３度目の青ヶ島（観光編）

2015/04/27 - 2015/04/28

「あおがしま丸」編の新船レポートに続く、ディープな観光情報です。


３度目の青ヶ島（宿泊編）
http://4travel.jp/travelogue/11032199

３度目の青ヶ島（あおがしま丸編）
http://4travel.jp/travelogue/11019347

とセットでご覧下さい。

エリア 御蔵島・青ヶ島(東京)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船 レンタカー タクシー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは、島唯一の観光名所、新東京百景の99番目に指定されている、大凸部（おおとんぶ＝標高423m＝青ヶ島の最高地点）に向かいます。

アンテナのあるＮＴＴの鉄塔の前の道を上ります。

東台所神社の鳥居の前を通って・・

鳥居の横の道を、大凸部公園の標識に従って左折して登って行きます。

当初、前回から時間が経っているのと、観光マップがいい加減なので、間違えて、鳥居の前の道をマップ通りにまっすぐ進んでしましました。

まさか、単なる小さな展望台が公園とは思っていないので、（公園は別ルートからしか行けない遊歩道のある尾山展望公園があります）
そのまままっすぐ進むと、行き止まりになってしまいました。

空港にある看板（前々回の物ですので現在では朽ち果てて見えません・・）には、きちんと東台所神社の登り口の所に2本の点線でルートが書かれていますが、最近の観光マップや手書きのマップには、この線が東台所神社の登りとは、直角に１本書かれているだけです。

大凸部へ行くには、東台所神社の先でなく、鳥居をくぐった先にある神社へ登る階段と平行に走る、鳥居のすぐ横の道を上っていきます。
すぐに、神社の階段とは大きくわかれます。

初めて行かれる方は、地図は信用しないで、この標識だけを頼りに登った方が間違えることはないです。

大凸部展望台への道は、比較的安全に整備されています。

大凸部展望台からの二重カルデラの内輪山の眺めです

正面の道路が「平成流し坂トンネル」です。
居住部から車で内輪部に行くには、このトンネルしかありません。

正面内輪山の禿げているとことが、池之沢噴気孔群で、いまだに蒸気が出ています。

右下の裏側が「あおがしま丸」の着岸する三宝港（さんぽうこう）で、相当上まで土砂崩れ防止の工事が行われています。

次に、東台所神社の鳥居まで戻り、鳥居をくぐって階段を登ります。

まともな階段は最初だけで、すぐに玉石のすべり易い階段になります。

以前登った方が、這って登るほど急で危険だとコメントしていたのですが、まさにその通りでした。

山登りをやっている私でも、二度と登りたく無い危険なルートです。

一般ハイカーはやめておいた方が無難です。

青ヶ島で怪我をすると、救急車もないし、最悪自衛隊のお世話になる可能性もあるので、ここはやめておきましょう。

最後は、草木をかき分け登ります（笑）。

終点の東台所神社。

一人では怖くてこれないほど、不気味な神社です。

東台所神社からは、尾山展望公園に向かって、快適な遊歩道が整備されています。

正面の小高い山が、尾山展望公園です。

ドコモらしき、携帯基地局があります。

これだけ、綺麗に整備するなら、東台所神社の玉石階段も普通の階段にしてほしいところです。

いったん下って、また登ると。

こちらが、尾山展望公園になります。

東西南北を示した、オブジェ

尾山展望公園からの内輪山の眺め

今回は、この内輪山にも登ってみました

タイルで作った、太平洋エリアの地図

緑色のカーペットは、雨水を集水して飲料水にしています。

尾山展望公園へは、照明付きで夜でも登れます。

星空観測用のためだと思われます。

山の斜面にこんな風に防水シートを敷き詰めてあります。

十一屋酒店

島にはスーパーが無いという人もいますが・・・

お酒以外に、生鮮品も意外と豊富にあります。

次は、大里神社に向かいます

最初は、舗装された道ですが・・・・

延々と歩いてやっと鳥居までやってきました。

鳥居の先は、またもや玉石の急な階段です。

危険なので、やめました。

池之沢噴気孔群

内輪山の斜面から蒸気があがっています

左がふれあいサウナ、正面が蒸気で調理ができる釜です。

今回は、内輪山に登ってみました。

内輪山の縁を１周出来るのですが、時間の関係で「御富士様」往復だけしてみました。

１周できるので、左回り、右回りが選べます。

途中の展望広場

真下に、ふれあいサウナや、駐車場が見れます。
すぐ下の斜面が、池の沢噴気孔群になります。

こちらが、内輪山の内部。

樹木がうっそうと茂っており、降りることは出来ないと思います。

内輪山の縁を登って行きます。

御富士様到着です

昔、火山の噴火を恐れて、出産、生理、喪中の人は不浄として、池之沢に足を踏み入れることが出来なかった風習を、ここに神社を建てることによって、お参りすれば池之沢で誰でも農作業が出来るようにしたそうです。

御富士様神社

御富士様のご神体

ふれあいサウナもだいぶ傷んで来ています。

この後、下まで降りて、正面に見えている地熱釜でランチにします。

地熱釜　下の赤いレバーを開くと蒸気が出ます

意外と人気でフル稼働しています。

蒸気が漏れないように、石で蓋に重しをかけています。

本日の食材です

食材は、宿で「地熱釜ランチセット」をお願いしました。
これに、おにぎりと漬け物、魚の塩から、ひんぎゃの塩が付いてきます。

ゆで卵は、10分で完成

ミニさつまいもは、20分で完成です

アルミホイルの中は、魚です。

オオタニワタリの群生地

絶滅危惧種に指定されているそうです。

こちらは、2005年の5月に訪れたときに、道ばたに咲いていた、ストレチア（極楽鳥花）

タネを持ってきて、植えてみました。

５年程度で花が咲くとのことですが、10年経っても花が咲きません。
鉢が小さ過ぎるのと、日光に当てないのが原因かと思われます。

ストレチアの根は、非常に強く、一度プラスチックの鉢を割ってしまいました。よく見ると鉢の底の水抜き穴から根が伸びて、鉢の底でぐるぐる巻きに伸びていました。すごい生命力です。