2014春、台湾旅行記9(17/33)：5月8日(1)：高雄、泊まったホテル、ホテル界隈の早朝散策、高雄から台東へ

2014/05/06 - 2014/05/10

台湾周遊旅行の3日目です。高雄での観光を終え、次は台東に向かいました。台東市は太平洋に面した台湾東部の主要都市です。フルーツの釈迦頭の名産地としても知られます。

エリア 高雄(台湾)

• 交通手段: 観光バス

高雄で泊まったホテルのレストランです。華王大飯店です。英名は、ホテル・キングダムです。老舗ホテルのようです。高雄を流れる愛河に近い場所です。

バイキング方式の朝食の紹介です。可もなし、不可もなしといったところです。ホテルのパンフレットには、レストラン・ボレロの名前が記されていました。

泊まった部屋から眺めた、高雄の市街光景です。今回は利用する機会はありませんでしたが、地下鉄駅までは歩いて5分ほどのようです。

1階ロビーの光景です。自動演奏ピアノの横に、豪華な花飾りがありました。造花ではなくすべて生花でした。一番背の高い白い花は、ラン科のエピデンドラムのようです。カーネーションや百合などもありました。

泊まった華王大飯店のフロント光景です。夜到着して、朝の出発ですから、ほとんど印象には残っていませんが、ネット情報ではなかなか親切で、日本語と英語も通じるとの書き込みがありました。

泊まった『華王大飯店』の正面光景です。最上階はレストラン、15階建てです。客室数は、ホテルのパンフレットに298室と紹介されていました。

出発までに時間の余裕がありましたので、ホテル付近を散策してきました。ホテルの玄関光景です。金色の獅子が左右を固めていました。

道路標識です。泊まったホテルは、東西の五福四路に面した北側でした。大成街は、五福四路と公園路に挟まれた短い区間です。

高雄市の街路光景です。現地時刻は7時少し前ですから、まだ通勤ラッシュが始まる前のようです。因みに日本とはマイナス1時間の時差となります。

台湾は単車を利用する人が多い国の意目＾字がありますが、ここ数年でも、その傾向に変わりはないようです。全員、ヘルメット着用です。

上空は少し風が強いらしく、筋蜘蛛に似た雲がありました。それでも、今日の観光には、天候はまずまずのようです。

裏通りの光景です。駐車中の車だけで、人の姿はありませんでした。路上駐車は、白線の中に停めるルールが守られていました。

ガラス戸越しに眺めた、ファミリーマートの店内光景です。2012年統計では、台湾に進出した店舗数は、データに多少時差がありますが、セブンが4830店舗、ファミマが2851店舗です。日本からはこの2社だけです。

オール・フリータイムの個人旅行の際に一番便利なのがコンビニです。アジアの国では、日本からの出店が多いので、実に助かります。

20階建て以上の高層ビルです。テナントビルではなく、ホテルのようでしたが、この角度からは看板が確認できませんでした。

この建物は泊まったホテルではありません。『福容大飯店』の看板がありました。ネット情報では250室のフーロン・ホテルでした。ホテルの英名はないようです。玄関には日の丸や星条旗がありました。

散策を終えて、『華王大飯店』に戻ってきました。今日の予定は、延々、バスでの移動です。峠越えなのに、通常なら空席（旅行保険がきかないなどの理由）にしておくべき最前列も利用、私の席などは完全にシートベルトが壊れていました。現地ガイドというより、現地会社に強くクレームを出しました。折角の旅行が、安全第一より、金儲け第一主義のように思えたのは、この件だけではありませんでした。

ホテルのロビー光景です。これまでに現地集合・現地解散の台湾旅行では、旅行会社側のルール違反等は経験しませんでしたが、今回は、ベテランガイドだけに、明らかに旅行者をなめ切った態度でした。初めての台湾旅行者の方は、授業料を払った思えばいいことですが、四大リピーターが減少するのが目に見えています。日本の主催旅行社の丸投げツアーに、半分の責任はあります。少々の不便は我慢するとしても、安全無視はいけません。

定刻より少し早く、高雄のホテルを出発した記憶です。この後は、台東に向かうバスの中からの光景になります。高架道路からの高雄郊外の光景です。

高雄郊外の材木置き場県、加工場らしい光景です。置かれている木材は、枝が取り払われているようには見えませんから、ココ椰子でしょうか。古い木の幹の中の方は比重が低く、外側は比重が高いため、木材としては使用し難いようです。現地での利用が主となるようです。

現地時刻は、丁度10時頃です。次第に田舎の光景に変わってきました。『黒金剛』の看板があったお店の光景です。落花生ですが、薄皮が真っ黒でビックリしますが、風味豊かな落花生です。

暫く、車の中からの撮影が続きます。『黒金剛』の看板があったお店が、まだ右手に見えています。左手に『欣旺餐庁』のレストランがありますから、この辺りの中心街のようです。

手前の方では、果樹園らしい中に家がありますが、遠くには果樹園らしい姿がありません。推測ですが、果樹園が次第に宅地化している光景に見えます。常緑の果樹園は柑橘類のように見えました。

台湾南部では、ココ椰子ではなく、ビンロウ椰子の気が多いようです。以前お聞きした話ですが、ビンロウ椰子は生産性が低い植物なので、台湾南部の経済発展の足かせになっているという見解がありました。

ビンロウ椰子の林を撮影しようとしましたが、なかなかチャンスがありませんでした。ビンロウ椰子をココヤシなどの利用価値の高い物に植え替える動きもあるようですが、中々進まないようです。ビンロウの生実は、検疫上の理由で、日本へは持ち込みは禁止されています。

台湾南部に多い、養鰻池のようです。一定期間育てた後、日本が世界最大のウナギ消費国ですから、かなりの部分が日本に輸出されるようです。

同じく養鰻池の光景です。小さな水柱が立っているのは、ウナギが酸欠にならないよう、水車が回されているためのようです。

養鰻池の光景は、これでおしまいです。ウナギの完全養殖は実現していませんから、どうしてもシラスウナギに頼らざるを得ません。その漁獲量が激減し、ウナギ養殖そのものが転機に差し掛かっているようです。2014年6月には、国際自然保護連合がウナギを『絶滅危惧種』に指定されました。ウナギは庶民の食卓から、ますます遠ざかって行きそうです。

高雄市付近の海は東シナ海でしたが、この辺りではフィリピン海の光景に入れ替わったようです。狭い意味ではフィリピン海ですが、広い意味では太平洋になります。

同じく、フィリピン海の光景です。ところで、太平洋は、アジア（ユーラシア）、オーストラリア、南極、南北アメリカの各大陸に囲まれる、世界最大の海洋です。地球の表面の約3分の1を占めます。フィリピン海は、そのサブネームのようなものです。日本海などを含めて、付属海とも位置付けられています。