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毎日午後に出かける温泉館はほぼ街の中心に建つが、温泉館の後ろは杉山をバックにした田園が広がる。<br /><br />温泉館の正式名称は由布市市営の”湯布院健康温泉館 クアージュゆふいん”。<br /><br />施設の中心はバーデゾーン(運動浴)。<br /><br />私は30年前もここに通っており、そのとき習い覚えた、先ずジャグージー浴で体を慣らし、15分〜20分の前後左右のウォーキング、プールの状況を見て水泳、その後サウナで軽く汗をかき、うたせ湯で体をほぐす。<br /><br />バーデゾーンを終わり、最後は温泉(露天風呂付)に浸かり、やや冷えた体を温めて終了。<br /><br />所要時間1時間半〜から2時間。<br /><br />温泉館にはその他にも各種機器を設置した、窓から由布岳がの望めるトレイニングルーム、すぐ隣にも由布岳がどっしり見下ろすサンデッキがある。<br /><br />現在”クワ<ハウス>(温泉と健康設備のある建物)”と称する施設は日本にもあちこちにあるが、”湯布院健康温泉館”は、”クワ<オルト(ドイツ語)>温泉と健康設備のある建物を含む街全体”の中心施設”だと云う。<br /><br />湯布院を”クワ<オルト>”にという発想が生まれたのはなんと大正13年(1924年)に遡る。<br /><br />日比谷公園や明治神宮の設計にも携わったという東大教授で林学博士の本多静六博士は、ドイツ留学の際訪れたバーデン(現在のバーデンバーデン)で学んだことを参考に、「湯布院温泉発展策」を提案。<br /><br />それは「温泉保養地を従来の村落と切り離してつくるのでなく、村落の暮らしと融合させる」ことにあった。(参考;BAHAN NO21 ゆふいん千年時計の音)<br /><br />この「湯布院温泉発展策」は50年後現実のものとなる。<br /><br />亀の井別荘の中谷健太郎氏と玉の湯の溝口薫平氏等3人は自費でドイツ見聞旅行を敢行。<br /><br />彼らが持ち帰ったドイツのバーデンバーデンを中心にしたアイディアを、当時の湯布院町長岩男頴一氏(淳一郎氏の叔父御)が行政的にバックアップした結果であった。<br /><br />温泉館の周囲のアプローチには、この地震で生じたひび割れを緊急補修した筋が数か所見える。<br /><br />温泉の配管がずれて一時は温泉が流れてこなかった部所もあったようだが、しかし幸い運営を完全に妨げるような損傷はなかったとのこと。<br /><br />ここでもこの数日の間に何人か顔馴染みの人が出来た。<br /><br />クアージュゆふいん(湯布院健康温泉館)<br />http://www.city.yufu.oita.jp/kankou/onsen/kua-zyu/<br />

WT信の湯布院療養日誌:6月16日(木)温泉館はクワ<ハウス>にあらずクワ<オルト>

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2016/06/16 - 2016/06/16

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WT信

WT信さん

毎日午後に出かける温泉館はほぼ街の中心に建つが、温泉館の後ろは杉山をバックにした田園が広がる。

温泉館の正式名称は由布市市営の”湯布院健康温泉館 クアージュゆふいん”。

施設の中心はバーデゾーン(運動浴)。

私は30年前もここに通っており、そのとき習い覚えた、先ずジャグージー浴で体を慣らし、15分〜20分の前後左右のウォーキング、プールの状況を見て水泳、その後サウナで軽く汗をかき、うたせ湯で体をほぐす。

バーデゾーンを終わり、最後は温泉(露天風呂付)に浸かり、やや冷えた体を温めて終了。

所要時間1時間半〜から2時間。

温泉館にはその他にも各種機器を設置した、窓から由布岳がの望めるトレイニングルーム、すぐ隣にも由布岳がどっしり見下ろすサンデッキがある。

現在”クワ<ハウス>(温泉と健康設備のある建物)”と称する施設は日本にもあちこちにあるが、”湯布院健康温泉館”は、”クワ<オルト(ドイツ語)>温泉と健康設備のある建物を含む街全体”の中心施設”だと云う。

湯布院を”クワ<オルト>”にという発想が生まれたのはなんと大正13年(1924年)に遡る。

日比谷公園や明治神宮の設計にも携わったという東大教授で林学博士の本多静六博士は、ドイツ留学の際訪れたバーデン(現在のバーデンバーデン)で学んだことを参考に、「湯布院温泉発展策」を提案。

それは「温泉保養地を従来の村落と切り離してつくるのでなく、村落の暮らしと融合させる」ことにあった。(参考;BAHAN NO21 ゆふいん千年時計の音)

この「湯布院温泉発展策」は50年後現実のものとなる。

亀の井別荘の中谷健太郎氏と玉の湯の溝口薫平氏等3人は自費でドイツ見聞旅行を敢行。

彼らが持ち帰ったドイツのバーデンバーデンを中心にしたアイディアを、当時の湯布院町長岩男頴一氏(淳一郎氏の叔父御)が行政的にバックアップした結果であった。

温泉館の周囲のアプローチには、この地震で生じたひび割れを緊急補修した筋が数か所見える。

温泉の配管がずれて一時は温泉が流れてこなかった部所もあったようだが、しかし幸い運営を完全に妨げるような損傷はなかったとのこと。

ここでもこの数日の間に何人か顔馴染みの人が出来た。

クアージュゆふいん(湯布院健康温泉館)
http://www.city.yufu.oita.jp/kankou/onsen/kua-zyu/

同行者
一人旅
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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