2015/05/03 - 2015/05/04
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rosalindaさん
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光州を出発する当日まで次にどこを観光するかはっきり決めていなかったんですが、山歩きは疲れたので街歩きをしに群山へ行くことに。
地球の歩き方には、わずかに戦前の日本家屋が残るのみと書いてあった月明洞は、新しい日本風家屋が沢山出来てて韓国では時代旅行と称して古い町並みを楽しめる一大観光地として発展していました。
写真は韓国国内に唯一残る東国寺。
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今日もご飯食べる暇なくて朝ごはんはコンビニで買ったキムパップです。
これ本当に便利で美味しい〜。 -
直通バスで群山市外バスターミナルに到着。
いつも思うんだけど、韓国のバスには直通と直行って書いてあるバスがあって、どっちが早いんだかわからなくなる。
今回の直通バスは、益山と大野のバスターミナルに立ち寄ってから到着。
つまり直通より直行のほうが早いのかな? -
バスターミナルの周りには観光案内所がないので、地球の歩き方の地図をたよりに日本家屋がわずかに残るという月明洞に向かいます。
途中旧市場に立ち寄ってみました。 -
中はこんな感じ。
日曜日のせいか沢山の店が閉まってましたが韓国らしい昔ながらの市場でした。 -
その後再びメインストリートの中央路を歩いているつもりで先に進むと、ほとんど道路に人がいないような町だったのに突然ひとだかりのお店が。
チリンソンという名前の中華料理屋さんですが、こちら側だけでなく、店の横脇にまで続きの行列ができている大人気店でした。
群山に行かれる方は、写真の名前を元に行ってみては?
http://teteulife.tistory.com/49 -
中央路を歩いていると思っていたのに、1本内側の道路を歩いていたみたいで、しょうがなく道を歩いている方に月明洞の方向をたずね、なんとかそのあたりにたどり着きました。
去年韓国は住所表示がアメリカみたいに道の名前と番号方式に変わって、かつてみたいに◯◯洞2-1みたいに表示されていないから古い地図で住所を探すのが大変なのです。
これは月明洞の端っこにあったかつて日本家屋だったと思われる家。 -
なんとなくこっちのほうかと歩いていたらラッキーなことに沢山の観光客が集まる東国寺を見つけました。
境内に観光案内所があったので群山の日本語地図をもらい、名物の塩蟹を食べられる店や『8月のクリスマス』のロケ地となった写真館の場所を教えてもらいました。 -
東国寺の内部です。
私達の前に靴を脱いでいた小学校3年生くらいの子が「わ?、チンチャ、イルボンシックだー(本当に日本式だ)」と言ってて、私もダンナも「本当にわかるんかい!」と日本語でつっこんでしまいました。 -
本堂の仏様。
確かに日本式かな。 -
お釈迦様かな。
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月明洞は、古い建物を改築して国内の観光客には「時間旅行」とうたって人気を集めているようです。
地球の歩き方14、15年版には、市内に観光案内所はないと書いてありましたが、東国時と明山洞十字路あたりにももう一軒案内所があるみたいです。
月明洞を歩くなら日本語の地図よりも、この案内板と同じ韓国語の群山時間旅行(シカンヨヘン)地図のほうが、番号順に観光地を巡れるのでオススメです。 -
時間旅行地図11番の群山府尹官舎。
今は食堂になっているので、旧日本家屋の面影はありません。 -
別の旧日本家屋。
本当は旧広津家を探していたのに見つけられませんでした。 -
そしておどろくなかれ、旧家屋だけでなく、新しく日本風家屋が沢山建てられていました。
カフェや宿泊施設になっているみたいです。
真ん中に和風庭園もあり、沢山の観光客で賑わっていました。 -
これが360度の図。
こうやって中庭の回りがすべて日本家屋で囲まれています。 -
そろそろお腹が空いてきました。
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月明洞には食べ物屋ストリートにひときわ行列ができているお店が。
やっぱりさっきと同じ中華料理屋さんです。
たまらず行列している方に「なんで並んでいるんですか?」と尋ねるとジャジャン麺とちゃんぽんが有名な店とのこと。
ちょっと惹かれたけど、蟹の塩漬けが食べたいので先に進みます。 -
こんな風に改装した感じの家や
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全く新しく作ったお家があります。
新しい日本家屋は、たいていはカフェなどのオシャレなお店です。
こんなに日本家屋が好きなんて、韓国人の日本愛をたくさん感じました。
嫌い嫌いも好きのうちとは正にこのことでは。 -
観光案内所で教えてもらったファンジュオクというワタリガニの塩漬け定食が食べられるお店に行ったら、たくさん人が並んでいて、さらに2時前だというのに売り切れで、次は4時から再開と言われてしまいました。
しょうがなく食べ物ストリートで比較的混んでいたお店に行くことに。 -
焼き魚定食が食べたくて頼んだのに、釜飯のほうがいいと言われそっちにすることに。
これはおかず達。
ポンテギ(なんかのサナギ)が出てくると食べられないから損した気分だなー。
我慢して試しに食べようと思ったけど、川魚ですら躊躇しちゃう私には無理〜。 -
これがお店自慢の釜飯(トルソック)。
アワビとか入っているんだけど、塩気がないのが日本人にはね〜。
メインがご飯なので量的にも少なくてちっともお腹がいっぱいになりませんでした。
確かこれで1万ウォン。 -
食後海側に行ってみることに。
人だかりが出来てる屋台があり、看板を見ると花砂糖(コッサタン)という文字が。
なんだろうとのぞいてみると、お花の形の綿菓子でした〜。
初見〜。 -
毎回毎回違う色を組み合わせてくれます。
おんまー、撮って〜って言ってる女の子たちを便乗してパチリ。 -
花綿菓子は、博物館前の広場で売っています。
博物館は入場料が必要なので入りませんでした。
これは表にあった展示物。 -
時間旅行地図の1番、旧税関本館です。
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次はちょっと離れた水産物総合センターを目指します。
中は水産物センターというよりも、お刺身屋さんいった感じで、皿に盛り付けてあるお刺身がたくさんありました。
多分2階は食堂です。 -
浮桟橋以外に建設中の大きな橋がありました。
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都会に住んでいる身分の私がいうことではありませんが、日本でもそうですがこんな立派な橋、本当に必要なんですかね〜?
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再び町まで戻って、時間旅行の地図4番の旧朝鮮銀行へ。
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こちらは興味があったので入場料500ウォンを払って中に入りました。
ここと博物館、海洋公園、美術館の4館が共通で入れるセット券3000ウォンもあって全部回る方はそっちのほうが1000ウォンお得です。
これは入り口から見た天井。 -
木浦の歴史館もそうだったけど、ここにも日本人の私が見たことのない日本人の写真が。
これは韓国に入植した日本人移民。
その後の二国間の関係を考えると、なんだか切なくなります。 -
ここには上のよう日帝時代の写真がたくさん展示されています。
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2階には日帝時代の庶民と日本人警官の様子が実物大で。
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本当にこんなことしていたのか?と疑いたくなる人がいるかと思いますが、戦時中の日本は対朝鮮人に限らず国内の日本人にもこんな態度だったらしいですよ。ウチの祖母が言ってました。
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入り口入ってすぐの不思議な床。
歩くと揺れて、本の絵を踏むと本の内容が出てくるんです。 -
ここにも日本家屋が。
ジオラマですが、誰か偉い人のお家だったみたい。 -
建物内の窓から見た風景です。
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外の広場。
多分独立運動に寄与された方の銅像。 -
時間旅行地図の2番旧長崎十八銀行の「グンデ美術館」
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その隣のビル。何だったんだっけ?
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市外バスターミナルに戻って、今日の宿泊先全州に向かいます。
ターミナルの隣の商店でイチゴを一箱7000ウォンで購入。
ものすごい量で1年分のイチゴを食べた気がします。
普段日本ではイチゴは高いから滅多に買えないけど、韓国なら日本の1パックの6つ分くらいはあるので食べでがあります。
バス途中大野と益山のバスターミナルに寄ってから全州に入ってきました。向こうに見えるはサッカー競技場。 -
この門をくぐったら完全に全州市です。
韓国は道路にこうゆう門がよくありますよね。 -
バスターミナル近くで今晩の宿を探します。
光州と違って同じラブホ風でも全州のホテルは綺麗な建物のが多くて、かつたくさんあるので助かります。
ターミナルから見える綺麗なWHO MOTELに決定。1泊40000ウォンと、これまでのホテルでは1番高いです。 -
それでもこの豪華さはすごいです。
大型テレビの横には、これまた大きな画面がついたパソコンがあってテレビにつながっているのでネットで過去のドラマが見れました。 -
バスルームはバスタブはもちろん大きなシャワーと可動式の小さなシャワーがついてます。
曇りガラスのドアをちょっと開けておくと湯船につかりながらテレビが見れるという贅沢さ。 -
トイレもこんなに綺麗。
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窓際には小さなテーブルと椅子もあり、もちろん冷蔵庫もついてます。
まだ出来て間もないのか、本当に綺麗な宿でした。
外見も内装も、チェックインするともらえるアメニティも明らかにラブホだけど、ここなら女性2人組の方にもオススメです。 -
ホテルで休んだ後、全州旅行のお楽しみマッコリタウンに向かいます。
前回は1番大きな三川洞に行ったので、今回はバスターミナルから近い西新洞マッコリ横丁に行くことに。
途中で渡る全州川。 -
徒歩約30分ほどで目的地に到着。
ネットで調べたら、今全州市内で最も人気のあるマッコリ屋さんは、このイェッチョンマコッリというお店とのこと。
なるほど明るいうちから20人くらい並んでいらっしゃいました。 -
人気店も気になるけど早くお酒が飲みたい我々は、その向かいにあるこのお店へ。
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店の壁中に落書きがしてあるにぎやかで明るいお店です。
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映画祭真っ最中の映画の街全州だけあって、映画のチラシもたくさん貼ってありました。
映画好きには嬉しいですね。 -
お店のマッコリは2種類あって、基本コースの一般的マッコリが3本入ったヤカンは最初が2万ウォンで追加が1万5000ウォン。
自家製のマッコリは同じ量で最初が3万ウォンで追加が2万ウォン。
今まで節約してきたので、ここは豪華に3万ウォンのを頼みました。
どっちを頼んでもオカズはこんなに豪華です。
チョッパル(豚足)が出るなんてすごくない? -
豚足が豪華なのはわかりますが、やっぱり日本人はイカのほうが好き!
茹でイカは美味しかったので完食。 -
2本目を追加。
ヤカンに入れる前にラベルを見せてもらいました。
自家製だからここでしか飲めませんよー。 -
2本目を頼むと追加で出てくるオカズたち。
卵焼きと肉とエリンギです。 -
さらにシメとも言えるご飯が〜。
これはまだ調理前です。 -
お店のお兄さんが、目の前でカニ味噌と海苔とご飯を混ぜ混ぜ、つまりビビって下さいます。
これは美味しかったのでお腹いっぱいだったけどほぼ完食。 -
暗くなるとお店は満席で大にぎわいでした。
向こうに値段表がありますね。
気分良くお店を後にしてタクシーを拾うために大通りに向かう途中、段差につまづいて顔面から地面に倒れてしまいました。
なぜか怪我はしなかったんですが、メガネがぶっ飛んで曲がってしまい、その後の旅行は遠距離用メガネに頼ることになってしまいました。
酔っ払いは嫌ですね〜。 -
翌朝、テレビのリモコンをいじっているうちに通常のテレビが映らなくなってしまいました。
どうしようか悩んでいるうちに、入力をパソコンにしてパソコンのアイコンを開くと現在放送中のドラマがみれるメニューを発見。
迷わずMBCの『華政』を選択し、ケーブルで見れなかった1話、2話、5話を一気見。
その後日本に帰ってからもDVDを買ってきて継続して鑑賞中。 -
全州市内は以前観光したので今日は市民の憩いの場、徳津公園に行くことに。
基本どこでも徒歩で向かいます。
途中お腹がすいたので朝からやっているこの店に入ることに。 -
イカの混ぜご飯7000ウォンを注文。
う〜ん、全州ビビンバ屋まで我慢すればよかった。 -
歩いて40分ほどで徳津公園に到着。
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いきなりこんなキッチュなフギュア達がお出迎え。
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真面目な塔ももちろんあります。
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公園の中には、全州の義士の碑がいくつか立っていました。
中には日本人と思われる秋山金一氏の碑が。
いったいどんな功績を残された方なのでしょう? -
園内には大きな池が。
ざっと見ても上野の不忍池の3倍くらいはありそうです。
さらにその半分が蓮池なのです。
6月の終わりくらいにくるとさぞかし綺麗なんでしょうね。 -
展望台から見た池。
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酔香亭という休憩所。
蓮の香に酔いながらお酒なんて飲めたら素敵ですね。
蓮といえばドラマ『屋根部屋の皇太子』を思い出すなあ。 -
公園を後にしてバスターミナルまで市内バスで戻ります。
全州はT-Moneyが使えました。
通り沿いに全州映画祭の会場があります。
何泊かしたなら見たかったなあ。 -
12:40発の優等バスでソウルに向かいます。
優等バスは片道18,700ウォン。
そんなに高くないのに、光州で乗った観光バスが8000ウォンと格安だったために公共バスがやたら高くかんじました。
ところで、今回高速バスに新しいハイテク技術が導入されていました。
乗り口にあるバーコード読み取り機に切符のバーコードをかざすと、チェックインする仕組みになっています。 -
チェックインした座席は、前方のモニターがオレンジ色に変わります。
ネットで事前予約したと思われるお客さんは、携帯のバーコードをかざしていらっしゃいました。
こうゆうところ、韓国がネット大国だと痛感させられます。
多分日本にはこんな機能まだ無いですよね(飛行機以外)。 -
5年ぶりの優等シート。
車両が新しいせいかアームレストとかピッチとか北陸新幹線並みにゆったりして豪華でした。 -
KTXもあるのに高速バスにした理由は、サービスエリアに行きたかったから。
今回寄った清安(チョンアン)休憩所です。 -
同じようなバスが沢山あるので、運転手さんが駐車位置番号を教えてくれます。
番号と出発時間を忘れずに!
と言っても毎回決まって15分しか休憩時間がないので、トイレに買い物に大忙し! -
今回も玉じゃがいもが無事に買えました〜。たしか3500ウォン。これ、本当に美味しくてオススメ。
さらに一夜干し風のイカ焼きも購入。こっちは4500ウォンだったかな。
いつもなら15分きっかりにバスが出発するのに、この日は1人お客さんが来なくて10分くらい待ちました。
以前誰かのブログ置いてかれたって書いてあったけど、10分くらいなら待ってくれるみたいですね。
ってゆうか30分くらい休憩時間欲しいよね〜。
出発する頃にはじゃがいももイカもほとんど無くなっていたのでした。
群山と全州の旅はこれにて終了。
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