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療養生活も2週間を過ぎ、リハビリ室と温泉館通いにも慣れてきた。<br /><br />内臓の疾患ではないので、昼間ベッドに横たわることはない。<br /><br />残った時間をどうやって出来るだけ楽しく過ごすかだ。<br /><br />先ずテレビ。<br />しかし病室に備えられているテレビはテレビを見るには1枚1000円のカードを購入しなければならず、そのカードの消費時間は900分(15時間)しかない。<br /><br />また画面が小さくニュース番組でも下段のテロップが2行だと上段の文字しか映らない。<br /><br />おまけに地上波だけでBSは入らない。<br /><br />結局テレビは最小必要なNHKニュースを見るだけで、大型画面が必須の番組はテレビ室で他の患者さんと意向が合えば一緒に見る。<br /><br />次は持参してきたパソコン。<br />日誌を書いたり、ブログ化したり、そのための関連情報をweb上で確認したりで、結構時間を消費している。<br /><br />パソコンのもう一つの楽しみは囲碁ソフトとの対戦だが勝率は上がらない・・。<br /><br />もう一つが読書。<br />家から持参してきたのは藤沢周平の「彫師伊之助捕り物覚え ささやく河」一冊で、あとは淳一郎先生宅の蔵書をあてにしたのだが、この地震で蔵書の棚から膨大な書籍がめちゃくちゃに崩れ落ち、やっと整理の手を付け始めたばかりとの事で期待薄。<br /><br />リハビリ室に池波正太郎の鬼平犯科帳シリーズと剣客商売シリーズが置かれているのを発見。<br /><br />その中から剣客商売シリーズの「十番勝負」、「二十番勝負」、「番外編黒白(上・下)」をお借りする。<br /><br />物書きでもある淳一郎先生も藤沢周平の文章がお気に入りのようで、この点でも淳一郎先生との会話は楽しい。<br /><br />数日後、自宅の蔵書を整理していたら目にしたからと、淳一郎先生が持参して下さったのが、「時代小説の楽しみ別巻 時代小説・十二人のヒーロー」縄田一男編(新潮文庫)。<br /><br />本はリハビリ室で順番を待つ間にも読むのだが、これで暫くは読む本に心配することは無さそうだ。<br /><br />一日数回は病室で、淳一郎先生から指導を受けた「操体法」の自主トレを行う。<br /><br />まだ歩行の違和感は残るが、殆ど痛みはなく、体の筋肉の緊張感が薄れ、弾力性が付いてきた感じがする。<br /><br />看護婦さんは皆元気で明るく、時間が有る時は用事の序に無駄話の相手もして呉れる。<br /><br />お陰で今のところ療養生活は退屈している暇がない。

WT信の湯布院療養日誌:6月28日(火)療養生活の楽しみ方

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2016/06/28 - 2016/06/28

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旅行記グループ 湯布院日誌

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WT信

WT信さん

療養生活も2週間を過ぎ、リハビリ室と温泉館通いにも慣れてきた。

内臓の疾患ではないので、昼間ベッドに横たわることはない。

残った時間をどうやって出来るだけ楽しく過ごすかだ。

先ずテレビ。
しかし病室に備えられているテレビはテレビを見るには1枚1000円のカードを購入しなければならず、そのカードの消費時間は900分(15時間)しかない。

また画面が小さくニュース番組でも下段のテロップが2行だと上段の文字しか映らない。

おまけに地上波だけでBSは入らない。

結局テレビは最小必要なNHKニュースを見るだけで、大型画面が必須の番組はテレビ室で他の患者さんと意向が合えば一緒に見る。

次は持参してきたパソコン。
日誌を書いたり、ブログ化したり、そのための関連情報をweb上で確認したりで、結構時間を消費している。

パソコンのもう一つの楽しみは囲碁ソフトとの対戦だが勝率は上がらない・・。

もう一つが読書。
家から持参してきたのは藤沢周平の「彫師伊之助捕り物覚え ささやく河」一冊で、あとは淳一郎先生宅の蔵書をあてにしたのだが、この地震で蔵書の棚から膨大な書籍がめちゃくちゃに崩れ落ち、やっと整理の手を付け始めたばかりとの事で期待薄。

リハビリ室に池波正太郎の鬼平犯科帳シリーズと剣客商売シリーズが置かれているのを発見。

その中から剣客商売シリーズの「十番勝負」、「二十番勝負」、「番外編黒白(上・下)」をお借りする。

物書きでもある淳一郎先生も藤沢周平の文章がお気に入りのようで、この点でも淳一郎先生との会話は楽しい。

数日後、自宅の蔵書を整理していたら目にしたからと、淳一郎先生が持参して下さったのが、「時代小説の楽しみ別巻 時代小説・十二人のヒーロー」縄田一男編(新潮文庫)。

本はリハビリ室で順番を待つ間にも読むのだが、これで暫くは読む本に心配することは無さそうだ。

一日数回は病室で、淳一郎先生から指導を受けた「操体法」の自主トレを行う。

まだ歩行の違和感は残るが、殆ど痛みはなく、体の筋肉の緊張感が薄れ、弾力性が付いてきた感じがする。

看護婦さんは皆元気で明るく、時間が有る時は用事の序に無駄話の相手もして呉れる。

お陰で今のところ療養生活は退屈している暇がない。

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