2015秋のスロバキア　06　ニトラの夜

2015/10/21 - 2015/10/27

　10月22日木曜日。

　プラハからバスでスロバキア西部の町ニトラへ入り、スロバキアでの観光が始まりました。
　そして観光一日目ももう夜です。
　

エリア ニトラ(スロバキア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ニトラ城の観光を終えて、市街地へ戻ってきました。

　Piarist monastery and St. Ladislav´s church（ピアリスト修道院と聖ラディスラフ教会）へやってきました。

　

　遠くからでもよく見える大きな教会ですが、夜はライトアップされてますます目立ってます。

　そういえば、今回の旅行では教会に一度も入りませんでした。ヨーロッパ旅行では初めてかも。

　Pri Synagóga通りに、こんなお店が。

　アジア茶と盆栽の店。

　そういえばスロバキアでは盆栽が流行っていると聞いたような…。
　このお店e-bonsai.euで検索すると出ます。

　旧市街地（歩行者ゾーン）の広場に来ました。
　ライトアップされたお城が見えます。

　このあたりが街の中心街だと思っていたけれど、あまりにも閑散としていて寂しい…。ここが繁華街だったのは何十年も前の話で、現代は大型ショッピングモールがある新市街地の方が栄えてるんだろうな。

ニトラ旧市街地 旧市街・古い町並み

　晩御飯を食べなくては。
　広場からKupecká通りに入ったところにあった中華料理店。この界隈では最も繁盛して見えました。

　同じ路地にあるこのお店をチェックしてありました。スロバキアワインとスロバキア料理があるお店なんですよ。

　ところが、入って食事がしたいと伝えると、「今日はコールドミールしか出せないですけど」とのこと。なんですと！！？つまりハムとかチーズとかのつまみしかないってこと。
　お酒が飲めればそれでいいというのが基本のスタンスですが、今日は昼ごはんもしょぼかったのでおなかが空いてます。仕方ないのでほかの店を探すことに。

　

　ほかの店を窓越しに覗いてもお客は少なく、いたとしても食事をしている人がいない。宗教上の理由かなんかで、今日は食事ができない日なの？
　そんな中、この看板を発見。ん？このお寿司屋さんネットで見たことあるぞ。

　すぐ隣にデリバリー寿司の店も。
　どうやらここの寿司を「ＴＡＴＡＭＩ」という店で食べることができるらしい。
　新市街地まで行けばいろいろお店があったのかもしれませんが、ホテルもこの近くだし、めんどくさくなってお寿司にすることに。ああ、お寿司なら日本でより安く、よりおいしく食べられるのに…。

　ＴＡＴＡＭＩ店内。
　おお〜、盆栽が飾ってあります。あのお店で買ったのかな？

　店名通り畳敷きのお座敷もあるんですよ。店員さんは「こちらの席でもいいですよ」と言ってくれましたが、靴を脱ぐのが面倒で椅子席にしました。でもほかにお客も来なかったし、ここに座ってみるのもよかったかも。

　さて、とりあえず店員さんに英語は通じません。一度英語の通じる人が現れましたが、すぐにまたスロバキア語オンリーの店員さんのみに。でも、よく気を遣ってて。旅行中、こんなに丁寧な店員さんはほかにいませんでした。

　とりあえず英語の通じる人にワインだけは注文しました。絶対スロバキアワインを飲みたいので。
　お店にあるスロバキアワインは甘口のロゼと、辛口の白の二種類。辛口白がニトラと隣接する地域産だったので迷わずそちらに。ただどちらもボトル売りだったのでちょっと高くつきました。（残りを持ち帰ることもできないし…）

　Pivnica Radošinaという地域の Radšinskíý Klevner 2013という銘柄。実はこのワイナリーのワインは日本でも買えます。スロバキアワインで検索すると出てきます。
　私好みの味でした。私は味音痴なので参考にはならないかもしれませんが、お寿司にぴったり！スロバキアワインは白がおいしいと言われていますが、評判にたがわぬ味でした。白好きならスロバキア産をチェックしてみることをおすすめします。
　ボトルで26ユーロ（3,500円くらい）でしたが、現地の酒屋さんで売っているのを見たら10ユーロ（1,350円くらい）程度。日本で買うとその間くらいの値段です。
　

　割り箸袋には日本語。
　メニューには寿司のほかに枝豆、冷ややっこ、味噌汁、海鮮丼、各種サラダ（ワカメサラダもある！）と、日本食を取り揃えています。日本酒があるかどうかは確認しませんでした。

　私が注文したのはレインボーロール。13ユーロ（1,700円くらい）。
　これが秀逸なロールなんです。アボカド、とびこ、カニ身を芯にしたシャリが、マグロ、サーモン、白身でグラデーションに捲いてあるんです。こんなコラボあるんですね、っていう豪華巻き。内陸国なのにお魚も新鮮でした。添えてあるガリも日本と同じ味です。ワサビはさすがに本わさびではないですが、添えてある葉ワサビの漬物みたいなのがおいしかった。
　もっといろいろ注文してみたかったけれどこれでおなかが一杯に…。う〜んもっと大きな胃袋があれば。

　それにしても、先客が２名いたけれど、そのあとは店内に私一人。本当に今日は断食日なの？　
　支払いは合計39ユーロ（端数の1ユーロはチップにしておきました）。一食5,000円越え。北欧かって突っ込みたくなるお値段ですが、ほとんどがワイン代なので異存はございません。

　ホテルに戻ると、ホテルのダイニングは普通ににぎわっていました。く〜〜っ、そこならスロバキア料理だったのに。
　でもおいしいお寿司とワインがいただけたので後悔はないです。

Hotel Atrium ホテル