2013/11/29 - 2013/12/04
20位(同エリア268件中)
旅人のくまさんさん
- 旅人のくまさんさんTOP
- 旅行記6398冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 4,833,517アクセス
- フォロワー205人
紀元前にローマ人によって建設された、バースの歴史を伝えるローマン・バース博物館の展示品紹介です。神殿や大浴場があった時代、この地からの発掘品など展示品です。
PR
-
イチオシ
ローマン・バースの遺物を集めて復元された、中央の建物の破風部分の光景です。飾りの中心にある太陽神らしいレリーフも残されていました。
-
ローマン・バースの復元想像図です。中央の古代ギリシャ・ローマ風の建物は、一段高い石段の上に建っています。神殿風の造りです。
-
地中海を取り囲む地区地をすべてローマが支配したことの勢力図です。イギリスは、現在のイングランドとウェールズがその支配下に置かれていました。年代は記されていませんでした。共和制から帝政に移行し、地中海沿岸すべての地域を支配したのは、紀元前1〜紀元5世紀頃とされます。
-
破風の飾りの中心部にあった太陽神らしい人面図です。ギリシャ・ローマ神話のアポロン神当たりかも知れません。ァpp論新は元々学問の神様ですが、太陽神としての神格が付け加えられました。
(追記)15年前に購入したローマン・バースの英文ガイドブックには、ゴルゴンのマスクと紹介されていました。ギリシャ神話の頭髪が蛇の三姉妹の末娘のメドゥサのようです。 -
同じく、斜め下から見た破風の光景です。古代ローマ人は、日本人と同様にお風呂が好きだったようです。古代カルタゴを滅ぼした後に残る、チュニジアの巨大なローマ浴場跡を始め、トルコなどでもローマ浴場遺跡を目にしました
-
『Theatrical mask』
(Sculpture in local Bath)
大きなお墓から出土した、劇場マスクは、ローマン・バース浴場の周りに劇場があったことを示しているようです。 -
『Gravestone of an Optio』
Optioの石碑です。手に巻物を持った伝令を担当する官吏像のようです。マラソン競技のルーツで有名な古代ギリシャの伝令も、手に巻物を持った姿の彫像を何度も目にしました。 -
『Gravestone of an Antigonus veteran of the 20 th tegion(?)』
アンティゴノスの石碑ですが、あとの文字は滲んで読み取れませんでした。 -
『Altar put up by Saturaninus, Ceatorion of the Second Legion Augusta』
こちらの文字も滲んで、うまく読み取れませんでした。スペルがかなり違っているようです。先ほどの石碑の後にピックアップアされた祭壇(Altar)でしょうか。 -
ローマン・バースで見つかった、金属製品類の展示です。それぞれに略図と名前が記されていました。馬具類、槍、容器等です。
-
説明文の全文を記します。『Boar:A symbol of the 20th Legion, who may have been involved in building the baths. Found in the Roman Bathe.』
この写真からだけでは、あまりピンときませんが、猪像のようです。 だ愛20軍団のシンボルだったかも知れません。ローマン・バースで見つけられました。 -
上部がなくなっていますが、騎馬像のようです。ローマ帝国時代の都市『Aquae Sulis』から出土した石碑です。『Aquae Sulis』は、『女神スリスの水』の意味です。現在のバースの街に当たります。
-
同じく、ローマ帝国時代の都市『Aquae Sulis』から出土した石碑です。推測ですが墓碑のようにも見えます。
(追記)15年前に購入したローマン・バースの英文ガイドブックには、末尾に、『彼はここに眠る』とありました。文章の出だしに記された名前は、JURIUS VITALIS ARMOURERでした。 -
『Grinding』
Quernstone used for grinding cereal to make flour
ローマ帝国時代の粉挽き機のようです。『cereal』は小麦粉です。 -
ローマン・バースから出土した焼物類です。素焼き風の物や釉薬がかかったような風合いの品もあります。
-
ローマン・バースから出土した焼物類の紹介が続きます。中央手前の焼物には、『Mixing』の表示がありました。擂り潰し(grinding)たり、混ぜ合わせ(Mixing)たりする、Mortariaと説明されていました。
-
黒釉が掛かったような肌合いの陶器です。祭祀用等ではなく、日常品として使われた品のようです。
-
柄が付いた焼物類です。古代ギリシャのアンフォラの壷とはかなりイメージが異なります。絵などは描かれていないようです。
-
素焼きのテラコッタ風の焼物です。少し艶があったり、釉薬が剥げた痕もありますから、素焼きではなく赤い釉薬が使われているようです。
-
イチオシ
『Head of a Lady』
ローマ帝国時代、1世紀後期頃のファッショナブルな髪形です。イヤホンガイドでは、貴夫人に何人もの奴隷が付き添って、髪を結い上げたりしていたようですと、説明していました。 -
『Head of a Lady』
ローマ帝国時代、1世紀後期頃のファッショナブルな髪形の後姿です。展示館の人気展示品でした。 -
ローマン・バースから出土した金具類です。釘のほかに、片方の柄が折れていますが、ヤットコの形状をした道具もありました。
-
同じく、ローマン・バースから出土した装身具類です。ネックレスやイヤリング、ペンダントなど、様々です。
-
同じく、ローマン・バースから出土した小物類です。左側には金属製の指輪も見えます。撮影は端折りましたが、それぞれに略図と説明文がありました。
-
床か壁に飾られた物でしょうか、動物が描かれたモザイク画です。これまで見たモザイク画では、チュニジアの首都、チュニスにあるバルドー博物館のコレクションが優れていました。
-
躍動する馬の絵のアップ光景です。4種類の色のモザイクが大きさと形で使い分けられているようです。
-
説明プレートを撮影出来なかったのが残念です。猛獣に襲われる家畜のレリーフのようです。急所の頸を噛みつかれています。
-
イチオシ
『Head of Minerva』
Gilt bronze(金銅製)
1727年に神殿跡で見付けられたミネルヴァ神の頭部です。ミネルヴァは、詩・医学・知恵・商業・製織・工芸・魔術を司るローマ神話の女神です。絵画では、彼女の聖なる動物であり知恵の象徴でもあるフクロウと共に描かれることが多いとされます。 -
『Religious mask』
宗教儀式に用いられた仮面のようです。目にはガラスが嵌めこまれ、木製のバックがあったようですが、失われてしまいました。見つかった場所は、ローマン・バースのSacred Springからの排水溝です。 -
『Minerva』
ローマン・バースから見つかった、ミネルヴァ神のレリーフ像です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2013晩秋、イギリス旅行記2(下巻)
-
前の旅行記
2013晩秋、イギリス旅行記2(43/44:補遺2):テート・ブリテン(4/4):イギリス近・現代彫刻、ヘン...
2013/11/29~
ロンドン
-
次の旅行記
2013晩秋、イギリス旅行記2(41/44:補遺2):テート・ブリテン(2/4):イギリス近・現代絵画、ジョ...
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(26/44):12月2日(7):ロンドン、大英博物館見学の後・再集合場所へ
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(27/44):12月3日(1):ロンドン、市内散策、ハイド・パークの晩秋の黄...
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(28/44):12月3日(2):ロンドン、ハイド・パークからグリーン・パーク...
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(29/44):12月3日(3):ロンドン、バッキンガム宮殿から歩いてテート・...
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(30/44):12月3日(4):ロンドン、テート・ギャラリーから歩いてナショ...
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(31/44):12月3日(5):ロンドン、小さな教会のクリスマス市、帰国の待...
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(32/44:本文完):12月4日:インチョン国際空港へ、ハブ・ラウンジでワイ...
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(33/44:補遺1):大英博物館(1/7):古代エジプト、ロゼッタ・ストーン
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(34/44:補遺1):大英博物館(2/7):エジプト文明、ミイラ、アッシリア...
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(35/44:補遺1):大英博物館(3/7):アッシリア文明、古代ギリシャ文明
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(36/44:補遺1):大英博物館(4/7):イラン(ペルシャ)文明、金製品、...
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(37/44:補遺1):大英博物館(5/7):古代イングランド文明、土器、石器
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(38/44:補遺1):大英博物館(6/7):古代エジプト文明、焼物、猫のミイ...
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(39/44:補遺1):大英博物館(7/7):古代エジプト文明、シリア青銅器文...
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(40/44:補遺2):テート・ブリテン(1/4):イギリス近・現代絵画、フィ...
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(42/44:補遺2):テート・ブリテン(3/4):イギリス近・現代絵画、シッ...
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(43/44:補遺2):テート・ブリテン(4/4):イギリス近・現代彫刻、ヘン...
2013/11/29~
ロンドン
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(44/44:補遺3):ローマン・バース博物館、ローマン・バース出土品、金銅製...
2013/11/29~
バース
-
2013晩秋、イギリス旅行記2(41/44:補遺2):テート・ブリテン(2/4):イギリス近・現代絵画、ジョ...
2013/11/29~
ロンドン
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2013晩秋、イギリス旅行記2(下巻)
0
30