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初夏の津軽を巡る旅の二日目。この日は、つがる市が運営する定期観光バスを利用して、ベンセ湿原に咲くゼンテイカと木造周辺の見どころを巡ることにする。天気も上々で、岩木山もくっきりと見えた。<br /><br />(2022.06.14更新)

初夏の津軽へ【2】~ベンセ湿原のゼンテイカ~

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2015/06/07 - 2015/06/07

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旅行記グループ 【陸奥国】津軽

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旅猫

旅猫さん

初夏の津軽を巡る旅の二日目。この日は、つがる市が運営する定期観光バスを利用して、ベンセ湿原に咲くゼンテイカと木造周辺の見どころを巡ることにする。天気も上々で、岩木山もくっきりと見えた。

(2022.06.14更新)

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
グルメ
3.5
ショッピング
3.5
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
観光バス 新幹線 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 五所川原駅を9時32分に出る快速『リゾートしらかみ2号』で出発。車内で津軽三味線の演奏をやっていたが、すぐ隣の木造駅で降りるので、ゆっくりとは聴けなかった。

    五所川原駅を9時32分に出る快速『リゾートしらかみ2号』で出発。車内で津軽三味線の演奏をやっていたが、すぐ隣の木造駅で降りるので、ゆっくりとは聴けなかった。

  • 朝から天気が良く、岩木山も綺麗に見えている。そして、木造駅には、わずか6分で到着した。

    朝から天気が良く、岩木山も綺麗に見えている。そして、木造駅には、わずか6分で到着した。

  • 駅舎を出ると、目の前には小さな街並みがある。一番手前にあった建物は、かなり凝った造りであった。

    駅舎を出ると、目の前には小さな街並みがある。一番手前にあった建物は、かなり凝った造りであった。

  • 振り返れば、大きな遮光器土偶を模した木造駅の独特な駅舎が見える。その前には、今日お世話になるつがる市の定期観光バスがすでに待っていた。そのバスに乗り、受付場所のつがる市役所へと向かった。市役所からは、多くの方が乗り込んできたが、ほとんどが地元のお年寄りである。料金は二千円である。

    振り返れば、大きな遮光器土偶を模した木造駅の独特な駅舎が見える。その前には、今日お世話になるつがる市の定期観光バスがすでに待っていた。そのバスに乗り、受付場所のつがる市役所へと向かった。市役所からは、多くの方が乗り込んできたが、ほとんどが地元のお年寄りである。料金は二千円である。

  • 車内は、津軽弁が飛び交い賑やかである。案内の方も、年季の入った津軽弁で、正直ほとんど分からなかった。そうこうしているうちに、最初の目的地であり、この企画の最大の見どころでもあるベンセ湿原に到着した。案内の方に連れられて、湿原へと向かう。すぐに、ベンセ湿原の初夏の風物詩であるゼンテイカの花が広がった。今年は開花が早く、すでに見ごろを迎えていた。

    車内は、津軽弁が飛び交い賑やかである。案内の方も、年季の入った津軽弁で、正直ほとんど分からなかった。そうこうしているうちに、最初の目的地であり、この企画の最大の見どころでもあるベンセ湿原に到着した。案内の方に連れられて、湿原へと向かう。すぐに、ベンセ湿原の初夏の風物詩であるゼンテイカの花が広がった。今年は開花が早く、すでに見ごろを迎えていた。

    ベンセ湿原 自然・景勝地

    ゼンテイカ咲く津軽の湿原 by 旅猫さん
  • 湿原内に続く木道を散策する。しばらく歩くと、岩木山が見えて来た。少し山頂に雲が掛かっているものの、さすが津軽富士と呼ばれる美しい姿である。

    湿原内に続く木道を散策する。しばらく歩くと、岩木山が見えて来た。少し山頂に雲が掛かっているものの、さすが津軽富士と呼ばれる美しい姿である。

  • その先からもう一度岩木山を望む。黄色のゼンテイカが、風景に初夏の彩を与えてくれている。心洗われる素晴らしい景色である。

    その先からもう一度岩木山を望む。黄色のゼンテイカが、風景に初夏の彩を与えてくれている。心洗われる素晴らしい景色である。

  • 木道脇で、野花菖蒲を見つけた。今年は、どこでも花の開花が早い。

    木道脇で、野花菖蒲を見つけた。今年は、どこでも花の開花が早い。

  • 湿原に続く木道は、好きな人には堪らない。

    湿原に続く木道は、好きな人には堪らない。

  • 開花が早かった分、少し盛りを過ぎている感じもする。それでも、見応えは十分である。ただ、思ったよりも小さな湿原であった。

    開花が早かった分、少し盛りを過ぎている感じもする。それでも、見応えは十分である。ただ、思ったよりも小さな湿原であった。

  • 湿原の中に、紫色の花がちらほらと見える。野花菖蒲かと思ったが、杜若(カキツバタ)であった。

    湿原の中に、紫色の花がちらほらと見える。野花菖蒲かと思ったが、杜若(カキツバタ)であった。

  • この湿原は、草原化が進んでいるようである。湿地と言う感じではない。

    この湿原は、草原化が進んでいるようである。湿地と言う感じではない。

  • ぐるりと一周すると、目の前に沼と岩木山が見えた。その沼は、湿原の南に位置する大滝沼のようだ。この後、再びバスに乗り、次の目的地である最終氷期埋没林へと向かう。その途中にも、沼のようなものがいくつもあったが、案内の方によると、この辺りは良質な砂が多く取れたので、青函トンネルの工事の際、大量の砂が採取され、前からあった沼と掘削によって生まれた窪みに水が溜まったものが混在しているそうである。

    ぐるりと一周すると、目の前に沼と岩木山が見えた。その沼は、湿原の南に位置する大滝沼のようだ。この後、再びバスに乗り、次の目的地である最終氷期埋没林へと向かう。その途中にも、沼のようなものがいくつもあったが、案内の方によると、この辺りは良質な砂が多く取れたので、青函トンネルの工事の際、大量の砂が採取され、前からあった沼と掘削によって生まれた窪みに水が溜まったものが混在しているそうである。

  • そして、15分足らずで、最終氷期埋没林の駐車場に着いた。駐車場から下っていくと、目の前に日本海が現れた。青空と青い海。深呼吸したくなる風景である。

    そして、15分足らずで、最終氷期埋没林の駐車場に着いた。駐車場から下っていくと、目の前に日本海が現れた。青空と青い海。深呼吸したくなる風景である。

    七里長浜 自然・景勝地

    日本海を望む長大な海岸 by 旅猫さん
  • その海岸沿いに、黒い地層がむき出しになった崖が続いていた。これが、約28,000年前に形成された最終氷期埋没林のある地層だそうだ。

    その海岸沿いに、黒い地層がむき出しになった崖が続いていた。これが、約28,000年前に形成された最終氷期埋没林のある地層だそうだ。

    最終氷期埋没林 自然・景勝地

    世界最大規模の埋没林 by 旅猫さん
  • 近づいてよく見ると、確かに木片ののようなものがたくさんある。よくある株のようなものではないので、よく見ないとわからない。この埋没林は、鹿児島の姶良カルデラの噴火による噴出物に覆われることによって形成されたと言うから驚きである。今の桜島の噴火とは、比べ物にならないくらいの大噴火だったのだろう。

    近づいてよく見ると、確かに木片ののようなものがたくさんある。よくある株のようなものではないので、よく見ないとわからない。この埋没林は、鹿児島の姶良カルデラの噴火による噴出物に覆われることによって形成されたと言うから驚きである。今の桜島の噴火とは、比べ物にならないくらいの大噴火だったのだろう。

  • 最終氷期埋没林を観た後、昼食のために道の駅もりたへ立ち寄った。立派な茅葺屋根の建物があり、そこが昼食会場であった。その建物は、津軽地方の代表的な地主の住宅だそうだ。旧増田家住宅母屋と書かれた案内板もあった。現在は、『そば処案山子』として利用されていた。

    最終氷期埋没林を観た後、昼食のために道の駅もりたへ立ち寄った。立派な茅葺屋根の建物があり、そこが昼食会場であった。その建物は、津軽地方の代表的な地主の住宅だそうだ。旧増田家住宅母屋と書かれた案内板もあった。現在は、『そば処案山子』として利用されていた。

    そば処 案山子 グルメ・レストラン

    道の駅に併設された古民家を利用したそば処 by 旅猫さん
  • 大広間に入ると、座卓の上に大きな木の箱が置かれている。開けてみると、色々な惣菜が詰まっていた。想像していた食事と違い、結構良い。

    大広間に入ると、座卓の上に大きな木の箱が置かれている。開けてみると、色々な惣菜が詰まっていた。想像していた食事と違い、結構良い。

  • そして、蕎麦も出て来た。結構な量があり、味もなかなかである。一人で参加な上、他の20人ばかりは地元津軽の方ばかり。津軽弁で、かなり地元密着的な話をしているので、まったく話に入れない。目の前に座った案内の方に、どこから来たのか問われたので、埼玉県と答えると、周りが一様に驚いていた。「どうりで言葉が違うと思ったわけだ」と言われ、とても貴重な体験であった。

    そして、蕎麦も出て来た。結構な量があり、味もなかなかである。一人で参加な上、他の20人ばかりは地元津軽の方ばかり。津軽弁で、かなり地元密着的な話をしているので、まったく話に入れない。目の前に座った案内の方に、どこから来たのか問われたので、埼玉県と答えると、周りが一様に驚いていた。「どうりで言葉が違うと思ったわけだ」と言われ、とても貴重な体験であった。

  • 食後、用足し行くと、お手洗いの入口の上に何やら気配があった。見上げると、ツバメのひなが3匹顔を出してる。賢いことに、一目が無い時は餌をねだって鳴いているのだが、人が近くを通ると、ピクリとも動かずじっとしていた。

    食後、用足し行くと、お手洗いの入口の上に何やら気配があった。見上げると、ツバメのひなが3匹顔を出してる。賢いことに、一目が無い時は餌をねだって鳴いているのだが、人が近くを通ると、ピクリとも動かずじっとしていた。

  • 隣の道の駅に何かあるかと立ち寄ってみる。すると、お気に入りの地酒があったので、つい買い込んでしまった。

    隣の道の駅に何かあるかと立ち寄ってみる。すると、お気に入りの地酒があったので、つい買い込んでしまった。

  • まだ時間があるのでうろうろしていると、敷地の外れにパン工房を見つけた。塩と水にこだわっているという店だったが、一押しという塩なんとかと言うパンは、後から入って来た若い夫婦に、置いてあったすべてを買い占められてしまった。

    まだ時間があるのでうろうろしていると、敷地の外れにパン工房を見つけた。塩と水にこだわっているという店だったが、一押しという塩なんとかと言うパンは、後から入って来た若い夫婦に、置いてあったすべてを買い占められてしまった。

    パン工房 TATSUYA もりた店 グルメ・レストラン

    道の駅に併設されたパン屋さん by 旅猫さん
  • 仕方が無いので、手頃なパンを一つ購入。バスに戻って早速食べたが、パンの香りが程よく、なかなか美味しかった。

    仕方が無いので、手頃なパンを一つ購入。バスに戻って早速食べたが、パンの香りが程よく、なかなか美味しかった。

  • 道の駅を後にして、次に向かったのは森田歴史民俗資料館である。津軽地方は、円筒土器文化圏に含まれるらしく、発掘されたそれらの土器を展示している施設であった。驚いたことに、収蔵品の内、219点もが国の重要文化財だそうだ。地味な施設であるが、考古学好きには堪らない。

    道の駅を後にして、次に向かったのは森田歴史民俗資料館である。津軽地方は、円筒土器文化圏に含まれるらしく、発掘されたそれらの土器を展示している施設であった。驚いたことに、収蔵品の内、219点もが国の重要文化財だそうだ。地味な施設であるが、考古学好きには堪らない。

    森田歴史民俗資料館 美術館・博物館

    重要文化財の宝庫 by 旅猫さん
  • 続いて、地球村と言う場所に立ち寄った。かのふるさと創生事業で整備された施設だそうだ。何でも、時の村長が、欧州で見かけた遺跡に感銘を受けて整備したらしい。五千人収容の野外施設としては、東北でも有数のものだそうだ。しかし、しばらく使用されていないようであり、観客席の間は草が生い茂っていた。園内には、至るところに西洋風の天使の像などが置かれ、安っぽい印象であった。

    続いて、地球村と言う場所に立ち寄った。かのふるさと創生事業で整備された施設だそうだ。何でも、時の村長が、欧州で見かけた遺跡に感銘を受けて整備したらしい。五千人収容の野外施設としては、東北でも有数のものだそうだ。しかし、しばらく使用されていないようであり、観客席の間は草が生い茂っていた。園内には、至るところに西洋風の天使の像などが置かれ、安っぽい印象であった。

  • 地球村から移動し、気になっていた日本最古のりんごの木を見学。その樹は、長寿園という林檎農家の畑の中にあった。樹齢は137年。3本あり、品種は紅絞が二本と祝である。今でも、しっかりと実を付けるそうだ。周りの樹と比べると、貫録が違う。長生きして欲しいものである。

    地球村から移動し、気になっていた日本最古のりんごの木を見学。その樹は、長寿園という林檎農家の畑の中にあった。樹齢は137年。3本あり、品種は紅絞が二本と祝である。今でも、しっかりと実を付けるそうだ。周りの樹と比べると、貫録が違う。長生きして欲しいものである。

    日本最古のりんごの木 名所・史跡

    樹齢137年! by 旅猫さん
  • この農園では、樹を街路樹のように植えている。真っ直ぐなので、機械で効率よく作業が出来るらしいが、林檎畑らしくない景観であった。

    この農園では、樹を街路樹のように植えている。真っ直ぐなので、機械で効率よく作業が出来るらしいが、林檎畑らしくない景観であった。

  • 良ある普通の畑も近くにあった。個人的には、やはり森のように植えられている畑の方が、美味しい林檎が獲れるような気がする。

    良ある普通の畑も近くにあった。個人的には、やはり森のように植えられている畑の方が、美味しい林檎が獲れるような気がする。

  • そして、最後の施設へと向かう。その途中、バスが信号待ちで止まった時、車窓に動くものが見えた。よく見ると、壊れかけた煉瓦塀の穴に、鳥がいる。雛らしく、親鳥が餌を運んで来た。こんな場所に巣を作るとは、逞しい。

    そして、最後の施設へと向かう。その途中、バスが信号待ちで止まった時、車窓に動くものが見えた。よく見ると、壊れかけた煉瓦塀の穴に、鳥がいる。雛らしく、親鳥が餌を運んで来た。こんな場所に巣を作るとは、逞しい。

  • 最後に立ち寄った施設は、縄文住居展示施設カルコである。市役所の隣にあり、そこが解散場所であった。館内には、竪穴式住居が復元されていて、他にも、石器類などが展示されている。

    最後に立ち寄った施設は、縄文住居展示施設カルコである。市役所の隣にあり、そこが解散場所であった。館内には、竪穴式住居が復元されていて、他にも、石器類などが展示されている。

    縄文住居展示資料館「カルコ」 美術館・博物館

    あの遮光器土偶に出会える by 旅猫さん
  • そして、ここの目玉は、亀ヶ岡遺跡から出土した遮光器土器である。頭の部分が遮光器のようになっていることから名づけられた土偶である。いったい何を模したものなのだろう。亀ヶ岡遺跡は、江戸時代前期に発見されたため、その後、勝手に発掘され、大量の土器などが持ち去られ、海外にまで流出してしまったそうだ。後世に見つかっていれば、国宝級のものも見つかったのではないかと思い、非常に残念である。

    そして、ここの目玉は、亀ヶ岡遺跡から出土した遮光器土器である。頭の部分が遮光器のようになっていることから名づけられた土偶である。いったい何を模したものなのだろう。亀ヶ岡遺跡は、江戸時代前期に発見されたため、その後、勝手に発掘され、大量の土器などが持ち去られ、海外にまで流出してしまったそうだ。後世に見つかっていれば、国宝級のものも見つかったのではないかと思い、非常に残念である。

  • 解散後、そのままバスで木造駅まで送ってくれた。木造駅の遮光器土器を模した駅舎も、ふるさと創生金で造られたものだそうだ。これは観光名所にもなったので、使い道としては良かったのかもしれない。

    解散後、そのままバスで木造駅まで送ってくれた。木造駅の遮光器土器を模した駅舎も、ふるさと創生金で造られたものだそうだ。これは観光名所にもなったので、使い道としては良かったのかもしれない。

  • 木造駅からは、14時53分発の快速『リゾートしらかみ3号』に乗車。今度は川部駅までなので、少しは寛げる。

    木造駅からは、14時53分発の快速『リゾートしらかみ3号』に乗車。今度は川部駅までなので、少しは寛げる。

  • 列車は、田植えの終わった津軽平野を走って行く。車窓には、見守るように岩木山が聳えている。何度見ても美しい山だと思う。縄文の頃も、同じような姿をしていたのだろうか。そんなことを考えるうちに、今回の津軽への旅も終わりへと近付いて来た。あとは、新青森駅へ出て、新幹線で帰るだけである。今回も、良い旅であった。

    列車は、田植えの終わった津軽平野を走って行く。車窓には、見守るように岩木山が聳えている。何度見ても美しい山だと思う。縄文の頃も、同じような姿をしていたのだろうか。そんなことを考えるうちに、今回の津軽への旅も終わりへと近付いて来た。あとは、新青森駅へ出て、新幹線で帰るだけである。今回も、良い旅であった。

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この旅行記へのコメント (10)

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  • hot chocolateさん 2015/07/15 08:45:10
    爽やかな初夏の風♪
    旅猫さま

    おはようございます。
    「初夏の津軽 2」にお邪魔しています。

    岩木山を背景に、黄色い花の群落と爽やかな緑が、静かで穏やかな東北の初夏を感じさせます。
    ベンゼ湿原、ゼンテイカ・・・?
    聞きなれない響きですが・・・?
    ゼンテイカ、ニッコウキスゲのようにも見えますが、ここは日光でははないのでそうは言わないでしょうが、同じような花?
    湿原いっぱいに黄色い花が果てしなく続くように見えます。
    人もいないので、静かな湿原の美を堪能できそうですね。
    木道がまたいい。
    この湿原も、いずれは戦場ヶ原のように「草原」になってしまうのでしょうか・・・?

    今回は、観光バスを利用したのですね。
    交通の便が悪い所は、観光バスもありですね。
    バス代2,000円で美味しそうなお昼代も込みですか。
    思わず、つがる市のHPに走ってしまいました。この時期限定なのですね。
    地元の方たちとの交流も楽しそうですね。

    地球村の野外施設、古代ローマの円形劇場の雰囲気ですが、時の村長がいくらヨーロッパで感動したとはいえ、東北で古代ローマ劇場はいかがなものか。
    黄色い花も咲き乱れ、どうやら使用されていない感じもします。
    「ふるさと創生事業」って、何だったのでしょうね。
    有効に使った自治体もあるでしょうが、税金の無駄使いも多かった?

    縄文の頃も岩木山は今と同じように美しく聳え、縄文の頃の人たちも岩木山の雄姿を見ながら狩猟をし、米を作っていたかもしれませんね。

    hot chocolate

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2015/07/15 22:01:53
    RE: 爽やかな初夏の風♪
    hot chocoさん、こんばんは。

    いつもありがとうございます。

    初夏の津軽は、爽やかで良かったです。
    岩木山も、今回はくっきり見えていましたし。

    ゼンテイカは、ニッコウキスゲの本名ですよ。
    あまりにもニッコウキスゲの名前が有名になり過ぎたので、
    最近はほとんど使われなくなってしまいました。
    ちなみに、この後訪れた積丹半島に咲いているエゾカンゾウもゼンテイカです。

    ベンセ湿原は、かなりマイナーな湿原ですが、景色は良かったです。
    思ったよりも小さな湿原ですが、岩木山が見えるのでいい感じ。
    徐々に草原化が進んでいるようですね。
    これも、自然の摂理ですから。

    今回利用したつがる市の観光バスは、ゼンテイカの咲く季節だけの運行です。
    渋いところばかり回るのですが、なかなか面白かったですよ。
    地球村はちょっと。。。でしたが(笑)

    『ふるさと創生事業』、今もやってますね。
    今回は、旅行券バラマキですが。
    大好評で、発売開始数分で売れ切れが続発していますね。
    岩手、福島、栃木、群馬はゲットしました。

    津軽平野の景色は、縄文、弥生のころとあまり変わっていないかもしれませんね。
    田んぼと岩木山は、ずっとあるのでしょうね。

    旅猫
  • rupannさん 2015/07/14 21:20:07
    津軽平野
    もう名前だけで 行ってみたい感に包まれてしまいますねぇ

    旅猫さん、こんばんわ〜

    涼しげな景色が綴られていますねぇ
    湿原に花畑
    土偶のモニュメント
    印象的な旅ですねぇ

    by rupann♪

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2015/07/15 21:45:37
    RE: 津軽平野
    rupannさん、こんばんは〜

    いつもありがとうございます。

    『津軽』って、いい響きがありますよね。
    漢字も旅情が溢れてきますし。
    大好きな場所です。

    津軽弁に囲まれて、楽しい旅でした。
    花も海も、そして土偶もあって(笑)

    旅猫
  • ガブリエラさん 2015/06/25 09:01:38
    木道、転げ落ちそうな気がします(*^_^*)
    旅猫さん☆

    おはようございます♪

    来年あたり、東北ひとり旅なんてしたいな〜と思ってますヽ(^o^)丿
    津軽の、ローカルな雰囲気、素敵ですね!!!
    電車で、三味線が聞けるなんて、憧れちゃいます♪

    岩木山、綺麗な山ですね!
    黄色の花とのコラボが、また美しいです(*^_^*)
    この風景、見にいきたいです♪
    (津軽弁は、英語以上に難しそうですが・苦笑)

    湿原の木道って、たしか結構高さがあるんですよね。
    私、どんくさいから、転げ落ちてしまいそうな気がします(^_^;)
    昔は高い所大好きでしたが、最近は、どんどんヘタレになってます(笑)。

    北海道では、お会いできませんでしたね。って、お顔知らないから、どこかですれ違ってたかも?!
    私は、富良野・美瑛・層雲峡のあたりに行ってました(*^_^*)

    ガブ(^_^)v

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2015/06/26 16:04:46
    RE: 木道、転げ落ちそうな気がします(*^_^*)
    ガブさん、こんにちは〜

    いつもありがとうございます!

    > 来年あたり、東北ひとり旅なんてしたいな〜と思ってますヽ(^o^)丿
    ぜひぜひ(^^)
    東北は、素朴で日本らしい景色が残っています。
    人も優しいですし。
    温泉も、食べ物も、お酒も最高です!

    > 岩木山、綺麗な山ですね!
    津軽富士と呼ばれていますが、日本でも指折りの名峰だと思います。

    津軽弁は、聞き取れませんが、いかにも旅先と言う感じで楽しいですよ。
    わからなくても楽しくなります。

    木道は、高くないですよ。
    落ちても怪我はしませんよ(^^;
    場所によっては、深みにはまることはあるかもしれませんが。

    > 私は、富良野・美瑛・層雲峡のあたりに行ってました(*^_^*)
    すれ違ったとしても、札幌駅だけですかね(^^;
    時間が遅かったので、すれ違ってもいないかも。
    旅行記、楽しみにしています!

    旅猫
  • kodeyanさん 2015/06/25 07:53:04
    初夏の絶景
    旅猫さん こんにちは

    これはまた、渋いところを、平賀温泉郷とは!
    新屋温泉はバス便だと不便だろうな、と思っていたのですが
    新屋八幡宮の狛犬さまと出会えるところなんぞは
    バス旅の面白さ、楽しさですね。
    装飾がステキな狛犬さまです。

    ベンセ湿原のゼンテイカ?ニッコウキスゲ?の季節は
    定期観光バスが1日1往復運行あることは調べていたのですが
    受付が市役所ロビーとのことだったので、どうやって市役所まで?
    と思っていました。
    木造駅でバスに乗れたんですね。なるほど〜
    一日の流れというか様子がわかり有難いです。
    それにしても絶景ですね!

    そうそう、遮光器土偶は目が雪メガネに似ているからついた名前のようですよ。

    ではでは☆彡

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2015/06/26 15:58:09
    RE: 初夏の絶景
    kodeyanさん、こんにちは。

    いつもありがとうございます!

    平賀温泉郷は、ずっと行きたかったところでした。
    新屋温泉は、思ったよりも便利な場所でしたよ。
    バス停からすぐですからね。

    新屋八幡宮の狛犬は、なかなかのものでしたよ。

    ベンセ湿原は、不便な場所なので、この定期観光が魅力的でした。
    市役所は、木造駅からも歩いて15分ほどなのでですが、
    駅まで送迎してくれることを知り、即決めました。
    津軽弁がたくさん聞けて、おすすめですよ(笑)

    ベンセ湿原のゼンテイカ(=ニッコウキスゲ)越しの岩木山は一見の価値がありますよ。

    遮光器土偶、宇宙人説もあるようですね(^^)

    先日訪れた積丹半島の温泉も良かったですよ。
    旅猫
  • momotaさん 2015/06/23 23:29:34
    あの土偶が!
    旅猫さん、こんばんは〜♪

    ちょっぴりお久しぶりです。
    初夏の津軽へおでかけでしたか。お天気が良くて写真からも清々しさ
    が伝わってきます。青森に湿原なんてあるんですね。
    日本にある湿原なんて釧路と尾瀬くらいかと(^<^)
    ベンセ湿原のベンゼってどういう意味なんですかね?なんかアイヌ
    っぽい感じがするけど青森だからもしかしてこの辺りにもそういう
    名残があるのかしら?

    ゼンテイカ初めてききましたが可愛いお花ですね。
    ニッコウキスゲに似た感じですね。
    見頃少し過ぎたようには全然みえませんけどなかなかタイミングよく
    観られるものではないのでこれだけ咲いてればラッキーですね。

    あれ?めずらしく定期観光を利用したんですね。
    地元の方にまじって貴重なお話が聞けたかと思いきややっぱり
    津軽弁はわかりませんか。青森は独特ですもんね〜。
    ちょっとした海外旅行気分味わえたのでは?(^∀^)

    へぇ〜あの土偶はここにあるの?国立博物館でみたような…?
    気のせいかな?特別展でもみたのかな?
    教科書に載ってるようなものは本物みるとテンション上がりますよね〜
    私そういうの大好きでトーハクにきたりすると即観に行きます。
    金印見た時は感激でしたよ。最近では鳥獣戯画に涙でそうでしたが
    130分待ちはもはや修行ですよ。
    こうして現地で見るのがイチバンですよね。



    旅猫

    旅猫さん からの返信 2015/06/26 15:36:00
    RE: あの土偶が!
    momotaさん、こんにちは。

    こちらこそ、お久ぶりです。

    今回の津軽の旅は、ここ数年、ずっと温めてきた計画でした。
    と言っても、初日は当日決めたので、かなり適当ですが。

    でも、おかげさまで天気はとても良くて、思い切って行ってしまい良かったです。

    > 日本にある湿原なんて釧路と尾瀬くらいかと(^<^)
    いえいえ、湿原は日本中にありますよ!
    関東でも、奥日光の戦場ヶ原も一応湿原ですし。
    草津白根の 芳ヶ平は、最近ラムサール条約登録湿地になったばかりです。
    北海道だけでも、60を超える湿地があるんですよ。

    > ベンセ湿原のベンゼってどういう意味なんですかね?なんかアイヌ
    > っぽい感じがするけど青森だからもしかしてこの辺りにもそういう
    > 名残があるのかしら?
    アイヌ語が起源だという説がありますね。
    東日本(長野県辺りまで)は、縄文文化が色濃く残ったので、
    多くの土地の地名はアイヌ語と同じだと言われています。
    ちなみに、江戸もアイヌ語の「エトゥ(岬のある場所)」が語源だと言われています。
    今の日本橋から銀座にかけては、海に突き出した江戸前島という半島でした。
    日比谷のあたりは入り江で、江戸時代に埋め立てられたところなのです。

    ゼンテイカは、ニッコウキスゲの本名ですよ。
    ニッコウキスゲは俗称です。

    > あれ?めずらしく定期観光を利用したんですね。
    交通の便が悪いところなので、今回は定期観光を利用してみました。
    でも、津軽弁に囲まれて楽しかったですよ。
    通訳が必要ですね(笑)

    > へぇ〜あの土偶はここにあるの?国立博物館でみたような…?
    上野の国立博物館にあるのが本物です。
    地元にあるのがレプリカなのです。
    思えば、大英博物館みたいなのですね。
    やっぱり、本物は地元にあるべきだと思いますけどね。
    本物を見たければ、そこへ行くべし。

    旅猫

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