2024/08/21 - 2024/12/18
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砂布巾さん
1945年3月7日~17日 「レマゲン鉄橋」(ドイツ)
3月7日、米第一軍第三軍団の先鋒としてライン川に向けて前進していた第九機甲師団第二十七機甲歩兵大隊は、レマゲン奪取に向かう高台から、ルーデンドルフ鉄道橋が無傷で残っているのを発見して驚いた。
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心からの感謝を込めて 砂布巾
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この時点で米軍は、ルール攻略のためライン川渡河を企図していた英第二十一軍集団の側面援護と陽動を狙っており、たとえ先鋒がライン川に到達しても、橋は独軍によって爆破済みだと考えていたからだ。1944年9月の参戦以来「ヒュルトゲンの森」、「バルジ」の二大激戦を戦い、ドイツ軍の宣撫放送で二度までも「壊滅された」と発表されたため、自ら「ファントム(幽霊)」と名乗っていた同師団は、この機会を逃さなかった。早速、麾下の同大隊と第十四戦車大隊に対して、橋の即刻奪取が下命された。 ドイツ軍は、橋の爆破は避けられないと考えており、千名以下の兵力と、少数の対空火器を守備に充てているだけだった。供給された爆薬は強力な軍用ではなく工業 用のもので、分量も当初予定されていた六百キロから三百キロだった。爆破は実施されたが橋は倒壊しなかった。
*映画「レマゲン鉄橋」予告編 https://www.youtube.com/watch?v=pPR-hyJiztg -
3月7日16時5分、同橋は第九機甲師団により確保され、その師団史に名誉の一ページを加えると同時に、「モンティの鼻をあかす」こととなった。
この出来事は、以降のルール包囲を容易にするという予想外の利益を連合軍にもたらすことになる。
同橋は3月17日15時過ぎに爆破時の損傷が原因で突然倒壊し、修復作業中の米工兵28名を道連れにして、滔々たるラインの流れにその姿を消した。(学研 「欧州戦史シリーズ ベルリン攻防戦」より) -
バストーニュ(バルジ大作戦)と並ぶ2007年のもう1つの訪問先がレマゲン。写真では分かりにくいのだが、対岸に橋の残骸、山頂に十字架が見える。列車、船が上下流から通ったシャッターチャンスを捉えた。
手前側の残骸は博物館となっており、日本人は珍しい上、「ヒロシマ」に感激したのだろう。受付のお兄さんは色々と話しかけてくれ、パンフレットも3部くれた。旅の中で語学力のなさを一番感じた瞬間だった。30分強の駆け足観光だった。映画の最後に橋の爆破に失敗して処刑されるドイツ軍将校が「一体誰が敵なんだ」と叫ぶ場面が印象的だ。
コブレンツまでは30分強。市内には両岸を結ぶ橋はあったが、それ以外、橋は架かっていない。(初めて映画を見た日 2007年7月15日 同年8月15日訪問)
もくじへ http://4travel.jp/travelogue/10681693 -
*列車内から見えたローレライ 船のようにあのメロディーは流れない
ローレライの岩 自然・景勝地
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*よく見る光景 確か通行税徴収のため
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*旧西ドイツボンにあるベートーヴェン(原語ではベートホーフェンの方が近い)の生家
*詳しくはEuro人 その2「ラインの巻」へ http://4travel.jp/travelogue/10486058ベートーベンの家 博物館・美術館・ギャラリー
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*ベートーヴェンの銅像
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*シューマンの交響曲第3番「ライン」を聴きながら
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*ケルンの大聖堂が見えてきた 右には数え切れない南京錠 恋人たちが一緒に結んで鍵を投げ込むそうだ 川の底は鍵の山になっているに違いない
*BGMは唯一聴くジャズ、キース・ジャレットのケルン・コンサート -
*大聖堂
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*活版印刷術(15世紀)の発明者とされるマインツにあるグーテンベルクの像 これによって本の大量印刷・普及が可能になり、以後の歴史に計り知れないほどの影響を与えた
グーテンベルク http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF -
*グーテンベルク博物館
グーテンベルク博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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*このおじさんの写真、地球の歩き方に載っている
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*ルターの新約聖書 初版本? 広島経済大学も持っている
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*マインツ大聖堂
大聖堂(マインツ) 寺院・教会
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*給水塔で有名なマンハイム モーツァルトがしばしば訪れたことでも有名 この地で作曲されたとされるフルート協奏曲1,2番、ピアノ・ソナタ7.9番を聴く
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*駅裏手すぐのユースホステルは改築中
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*YHのすぐ近くを流れるライン川は意外と濁ってない
記念に持って帰ろうかと思ったが、飛行機内には液体持ち込み禁止なので断念
グーテンベルク、モーツァルトに関する詳しい記述は、Euro人その8「モーツァルト、グーテンベルク編」へ http://4travel.jp/travelogue/10487090 -
*多くの在留邦人が住むことでも名高いドイツのデュッセルドルフ近郊にあるネアンデルタール人発見の地訪問記です 駅を降りたところ
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*Wikipediaの記述 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BA%BA
ネアンデルタール博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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*最古の人類はアフリカで発見されています
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*初めて埋葬したことでも知られる
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*発見の地まで237m ドイツ人らしい細やかさ
詳しくは Euro人 その1「ネアンデルタール」へ http://4travel.jp/travelogue/10485442 -
*アムステルダム・スキポール空港のトイレ 以前よりハエの描き方が大きくなったような…
比べてみてください http://4travel.jp/travelogue/10918171
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