2010年GW韓国その３（扶余）

2010/04/30 - 2010/04/30

全州同様、20年ぶりに百済の古都・扶余（プヨ）に行って来ました。
かつてはのんびりした田舎町だったのが、一大観光地に豹変しててびっくり！
写真は、ロータリーにある階伯将軍像です。

エリア 扶余(韓国)

全州から扶余の経由地「論山（ノンサン）」駅前の街並み。
駅を出て右側に5分くらい歩いたローカルバスターミナルに向かう道です。
論山の名誉のために言いますが、駅前はこんな超田舎っぽいですが、バスでちょっと走ると実はめちゃくちゃ大都会です。

論山から扶余まで向かう市外バスです。
市外バスだと約50分。2200ウォンです。バスターミナルの売店で行き先を告げると、1100円の回数券みたいなのを2枚渡されるので、それをバスの料金箱に入れます。
どうやって行くかはわかりませんが、駅の改札の反対側に高速バスターミナルがあるので、そちらからだと扶余までもう10分くらい早く行けそうです。

市外バスだと、扶余より先に行くので、途中の市街地で適当に降りましょう。
本当は市街地で降りたかったのに、周りの人の意見に左右されて国立博物館に一番近いバス亭で降りてしまいました。
しょうがなくそこから「定林寺址」まで戻りました。
入場料金は敷地内にある博物館と定林寺址合わせて1500ウォン。
博物館では扶余の昔の街並みのミニチュア（写真）や、聖徳太子と百済の関係を紹介したビデオが見れます。

扶余で一番有名な史跡「定林寺址」です。
20年前はただの公園内に普通に立ってて、無料だったような、、、、。

扶蘇山城に行く前に、食堂街で腹ごしらえ。
チェーン店の「ウォンハルモニ」というお店です。
左が私が頼んだユッケジャン、右がダンナが頼んだ黒豆豆腐チゲです。どちらも6000ウォンくらいだったかな？

山城の入り口の「義烈門」。
入場料は1人2000ウォン。ここも20年前は無料だったような、、、。
20年前は無料だけに観光客もほとんど見かけなかったんですが、今は修学旅行客でいっぱいで、ものすごいにぎやかでした。

扶蘇山城にある「三忠祠」。

山城内あちこちにある宴会場（？）の1つ。
これは「迎日楼」といいます。

山城の風景。
きれいに整備されててとっても歩きやすくなっていました。
何故か韓国人の子供は大人を見ると誰にでも質問するみたいで、「この水飲めるの？」とか「団体の子供たち見ませんでしたか？」とか3組以上の子供に質問されました。答えるのが面倒なので「日本人です」と答えて済ませました。

山の下にある船着き場に向かう途中にある「百花亭」。
船着き場への分かれ道の手前に分かれ道を右手に行く「宮女祠」は、人が少なくて静かでお勧め。野鳥やリスなど野生動物に会えます。

船着き場ちょっと手前にある「コランサ」というお寺。お土産とか売ってて、建物内の仏像の前にはお祈りする座布団もあります。

今回乗った渡し船。
20年前に来たときは人数が揃わないから乗れなくて、今回も平日だし運航されるか心配でしたが、この観光客の多さだと心配無用でした。
クドレ船着き場まで1人片道7000ウォン。
途中船頭さんが観光説明してくれ、落下岩のあたりでは百馬江を歌った演歌が流れます。

百済が新羅に攻められ落城した際に、宮女たちが身投げしたと言われる「落花岩」。
一見きれいに見えますが、この河「百馬江」の対岸は工事中でかつてのような風光明媚な雰囲気はありません。
20年前の素朴な扶余を知っている私としては、ちょっとがっかりです。
国が発展するってこうゆうことなんですね。