2013/11/09 - 2013/11/09
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pacorinさん
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最近やたらとブームになっている竹田城跡、日本のマチュピチュとも呼ばれているそうで。
今年の5月にペルーのマチュピチュに行ってきたし、日本のマチュピチュも見ておきたいな~と思っていたら、竹田城跡に行きたいという友人がいたので一緒に行くことになりました。
「天空の城」とも言われているように、雲海に浮かぶ姿が有名になりましたが、そう簡単には見られないでしょ?でも見られたらラッキーかな、ぐらいなノリで一応雲海が見られる時間に出かけることに。
夜中の12時に京都を出発し、竹田城の東向かいの山にある立雲峡から天空の城を眺める作戦でいきました。
午前2時半頃、立雲峡の駐車場に到着すると、すでにそこにはズラリと並ぶ車が!竹田城ブーム、恐るべし。
そこから見えた景色は…!?
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車
-
駐車場の最後の2~3台の空きスペースに車をとめ、あたりの様子を伺います。
ヘッドライドを消すとそこは真っ暗闇。
そして気づきました。「あ、わたし懐中電灯忘れたわ!」
「わたしも~」
その夜は月明かりもなく、本当に真っ暗だったので、とりあえず明るくなるまで動けないよねってことで、寝過ごし防止に目覚ましアラームをセットして仮眠をとることに。
しばらくすると周りがザワザワしだして目が覚めました。
時間を見ると4時。沢山の人がライトをてらしながら展望台の方へ向かって歩いていきます。
「え?早くない?場所とり?みんな何しに行くの??」
明かりを持っていないわたしたちは、「とりあえず明るくなるまで動けないよね」ってことで、しばし車内待機。
その間も続々人が通り過ぎて行きました。
「みんな何しに行かはるんやろうな?」
「っていうか、わたしら何しに来たんやろう?笑」 -
6時頃、ようやく動き出したわたしたち。
立雲峡は標高757メートルの朝来山中腹にあり、桜の名所として「但馬吉野」とも呼ばれているそうです。
展望台は第1から第3まであり、第1まで登ると竹田城跡を見下ろす高さになります。
第3展望台は駐車場から5分程度、竹田城と同じ高さぐらいです。
「竜神の滝」という標識が出ていたので、行ってみると「え?これ?」という滝が現われました。
かろうじて水がしたたり落ちていますけど・・・ -
第2展望台は竜神の滝の上にありましたが、人が3人ほど立てばいっぱいになるような狭いスペースだったので、スルーして第1展望台をめざします。
駐車場から30分ほど登っていきますが、意外に歩きづらい道で、けっこうぬかるんでいてこけないように気をつけながら登りました。
(途中、泥だらけのズボンでテンション低めに下りていく男性とすれ違いました。)
紅葉はちらほら、木によって色づき具合が違いました。 -
第1展望台に到着。
振り返ってみると・・・!?
雲に埋もれてなーんにも見えないよ!! -
第1展望台にはこのように沢山の人がいましたが。
4時から登ってずっとここにいたってこと?
月明かりもそんなになかったように思えたけど、何か幻想的な風景でも見えたのでしょうか??
あ、日の出かな!? -
しばらく見ていると雲が少し下がって山の端がちょっとだけ見えた↑↑
と思ったらまた盛り上がって全部隠れた↓↓
っていうのを繰り返し、「もうムリでしょ」と判断して早めに下山しました。
竹田城跡へ移動しなきゃ、そっちが混むしね。
瞬時に移動できたら、竹田城で雲海の風景を見られたのかもしれないけど、そういうわけにもいかないし。 -
下りは慎重にしないと本当につるつる滑ってこけそうでした。
友人は1度コケてしまったので、さらにゆっくりおりてきます。
その間にわたしは紅葉鑑賞。
けど、やっぱり今年の紅葉はイマイチっぽいですね。
枯れてるみたいな木も多いし。 -
これが一番きれいに色づいていた木かな。
-
ペンギン歩きでがんばる友人。
-
お城の姿が全く見えなかったので、仕方なく駐車場にあったポスターをパチリ。
竹田城跡へ向かおうと車で下っていくと、道に沿って駐車場にとめられなかった車がぞろぞろ縦列駐車していて、かなり下の方まで車列が連なっていました。
そこから展望台まで行くのはかなり歩かないといけないし、駐車場にとめられて本当に良かったです。 -
竹田城の駐車場は案の定混んでいました。
車の行列がなかなか進まないので、わたしは途中で抜け出して、大型バスの駐車場がある「山城の郷」の様子をチェック。
2階にちょっとした展示スペースがあって、竹田城跡の模型がおいてありました。 -
1時間ほど並んでようやく第1駐車場にとめることができました。
(車内で持参のおにぎりなどを食べて朝食にしました。)
いよいよ竹田城跡見学です。(入場料300円)
ここから上り坂です。 -
ゆっくり歩いて20~30分程度?でたどりつきました。
門をくぐってすぐは広い舗装道路なのでさっさと歩けますが、城跡に近づくと道が狭く、人が多いと行列になって早く進めないのです。
雲が良い感じにたなびいています。 -
天空の城 竹田城
天守台は標高353.7mの山頂に築かれています。
日本百名城に選ばれています。 -
あっちはさっきまでいた立雲峡方面かな?
ずーっと待っていたら、雲海に浮かぶ竹田城が見られたのかもしれないけど、寒かったし、風邪ひきそうだったのでどうせ無理だったな。 -
ブルーシートが見えていたのは、工事中の駅裏登山道かな?
11月30日までは通行不可とのこと。
ニュースでやってたけど、史跡内でテントをはってキャンプする、とんでもない人がいるんだとか。
あまり人気になりすぎるのも、問題が増える元ですね。 -
ほんとに石垣だけが残っています。
この石垣も、最近の観光客急増で破壊されつつあると、ニュースでやってました。
立ち入り禁止のところに入ったり、無理によじ登ったりする心ない人がいるんだそうです。 -
正門
・・・って書いてないと何がなにやらわかりません。 -
個人、ツアー客ともに沢山の人でした。
この時10時頃だったと思いますが、見学を終えて帰る頃にはさらに多くの人が続々登ってきていました。
竹の杖をついて登る中高年の元気な方が大勢いらっしゃいました。 -
算木積み
石垣の出角部分において、長方体の石の長辺と短辺を交互に重ねて積んでいく技法です。
これにより、石垣の強度が増し、崩れにくくなるんだそうです。 -
竹田城は永享3年(1431)、山名持豊が構築に着手し、嘉吉3年(1443)に完成しました。
廃城は関ヶ原の戦いがおこった慶長5年(1600)です。 -
天守台のある本丸のまわりに「花屋敷」「南千畳」「北千畳」と3つの郭が三方にのびています。
縄張りの規模は南北400m、東西100mにおよびます。 -
本丸からの眺め。
-
本丸から南千畳を見たところ。
-
これに雲海があったら完璧だけど、なくてもいい感じです。
-
マチュピチュにたとえなくても、ここはここで素晴らしいと思いました。
ペルーのマチュピチュの旅行記はこちら
「ついに実現☆南米で目の保養 2 ~マチュピチュ編~」
http://4travel.jp/traveler/pacorin217/album/10776773/ -
本丸から北千畳方面を見たところ。
-
この旅行記を書いていてわかったのですが、角川映画「天と地と」(1990年公開)では、竹田城跡にお城を再現した巨大オープンセットが築かれたんだそうです。
数週間で建設、数日間のロケ後、4日間一般公開されて解体されたそうな。
「天と地と」映画を見たことは覚えてるけど、その時は竹田城の存在なんか知る由もなかったしな。 -
北千畳にやってきました。
-
城跡もさることながら、周りの景色がとても良いです。
-
パノラマ撮影してみたけど、なんか伝わらない。
-
連なる山と合間の雲が印象に残りました。
北千畳の端っこにはベンチが置いてあって、しばらく座って景色を眺めていました。 -
穴太(あのう)積み
なんか雑な積み方やな〜と思った石垣ですが、これは安土城や姫路城と同じ「穴太積み」という技法です。
大津市坂本町穴太に住む「穴太衆」という人々が持つ石積み技法なんだそうです。
大人気の竹田城跡、ミーハー気分でやって来ましたが、素晴らしいところなので上手く現状保存して将来に伝えてもらいたい場所だと思いました。 -
竹田城跡見学後、もうこの辺に来ることもないだろうし・・・と立雲峡に戻ってきました!
朝何も見えなかったので、立雲峡からどのように竹田城が見えるのか、確認してみたかったのです。
一番低い第3展望台からの眺めです。 -
うーん、小さい!
-
これは良いレンズじゃないと、テレビで見ているような雲海に浮かぶイメージには見えないですね。
雲海&竹田城、写真目的じゃなくて、風景眺めるならこっちじゃなくて竹田城跡にいた方がいいかも。 -
様子はわかったので、とりあえず満足して京都へ戻ります。
驚いたのはこの時点(11時ぐらい)で駐車場にほとんど車がなかったこと。
ここに来るのは雲海を見るためだけだったんですね〜
道の駅「但馬まほろば」に寄りました。
http://www.green-wind.co.jp/
お土産や地場野菜を沢山売っていました。
レストラン・フードコートもありましたが、なんとなくスルーしてしまいました。 -
帰り道、「独鈷の滝」という巨大看板が気になって、立ち寄ってみました。
岩瀧寺というお寺の管轄(?)のようで、入山料200円が必要でした。 -
遊歩道を歩いていきます。
-
独鈷の滝
滝壺より毒龍(大蛇)が出没し、人に害を与えるため、弘法大師が独鈷(密教で用いる法具)を投げ入れ、成仏させたという伝説が残る滝。 -
落差は約20mです。
独鈷の滝から急な石段を登ると、浅山不動尊があります。(写真なし)
浅山不動尊は岩瀧寺の奥の院にあたり、弘仁年間(809ー23)に弘法大師が岩瀧寺を開いた際、石窟に不動明王を祭ったのが始まりとされます。
石窟は手前の方だけ見ることができました。 -
不二の滝
浅山不動尊から山道に入っていき、独鈷の滝から200m上流の地点に行くとあります。
一枚岩を這うように流れ落ちる、落差約13mの滝です。
ここ、足場が悪かったので友人は来ず、わたし1人で見に行ったのですが、ちょっとわかりにくい道で。(けもの道みたいな感じ)
行きは滝の音をたよりにたどりついたのですが、帰り道微妙に迷って一瞬焦り、プチ遭難気分を味わってしまいました(汗)
5分ぐらいのことでも山道をナメてはいけません。 -
岩瀧寺
http://www.ganryuzi.jp/ganryuji/index.html
開創は弘仁年間(809〜823)、嵯峨天皇が住吉明神の夢のお告げにより、弘法大師に命じて、七堂伽藍を建てたと伝えられています。 -
友人は見にこなかったので、かけあしでチラ見しただけだったけど、このお寺の山門は、2011年公開の東宝映画「源氏物語 千年の謎」のクライマックスシーンの撮影に使われたんだそうです。
先に滝を見に行ってしまって、散策路を歩いていたので山門を見逃してしまいました。
なかなか立派な山門のようです。
今日は知らないうちに、映画のロケ地を2ケ所訪れていたんですね。 -
お昼には道の駅で買ったフルーツサンドを少し食べただけだったので、お腹がすいてきました。
車の中で先ほど買ったお菓子「天空」を食べました。
お菓子の下に写っているのがお寺のパンフレットですが、山門の上部が見えています。 -
予定外の寄り道をしつつ、やってきたのは「るり渓温泉」
http://rurikei.jp/
まずは疲れた身体を暖めにお風呂、お風呂♪
そしてほぼ徹夜状態でとりあえず横になりたかったので、岩盤浴でじっくり汗をかき、その後ごろ寝スペースで1時間ほど横になりました。
そして再度お風呂につかって、いざごはん!と思ったら、1つしかない食事スペースが満席+待つ人盛りだくさん。
ウェイティングリストに名前を書くも、全く進みそうにないので、ちょうど今日から始まったというイルミネーションを先に見に行くことにしました。 -
京都イルミエール2013
http://www.illumination.co.jp/kyoto-illumiere/
園部やし、大したことないかな〜なんて思いつつ会場へ。(失礼)
お風呂とは別料金、入場料1000円です。 -
これってまるで「なばなの里」やーん!
-
あら、でも置いてある光のオブジェがかわいい☆
この馬車、中に座って写真が撮れるようになっていました。 -
え?きれいやーん☆
全く期待していなかったことを差し引いても、とてもきれいなイルミネーションです。 -
思ったより広かった会場。
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青い光の海をイルカさんが飛び跳ねています。
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メルヘンチックでかわいい♪
-
20:30からのオーロラショーを見に会場の奥へ向かいます。
-
こちらは2頭立ての馬車です。
-
「なばな」のパクリかと思ったけど、こちらはよりかわいらしい感じで良いかも♪
-
どうせきれいに写らないだろうと写真は撮っていませんが、オーロラショーも雰囲気が出ていてなかなか良かったです。
-
トナカイさん。
-
展望台からの眺め。
-
京都でこんなにイルミネーションをがんばっているところがあったとは驚きました。
京都の皆さん、遠くまで出かけなくても園部で十分満喫できますよ☆
「なばなの里」の様子はこちら
初「なばなの里」ウィンターイルミネーション☆
http://4travel.jp/traveler/pacorin217/album/10753357/ -
このトンネルは本家(?)よりだいぶ見劣りしますけどね(笑)
この後、レストラン「ゆすら庵」に戻るとちょうど順番がきていたので、すぐに着席できました。
21時過ぎでもまだまだ人が沢山いて、混みあっていました。
バイトちゃんの驚くべき対応にドン引きしつつ、あったかい塩ちゃんこ鍋を食べてようやくお腹も満たされたのでした。 -
前日の夜に集合したのでほぼ丸24時間、ほとんど寝ずに早朝から夜まで一日中遊んでしまいました。
気になってた竹田城跡も行けたし、思いがけずきれいなイルミネーションも見られたし、大満足な1日となりました。 -
そういえば、こんなお酒が売っていたのでお土産に買って帰りました。
お正月にでも飲むかな♪(終)
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この旅行記へのコメント (2)
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- わんぱく大将さん 2013/12/01 00:14:13
- 私の行く所
- pacorinさん
竹田城跡、行かれましたか。 私はあの暑い夏に、オーブンレンジの説明書がぐにゃぐにゃになる位、汗かきながら登りました。
有料になりましたか、グエイ公園も有料、私の行く所、なにも悪いことした訳でもないのですが、有料化になってきています。
竜神の滝。ありゃ、おばんのショん便位でしょうか? 大将
- pacorinさん からの返信 2013/12/02 10:34:39
- RE: 私の行く所
- 大将さん
はじめまして。ご投票&書き込みありがとうございます。
竹田城跡、もう少し早いタイミングで行っておきたかったのですが、ここまでブームになるとは思っていませんでした。
日をさえぎるものが全くないので暑い時期だと辛そうですね。
> 竜神の滝。ありゃ、おばんのショん便位でしょうか?
ほんとに〜(笑)
わざわざ見に行って「これかい!」ってつっこみましたよ〜
pacorin
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