2013年年末年始釜山の旅（3日目・浦項編）

2013/01/02 - 2013/01/02

旅行3日目は、今回の旅最大の目的・クァメギを食べに釜山からバスで浦項に。
釜山からちょっと離れただけなのに、めちゃくちゃ寒くて、とても歩いて散策する気分じゃなくて、浦項の名所ホミゴには行けなかった。
この日から最終日まで、韓国国内は記録的な寒波に襲われ、寒かったです。

写真は、その寒い風に吹かれていい味の干物となるクァメギ。

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 3.5

3日めの朝は、ふたたびテジクッパ街へ。

今日は、先日入った店の左となりにある慶州朴家クッパへ。

ここのテジクッパ街の店は、どこもこんな風にテレビで紹介された写真や、有名人のサインがあります。

今回もテジクッパを注文。

松亭3代クッパと比べると、おかずが少ないような。。。。
ちなみに、味もこちらのほうがちょっと見劣りしました。
でもちょっとの差だけどね。

どこも値段は同じで、テジクッパが5500ウォン。
ここのほうが松亭3代クッパよりもメニューは多かった気がします。

地下鉄1号線に乗って、終点のノッポ駅まで行き釜山総合バスターミナルへ。
地下鉄の駅を出たら自動的にターミナル建物内に入れて便利です。

浦項行きバスは10分に1本あるとのことで、チケットを買ったら、たとえ座席番号が書いてあったとしても、すべて自由席で先に座ったもの勝ちです。

ターミナル内には、こんな風にお店があります。
でもソウルのターミナルと比べるとこじんまりしてて、そんなに楽しめる場所ではありません。

26番だとチケットに書いてあるのに、26番のバスの行き先には浦項の表示がなかったので、隣の27番バスに乗ります。

中は2-2の4列シート。
優等バスが良かったなあ。

一旦降りてバスを写真に収めようとすると、26番バスの表示が浦項行きに変わってる。

そばにいた運転手さんに聞いて、先に出発するのは26番だということで、あわてて乗りなおしします。

優等バス配列の座席は、すでに一番後ろしか空いていなくて残念。

9時半頃釜山を出発。
浦項まで7500ウォン。

市販の時刻表によると、釜山から浦項はすべて慶州経由で1時間50分かかることになっていたのに、何故か慶州に寄ることなく、1時間15分程度で浦項に到着。

降りた瞬間、明らかに釜山より寒くて、シバレる〜。

浦項バスターミナルは、ローカルなカンジ。

ターミナル前にある観光案内所で、九龍浦行きバスを尋ねます。
目の前のバス乗り場から200番バスに乗ると行けるとのこと。

200番バスは、11分間隔で運行。
Tカードだと1400ウォン、現金だと1500ウォン均一料金です。

途中世界最大の製鉄所POSCOが見えました。

というか、かなり長い時間POSCOの横を走ります。

途中、浦項空港にも寄ります。

飛行機の本数が少ないのか、行きも帰りも誰も乗降しませんでした。

それなのに、異常にりっぱな空港の建物。

ガイドブックには、九龍浦まで50分と書いてあったけど、バスターミナルから35分程度で、九龍浦に到着。

まだお腹がすいていなかったので、とりあえず九龍浦市場でバスを下車して散策します。

市場はこんな雰囲気。
気温がマイナスのため、氷や冷蔵庫がなくても外に魚を並べてもOKです。
っていうか外に出しておくと魚が凍りそう。

市場には、日本では見かけないほど大きなマダラや、フグ、私の大好きな越中バイ貝など、美味しそうな魚介類がいっぱいありました。

しかし中には、、、、

中には日本では見かけないようなグロテスクなお魚も。

カミナリウオやホテイウオの仲間も沢山いました。

ダイバー的には、ダンゴウオに似ててとっても可愛い。

あと、尻尾が縦に平たい雷魚みたいな魚も。
雷魚みたいな魚は、生けすにも結構いて、泳ぐ姿がとっても優雅で気に入りました。

市場の後、日本人家屋街に行こうとしましたが、地図とか一切ないため、どこにあるかわかりません。

道で地元の人に話を聞いても、私の韓国語力がイマイチなため、はっきりしたことがわからず、アジュンマが教えてくれたと思われる方向をウロウロ。

どんどん山方向に進んでしまい、これじゃダメだと思い、そこで業者らしいアジョッシに再び道を尋ねて、無事日本人家屋街に到着。

浦項の人が「日本の京都のような街並み」だと自負する街並み。

かつては、もっと自然な日本家屋があったようですが、今ではすっかりきれいに整備されて、お茶屋さんなどに生まれ変わっていました。

でもいくら観光局の人が頑張っても、日本で売られているガイドブックに出ていないせいか、日本人観光客は私達以外見かけませんでした。

かつて、どんな場所だったか、商店などの場合、説明書きがあります。

九龍浦近代歴史館に到着。

かつて、四国から朝鮮半島に渡って漁業で財をなした、橋本家を資料館として保存したもの。

中には、当時の日本人の生活が再現されていたり、

九龍浦出身の日本人の方々のビデオが見れたりします。
この家で生まれ育った橋本さんも出てきます。
自分の生家がそのまんま保存されるなんて、橋本さんは、ある意味ラッキーな方だなあ。

私も小さい頃生まれた家をもう一度見てみたい。

トイレ。
昔の家は、こんなんだったな〜。

炊事場。
これは、韓国と似ている気が。

かつて使われていた教科書なども展示されています。
残念ながら、館内案内書は韓国語のみですが、ビデオなどは、日本語、英語、韓国語から選べます。
何と言っても、入館料無料なのがすごい‼

資料館を後にして港にきて見ました。
見事に同じようなクァメギ屋さんがずらり。
市場と違って、そのまま食べれるような野菜やワカメとセットもあります。

かつて、水より魚のほうが多いと言われたエルドラド九龍浦港。
氷点下と思えないくらいキラキラして、写真だと暖かそうですね。

そろそろお腹が空いて来たので、お目当てのクァメギを食べに道路沿いにある食堂へ。
カニ屋さんばかりでしたが、その中でクァメギと書いてあるハンナ水産という店へ。

クァメギは、4人前30000ウォンとメニューにありましたが、2人前で25000ウォンとのこと。
言われるままに2人前を頼みます。

これが出てきたクァメギ2人前。
パンジャン（おかず）がつかないから、食事としては物足りない量です。

肝心のクァメギの味は、想像と違って全く塩っ気がなく、お酒の肴としてはイマイチなかんじ。
クァメギよりも、それを包む生ワカメのおうが美味しくて、レタスにワカメとサンジャン付けて食べてました。

食事の後は、200番バスで市内に戻って竹島市場へ。

ここではクァメギ以外にエイやその他魚も干されてました。

市場は数本の通りがあって、こっちはアーケードがついた通り。
アーケードでも寒すぎて、これ以上散策できなくなり、バスターミナルに戻ることに。

竹島市場からバスターミナルに戻るバスは何本かあるけど、寄り道するのがあるから、大人しく200番バスに乗りましょうね（私たちは違うのに乗って、変な道通ってヒヤヒヤした）。
バスターミナルに到着後、隣にあるホームプラスへ。

おひるが物足りなかったので、スーパーレジ前にあった巨大さつま揚げを買い食い。

バスで釜山に戻って、早速夕食へ。
ホテル近くの韓定食屋さん

定食7000ウォンは、ご飯を普通のご飯か釜めしか選択して、汁物を4種類から選択して、さらにオプションで別料金のおかずを注文するシステム。
これは定食の分。

追加で頼んだポッサム1人前1万ウォン。
ダンナがさっき食べたさつま揚げが胃もたれするとのことで、結局オプションは全部1人で食べるはめに。

まあ、なかなか美味しい店でした。
オプションなしでも十分な量なので、格安です。

一旦ホテルに帰るものの、無線LANが不安定で全然繋がらないため、ネットをしに1人で近くのAngel-in-us coffeeへ。
釜山のカフェは、ソウルと違って店内の無線LANにパスワードが要らないみたい。

隣の席の中学生らしき女の子2人が、何も注文しないのにずっと店内でおしゃべりしているのに、店員さんが何も言わないのが不思議だった。
お国柄の違いかしら？

この日は、ホテルに帰って、すでにTBSで鑑賞済みの『フルハウス TAKE2』を観ながら終わりました。