
2013/06/04 - 2013/06/04
236位(同エリア395件中)
kojikojiさん
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サンライズツアーから一度戻って一休みした後、今度は1人で遺跡のレリーフを見に行きました。旅の計画を立てる際は日経BP企画の旅名人ブックスを参考にしています。今回の旅では「ボロブドゥール遺跡・ジャワ島」が非常に参考になりました。遺跡のレリーフをちゃんと見ようと思ったときに、この本があれば120面全ての場面が簡単ではありますが紹介されています。残念ながらこのシリーズは現在本屋さんで見掛けることは無くなりました。この旅行記を作成するにあたってもこの本が無ければ半分くらいはどの場面か分からない所でした。旧約聖書やイエスの生涯と西洋絵画や彫刻についての解説がされた本はいくらでも探せますが、仏陀の生涯と絵画や彫刻について解説された本はほとんど見当たらない事に改めて気づきました。120面のレリーフを場面場面を確かめながら歩いたら2時間近くかかりました。また仏殿図のレリーフは上下2段になり、上が方広大荘厳経で下段は釈迦が前世で行った善行を説いたジャータカ(本生話)の説話やアヴァーダーナ(善因善果、悪因悪果を説いた古代インドの仏教説話)になります。レリーフ的には下段の方が魅力的でしたが、23年来の願いが叶った充実した時間でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- レンタカー タクシー 徒歩
- 航空会社
- ガルーダインドネシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
第1回廊のレリーフは「プラダクシナ」と呼ばれるレリーフの読み方で、東面の中央階段の左側を第1面として時計回りに読み進んで行きます。4面をすべて読み終わると中央階段の右側で物語は終わります。全部で120面の長大な釈迦の物語です。歩くだけで400メートルにもなります。
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001天界にいる釈迦
浄飯王と摩耶夫人の子供として地上に降りる前の天上界での姿から物語が始まります。 -
001天界にいる釈迦
天上界は天女が笛を吹き琵琶を奏でて楽しそうです。現在もガムランで使用するクンダンやルバブのような楽器も見られます。 -
002天界の宮殿で天人に説法する釈迦
仕事柄宮殿の建物の造りに気が行ってしまいます。 -
002天界の宮殿で天人に説法する釈迦
天人の穏やかな表情が魅力的です。 -
003釈迦出現の予言
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004釈迦の降下を知り天界へ向かう辟支仏
辟支仏(びしゃくぶつ)とは仏教において、師なくして独自にさとりを開いた人のことで、縁覚(えんがく)とも呼ばれます。 -
004釈迦の降下を知り展開へ向かう辟支仏
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005天界で説法する釈迦
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005天界で説法する釈迦
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006弥勒菩薩に宝冠を渡す釈迦
弥勒はゴータマ・シッダールタ(悟りを開いたのちは仏陀)の次に仏陀となることが約束された菩薩で、シッダールタの入滅後56億7千万年後の未来に姿を現れて多くの人々を救済するとされ、それまでは兜率天で修行していると言われます。 -
007下界へ降下する姿を話し合う
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007下界へ降下する姿を話し合う
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007下界へ降下する姿を話し合う
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008地上の宮殿で会議する浄飯王と摩耶夫人
太子は釈迦族の王子として浄飯王(じょうぼんのう・シュッドーダナー)と、その妃摩耶夫人(まやぶにん・マーヤー夫人)の子供です。 -
008地上の宮殿で会議する浄飯王と摩耶夫人
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008地上の宮殿で会議する浄飯王と摩耶夫人
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008地上の宮殿で会議する浄飯王と摩耶夫人
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008地上の宮殿で会議する浄飯王と摩耶夫人
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009宮殿に座する摩耶夫人
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009宮殿に座する摩耶夫人
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010隋者を決定する
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010隋者を決定する
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010隋者を決定する
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011地上へ降下する釈迦に敬意を表す天人
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011地上へ降下する釈迦に敬意を表す天人
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012地上へ降下を始める釈迦
天人たちは釈迦の乗る輿を持ち上げています。 -
012地上へ降下を始める釈迦
これが神輿の原形と言うガイドさんもいます。 -
012地上へ降下を始める釈迦
華やかな場面構成からもこの一面が物語の重要なポイントであると分かります。 -
013摩耶夫人の霊夢。白い像が降りてきてお腹の中に入る
托胎霊夢(たくたいれいむ)とは摩耶夫人が白象が右脇から胎内に入り込む夢を見て太子を懐妊したという話です。 -
013摩耶夫人の霊夢。白い像が降りてきてお腹の中に入る
白象は太子が変身したものです。 -
014摩耶夫人を守護する十人の天人
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014摩耶夫人を守護する十人の天人
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015日傘を差してアショーカ園を散歩する摩耶夫人
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015日傘を差してアショーカ園を散歩する摩耶夫人
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015日傘を差してアショーカ園を散歩する摩耶夫人
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016象に乗ってやって来た浄飯王
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016象に乗ってやって来た浄飯王
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016象に乗ってやって来た浄飯王
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016象に乗ってやって来た浄飯王
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017不思議な夢を語る摩耶夫人
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017不思議な夢を語る摩耶夫人
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018不思議な夢を説明するバラモン僧
「占夢」とは仏陀の生母となる王妃の摩耶夫人から白象が右脇から胎内に入り懐妊したという托胎霊夢の話を聞いた王が、早速バラモンに不思議な夢を占わせたところ生まれてくるのは太子で、将来は転輪聖王か仏陀になられであろうと予言します。 -
019釈迦の誕生を説いたバラモン僧に多大な施し
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019釈迦の誕生を説いたバラモン僧に多大な施し
今も昔も坊さんは儲かるのですね。 -
020摩耶夫人の出産に宮殿を献上する相談をする天人
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021天人の申し入れを受け入れる摩耶夫人
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022病人に薬をあげる摩耶夫人
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022病人に薬をあげる摩耶夫人
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022病人に薬をあげる摩耶夫人
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023浄飯王は大布施会を行う
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023浄飯王は大布施会を行う
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023浄飯王は大布施会を行う
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024釈迦の誕生前に浄飯王は戒律厳守の生活
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024釈迦の誕生前に浄飯王は戒律厳守の生活
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025摩耶夫人の出産前に奇蹟が次々と起こる
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025摩耶夫人の出産前に奇蹟が次々と起こる
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026宮殿の庭でくつろぐ摩耶夫人
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027馬車で庭園に向かう摩耶夫人
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027馬車で庭園に向かう摩耶夫人
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027馬車で庭園に向かう摩耶夫人
摩耶夫人は里帰りして散歩の途中、ルンビニ園(藍毘尼園)で急に産気づき無優樹の樹枝を右手で掴むと右脇腹から太子が誕生します。 -
028太子の誕生と七本の蓮華の上を歩く釈迦
生まれた後に7歩を歩かれた「七歩行」と「灌水」ですが誕生するや否や七歩行された後に灌水されたという説と、灌水の後の七歩行という説があるそうです。七歩行で歩かれた足跡には蓮の花が咲いたとの説が出来て、後代には蓮の花の上を七歩行されたと変化するそうです。 -
028太子の誕生と七本の蓮華の上を歩く釈迦
誕生するな否や独り立ちして7歩を歩んで「天上天下唯我独尊」と獅子吼されたそうです。梵天と帝釈天の二人が釈迦を受け止め、二人の龍王が甘露水を注いで清めます。このレリーフ群でも重要な場面です。 -
029誕生の祝福に来たインドの聖者
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030赤ん坊の太子を抱く養母
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030赤ん坊の太子を抱く養母
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031アシタ仙人が太子の未来を予言
予言の前にアシタ仙人は泣き出します。「この王子は最高の悟りに達するでしょう。そして多くの衆生をあわれみ、法を説くでしょう。しかし、私はこのように年老いているので、王子が法を説いてくださる前にこの世を去ってしまいます。この王子の教えを聞けないことが悲しいのです。」 -
032大自在天が地上に降りて太子に敬意を表わす
摩醯首羅(まけいしゅら)とも言い、元々はヒンドゥー教におけるシヴァ神である。仏教では自在天外道の主神とされます。 -
032大自在天が地上に降りて太子に敬意
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032大自在天が地上に降りて太子に敬意
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032大自在天が地上に降りて太子に敬意
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033寺院に参拝することを太子に勧めるバラモン僧の長老
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033寺院に参拝することを太子に勧めるバラモン僧の長老
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034寺院に参拝に出向く太子
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034寺院に参拝に出向く太子
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035寺院の前に到着した太子
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035寺院の前に到着した太子
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036宝冠や装身具を献上される成長した太子
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036宝冠や装身具を献上される成長した太子
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036宝冠や装身具を献上される成長した太子
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037学校への入学
太子は勉学や武芸に優れた才能を示され、特に相撲や弓術が抜群だったそうです。 -
038学校で勉学に励む太子
太子は羊に乗って学友と一緒に学校に通学されていたそうです。 -
038学校で勉学に励む太子
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039耕作の祭りに向かう太子
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039耕作の祭りに向かう太子
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040木の下で瞑想する太子
「樹下観耕」太子が閻浮樹(えんぶじゅ)の樹下で思惟三昧の境に入ると、その樹がおのずから枝を曲げて、その太子のうえに蔭をつくったという奇蹟の話です。 -
041太子の花嫁についての相談
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042花嫁やショーダラとの対面
ショーダラは母方の従妹にあたります。 -
042花嫁やショーダラーとの対面
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043花嫁について話し合う太子と浄飯王
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044太子のいとこのデーヴァダッタが白象を殺す
提婆達多(デーヴァダッタ)は三逆罪を犯したため、生きながら無間地獄に落ちたと言われています。 -
044太子のいとこのデーヴァダッタが白象を殺す
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045ナンダは倒れた白象を道の脇へ移す
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046女性に対する純潔を試される
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046女性に対する純潔を試される
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047太子の偉大な能力が讃えられる
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048能力を再び試される
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049弓を引く太子
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049弓を引く太子
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050ヤショーダラとの結婚
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051結婚生活
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051結婚生活
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051結婚生活
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052宮殿で音楽を楽しむ
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053人生の信義を追求する
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054出家を止めさせようと女性を配置する
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055出家を厳重に阻止する警護
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056城の東門で老人と出会う
「四門出遊」の場面です。太子は城内の者が見守る中で城を出ようとします。東門を出れば哀れな老人、南門を出れば病人、西門を出れば死者と遭遇して老病死の苦しみを知り、どうすることも出来ず悩みますが、北門を出てみると修行者の安らかな顔に衝撃を受け出家を決意します。 -
056城の東門で老人と出会う
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057城の南門で病人と出会う
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057城の南門で病人と出会う
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058城の西門で死人に出会う
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058城の西門で死人に出会う
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059城の北門で僧と出会う
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060妃の見た夢を論す
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061出家の希望を父浄飯王に打ち明ける
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061出家の希望を父浄飯王に打ち明ける
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062王は出家を警戒して警備を強める
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062王は出家を警戒して警備を強める
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063女官の醜い姿を見る
太子は昼間音楽とともに踊り狂っていた官女たちのだらしなく醜い寝姿を見て宮廷生活に嫌気がさし出家を決意します。 -
064出家を決意、城を出発
太子が迎えにきた御者と愛馬で城を出ようとするところです。
太子まさに御齢29歳。眠りに入っている妃を残して愛馬に乗って城を出ていきますが父王や妃に気づかれないように出ていくためになぜ寝室にまで愛馬を入れ乗っていかれるのか理解できないことです。このことを出家踰城と言います。 -
064出家を決意、城を出発
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064出家を決意、城を出発
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065馬に乗って城を出る
居城から馬の蹄の音で妃が目を覚まさないようにヤクシャが馬の脚を支え馬を持ち上げて進んでいます。 -
065馬に乗って城を出る
馬丁チャンナと白馬・健陟(カンタカ)と共に城を出ます。 -
065馬に乗って城を出る
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066馬のカンタカと別れる
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067自身の頭髪を切る
太子自ら左手で髪をもち上げ、右手の刀で髪を切り落とします。
その切り落とした髪を上に投げたのであります。
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067自身の頭髪を切る
太子が自分自身で髪の毛を切りその髪を空中に投げたのをインドラが受け止めその仏髪を三十三天で多くの神々とともに礼拝したということですがターバン礼拝と言われたりするように、ターバン冠飾を外されただけなのではないでしょうか。 -
067自身の頭髪を切る
剃髪の太子像をあまり見かけないこととターバン礼拝と仏髪礼拝とは同じことだそうです。 -
068天人が法衣を捧げる
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069天人が降りてきて太子を崇め礼拝
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069天人が降りてきて太子を崇め礼拝
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069天人が降りてきて太子を崇め礼拝
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070バラモン僧の夫人パドマと会う
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070バラモン僧の夫人パドマと会う
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070バラモン僧の夫人パドマと会う
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071仙人・アーラーカ・カーラーマと出会う
麦わらの小屋に住む仙者を訪ね多くの教えを請いながら修行を続けていきましたが、悟りを開くに至るまでの満足な答えが得られずついに仙者訪問を中止して次に長期の苦行生活に入ります。 -
072仙人に質問する
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073ビンビサーラ王と出会う
頻婆娑羅〈びんばしゃら〉は古代インドに栄えたマガダ国の王で、釈迦の教えを聞き仏教に帰依したと伝えられる。仏典によれば釈迦より5歳年下。 -
073ビンビサーラ王と出会う
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074ビンビサーラ王が洞窟にいる太子を訪ねる
パンダヴァ山中の洞窟へ向かいます。 -
074ビンビサーラ王が洞窟にいる太子を訪ねる
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075マガダ国の仙人と問答
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075マガダ国の仙人と問答
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076五人のバラモン僧を連れて象頭山の麓へ
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076五人のバラモン僧を連れて象頭山の麓へ
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077五人のバラモン僧と六年間の苦行
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078摩耶夫人が天女と共に天界から降下してくる
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079苦行中の釈迦を守る天人たち
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079苦行中の釈迦を守る天人たち
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080天人たちが苦行に敬意を表す
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080天人たちが苦行に敬意を表す
苦行生活を続けるも疑問点の解決を見出せず、苦行だけでは無理と判断し苦行生活を打ち切りにし「尼連禅河」で沐浴をします。 -
081苦行で痩せた太子に乳粥を差し出す娘スジャータ
太子は沐浴の後村娘スジャーターから乳粥(にゅうひ)の奉仕を受け元気になり体力も回復します。 -
082死んだ奴隷ラーダーの衣を池で洗う
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082死んだ奴隷ラーダーの衣を池で洗う
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082死んだ奴隷ラーダーの衣を池で洗う
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083天人ヴィマラブラバが赤い新しい衣を進呈する
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083天人ヴィマラブラバが赤い新しい衣を進呈する
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084スジャータの家で再び乳粥を受ける
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084スジャータの家で再び乳粥を受ける
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084スジャータの家で再び乳粥を受ける
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085六年間の苦行を終え、ナイランジャナー河へ行く
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085六年間の苦行を終え、ナイランジャナー河へ行く
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086ナイランジャナー河で沐浴
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086ナイランジャナー河で沐浴
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086ナイランジャナー河で沐浴
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087龍王サーガラの娘が宝座を差し上げる
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088宝座に座り残りの乳粥を食する
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088宝座に座り残りの乳粥を食する
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089黄金の鉢をナイランジャナー河に捨てる
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090草刈人が敷物を進呈
草刈り人が差し出す吉祥草を受取り、ピッパラ樹の下で吉祥草を敷き詰めた金剛宝座に結跏趺坐してこれから悟りを開くべき深い瞑想に入ります。 -
091天人、龍王がやって来て敬意を表し礼拝
カーリカ龍王夫妻の讃偈。悟りを開くべき最後の瞑想のためボードガヤに向かう太子に、間もなく仏陀になられることを予言すると同時に、太子の威徳を讃嘆して太子に合掌礼拝をする龍蓋を被ったカーリカ龍王夫妻。 -
091天人、龍王がやって来て敬意を表し礼拝
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091天人、龍王がやって来て敬意を表し礼拝
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092天人たちが三本の聖樹に参拝
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093菩提樹の下で瞑想する
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093菩提樹の下で瞑想する
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093菩提樹の下で瞑想する
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094右手で地を指し悪魔を追い払う
苦行での悟りは得られなかった太子はピッパラ樹の下で瞑想に入りましたが、魔衆たちが現れ太子が成道するのをいかなる手段を持っても邪魔しようと攻撃が始まります。 -
094右手で地を指し悪魔を追い払う
魔衆たちは頭でっかち、太鼓腹、大口でわめきオーバアクションで脅しておりますが笑いを誘うようなユーモラスな顔をした魔衆たちです。 -
094右手で地を指し悪魔を追い払う
太子が右手を大地に触れ大地の神を呼び出してから戦いは太子に有利となり、
魔王を息子が戦いから手を引かそうとしております。台座前には戦い敗れてひれ伏す悪魔です。 -
095悪魔が化身した美女が太子を誘惑
魔王は我が三人娘による色仕掛けの攻撃に失敗をいたしましたので武力攻撃に切り替えました。 -
096悟りを開く太子、釈迦となる
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097天女たちが集まり釈迦を讃える
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098釈迦の周りに集まる天人たち
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099釈迦を讃えるために集まった天人たち
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100悟りを開いた二週目、菩提樹の下を歩く
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101五週目、ムチリンダ龍王が現われ礼拝する
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101五週目、ムチリンダ龍王が現われ礼拝する
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102六週目、四人の隠者に出会う
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103七週目、二人の商人が蜜菓子を進呈
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104天界から四天王がやって来て鉢を差し出す
「四天王奉鉢」とは四天王が仏陀に鉢を奉献したということです。仏陀は悟りを得られてからその場所で落ち着いた生活をされ喜びに浸っていましたが何も食べていませんでした。そこへ通りかかった商人が仏陀に供物を差し上げようとしましたが、供物を入れる鉢が無く途方に暮れておりましたところへ四天王が鉢を持って現れるです。各天各々が鉢を差し上げようとしましたが鉢は一つで充分だと仏陀言います。
力で4つの鉢を1つの鉢に纏められたのが仏陀の左手にある鉢です。
四天王は仏陀の左右に二天ずつ配置されております。 -
105商人が乳粥を差し上げる
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105商人が乳粥を差し上げる
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106説法を懇請に梵天などの天人がやって来る
「梵天勧請」はガンダーラで好まれ多くの作品があります。釈迦はガンダーラには訪れたことがないからでしょうか。ブラフマーといえば古代インドでの最高神の一つで仏教に取り入れられて梵天となったのであります。ブラフマーの配偶神はサラスヴァテイーといいこれまた仏教に取り入れられて弁才天となります。 -
107天人、地神などが説法を求める
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108釈迦は初めに説法をしようとしていた二人の死を惜しむ
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109マガダ国の王と王妃と会う
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110伽那山にてアージーヴァガ信徒に出会う
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111龍一族から食饌を受ける
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112ローヒタヴァスツの町で食饌を受ける
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113ウルヴィルヴァーカルパの人々が美しい宝座を献上
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114サーラティの人から多くの供物を受け説法する
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115ガンジス河の空中を飛んで渡る
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116ベレナス鹿野苑に向かう途中、人々から供物が捧げられる
最初の説法を鹿野苑(ろくやおん)(現在のサルナート)で行うことになりました。それというのも、仏陀と苦行していた仲間なら仏陀の教えを理解するであろうと考え、仲間が住まいとするサルナートを訪れたのです。ただ、仏陀が苦行を止め、しかもスジャーターから乳粥を布施されたのを見て苦行に励んでいた仲間の五人は、苦行からの脱落だと非難して太子と袂を分けたのであります。堕落した仏陀が訪ねてきても適当にあしらおうと相談して決めておりました。がしかし、仏陀が現れるとその威厳ある姿に見とれてしまい崇敬の念をもって仏陀の説法を聴聞することとなったのです。 -
116ベレナス鹿野苑に向かう途中、人々から供物が捧げられる
説法のことを転法輪と言い転法輪とは字の通り法輪(ダルマ・チャクラ)をまわすこ
とが説法するということです。その最初の説法を初転法輪といいます。 -
116ベレナス鹿野苑に向かう途中、人々から供物が捧げられる
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117五人のバラモン僧に出会う
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117五人のバラモン僧に出会う
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118五人のバラモン僧に最初の説法をなす
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119二人の比丘から聖水を注がれ敬意を受ける
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119二人の比丘から聖水を注がれ敬意を受ける
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119二人の比丘から聖水を注がれ敬意を受ける
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119二人の比丘から聖水を注がれ敬意を受ける
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120釈迦の本格的な教えの殿堂が始まる
結跏趺坐の釈尊は最初の説法を始めます。 -
120釈迦の本格的な教えの殿堂が始まる
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120釈迦の本格的な教えの殿堂が始まる
そして仏伝図120面の物語は終わり、東面の中央の階段へ戻ってきました。
続く:http://4travel.jp/traveler/koji0714/album/10796393/
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旅行記グループ 2013 ジャワ島の旅
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