サイクリングでぶどう畑、オリーブ畑、地中海　両親とフランスその16

2015/08/30 - 2015/08/30

今回はサンドイッチを地中海を見ながらビーチで食べて、海に入り、その後電動自転車をかりてカシの町の周囲も楽しみました。

8月16日〜17日　パリ泊　
8月17日〜20日　ブルターニュ地方・ロスコフ泊
8月20日〜21日　ブルターニュ地方・カルナック泊
8月21日〜24日　ブルターニュ地方・ヴァンヌ泊
8月24日〜26日　ノルマンディー地方・モンサンミッシェル泊
8月26日〜29日　パリ泊
8月29日〜9月2日　プロヴァンス地方・カシ泊
9月2日〜5日　プロヴァンス地方・アルル泊
9月5日〜7日　サントル＝ヴァル・ド・ロワール地方・シャルトル泊
9月7日〜8日　CDG空港近く泊

エリア カシ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 航空会社: エアカナダ
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます、今日も太陽が燦々と照り輝いています。

カシの歴史は古く、紀元前2,700年前にあったと？その証拠として紀元前500〜600年のCosquer洞窟で発見された釉薬を使ったものなどが挙げられるそうです。その後はプロヴァンスの他の地のように、ギリシャ植民地時代のマッサリア(マルセイユ)などの影響も受け、ローマ植民地時代も経た歴史があります。

Office de tourisme カシの歴史ページ(仏)
http://www.ot-cassis.com/fr/histoire.html

Saint Michel教会です。

パステルカラーのお家が港から見渡せます。

港に来る前に、行列のあったパン屋さんでランチを調達しました。

私は南仏ということで、サラダ　ニソワーズ(ニースサラダ)バケットサンドイッチを買いました。ツナ、オリーブ、ゆでたまご、トマト、レタス、バケットは柔らかめ。私の両腿より長いバケットです。ので、30センチはありました。父も母も地中海を見ながらそれぞれサンドイッチを食べます。

りんごタルトも同じパン屋で買って、これは3人で一つをわけました。サンドイッチが大きかったからちょうどよい量です。このりんごがね〜、甘酸っぱくて良かったです。

カシの町中心地に位置しているビーチ、La plage de la grande merです。レストランやシャワー、有料トイレ、救急所などもあります。

実は翌々日もこのビーチに来て、しばらく海に浸かっていたのですが、足を軽く怪我したので、赤い旗の立っているところで消毒してもらいました。

わぁ〜、海の色が何重にもなっていますね〜。

さぁさぁ写真を撮ったらさっさと海に入りましょう。サングラスのようなゴーグルを着けている人が結構プカプカ浮いています。おじいさんに、「もっと深くまで入ってきたら楽しいよ〜っ」と言われました（笑）。

透き通った海。水着にものすごい小石が入っていました。

こちらの会社でレンタサイクルしました。
http://cassisavelo.fr/home.html

カシの観光局でもこの会社を紹介してくれます。私はカシの観光局のオンラインで事前予約しましたが、ネット不具合等で結局電話したりしたので、現地で直接かりればいいかなぁと思います。電動自転車で、ヘルメットや装具も貸してくれます。オーナーの方がプチトラン(観光汽車)が発着する、観光局近くの港に自転車といるので、声をかければ空車があれば即借りられそうです。

とっても簡易な地図をレンタサイクルの方が自転車のかごに括りつけてくれました。本当は違うルートを走りたかったのですが、私達の日頃の運動習慣、体力、を聞かれて、そのルートは上級者なので、初級者用のルート、ぶどう畑がみ渡せる車の通りが少ないコースをすすめてくれました。ただ「最初のロータリーを右、次のロータリーを左、その次のロータリーを右、そうしたらぶどう畑が広がる通りに出るから。」右、左、右、とフランス語で呪文のように唱える私に、レンタサイクルの方も「そうそう、右、左、右」

町を早速走り抜け、車の少ない通りに来て、オリーブの木がたくさんあるところに出ました。

オリーブをアップで。お土産にも農家の方から南仏オリーブオイル買っていきました。おまけでオイルが作られている実もたくさんくれたりしました。

イチヂクです。もぎたてをアパートのオーナーのアンマリにもらいました。道端にもこうして木が生えています。

ぶどう畑が何箇所もずーっとあります。

この左のピンクの花は初めて見ました。

赤い実のアップ。こういう道端に生えてる植物には飽きません。

プロヴァンス民家とその向こうのぶどう畑と山と、私はこういう景色が見たかったのです。

岩の上で水筒にいれてきた水を飲み一休み。サイクリングは4時間かりてあるので、時間はあります。

またオリーブの木が。車と一緒の道を走るのは中心地に向かうにつれてとても緊張します。初めての電動自転車、初めての土地をサイクリングするのは大変です。が、道行く人にアジア人三人の電動自転車が珍しかったのか、「かっこいい自転車乗ってるね〜」と言われました。

そして車との共存？運転をしつつ、この景色に辿りつきました！Bestouanビーチです。なんという青でしょう。自転車のヘルメットをかぶったまま、ここで一休み。

どうやらここは頂いたサイクリングルートに入っていなかったのですが、カナイユ岬を眺めて、最高の時間となりました。

無事自転車を返却し、ペタンクをしている地元の方たちを横目に港をあとにし、運動のご褒美にピスタチオジェラートを頬張り、特に父は疲れていたので港からアパートにたまたまいたタクシーで数分。やっぱりサイクリングはいいな。皆さんもぜひ。

読んで下さりありがとうございました。明日はマルセイユに日帰りで行ってきます!

この旅行記へのコメント （6）

• pedaruさん 2015/12/28 06:42:30

  プロバンス

  dankeさん　お早うございます。
  
  プロパンガス、いえ、プロバンスと聞くとセザンヌやファーブルを連想します。
  
  陽光きらめく南フランス、印象派の画家たちが愛したプロバンス、あぁ、憧れます。そして、自転車に乗って地元密着で走り回る、こんな旅がしたいですね。
  
  広がるぶどう畑・・・えっ　見るのに入場料を払うのですか？がっかりですね。
  
  「プロヴァンス民家とその向こうのぶどう畑と山と、私はこういう景色が見たかったのです。」
  
  同感です。違うのは、過去形と未来形との違いです。見たいと見た、との違い、
  早く過去形を使いたい・・・
  
  pedaru

  dankeさん からの返信 2015/12/30 06:37:31

  RE: プロバンス

  pedaruさん、
  
  いつも面白いコメントありがごうございます。
  
  プロパンガスときましたか、ちょっと一瞬何にかけているのかわかりませんでした。相変わらずお上手ですね。ハハハ
  
  セザンヌは昔観た映画がよくなかったのか、元々好きな絵のタイプではありませんでしたが、余計好きではなくなりました。ファンの方、ごめんなさい。。ファーブル、ですか。初耳です。プロヴァンスは画家たちを魅了した土地、ぜひpedaruさんも早く過去形になるよう訪れてみてください。自然あふれる、太陽の土地。なかにはセレブな町や村もありますが、大半は昔ながらの素朴なところなので、きっとpedaruさんもお気に召すでしょう。
  
  ぶどう畑はボルドーやシャンパーニュなども入場にお金がかかるところがあるそうです。確かに払ってもよかったのですが、目的がそれほどプロフェッショナルでもないし、ただ風景の中にぶどうを見たいだけだったので、払いたくなかったという貧乏性？です。
  
  今年もお世話になりました。来年もpedaruさんにとってよいお年になりますように、そして旅が続けられるように健康でありますようにお祈りしております。
  

• ぶどう畑さん 2015/12/21 22:31:03

  陽射しが違う！

  dankeさん
  
  ぶどう畑です。
  「サイクリングでぶどう畑、オリーブ畑、地中海」にお邪魔しました。
  
  貸自転車、電動だったんですか？
  電動には乗ったことないんですけど、楽そうだから、私もサイクリングしたいな。
  
  ブルターニュもよかったけれど、陽射しが全然違いますねー。
  松の感じとか、断崖の様子とか、まさにプロヴァンス！
  
  カシ、想像していたのと違いました。
  好きな感じ。行ってみたいです。
  
  でも、水着にはなりません…。(笑)
  
  マルセイユ編、楽しみにしてます！

  dankeさん からの返信 2015/12/22 08:11:17

  Re: 陽射しが違う！

  Bonjour ぶどう畑さん!
  
  貸自転車、電動だったんです。日頃運動不足な私には電動でなくてはあの坂は無理です。初心者コースなのですが、坂が点在しております。上級者は崖のコースですから、アスリートレベルです。その貸りた電動自転車でも何段階かあり、調節次第で電動の力8割で自力2割、とか、電動の力5割と自力5割とか、道のコンディションによって選べます。ので、全くこがなくても進むという間違った考えを私は持っていたことを知りました（笑）。
  
  そうです、松があるのが面白いな〜、と思いました。陽射し、北と違うの分かりますか‥　でも湿度がアジアに比べてすごく低いので海沿いでも、朝晩は涼しいくらい。
  
  お金持ちのリゾート地になってほしくないカシ。でもボソッと言いますと、1番海に近いところのぶどう畑、見学するのに一人14?とかかかるんです。試飲込らしいですが。ですからアルザスみたいに気軽にいきませんでした（笑）。アルザスが気前がいいとも聞きましたが。その気になれば郊外にたくさん開放されているぶどう畑があるので歩くとかなりかかりますが、行けないこともないですし、実際写真に何枚か撮ったぶどう畑は無人でした。
  
  水着にならない？あ〜、カシに来て海に浸からなかったら絶対後悔しますよ（笑）。老若男女関係なく波に浮いたり流されたり、とっても楽しかったです。
  
  マルセイユの写真は少ないのですが、今年中にアップできなさそうです。ハハハ

• たらよろさん 2015/12/21 22:19:50

  ビーチを見つめつつ…サンドイッチ♪

  こんばんは、danke様
  
  美しいビーチを見ながらサンドイッチって、、、
  わぁ〜なんて粋なんでしょう（笑）
  薄くスライスされたリンゴのタルトもめちゃめちゃ美味しそう。
  何重にも重なる青の世界をサイクリングしながら見るって、
  最高の風景ですね〜
  私もいつか、ヨーロッパをそんな風に翔れたらなぁ（笑）
  
  今年はお付き合いいただき、ありがとうございます。
  少し早いですが、良いお年をお迎えくださいね♪
  
  　　たらよろ

  dankeさん からの返信 2015/12/22 03:06:40

  RE: ビーチを見つめつつ…サンドイッチ♪

  たらよろさん、
  
  いつもありがとうございます！：）
  
  はいはい、サンドイッチが多分10倍おいしく感じられたのではないでしょうか。結局、リラックスできる環境で、きどらない食べ物を楽しみ、自分みたいなふつーうの人間たちが暮らしたり遊んだりしているのを見たり、そんなことが旅の醍醐味の1つであるということを知りました。ビーチに立てたパラソルの立てかたが悪いのか風に飛ばされたときも、フランス人の人がニコッと笑って手渡してくれたり、そんな小さなことも思い出になりますね。
  
  サイクリングは私たちが車を渋滞させた場面もあるみたいです（笑）。すみません。道がとても狭いもので、車道ではそこだけすごく緊張しました。
  
  たらよろさんはヨーロッパには行かれないのですか？京都からでも京都自体も素敵なところが目白押しですが。。
  
  たらよろさんもぜひ素敵な年をおむかえください。来年も沢山おいしいもの見せて下さいね！あと、時々猫ちゃんの写真もお待ちしております！