暑いのが苦手で夏場は引きこもりがちな私。<br />山歩き友達のYちゃんが「滋賀に滝めぐりできるところがあるらしい」と教えてくれました。<br />「そんじゃマイナスイオン浴びに行くか〜！」<br /><br />なかなかチャレンジングなコースらしい…ということで、早速他のトラベラーさんの旅行記をじっくり読んで事前調査をし、台風直撃前の週末をねらって出かけました。<br />危険な個所もあるようなので「無理せずにいこう」とかなーり用心深く出かけた滝めぐりの様子です。

ちょっとだけ・・・八ツ淵の滝めぐり

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2013/09/14 - 2013/09/14

84位(同エリア259件中)

エリア

高島(滋賀)

旅行の満足度: 4.5

同行者: 友人

交通手段: 自家用車

9時にYちゃんをうちの近所でピックアップして、滝の登り口があるガリバー青少年旅行村へやってきました。（http://www.gullivervillage.jp/）

途中、渋滞区間があったり、勝野をうっかり通りすぎたりして時間を少々ロスしましたが、11時過ぎに到着。
登山者専用駐車場に車をとめます。（400円）
さすがに迷子にはならないだろうと思ったけど、なんとなく「登山者カード」を記入してみました。

とりあえず「京都の女子2名が滝めぐりをしますよ」アピール（笑）
わたしは去年から京都一周トレイルを歩き始めたばかりのド素人（運動神経なし）、Yちゃんは京都近辺のちょっとした山をいくつか登ってる山ガール。

登山の心得を書いた看板を横目に滝の登り口へ向かいます。
八ツ淵の滝　その名の通り8つの淵が連なり、「日本の滝百選」にも選ばれている名瀑です。

上級者コースと言われている魚止の淵方面は最初から行かないことに決めていましたが、「死亡事故多発」の文字に少々ビビります。
登山スタート。

京都一周トレイルはかなり整備されて歩きやすい道になっていますが、こちらはけっこうな山モードです。
ちゃんとしたウォーキングシューズと滑り止めつき手袋があると安心です。

きのこがあちこちに生えてました。
毒キノコもあるようなので要注意です。

1kmほど歩くと滝が見えてきました。

途中に「唐戸の淵」の看板がありましたが、滝は見えませんでした。
きれいな水〜♪
「大摺鉢」です。

60坪ほどの広さの摺鉢型で、滝は傾斜した岩石の上を滑るように流れています。
鎖のついた岩場登場。
ジャングルジムみたいで楽しい♪

ここが「屏風ケ淵」ってことは「小摺鉢」は通り過ぎた？？
ここが小摺鉢？
よくわかりません〜
あ、あれは貴船ケ淵かな？
振り返るとYちゃん（真ん中に見える青い帽子）が慎重に鎖をつたって歩いています。
Yちゃんは高所恐怖症＆慎重派（超怖がり）なのです。

わたしは自分なりに注意は払うけど、恐怖心があまりないタイプ（無神経？）なので、ここは全く平気でした。

「貴船ケ淵」です。

八ツ淵の滝を代表する大滝（といってもそんなに大きいわけでもないけど）。
船の形をした淵の右方に不動明王の岩があり、かつてはこの岩の前で雨ごいが行われたそうです。
落差30mとありますね。
さて、ここから先がチャレンジングなコースです♪

鎖をつかみながら岩を飛び石のようにして川を渡り、向こうに見えている梯子を登ります。
（Yちゃんはここで往復とも足を水につっこんでました…）
まずその前にこの岩をおります。
思わぬところで岩が滑ったりするので、足元を確かめながらゆっくり鎖をつたっておりました。
貴船ケ淵を間近で眺めます。

川を渡り、梯子を登ったらこの岩場です。
先に私が登って上から見てるとYちゃんが「わたし、無理〜！」

え〜！まじですか〜！？
けど、怖い人に無理はさせられませんから、「おりて待ってて〜先をちょっと見てくる〜」
先にはこの岩場が！
かなり楽しそうなポイントですが、この先1人で進むわけにもいかないので、ここで引き返すことに。残念無念〜
帰り道、シャワークライミングチームに遭遇。
屏風ケ淵でジャンピング。めっちゃ楽しそう♪

屏風ケ淵は別名「長瀬」ともいい、周囲の岩が屏風をめぐらせた形に似ていることから命名されたそうです。
大摺鉢まで戻ってランチ休憩。

シャワークライミングチームが泳いだり、スライダーしてるのがとても面白そうだったので、やってみたくなりました。
ランチ後、川を渡って広谷方面の道を歩いてみることに。
先ほど断念した岩場より先にある七遍返し淵からの迂回ルートになっているようです。
マイナスイオン出てそうです。
日が差して良い感じ〜♪
この川を渡って道は続くのですが、ここで引き返すことに。
木漏れ日がきれい☆

三度の大摺鉢。

大岩に彫られている「八徳」の元字は大正11年、現地を訪れた堀田知事が書きこんだものと言われているそうです。

さっきまでこの岩に人が休憩していたけど、誰もいなかったのでここで休憩。
歩いた距離としては大したことなかったけど（歩数にして約13,000歩）、鎖を必死でつかんだり、岩をのぼったりして結構体力を使っていました。（服も靴もけっこう汚れてたし）

思わずごろんと寝転がって見上げたらこの空☆気持ち良い〜♪
大摺鉢の真正面。
別のクライミングチームが戻ってきたようです。
結局、見られたのは8つの滝のうち4つだったけど、いつもとは違う感じのコースでそれなりに楽しめました。
あのロッククライミングに挑戦できなかったのは心残りではあるけれども〜
同じコースをたどって元に戻ってきました。
途中すれ違った女性は普通の街歩きのような素足＋サンダルだったけど、ここはちゃんとした靴で行った方がいいんじゃないかな〜と思いました。
京都への帰り道、比良駅近くの「R-cafe」でお茶タイム。
http://www.carmel.jp/

テラス席に座ると琵琶湖が目の前でリゾートモードです。
最近ブームっぽい「アサイー」が入ったアサイーボウルを注文。

アサイーは栄養価が高く、ポリフェノールたっぷり、鉄分もレバーの3倍なんだそうです。
まったりとした時間が流れます。

帰りの渋滞で少々だるい感じになりながらも、無事京都に帰着。
アスレチック気分で楽しめた一日でした。

そして翌日…予想通り腕が筋肉痛に！
普段運動してないし、自分の体重をささえて鎖を必死でつかんでいたからしょうがないな〜（笑）