2014/05/01 - 2014/05/03
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悠遊人(ゆうゆうじん)さん
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(写真はツツジ、シャクナゲが満開の飛鳥・岡寺)
昨年秋に奈良を廻った際、アスカという名のこの地に惹かれた。そして再びやって来ました明日香村。
旅する時、私は特に方角と地名に関心がいく。方角はいつも北を意識するのだが、時に180度狂うことがあって反対方向に行ってしまう。これって地軸が逆転するようなもので、頭ではわかっていても体がついていかない。
また地名には独特の響きを持つものがあって、特に奈良にはこれが多い。明日香はもちろん橿原(かしはら)、畝傍(うねび)、吉備(きび)、宇陀などいくらでもある。奈良や大和(ヤマト)だってそうだ。これはおそらくインドなど南方から民族が流れてきた証しで、これらの地名は当て字だと思っている。人や文明は、アジアでは風や海流のように東に北に流れるものなのだ。
奈良盆地には古代大きな湖があって、この地域一帯が隆起するにしたがって縁辺部から町や農地が盆地の中心部に移動していったと思われる。 今回廻ったのは以下の飛鳥史跡・遺跡群であり、これらは奈良盆地の南縁に位置する。
橿原神宮、神武天皇陵、橿原考古学研究所付属博物館、甘樫丘、飛鳥寺、入鹿首塚、飛鳥座神社、飛鳥資料館、酒船遺跡群、岡寺、橘寺、川原寺跡、亀石、天武・持統天皇陵、高松塚古墳、欽明天皇陵、吉備姫王墓、丸山古墳といったところ。ここから国の中心は北へ藤原京、平城京、平安京と移っていく。この地に立てば、まさに1500年前の飛鳥の風が吹いている。
5日目は伊勢神宮に参拝し帰京となりました。
・飛鳥なら橿(かし)と烏と春の風 <太子>
・涅槃風明日香より出でて吹き抜ける <采女>
・春ならば岡寺へ行け岡寺へ <大師>
・甘樫の丘おぼろげに霞みたり
蘇我の入鹿の首ぞ舞うとき <悠遊人>
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄
-
橿原神宮
すぐ左手に畝傍山があり、北側には神武天皇陵があります。
ここら一帯(橿原市、明日香村)は遺跡がいっぱいで、いつどこで踏んづけてるかわかりません。
・大和路は身を軽うして歩むべし -
神武天皇陵 神武天皇とは日本国初代天皇、三本足の烏が見えますか?
さて始皇帝の配下に徐福という人物がいた。彼は不老不死の薬を求めて日本にやって来た。薬とはどうも水銀のようなのだが、この男の行動・時代が神武天皇の東征にどうもよく似ており、同じ人物ではないかという指摘がある。
かの水銀も辰砂という形で明日香の東、宇陀や伊勢神宮の西,丹生あたりで産出する。 水銀の鉱床は中央構造線北側の領家花崗岩帯から算出することが多い。 水銀とはいまでこそ水俣病で代表されるように猛毒として知られるが、毒と薬は紙一重。古代中国では不老不死の貴重な薬と考えられていたのだ。 また神社には必ずある鳥居、あの赤は辰砂(硫化水銀)で塗られる。中央構造線沿いに点在する神社は伊勢神宮、諏訪大社からやがて鹿島神宮まで続いていく。
また奈良の大仏の表面は金箔を貼りつけたのではなく、金を水銀で溶かし、アマルガムとして塗布し、その後熱で水銀を蒸発させるという近代テクニックで完成されたもの、水銀は支配層にとって金にも劣らぬかなり重要かつ必要不可欠な鉱物だったのだ。つまり徐福は始皇帝に命じられ、不老不死の水銀を求め、熊野から北上し、橿原・明日香・奈良という広大な平野に至り、ここに新しい国を造ったのだった、
なーんてありえーる? もちろん日本政府にとっては受け入れがたい話であって、潰されるのだが・・・ その地に行けば、過去数千万年の地質史や数千年の歴史を想像してみる。 これは私の旅の楽しみかたである。
・薬とは人の耐えうる毒である <悠遊人>
(耐えられない病原菌は殺してくれる) -
甘樫丘(あまかしのおか)--飛鳥のへそ--
今回のメインのひとつです。 この丘からは簡単に飛鳥時代にタイムトリップできます。 左に畝傍山、耳成山(正面)、天の香久山(右)や飛鳥宮跡、藤原宮跡が見渡せる。 蘇我氏の邸宅があったともいわれるそうな。 私だって金があればここに家を建てたいよ。 春や秋には古代アジアからの風が吹いているここが甘樫の丘。 飛鳥の臍(へそ)と言ってもいい。いいや、古代へのタイムトンネルというべきか。
・涅槃風明日香より出でて吹き抜ける
※アスカとはユートピアという意味と考えるが、インドをはじめ世界各地にASKAという地名が残っている。(西に向かえばマスカット、ダマスカス、トスカナ、バスク、ラスコー、アスコット、モスクワなど、古代遺跡と関係の深い都市が多い) -
飛鳥資料館
橿原考古学研究所付属博物館もお薦めです。
ここの学芸員さんといろいろ話しているうち、無料の招待券をいただきました。 -
酒船遺跡群(さかふね)
亀型石造物、これはいったいなに?
近くには酒船石や石舞台、亀石などの巨石もあります。
※石舞台は前回奈良紀行にて
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10811525/ -
岡寺 牡丹
坂がチトきつかったが、牡丹やシャクナゲがとてもきれいで感激だった。
その帰り、きつそうに登ってくる年配の女性に「とてもきれい」と声をかけたら、「ありがとう」と返された。 寺の花のことを言ったつもりだったが・・・ -
イチオシ
岡寺 しゃくなげ
関東、東北だとアズマシャクナゲ(紅)やハクサンシャクナゲ(白)が多いが、このあたりはツクシシャクナゲ(ピンク)が多いいようだ。 -
岡寺
牡丹とシャクナゲのコラボ -
岡寺 シャクナゲ群
・春ならば岡寺へ行け岡寺へ -
橘寺 天井画
ここは聖徳太子の生誕地であるぞよ -
天武・持統天皇陵
近くには水濠に囲まれた欽明天皇陵や丸山古墳(前方後円墳)もある -
伊勢神宮 外宮
-
伊勢神宮 内宮
※前回の奈良紀行
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10811525/
●次回は石楠花を追いかけ奥日光です。
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