加します。お天気は、曇り時々雨で肌寒かったです。
私が寒がりというのもありますが、ユニクロのダウンベストを常備して調整していました。ユニクロの上下のヒートテックにもお世話になりました。ユニクロおすすめです。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

6月24日夏至祭イブです。
各施設のスケジュールを確認しながら朝食。お休みするところも多々ありますが、各市場は朝早くから普通に営業してるようです。稼ぎどきってところでしょうか。日本の年の瀬のようです。

今日のメインに行く前に心残りが、、、サチエさんが泳いでいたプール(かもめ食堂)を見てみたい。下調べ不足で近くのムーミンショップまで行ったのに、その存在に気付きませんでした。そして行ってきました。ウルヨンカツの公共プールです。

.....お休みでした。5月から8月は長期休業のようです。あとからarucoでも確認しました。
1928年オープンの公共プール。表からも歴史感じられます。開いてたら泳いだか？それは無理、カナヅチなんです。

ここまで来たら歩いてカンピ礼拝堂へ。

街中に突然現れる礼拝堂。お祈りするためだけに建てられたそうです。

寄り道ばかりしてられません。公共フェリーに乗ってスオメンリンナ島へ行ってきます。

マーケット広場にはお店がたくさん。

15分程でスオメンリンナに到着。島全体が要塞です。かなり広いです。カフェはほとんど閉まっていました。ターミナル付近のカフェやスーパー(居住区あり)は開いてました。

ピントがボケててすみません。
歩き疲れて、売店で買った、飴？ムーミンに惹かれました。
味が独特、、、リコリスでした。あとから判明しました。サルミアッキより断然食べやすいです。

さあ帰りましょう。フェリーが遠くに見えます。かもめが近くまで来て、ビックリ。動画ばかり撮っていたので、またもや写真がありません。

フェリーを降り、ウスペンスキー寺院に立ち寄りました。ロシア正教の総本山です。きらびやかです。中もゴージャスで必見らしいのですが、夏至祭期間は開いておらず、外からのみの見学です。

市場が賑わっています。地元の人も多そう。スープが食べたいと思い、オールドマーケットホールへ行きましたが、12時で終了。中に入ることができませんでした。
市場も人が多くて座るところがないため、スープあきらめ、移動します。

ぷらぷら移動してます。かなりお疲れモード。お腹すいた、、、

草間彌生？

マリメッコも閉まっています。行きたかった、、、リベンジするぞ〜。
この後ストックマンでお寿司食べました。日本の年の瀬のデパートのようでした。最後の買い出しみたいな、、、椅子の売り場をチラッと覗きます。ゆっくり見てみたい。

ヘルシンキの観光名所、テンペリアウキヨ教会へやって来ました。観光客たくさん(アジア系)。ピアノの演奏中も近づき、立って撮影する人が数名。音が響いて、素晴らしいですが、本来の教会を味わうには、朝一がよろしいかと思います。

岩をくり抜いて造られた教会です。

外から見る、天井部分。
ここでarucoの地図を落としたことに気づく。後ろに付いてる分を外して、ポケットに入れて活用してたので、大ショック、、、
あれがないとトラムに乗れない、、、
中に戻って探しましたが、ありません。明日には帰るし、パスポートやお金に比べれば良かったと思いなおしました。

一度ホテルに戻り、休憩後、セウラサーリ野外博物館の夏至祭へ出発。24番のバスに乗ります。エスプラナーデ公園の西端、スウェーデン劇場前のバス停から乗りました。臨時便も出てました(1時間に3本くらい)。
17時半くらいのバスに乗りました。この時間は乗ってる人は少ないです。
セウラサーリは終点です。そのバスがそのまま街中に戻ります。
途中、車窓からシベリウス公園が見えました。有名なモニュメントもあります。観光バスも停まってます。今回は立ち寄りませんでした。見れただけでも儲けものです。

セウラサーリまで20分くらいでした。ここは、散策だけなら普段は無料です。様々な時代の建物を集めた野外博物館で、建物内の見学はヘルシンキカードで無料になります。
しかし夏至祭イブは、特別イベントなので20ユーロのチケットを買わないと入場できません。ヘルシンキカードを持っていても、チケットを買わないといけないようです。

私はもともとヘルシンキカードを買うつもりでしたが、夏至祭に重なり、博物館は休み、セウラサーリは特別価格、ツアーは時間が合わないなど考慮して、交通機関のみに使用するデイチケットにしました。結果として良い選択だったと思います。

古い建物があちらこちらに、、、
本日だけのイベントもあるようで、鍛冶屋さんがいたり、食べもの屋さんの出店(並んでます)あったり、花飾り作ったり、竹馬したり、、、
民族衣装のお年寄りグループが、コーラスでお出迎えして下さいました。
またしても動画ばかり撮ってしまい、写真がありません。

冬が長く夏が短いので、貴重な夏の始まりを告げるお祭りを心待ちにしているのでしょうね。
でも結構寒いです。子どもの服装に注目。私はヒートテック上下に綿シャツ、ジーンズ、コットンセーター、ダウンベスト、うすいジャンパー、首にストール着用してます。
念のため、ウールセーターも持ってきてましたが、ホテルに置いてきました。持ってきたほうが良かったかも、、、と後悔する私。

セウラサーリのお祭りは16時から翌1時までで、21時以降が盛り上がるみたいですが、私は20時過ぎに帰りました。その時はまだ来てる人のほうが多かったです。
コッコに点火されると一気に盛り上がるとか。
コッコは、かがり火のことで、悪魔を追い払い豊作を願うそうです。日本で言えば、どんと焼きに近いのかしら？
歌ったり踊ったり大騒ぎすると、悪魔がいなくなって幸運が舞い込んで来るそうです。
夏至祭に結婚するカップルも多いそうです。

火を使うからでしょう、消防車が出動。小さな男の子が興味しんしんなのは、どこの国も同じですね。

メインイベントステージで、国旗掲揚、国歌斉唱。さまざまなイベントが続きます。

皆さん、歌ったり踊ったり、とっても楽しそう。見学だけでは楽しさが足りないでしょう、博多どんたくと同じです。

お腹空きすぎて退散します。帰りにスーパーでサンドイッチやビール買って夕食にしました。
歩行26000歩以上。明日は夏至祭。帰国する日です。