2013/09/08 - 2013/09/10
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悠遊人(ゆうゆうじん)さん
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(写真は東大寺・・・北極星が見えますか?)
今回は飛鳥、奈良の古寺、遺跡を訪ねます。
1日目 新幹線を利用し名古屋経由奈良へ
平城宮跡、朱雀門、東大寺,二月堂・三月堂
2日目 春日大社本殿、興福寺、法隆寺、唐招提寺、薬師寺
3日目 吉野山、石舞台古墳、長谷寺、室生寺
帰り近鉄・新幹線で帰京
奈良近辺はいちどゆっくりと廻りたいとは思っていたが、どこへ行けばいいかわからない。がんばってまわれるだけ駆け足で廻ることにした。この中のいくつかはまた訪れることになるだろうがまずはご挨拶だ。
しかし奈良というところは相当に広い盆地だ。四方山に囲まれているが、どうも古代2,000年ほど前までは大きな湖や葦の茂った湿地帯であったようだ。というのは盆地の東側には古代からの山辺の道というのが南北に走っているのだが、その道沿いに多くの神社や遺跡が並んでいること。また北に平城京、西に法隆寺のある斑鳩、南は飛鳥の時代の明日香村などがちょうどこの古代湖を囲むように点在しているのだ。航空写真で見るとそれがよくわかる。それらは共通して標高60mあたりにある。つまり標高60m以下は湖や沼・池だったのだ、と考えたい。しかしなんという数の沼・池があることか。これはこの地がゆっくりと隆起していったことを物語ると考える。(南北に延びる生駒山地から金剛山地に対し、大和川が先行河川として存在する)なんせ奈良南部に位置する大台ケ原山塊は隆起準平原として知られるところ。大地はいつもゆっくりではあるが右に左に、上に下に動いているのだ。奈良の盆地も京都盆地もかつては琵琶湖や大阪湾のような水面下と考えていいだろう。
九州高千穂に降臨した神々は神武天皇のもと、八咫烏の案内で熊野からまずこの大和の国の南部、橿原、明日香に入ったのだ。この辺りを歩いていると、どこでもその足元には古代遺跡が眠っているような気がしてくる。 大和とは山都とも邪馬台とも書くのです。 次回は中央構造線と古代寺社の関わりについて考えてみましょう。 辰砂との関係も重要です。
・大和路は抜き足差し足踏み行けり <悠遊人>
・願わくばひとめ太子と会いたいし <せんと>
・アスカから明日香を超えてナスカまで <今でしょ>
※次回、高野山
http://4travel.jp/travelogue/10882777
- 交通手段
- 新幹線
-
平城宮朱雀門
3年前に復元された平城宮の正門、都の構成上南側が正門となる。 ここから南へ3.7KM行けば(朱雀大路)平城京の正門羅城門があり、さらには下ツ道をまっすぐ南下すれば藤原京だ。
・気が付けば大和の国に入りたり <季付かず> -
平城宮大極殿
やはり同じころ?復元された大極殿
これらは新しすぎて実感湧かず、映画のセットのよう -
その中の高御座
-
東大寺大仏殿
たびたび火災に会い、復元された現在の建物は当初の2/3の大きさとか、大仏の造立に携わった聖武天皇、菩提僊那、良弁、行基を讃えたい。ちなみに菩提僊那とは本場天竺/インドから来た僧で大仏の開眼をされた方。いまでもインド/オリッサ州にはナラやアスカの地名が残る。なおこの左右にはなんと七重の塔100mが二基建っていた。 -
大仏さん(盧舎那仏)
悟りを開いた仏さんはみな南を向いて鎮座する。街も寺も風水に従って造られるのだから自然とこうなる。なぜ北を背にするかといえば唯一北極星が不動のものだからだ。それは夜バルブで本殿を1時間も露出すればよくわかる。
大仏の表面はすべて金で覆われていたのだが、それは金箔を貼ったものではなく、水銀に溶かした金(アマルガム)を塗り、あとから熱で水銀を蒸発させるという先端技法で行ったのだ。その100kgを超える金はどこから来たのかって? それはみちのくでしかないでしょう。 金の巨大大仏からやがてマルコ・ポーロのジパングに繋がっていくとすれば面白い話でしょう。
東大寺ミュージアムには日光、月光菩薩や大仏修理の過程で発見された陰剣・陽剣などが展示されている。 -
東大寺 戒壇院
唐の高僧鑑真が僧侶として守るべきことを誓わせた受戒の場であって、当初聖武天皇以下官公卿400名に戒を授けた。それまではなりたい者は勝手に僧侶になれたのだ。 -
東大寺 戒壇院
四天王(増長天)に踏みつけられる天邪鬼(あまのじゃく) -
二月堂、三月堂
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春日大社本殿
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春日大社本殿
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春日大社 万灯篭
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興福寺
五重塔のてっぺんにあるのを九輪といい、九輪草は形が似ているのでそう名付けられた草/そうです。 奥日光千手が浜の九輪草を思い出しました。千手ガ浜の千手は千手観音から来たものでしょう。 -
興福寺 五重塔
五重塔にもいろいろあるが、ここは京都東寺に次いで二番目に高い。 現代の浅草スカイツリーは五重塔の構造を取り入れたものという -
興福寺 東金堂の青い空
お寺の屋根はその角度、ソリが重要です。これはかなり美しい。 あれほど人気のあった「阿修羅の像」(国宝館)の前は、どうしたことか人まばら、思う存分鑑賞できました。 -
興福寺 南円堂
そう、夢殿に似て八角形 -
イチオシ
法隆寺西院 金堂と五重塔
なんというシンプルさ、気品、優しさ、まさに飛鳥そのもの
しかし太子はよく神の国日本に異教である仏教を持ち込んだものだ。 これを「たいしたもんだ」と言う
・ついに来たこがれあこがれ飛鳥寺
・減量に腹も鳴るなり法隆寺 <悟空>
ここに来て子規の句がよーく理解できました。 柿を食えばたしかに鐘の音が聞こえてきます。 -
法隆寺西院 金堂と五重塔2
大宝蔵院には「夢違/ゆめちがい観音」「百済観音」「玉虫厨子」などを展示
法隆寺五重塔の九輪には4本の鎌がささっているのですぐそれとわかる。九輪とは以外に稲穂を表していないか? -
法隆寺東院 夢殿
空には夢を乗せて今日も飛行機が飛ぶ(見えますか?) -
薬師寺 金堂・三重塔
もちろん本尊は薬師如来、左右に日光、月光菩薩が並び立ちます。
すべて南に向きますので、(太陽の登る)右に日光、左が月光菩薩となります。薬師如来とはその字のごとく現在生きてる私たちの病気や悩みを救ってくれる仏です。
・病いなら薬師如来に願いませ <一仏一願> -
薬師寺西塔
東塔もあってバランスを取っているのですが、現在修復中
-
薬師寺 大講堂
寺の多くは学問の場でもあり、多くの学僧がここで学んだのです -
唐招提寺
天平の甍、鑑真和尚には脚を向けて寝られません。
屋根のテッペン両脇には鴟尾(しび)が乗っているが、これ魚のしっぽ。なぜ魚かと言えばその下は水で火事にならない、という火徐けの役目。城の天守閣のしゃちほこも同じ意味だし、囲炉裏の自在鉤に魚が使われるのも同様です。魚は24時間目を開けたままで火を見張ってくれるのです。 -
唐招提寺 庭内
改めて「品」の大切さを教えられました。品とは気品の「品」です。品格の「品」であり品位の「品」です。日本の皇室は「品」の規範となるだけでその存在意義があるのです。オリンピック招致の高円宮妃のプレゼンは品位に溢れ、その後の流れを決定づけました。
この品のかけらもない国がお隣の二つの国でしょう。 -
吉野山 金峯山寺蔵王堂
47年間4代続いた南朝の中心です。 奈良から意外に近かったのでびっくりです。 この一帯は西日本を南北に二分する中央構造線の真上にあたります。 この線を東に行けばあの伊勢神宮です。流行りのパワースポットはこういった地質構造線上にあることが多い。中医学でいえば地質構造線は経絡、パワースポットは経穴(つぼ)ということになります。つまりは地球も人体と同じ生命体であって大切にしなければならないのです。 -
吉野山 金峯山寺蔵王堂
春はあの千本桜(中千本)が見渡せます。西行も来たでしょう。 そして謳いました 「願はくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月の頃」 -
吉野山 吉水神社
-
明日香村 石舞台
これは蘇我馬子の墓と言われているがはたしてどうか。 むき出しになっており中身は盗掘されては何もない。 この村にはこういった古墳や陵墓、亀石・酒船石など不思議な遺跡がそれこそ無数にある。 これらの巨石群はすべて花崗岩から成っている。 あの高松塚古墳やキトラ古墳も近い。 日本の古代史そのものだ。 この村の名前(飛鳥/明日香)だけは決して変えてはならない。これからこの名前の由来がはっきりする遺跡がどんどん見つかるはずだからだ。
・飛ぶ鳥も羽根を休めて安住(あすか)村 <ASKA>
・古墳みて興奮したよ石舞台 <馬子> -
明日香村 石舞台
明日香の地名の由来は、天変地異によりやむなく古代インドのユートピアのようなアスカ地方から逃れて来た古代人が、同じように平和で美しい場所に出会うとASKAという地名を残していったんだよ、アラスカ(al+aska)やカナダのサスカチュアン州S+aska+tchewan を通り、最後にたどり着いたのがナスカn+askaであって、ここはaskaとは正反対の厳しい砂漠でno aska=naskaというわけだ、と怪しげな私の説明に眼を大にして聞いていた娘さんは最後に言いました。
「私の名前、明日花というんです・・・」
じぇじぇじぇじぇ!(4回) -
長谷寺 仁王門
真言宗豊山派の総本山である。
鎌倉の長谷寺もこの一派です。 -
長谷寺 登廊(のぼりろう)
399段ありますが、傾斜は緩いので頑張りましょう。 -
長谷寺 本堂
まるで京都清水寺のような舞台造り
本尊は十一面観世音菩薩
< 地 球 > 悠遊人
美しきもの
それは海岸線
美しきもの
それは川の流れ
美しきもの
それは山脈
美しきもの
それはこの地球
地球にはいくつもの国があって
大きいのも、小さいのもたくさんあって
狭くなった地球にひしめきあっている
そして人の作った国境線だけ、
いつもどこかで揉めている -
長谷寺 本堂内舞台
・春の夜やこもり人床し堂のすみ <<芭蕉>>
芭蕉さんは、みちのくだけじゃなくいろんなとこに
行かれておるんじゃなあ。 -
長谷寺 石段
-
室生寺
ここはもう三重県との県境に近く、赤目四十八滝などもここから近い。 真言宗室生寺派本山である。もともとは前記長谷寺から分派したもの -
室生寺
女人禁制の高野山に対し、女性の参拝を許したことから「女人高野」と親しまれているやさしいお寺だ。土門拳の写真でおなじみだ。 -
室生寺 金堂
本尊は釈迦如来立像
人間年を取るとお寺参りをするようになるようだ。 ただ年寄りと修学旅行生だけではチト寂しい -
室生寺 五重塔
高さ16.1mと屋外に建つものとしては最小の五重塔。 階段の両脇はずっとピンクの石楠花が植えられている。
帰りはここから名張に出て近鉄特急で名古屋、そして新幹線で帰京。到着は夜11時。
今回はこれで さよう・なら
次の関西は高野山を目指したい。このあたりは地質学的にも面白いと見た。
※次回、高野山
http://4travel.jp/travelogue/10882777
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