2015秋のスロバキア　26　フィンエアで帰国＜終＞

2015/10/21 - 2015/10/27

　ついにこのシリーズ最後の旅行記になりました。
　旅程を改めて確認します。

10月21日水曜日
　中部国際空港発　ヘルシンキ乗り継ぎでプラハへ　
　プラハ泊
10月22日木曜日
　長距離バスでプラハからスロバキアのニトラへ
　ニトラ観光　ニトラ泊
10月23日金曜日
　ニトラ観光後、列車でジリナへ移動
　ジリナ泊
10月24日土曜日
　ヴィヒロフカ野外博物館とストレチュノ城観光
　ジリナ泊
10月25日日曜日
　リプトフ湖とヴルコリニエツ観光
　列車でプラハへ　プラハ泊
10月26日月曜日
　プラハ空港から帰国、ヘルシンキ乗り継ぎ
10月27日火曜日
　中部国際空港より帰宅

エリア フィンランド

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

　10月26日月曜日、14：40。
　プラハよりフィンエアＡＹ716にてヘルシンキ到着（時差１時間あり）。

　ここでは乗り継ぎをするのですが、何も考えずに歩いていたら外に出ちゃいました。でも安心してください、まだシェンゲン圏なので何の問題もありませんよ。

　プラハからのフライトでは食事はなかった（有料の軽食はありますが買わなかった）ので、おなかが減りました。出国前に軽く食べようとお店を物色していたら、Ｆｌｙ　Ｉｎｎというお店の看板に「トナカイバーガーはいかが？」の文字が。
　スロバキア旅行に行ったのにあまりスロバキア料理は食べてない。かわりに（？）最後はフィンランド名物で締めよう〜

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

　軽くハンバーガーのつもりでカウンターで注文したら、トナカイバーガーは奥のレストランで注文して、とのこと。一緒に買おうと思っていた水やスムージーもレストランで飲めると言うので、レストランへ向かいました。
　ハンバーガーはそこそこのボリュームだったのですが、付け合わせのフライドポテトが大量。２時間後くらいには機内食があるのに…。結局スムージーは飲まず持ち帰り。ポテトも半分以上はテイクアウトしました（テイクアウト用の箱をもらって）。
　トナカイバーガーが27.50ユーロ（約3,767円）、水が3.90ユーロ（約534円）、スムージー4.80ユーロ（約657円）。合計4,658円。散財しました…。

　夕方はアジアへの出発便のラッシュアワー。出国はかなりの国が自動化ゲート対応なので、免税カウンターの方が列が長かった。

　17：15、ＡＹ079にて出発。
　往路はガラガラだったこの路線。もし空いていたら、窓からオーロラが見られるという北の窓側に座席変更したかったのですが、帰路はほぼ満席でした。（予約した時はそのことをすっかり忘れていた。）満席だった割には機内サービスも迅速で、ワインのお替りももらえたし、ギャレーのドリンクバーでビールをもらったりもできました。
　今回のお隣さんも日本人でした。どこへ行ってきたのか聞いてみると、イスラエルからスウェーデンなど北欧、イタリアと巡ってきたそう。一年旅を続けるつもりが、所用で一時帰国する若者。国境なき医師団の人と話をしたとかいう話題がでてきたので、意識高い系かと思ったら、お医者さんでした。実際の勤務はこれからだそうですが、頼もしい日本の若者だわ！
　それにしても往路はベラルーシへ行く人、帰りはイスラエルに行ってきた人…。私の旅先なんて至極平凡だと安心しました。

　今回初めて機内販売に挑戦。中途半端にたまったフィンエアのマイルに期限が来たので、機内販売などに使えるクーポンに交換してあったんです。ちょっと現金を足して20ユーロ分のクーポン。それで27.50ユーロのワインを買いました。往路に見たカタログにはもう少し安いワインもあったのですが、復路はカタログが更新されていました。
　機内販売のカートが出動してからかなり時間がたってもやってこないし、私より後ろの席にもどんどん品物を持って行くので、もしかしてカートを待ってちゃだめなのかとＣＡさんに聞いてみたら、「カートを待ってください」とのこと。後ろの席の人はきっと事前予約してた人たちなのね。私も往路の機内で予約しようと思ったのですが、復路搭乗まで中５日ないとダメとのこと。私は中４日でした。

　10月27日火曜日、9：40。
　中部国際空港到着。

　機内では小さな小さな子供が泣いてしまって、そのお母さんが大変そうでした。暗くなったのが怖かったみたいなんですけど、明るくするわけにもいかないしね。でもその隣でその子の兄弟は爆睡していたので、眠れるか眠れないかなんて本人の精神状態次第なんですよね。ちなみに私は周囲の状況がどうであれ眠れません。

　中部空港に着いてモバイルＷｉＦＩを返却しに行ったのですが、危うく違う会社の回収ポストに入れてしまうところでした。危なかった。（その会社の人が、「それはお隣のですよ」と教えてくれました。）

　入国も荷物受け取りも税関もスムーズで、到着から２時間かからず自宅にたどり着けました。お留守番していた猫と無事再会し、心配していたであろう夫に帰宅メールを送って、やっと一安心です。

　今回も新たな発見がたくさんある楽しい旅でした。こうして旅行の楽しみを分かち合える（旅行記を読んでくださる）皆さんがいることと、旅行に行ける環境に感謝しています。
　最後まで読んでいただきありがとうとございました。

中部国際空港セントレア 空港

この旅行記へのコメント （4）

• marketaさん 2015/12/07 13:10:41

  お疲れ様でした

  binchanさん
  
  旅行記投稿、お疲れ様でした。とても楽しませていただきましたが、これだけたくさん投稿されるのは大変だったのではないでしょうか。
  
  ニトラ城での料金の聞き間違いは、同じようなことを私もしたことがあり(fourty euroと言われたと思って50ユーロ札を出したえらたくさんおつりが来てfourteen euroだったんだと気付いた）楽しく読ませていただきました。
  
  ハフラーノク野外考古学博物館があいてなかったのはなぜだろう？（残念でしたね）とか、
  スタラービストリツァの天文時計素敵なだあとか、
  そうそう、スロバキアの土日ってスーパーやお店午前中だけだったとか、
  スロバキアのレストラン安いよね、とか
  本当にいろいろ共感したり楽しみながら読ませていただきましたが、やっぱり一番印象深かったのはカルバリーとDrazovceでの道案内でお金を請求された話でした。
  私もよく道を聞いたり、地図を見てたら「Can I help you?」と声を掛けてもらったりすることも良くあるのですが、一度もお金を請求されたことはありません。ちょっとショックでしたがこういうこともあるんですね。
  
  binchanさんの下調べ＆調査量に脱帽しながら、なにより地元の人々との交流の様子を楽しく読ませていただきました。
  ありがとうございました。そして、今後のご旅行も期待しております。
  
  marketa

  binchanさん からの返信 2015/12/07 15:48:40

  RE: お疲れ様でした

  marketaさん、こんにちは。
  　いろいろと共感していただいてうれしいです。この旅行記、共感しながら読んでいただける方が少ないだろうと思っていたので。
  
  　道案内のお金要求は考えてみれば理にかなったお金の要求なんですけど、女の子の方はとても申し訳なさそうに言ってきて…。あの子が専門の教育を受けて観光ガイドになったとしたら、堂々とあの何倍ものチップをもらえるようになるのに。あの子にはその能力も資質もあるのに、おそらくはその機会を与えられないんだろうな、なんて、私はこんなちょっと上から目線で見ちゃいがちなんですけど、意外と彼女たちの方は観光客に道を教えてあげること自体を楽しんでるかもしれませんね。
  
  　marketaさんは宿の方と直接やり取りされたりして、かなり英語が話せそうなのに、数字を聞き間違えたことがあるなんて、ちょっと親近感〜。でも現地でのハプニングに対応している様子を拝見すると、やはりかなりおできになる。だからあまり下調べをしなくても大丈夫なんですよ。（といいつつ、marketaさんの下調べも半端ないでしょ。）私の語学力では突発事象に対応できないんです…。
  
  　そちらの旅行記はまだまだ続きますね。頑張ってください。
  
  binchan　
  
  

• へけけさん 2015/12/06 18:10:54

  写真がみんな絵葉書みたいで綺麗ですね。

  binchanさんこんにちは。
  
  　御無沙汰してます。オフ会ではお世話になりました。
  
  　北欧って物凄く遠いところで多分片道１０時間以上かかるんでしょう。自分にとっては夢の国で英語も喋れないし、binchanさんには尊敬しちゃいます。
  　なにげない風景がとても絵になるっていうか、電車にしても、建物にしてもデザインが美しいです。
  
  　自分は相変わらず台湾ばかりですが老後はのんびりヨーロッパ鉄道の旅をしてみたいです。ヨーロッパの電車ってカッコイイですよね。
  
  　へけけ

  binchanさん からの返信 2015/12/06 18:28:57

  RE: 写真がみんな絵葉書みたいで綺麗ですね。

  へけけさん、こんにちは。
  最後まで旅行記を読んでくださって、いつもありがとうございます。
  
  　さっき、へけけさんのところにコメントしに行ったところです。以心伝心ですね。
  　旅行記ではあたかも英語が喋れるみたいに書いていますが、本当は正しく喋れてませんよ〜。誤解なきよう。でも、お世辞でも「尊敬」なんて言われるとうれしいな。
  　
  　老後はゆっくりヨーロッパ旅行っていいですね。その旅行記も早く読みたいですが、へけけさんの「老後」はまだまだですから、気長に待ってます。