青春18きっぷの旅は毎度高いところに上りたがる <岩村城址>

2013/08/16 - 2013/08/19

これで長かった青春１８切符３日間の旅は終わりです（引っ張り過ぎ）。お疲れ様でした。

岩村城は、大和の高取城(奈良県)備中の松山城(岡山県)と並ぶ日本三大山城の一つに数えられる名城です。
城は江戸諸藩の府城の中でも最も高い所(標高717m)に築かれ、高低差180mの天嶮の地形を巧みに利用した要害堅固な山城で、霧の湧き易い気象までも城造りに活かされており、別名「霧ケ城」とも呼ばれています。
この城が名城と言われる由縁は、単にその規模と大きさだけでなく、その永い歴史に由来しています。1185年(文治元年)源頼朝の重臣「加藤景廉(かとうかげかど）」がこの地の地頭に補せられ創築されてから、鎌倉・室町の300年間、戦国の100年間、更に江戸期の300年間に亙り城と城主が連綿と続き、明治に至り廃城令で廃城されるまで、連綿と存続しました。
700年間に及ぶ城の歴史は、日本の城史にも例を見ないものなのです。


ホットいわむらより

エリア 明智・上矢作(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 1.5
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

温故の井、重要伝統的建造物群保存地区のはずれ、常夜灯の在る角を折れ、城跡へ上り始める道で一番最初に出会うのがこれ

ふるさと創生基金で復元した太鼓櫓

旧藩主邸でもありました

そして、いよいよ・・

お陰様で出会いませんでした

最初は平坦、一応名前は藤坂

お茶室みたいです

下田歌子勉学所

明治から昭和にかけて、日本女子教育の先覚者として活躍した下田歌子女史が幼くして勉学に励んだ建物

石畳と木立が良い感じ、ただ誰も歩いてない道をひたすら上ります。後何メートルって１００メートル毎の表示板が無かったら、暑いし疲れて来たし、途中で引き返してたと思います。
何度も言うけど、何だかこの３日間、ひたすら上ってる気がしてました。上ったからには当然下ってるんだけど、どうもね…

大手門、三重櫓

菱櫓、菱形だから

本丸は六段壁と呼ばれる石垣の上

地形が急斜面の為にとった工法で、６段階積みとなっています

織田信長も宿泊した本丸

長局埋門から城下を眺めると・・

標高７１７ｍの山頂、天然の峻険な地形を利用した山城で、江戸諸藩の府城の中では最も標高の高いところに築城されてました

本丸埋門で見つけた（誰でも見つかる）三角の石

城壁好きには堪りません

佐藤一斉（像の人）の言志四録は指導者の指針の書とされ、元総理小泉純一郎氏が審議中に引用し、知名度ＵＰ

明知鉄道岩村駅

帰りに五平餅でも食べたい（食事する時間の余裕は有りました）と思ったのですが、唯一開いていた店はお買い上げは５本からでお願いしますの貼り紙。１人で５本は無理です。
結局駅まで戻る間に開いていた食事の出来る店はさっきのかんから屋だけ。駅前の食堂さえ、お盆を通して開いてたから１９と２０日は休みだよ、とは駅員さんの弁。国道に出れば〜って言葉に一旦は足を向けたものの、そっちまで往復してたら食べてる時間無いと判断、宿場沿いに在った小さなスーパーに戻って、チーズとコーヒーをゲットし、ついでに自宅用に小豆を買って駅で一息〜となりました。小豆はこれで白玉入り冷やし汁粉を作りたかったのです。

「次は極楽」

物凄い山の中を走ってる気分

でも、無いか

乗り換えした恵那駅、此処で２０分の余裕が有ったので、駅の外へ出て駅弁か何かを買おうと思ったら（新宿まで７時間以上だし）、見事に売り切れ。

中津川市のマンホール
中津川駅でも乗り換え有るんで途中下車して

観光案内所の中に栗きんとんソフトを見つけて急いで頬張りました。熱いお茶まで貰えて、中津川は改めて訪れたい（すぐ釣られる）と思いました。 だってホントの栗きんとんは秋冬限定なんで。

何と１７時発の松本行き中央本線はワンマン電車でした。編成は３両です。なので混み合ってます。学生の団体、登山者グループ、つまり荷物のデカい乗客が多いので、人数以上に押し込められた感じがしました。けど車窓は山の景色が楽しめます。

途中下車したくなった木曽路（９月、１０月と実行）

塩尻〜甲府間のクロスシートはソファみたいな素材、でも直立してるからヘッドレストが却って邪魔でした。


最後までご覧いただき有難うございました