GWも混雑回避 <最終日　南宮大社と五平餅>

2015/05/03 - 2015/05/05

アッと言う間に帰京する日となってしまいました。
レンタカーは12時までに岐阜駅前の営業所へ返します。
一応ゴールデンウィークの真っ只中ですから、途中の国道の渋滞も考えて、早めに長浜を発たなければなりません。
例によって6時起床、7時朝食のパターンをキープ。相変わらず慌ただしい行程です。

朝一番で豊公園を散歩して琵琶湖の水に触れた後は、長浜を発ち、一路岐阜へと向かいます。
国道365号線を経て、伊吹山の麓で国道21号線へ。車の流れは順調です。
30分余りで岐阜県へと入れたので、少し余裕が出来ました。
PHOは関ヶ原鍾乳洞へ寄ってみたかったのですが、運転するツレは南宮大社（意外と神社好きだという事が判りました）を主張。止まってもらえなければ降りられませんから、結局ツレの言う通り、全然知りもしなかった南宮大社に立ち寄りました。
と、偶然にも今日が祭礼の日で、地元の名士らしいオジサンがいっぱい、ちょっと変わった雰囲気を味わえました。
その代わり（？）、車を返す前に五平餅を食べる事にしました。岐阜市内に行ってみたいお店が在ったのです

エリア 関ヶ原・垂井(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

国道21号線・御所野交差点を右折して、東海道新幹線のガードをくぐって直進した所に南宮大社の駐車場が在りました。
この日は祭礼当日で、テキヤさん方が屋台の準備をしていました。

この石塔は「右いせ　左たる井」とまでは読めるんですが、それ以外が判明せず

南宮大社は金山彦命を主祭神に、旧国幣大社で美濃国一の宮として、また全国の鉱山、金属業の総本宮として、今も深い崇敬を集めています。
創設は神武天皇の時代にさかのぼり、古くは仲山金山彦神社といわれ、美濃国府が置かれていた府中（垂井町）に祀られていました。現在地の2キロほどのところです。
崇神天皇の時、現在の場所に移り、国府の南に位置することから、南宮大社と呼ばれるようになったと伝えられています。

現在の建物は、慶長5（1600）年の関ヶ原合戦の兵火によって焼失したものを、寛永19（1642）年、春日の局の願いにより 三代将軍徳川家光公が再建したものであります。
広い境内には本殿・拝殿・楼門など、朱塗りの華麗な姿を並べ、江戸時代の神社建築の代表的な遺構18棟が、 国の重要文化財に指定されています。
年間を通じ大小50余の祭典が斎行され、5月5日の例大祭、11月8日の金山祭（ふいご祭）など特殊な神事があります。

つか、金山彦神ってどなた？
Wikipediaによれば、「神産みにおいて、イザナミが火の神カグツチを産んで火傷をし病み苦しんでいる時に、その嘔吐物（たぐり）から化生した神である」とされています

楼門

石輪橋。
花崗岩で造られ、その名の通り輪のように円弧を描いています。この形は、そり橋とも呼ばれ、神様が通られる橋、つまり人間は通ってはいけない橋を意味しています。なので封鎖中

この石橋も家光が寄付した7千両（約21億円）の一部を遣って造られたものです

後20分です

舞楽を奉納する高舞殿

今日はその高舞殿に神輿が3基鎮座しています

社殿の軒回りは、すべて刳抜蟇股という社寺建築独特の装飾が施されています。その形が蟇の股の曲線に似ていることから蟇股（かえるまた）と呼ばれます。中でも高舞殿の蟇股にある十二支の動物の丸彫りが特に名高いそうです。
此処で見えているのは中央に兎、右に寅って事は、左は辰（そう思って見れば判るでしょ）

神輿舎に在るのは一代前の神輿のようです

一旦、北門を出てみたところ、其処にも手水舎が在り、可愛い巫女さんが待機してました（写真は許可を得ています）

北門

廻廊から本殿を望む

う〜ん、これは隼人社かな？
廻廊で囲まれた内部に在るので近寄れません

建築様式は、和様と唐様を混用した独特の様式であることから、南宮造と呼ばれています。本殿と弊殿だけは素木造りで、その他の社殿は鮮やかな朱塗りになっていることも特徴の一つです

「午前十時、氏子をはじめ全国の金属業者、近隣の関係者が拝殿に参列して厳粛な式典を行い、神幸式の幕が開く」っていうところに行き合わせたのですよ

これも蟇股の装飾。楼門上に在る鶴に乗った浦島太郎のように見えますが、翁です。
全く予定に無い寄り道と言うか、立ち寄り先でしたが、面白かったです。見て無駄な物なんて無いですね

あんまりゆっくりしてる訳にはいきません、そろそろ失礼します。お邪魔しました

さて、所変わって岐阜市内に到着です。せっかくの岐阜ですから、その土地らしい物が食べたかったのです。
で、草鞋（或るいは小判）型じゃない五平餅。

お店の造りは五平餅って雰囲気じゃないですが、とにかく中へ入ってみます

喫茶店ですね、五平餅も有るよって感じの。
アイスクリームも食べたかったな

どれにしようかな？
う〜ん、全部食べてみたい

って事で、お店の方お勧めの「ゴンベイ特製」5本（手前）、赤味噌ごまダレ3本

そして、ゆず味噌3本をお願いしました。
特製も美味しかったのですが、PHOはこのアッサリしたゆず味噌が気に入りました。お持ち帰りしたかったぁ

レンタカーを返した後、岐阜駅コンコースのお土産物売り場で、行きに道（出口）を尋ねた女性店員さんからお土産を買いました。色々試食させていただいて、紅茶味のクッキーとか、あれこれ迷った結果、包装の綺麗な柿羊羹にしました（PHOは食べないですけど）。息子さんが東京に居るそうで、話が弾みました。

ツレは下り、PHOは上りの東海道線に乗り、次に逢えるのはお盆です

この旅行記へのコメント （2）

• 元カニ族さん 2015/06/27 11:39:42

  最後の最後まで楽しまれましたね。

  最後の最後まで、時間を有効に使おうとされる、PHOPHOCHANGさんとおツレさんの行動力は素晴らしいですね。
  
  たまたま寄った南宮大社が例大祭というのも、ついていますね。
  
  それでは、また。
  
  元カニ族
  
  

  PHOPHOCHANGさん からの返信 2015/06/27 22:13:32

  RE: 最後の最後まで楽しまれましたね。

  はい、ラッキーでした☆
  
  が、つくづく欲深い人間だと思います。すぐに損得で物事を判断してしまうのは良くない事だとは判っているのですが、「せっかくだから目一杯」とついつい・・・。
  
  
  今後もその調子での旅行（記）が続くと思いますが、何卒宜しくお願いいたしますm(_ _)m
  
  
  
  
  > 最後の最後まで、時間を有効に使おうとされる、PHOPHOCHANGさんとおツレさんの行動力は素晴らしいですね。
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  > たまたま寄った南宮大社が例大祭というのも、ついていますね。
  >
  > それでは、また。
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  > 元カニ族
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