2012/11/26 - 2012/11/27
110位(同エリア460件中)
Halonさん
- HalonさんTOP
- 旅行記517冊
- クチコミ316件
- Q&A回答3件
- 723,937アクセス
- フォロワー170人
11/26(月)
街の東3キロにあるRanti村を目指す。昨日行ったジトワルプルとともにミティラー画の双璧をなす村である。
マドゥマニの街で道を聞くと「アゲ、アゲ」と指差して教えてくれる。きっと「アゲ=あちら」という意味なのだろう。この街に来てから意識し始めた。そこで調子を合わせてこちらも「アゲ? オー、アゲアゲ」とうなづくわけだ。
夜はホテル内で結婚式に遭遇。
11/27(火)
今日はムザファルプルまで移動。窓口には10人ほどの行列が一本だけで余裕で買えそう。でも安心するのはまだ早かった。自分の番になったとき、PCの不具合で発券できなくなった。
18日目
Madhubani 7:10 ⇒ Ranti 7:22(Sリキシャ -,3km,Rs30)
【ランティ村のミティラー画】
Ranti 11:15 ⇒ Madhubani 11:22(BUS -,3km,Rs5)
19日目
Madhubani 7:30 ⇒ Muzaffarpur 12:30(14673 GN,126km,Rs40)35分延着
為替レート:Rs1=1.5円
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
PR
-
ホテルの中庭に面した吹き抜け。安宿にしては部屋数は多い。最上階にはバーも併設してあったが、客がまったく入っておらず覗くだけにした。ムスリムの多い地域のようだし他で酒屋は見かけなかった。
ホテルの電源はしょっちゅう瞬断した。 -
宿の前のチャイ屋の男たち。毎日顔を合わせていたので、記念に一枚。
-
今朝も大通りでリキシャーを拾って、街の東3キロにあるRanti村を目指す。
-
朝出かける前に宿のボーイにリキシャーの相場を聞いてみたが、Ranti村まで50ルピーだと言っていた。でも昨日はほぼ同じ距離のジトワルプル村から20ルピーで帰ってきた。インド人同士でも階級によって支払う額には幅がありそうだ。外国人が高く取られるのも自然な流れのような気もする。
結局この日は30ルピー払った。 -
ランティ村に到着。昨日行ったジトワルプルとともにミティラー画の双璧をなす村である。
-
着いて最初に目に付いたのが椰子酒。これもスマトラ島のと同じ味。
味見をしていたら、ちょっとした人だかりが出来てしまった。集まってきた中にミティラー画を描いている男性がいて、その人に付いて自宅を訪問する。 -
中庭に入ると壁一面の絵。
-
中庭にダンボールと布を敷いて、さっそく絵を見せる準備。
-
ここには日本のツアー客も大勢訪れるそうだ。
-
半魚人の姿をしているのはビシュヌ。
-
ラーマとシータの結婚、右端はラクシュマン。
-
庭に生えたパパイヤの木。
-
ダンスの様子を描いた素敵な絵。
-
ジトワルプルでは赤い線が特徴的だったが、ここでは黒い線。
-
Tree of Lifeとガネーシャ。
-
この女性も名の知れた絵描きらしかった。
この村でも長谷川さんの名をよく耳にする。
(帰国後に調べたら長谷川さんとは日本のミティラー美術館の館長さんだった。) -
生活の様子を描いた絵。
-
なぜかポップコーンの差し入れあり。
-
この村の壁画は日々の生活を描いたものが多い。
-
生活空間の中に壁画が溶け込んでいる。
-
村人の皆さん
-
「家が傾く」とは文字通りこういうことだったのか。
-
防寒なのか布を着せられた牛が目に付く。
-
村の中を案内してくれた女の子。
-
育ちのよさそうな子。
-
こちらはワイルド。
-
ワイルドキッズ軍団!
-
中庭にある御神木。
-
この男性の絵は仕事が細かい。それだけに値段も張る。
-
真ん中に太陽、その周りに8つの惑星。
上辺は9人のドルガ、下辺はビシュヌの化身が10人、
左は上からシバ、ラクシュミ(右はガンガー)と外側にパールバティとガネーシャが交互に並ぶ。
右は上からシバ、ガンガー、シバと外側にハヌマーンとマダルアンジャニが交互に並んでいるそうだ。
製作期間3ヶ月の大作で75000ルピーとのこと。 -
これは二匹の鳥を描いていて結構気に入った作品。製作期間15日。
-
アルプナだとか言っていたがアルジュナの聞き間違いだったかな?
-
山羊に囲まれた農婦。
-
赤ちゃんはいい笑顔、パパもいい男。
-
椰子の実を割ってコップに注ぎ込む。
ココナツジュースの出来上がり。 -
沖縄風にも見える屋根。
-
怒ナス天を衝く!
-
黄緑色のヘタが作り物のようでまぶしい。
-
おじさんにどうしても見ていけと言われて、、
-
奥のハヌマーン像を拝ませてもらったが、出る時に鐘にまた頭をぶつける。ここでも帽子をかぶっていて助かった。
-
馬車が観光用ではなく普通に活躍していた。頭の装飾はすごい。デコトラックの乗りかな。
-
小腹がすいたので、丸い揚げものを貰う(Rs5)。カレーと大根はまあまあの相性。
-
井戸掘りの様子。
-
こっそり撮るものではない。この後、牛の糞を投げつけられそうになり慌てる。こっちがうろたえるほど相手は気にしてなさそうで、余計に怖い。
-
でっかい瓜のようなものに比べて大根の小さいこと。やはりもう少し寒くないと育たないのか。
-
帰りは幹線道路をマドゥバニ方向に走るバスに乗って帰る(Rs5)。
-
バススタンドではなく駅近くの池が終点。
-
駅前にも映画館があった。映画館は二軒あって、その間にレストランは一軒も無し。
-
駅舎内にもミティラー画が飾ってある。
-
市場の一角にて、インド包丁を売る露店。最初から錆びてるし。
-
魚屋のインド包丁はさすがにでかい。ハエがびっしりたかっている。
-
市場の中で見つけた笑顔。
-
も〜目の中に入れても痛くないね、お父さん!
-
腹の具合がよくないときはパンを買うことが多い。丸いパンが5ルピー。
-
そう言いながらも揚げ物をツマミ食い。中身は何も無し、コロモと粒粒だけ。
-
後ろから見るとボルボ。
-
前から見るとタタ。
-
年季の入り具合ならこちらも負けてはいない。
-
こういうバスなら売るほどある。コンテストだってできそう。
-
午後3時半、ガンガーサガル池近くのカーリー寺院はお休みの時間。
-
寺院前にはお菓子屋さんが三軒並んでいる。インド版柴又の寅屋といったところ。黄色いお菓子は手でこねて丸めているので食べる気がしない。
-
宿から一番近いサモサ屋で毎日食べていた。
-
この日は少しお腹が回復してきたので、サモサをつぶしたものにひよこ豆のカレーをかけてもらう。大根は好きなだけ付けてくれる。
-
店の前はミニバス・スタンドになっていて、お客は絶えない。店主のオヤジさんは自分の味に誇りを持っているようで、僕が毎日来ているのを見て親切にしてくれた。
-
寺の前でベジダブル・モモを買って食べる(Rs10)。
-
このタレが旅行中で一番辛く、むせにむせた(汗&涙
-
夜はホテルの一階でパーティーの準備が始まった。吹き抜けの中庭から様子が見渡せる。聞けば結婚式とのことで10時ごろからやっと始まるらしい。夜更かしが苦手なので、今から仮眠を取っておく。
10時半ごろ下に降りたら窓越しに結婚の儀式が執り行われていた。遠慮しつつ写真を撮っていると、「ベストポジションから撮ればいいよ。ねえ、パパ、いいでしょ?」
と花婿の義理の兄だという男性が言ってくれた。 -
お言葉に甘えて正面から撮影。他にもビデオ撮影している人がいて、その照明で明るく照らされている。花婿以外は女性と子供だけ。男性は披露宴会場の席に座って待っていた。
http://www.youtube.com/watch?v=JXcClsZchAU 2013/2/18追記 -
インド式というよりは、この地方特有の儀式とのこと。
披露宴が始まるのは12時過ぎだと言っていたので部屋に戻って休んでいたら、いつの間にか終わっていた。もっと盛大なのかと思っていたのに、淡々と進められたようだ。 -
仕方なく新郎新婦が座ったであろう玉座のような椅子だけ撮影。
-
食事も終わりかけていて、奥の床では親族が毛布を敷いて寝ている。
-
「食事をどうぞ」とみんなに勧められて残りものをいただくが、悲しいかな腹はまだまだ回復しておらずざっと味見だけする。
左端の甘いオカズは初めて食べた。左上のは白いスイーツ。結婚式のご馳走も安食堂で出てくるメニューと基本は変わらないようだ。 -
11/27(火)
朝6時過ぎに宿をチェックアウトして駅へ向かう。今日はムザファルプルまで移動。
窓口には10人ほどの行列が一本だけで余裕で買えそう。でも安心するのはまだ早かった。
自分の番になったとき、PCの不具合で発券できなくなった。ホスト側のトラブルらしく職員ではどうにもならない様子。なんと運が悪い。あと1分早く来ていればと後悔する。
それから15分待っても復旧せず。職員は携帯電話でどこかに問い合わせているが。そのうち列の後ろから非難轟々。職員も応酬するいつもの喧嘩。20分ほど待ってようやく復旧し無事に切符も印字された。
マドゥバニからムザファルプルへの直通列車は7時16分発の1本だけ。 -
7時、ホームから見た朝陽。
-
振り向けばたくさんの乗客とその向こうにミティラー画。
-
乗り込んだ二等客車にはカトマンズから来たというネパール人家族が陣取っていた。ジャナクプル鉄道を経由して、二等席ではるばるデリーまで行くとのこと。この列車はアムリトサルまで行く特急なのだ。
日本人に近い顔とインド風の顔が入り混じっている。やがて窓側の姉弟は歌のしりとりを始めた。周囲のインド人とは違うノリの和気あいあいとした雰囲気に親しみを感じる。 -
笛吹き物乞いがやってきた。
ほかにもオカマが来たが無視。オカマはいつも高飛車なので、そのうち喧嘩しそうな気がする。でも他の客を見ているとオカマにやりたい放題やられているように見える。抵抗することがよほどタブーなのだろうか? -
稲刈りとレンガ焼きの煙突は典型的なこの辺りの風景。
僕は通路を挟んだ窓側席の端っこに半ケツ、いや4分の1ほど座らせてもらっているが、この体勢で5時間は途中から辛くなった。
車内販売が来るたびに通路にはみ出した身体をよけなければならない。 -
これはChat Patiという食べ物(Rs5)。Tasty and Spicyという意味だそうだ。
-
こちらはLitty(Rs5)。これを売る男が何人もいた。あまり味がなく、ソースも薄味でインドにしてはパンチのない味。
-
列車はサマスティプルまで南下したあと、進行方向を変えてムザファルプルまで西北に走った。
12時半、35分遅れでムザファルプルに到着。 -
この街はとにかく騒音がすさまじかった。たまらず大通りから小道に入るが、今度は人の波。
目当てのビハール・ホテルまで歩いて10分ほどで着いたが、ネットの情報よりもずいぶん高い部屋しか無いという。
それから8軒ほど見てまわったが、6軒は断られ、2軒は1000ルピー前後の一番高い部屋にしか泊めてくれず、、、 -
結局ビハール・ホテルに戻って630ルピー(945円)の部屋に泊まる。
650ルピー払ったら、お釣りの20ルピーがないらしく、近くにいた仲間の財布を見てまわって5分後にお釣りをくれた。
インドのホテルの小銭を用意してない度合いには呆れる。500ルピーを渡してもお釣りは貰えず、デポジットとして取られるだけだ。だからいつも雑貨屋や安食堂で500ルピーをくずしてから、ホテルできっちり揃えて払うことの繰り返しだ。 -
部屋自体には満足。窓際に椅子とテーブルのあるような部屋に泊まるのはいつ振りだろう?
-
部屋の外では明日の祭りの準備をしていた。ここは表通りから一歩入って静かな点がよい。
-
お湯も熱々ではないが一応でた。ただしアメニティは石鹸だけ。
ミネラルウォーターもくれたが、蓋が開いていた。一口飲んだら浄水器の水の味なので飲むことにする。
満足度:60点 -
ホテルの前は服を売る露店が並んでいる。
少し歩くとショッピングセンターがあった。 -
昼飯は久しぶりにフィッシュターリー。
-
三叉路の慢性的な渋滞が騒々しさに拍車を掛けている。道路脇のゴミの山もすさまじい。だからハエが多いのは仕方がない。
-
屋台であの甘いマラッバを見つけたので150gを10ルピーで買う。
-
インド人が大好きなパニプリの屋台。インド中どこでも見かける。衛生的に苦手なので食べなかったが。
-
鶏肉、魚、卵が食べられる店を発見。
-
夜に改めて食べに来る。隣はリカーショップが営業していて、ほとんどの客が酒を持ち込んだり、店員に買いに行かせたりしている。
-
カレーに埋もれたチキンを食って生き返る。ハーフプレートが40ルピー。
-
VISHAL MEGA MARTは一階が食料品、二階が婦人服、三階が男性服売場でお客は全部で10人くらいとインドらしく閑散としていて、外には山ほど人がいるのにこういう店には少ない。実家の近所でなかなか出くわさなかった薄手のジャージ風のものがあったので買う(Rs200)。
-
その後、これも昼間に見つけておいたスイーツ屋でまずグラーブジャームンを食べる(Rs7)。
-
ミルク味のシンプルな味が結局いちばん好きかな。
-
続いては、店内で立ち食いしていたハゲおじさんの見事な食いっぷりに釣られて、同じものを追加注文。
-
これもさっきのと同じような味だったが、手間がかかっているだけ高く13ルピー。
久しぶりにいろいろ食べて、お腹も全快か〜とこの時は思ったのだが、、
明日は早朝からソンプル・メーラに出かけるので、アラームを5時台にセットして寝る。
【結婚式の旅行記】
スマトラ→バリ横断旅《14》 ウブドの結婚式〜ベモを乗り継ぎクタ・ビーチまで http://4travel.jp/traveler/halon/album/10587319/
中国インドネシア縦断旅《10》 ムアンシン タイヌア族の結婚式 http://4travel.jp/traveler/halon/album/10579229/
中・老・越ジグザグ旅【14】 ルアンナムター パゴダの丘とモン族村 http://4travel.jp/traveler/halon/album/10325921/
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2012 海外21.India鉄道で行く祭りと定期市
-
前の旅行記
India鉄道で行く祭りと定期市(12) ミティラー画の村へいざ突入!
2012/11/25~
その他の観光地
-
次の旅行記
India鉄道で行く祭りと定期市(14) どっぷりソンプール・メーラ
2012/11/28~
その他の観光地
-
India鉄道で行く祭りと定期市(1) MU機内食4連発~コルカタ散策
2012/11/09~
コルカタ (カルカッタ)
-
India鉄道で行く祭りと定期市(2) オリッサの安宿~アンボダラの月曜市
2012/11/11~
その他の観光地
-
India鉄道で行く祭りと定期市(3) ラヤガダの寺巡りと新年ディワリ
2012/11/13~
その他の都市
-
India鉄道で行く祭りと定期市(4) チャティコナは撮影制限区域だった
2012/11/14~
その他の観光地
-
India鉄道で行く祭りと定期市(5) クンドゥリ金曜市で利き酒
2012/11/16~
その他の観光地
-
India鉄道で行く祭りと定期市(6) 一期一会のラクシュミプル
2012/11/17~
その他の都市
-
India鉄道で行く祭りと定期市(7) 乗継待ちでロウルケラ市内観光
2012/11/19~
その他の都市
-
India鉄道で行く祭りと定期市(8) ガヤ行き鈍行列車と各国の寺詣で
2012/11/20~
ブッダガヤ
-
India鉄道で行く祭りと定期市(9) ブッダガヤを自転車で巡る
2012/11/21~
ブッダガヤ
-
India鉄道で行く祭りと定期市(10) ピンチの後にマハラジャ宮殿
2012/11/22~
その他の都市
-
India鉄道で行く祭りと定期市(11) ネパール鉄道のインド側
2012/11/23~
その他の都市
-
India鉄道で行く祭りと定期市(12) ミティラー画の村へいざ突入!
2012/11/25~
その他の観光地
-
India鉄道で行く祭りと定期市(13) 北ビハールのアゲアゲタウン
2012/11/26~
その他の都市
-
India鉄道で行く祭りと定期市(14) どっぷりソンプール・メーラ
2012/11/28~
その他の観光地
-
India鉄道で行く祭りと定期市(完) コルカタ上海グラフィティ
2012/11/29~
コルカタ (カルカッタ)
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2012 海外21.India鉄道で行く祭りと定期市
0
99