2010年GW韓国その４（安東）

2010/04/30 - 2010/05/01

扶余から大田で乗り換えて、安東に来ました。
直通だと2時間半で着くらしいですが、直行バスだったためやたら時間がかかって3時間半で安東に到着。
途中の亀尾（グミ）という町まで高速道路を使って、それ以降は一般道を走ります。でも韓国は一般道と言っても最高速度80kmなので遅さは感じません。
写真は河回村の風景。

エリア 安東(韓国)

夜9時半に安東に到着後、まず宿を探しました。
20年前に来たことがあったので、どの辺に旅館街があるかわかっていたので、スムーズに宿を見つけました。
というかバスターミナル前の路を入って1つ目の角（Family Martがある角）を右折して1つ目の旅館に決定。
部屋は見たとおり、お世辞にもきれいとは言えませんが、1泊たったの25000ウォンなので、何の文句も言えません。
後で安東の日本語版案内地図を見たら、旅館じゃなくて旅人宿（ヨインスク）だったみたいです。
部屋の風呂を使いたくない方は、1階に銭湯があって朝6時から営業しているのでそちらに行くといいかも。
銭湯と旅人宿の経営は同じで、昼間は銭湯の受付が旅館のフロント代わりになります。
翌日荷物を預かってくれるように頼むと、向かいの倉庫みたいなところに鍵をかけて親切に預かってくださいました。

宿が決まったら腹ごしらえ。
夜の10時を過ぎていたので、ほとんどの食堂は閉まっていましたが、安東名物チムタクが食べれるお店で唯一開いていたのが、この「닭쳐라（タッチョラ）」というお店。
焼酎は慶尚北道の地酒「チャム」。チャミスルなど日本人になじみの焼酎と比べるとすごい美味しかったです。
名物のチムタクは大が22000ウォン、で中が20000ウォン。当然我々は中を頼みましたが2人で十分な量。

カルビ横町がある飲食街の門。
バスターミナルと国鉄駅のちょうど真ん中くらいにあります。
上の「닭쳐라」というお店もこの通り沿いにあります。

安東のメインストリートの道路にある民俗風のタイル。色んな種類があるので、注意してみてみてね。

8時40分発の46番バスに乗って河回村（ハーフェマウル）に向かいます。
通勤時間帯のせいか、河回村手前の食堂街に勤める通勤客でいっぱい。

河回村に到着後、まずはダンナの希望地「芙蓉台」に向かいます。
ファンジニでお師匠様が飛び込み自殺した場所で、すごいきれいなので行ってみたかったらしいです。

芙蓉台側に渡る渡し船。
朝早いせいか、最初は船頭さんがいなかくて、周りの人に聞いてもどうすればいいかわからず待つこと数分。アジョッシが来て無事出発！！
往復で2000ウォンです。

船着き場から、芙蓉台に上がるには、階段で直接登る方法と、玉淵精舎を通って山道から上がる方法と2種類あります。
芙蓉台の先にさがって行くと、この謙菴精舎があります。
この後、もう2度と芙蓉台まで登りたくないので、田んぼ道を通って2倍以上時間をかけて船着き場に戻りました。

扶余同様、河回村も観光地化がめちゃくちゃ進んでて、かつての素朴な普通の村といった感じではなくなっていました。
村の中の道はかつては土と石ころの道だったのに、今はきれいに石畳が敷かれていました。

村の見物場にあるまな板屋（？）。
板にごま油を塗ってテカリを出します。

河回村11時50分発のバスで市内に戻って、早速安東名物カルビを食しました。
どの店がいいかわからないので、適当に「거창갈비（コッチャンカルビ）」というお店に。
鮮カルビは1人前200gで19000ウォン。
韓国の肉全般に言えますが、油が少なく「肉＝脂っこい」のに慣れている日本人にはなんだか物足りない。
これで19000ウォンはちょっと高いな〜と思っていると、、、、（下に続く）。

「食事の準備してもいいですか？」と店員さんに尋ねられ「えっ？食事って何？」と思っていると、骨付きカルビを使ったチゲとすき焼きみたいなジャガイモ煮込みが出て来ました。
それを肉を焼く網に乗せて、いつまでも熱々で食べれます。
その後、シッケみたいなデザートが出て来ましたが、シッケという名前では無いみたい。
ちなみにご飯は別途1000ウォン。

昼ごはんでお腹を満たした後は、市内散策です。
メインストリートに近くの市場に行きました。
韓国人の昼食時間は2時くらいみたいで、チムタック横町はお客さんでいっぱい。
これは市場内のお菓子屋さん。丸いかりんとうみたいなのを水あめで固めたお菓子が100グラム1000ウォンだと言うので、100グラムだけ買おうとすると200グラム以上じゃないとダメと言われ、結局オマケも入れて２５０グラムぐらい入れてくれました。多すぎてちょっとありがた迷惑なオマケ。

散策後、16時20分発束草行きの高速バスで江陵へ。
これは途中で10分だけ休憩に寄ったサービスエリア。