2012/11/23 - 2012/11/24
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Halonさん
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11/23(金)
ジャイナガル駅に戻ったあと、ネパールとインドを結ぶジャナクプル鉄道を見学。発車間際の簡便鉄道は屋根の上まで人があふれ、最後部に貨車も連結されていた。
11/24(土)
列車の待ち時間を利用して、ジャナクプル鉄道をまた見に行く。列車は到着したばかりで客が乗っていなかったので、乗り込んでボロボロに穴の開いた天井などを撮影。
移動したマドゥバニでの宿探しはやや難航。やっと確保した宿で、警察に出頭が必要と言われて緊張して手続きに向かう。
夜はインドの映画館を初体験。
15日目
Barauni 3:30 ⇒ Jaynagar 7:55(13185 GN,250km,Rs160)30分遅発
Jaynagar 11:05 ⇒ Rajnagar 11:29(13225 GN,22km,Rs0)
Rajnagar 14:02 ⇒ Jaynagar 14:40(Pass. GN,22km,Rs4)
16日目
Jaynagar 11:05 ⇒ Madhubani 11:58(13225 GN,32km,Rs19)16分延着
為替レート:Rs1=1.5円
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 2.5
- 交通
- 3.0
- 交通手段
- 鉄道
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-
ジャイナガル駅着。連絡橋を渡って駅舎とは反対側へ。ここにはネパールのジャナクプルから軽便鉄道が通じていて、発車待ちの客車が停まっていた。
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車内は満員で屋根にもお客。
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この屋根が年季が入っていて、乗っても大丈夫かと心配になる。
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ディーゼル機関車はインドからの譲渡品。
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自転車もぶら下がっている。
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行商人が持っていた壷も。
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機関車が何往復かして最後尾に貨車が連結された。
この日も満員御礼。 -
走り出した列車を追いかけて客が乗り込む。
やがて追いかけるのも諦めてしまったおじさん。
この先2キロほどのところにネパールとの国境が横たわる。 -
軌間762mm(30インチ)。
ヤギの上にとまったインドのカラスは黒とグレーのツートーン。 -
列車が走り去ったあとの駅舎。
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切符売場も年季が入っていて味がある。
まさに屋根のない博物館!
いや、屋根はあるか。 -
イスラミックな音楽で賑やかな駅前に戻る。
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腹の調子が相変わらずなので、ここでコルカタで買った腹薬を指名して買う。
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LomotilではなくLomofenという名前だった。10錠(2.5日分)で5ルピー。
左がその薬。右はコルカタで買ったもの。 -
屋台でお菓子を売っていたので、試しに買ってみる。
お腹の調子は悪いがお菓子は別腹。というか油が使ってなければ平気なのだ。
手前は蜜を固めたようなマラッバ(Rs5)。帰国後に日本で食べたときは甘すぎて食えたものではなかったが、この時は美味しくいただけた。インドでカレーばかり食べていた口にはちょうど合ったのか、あるいは身体が甘いものを欲していたのかもしれない。
奥のひらべったいスカッペーラ(Rs1)はもさっとした食感。ハエを気にしていたら食べるお菓子がなくなる。 -
道端の鍛冶屋さん。ぶら下がっている紐を引いてふいごを動かす。
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この街は人にカメラを向けにくかった。反応が悪いので自然と人を撮らなくなる。
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インドのトラックはどれを見てもTATAの文字。
日本のトイレでTOTOの文字を目にするが如し。 -
シールもインドっぽい。
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ビハール北部の街はインドの中でも特にゴミだらけの印象が残った。
街には牛、ヤギのほかに黒ブタが目に付く。 -
ブックスタンド
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奇麗にランク分けされたリンゴ。1キロ60〜100ルピー。
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サリー生地を売る店。広い店内でベテラン店員達が待ち受けている。老舗の風格。
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宿のボーイはうざかったが、オーナーは紳士的だった。
夜はベッド毎すっぽり蚊帳をかぶせて寝る。 -
11/24(土)
きのうと同じ11時5分の特急でマドゥバニへ向かう。きのう切符が買えなかったので、今日は9時半に来てみた。 -
この時間だとまだ列の秩序は保たれている。前に並んでいだ医大生と話しながら待つ。
レディーファーストだから女性の割り込みはOKとのこと。いいシステムだと思う。 -
待ち時間を利用してネパール鉄道をまた見に行く。
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二等客車に入ると、一瞬なんのことだか分からん光景がそこに、、、
けしてブドウ棚ではない(笑
錆びて穴だらけの屋根は毎日振動でちょっとずつ崩れていそう。
雨季には車内がどうなるのか見てみたい。 -
こんな車両でも二等級に分かれていて、こちらは一等車両の中。座席はクッション付で屋根がちゃんとしているということか。先客のヤギがいた。
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インド鉄道側とは違ったのどかな駅舎。
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線路脇にはネパール側の街ジャナクプルの観光案内板が立っていた。
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インド鉄道の1番ホームに戻ってチャイをいただく。めいっぱい沸騰させるのがインド風チャイの作り方。
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隣の車両の足回り。
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インドの列車には客車内に緊急停止の紐がぶら下がっている。試しに引いてみたい衝動に駆られるが「理由もなく引いたら罰金1000ルピー」と先手を打って書いてある。一番下の文字はベンガル語のようだ。
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車内販売の椰子の実売りは愛想がよかった。
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噛みタバコ売りのお兄さんはちょっとシャイで全然のってこない。
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車窓では稲刈りの真っ最中。
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KHAJAULI駅停車。張り紙で駅名が隠れてしまっている。
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車内で隣に座った青年。こう見えてもまだ大学生。日本の首相はヨシヒコ・ノダだと知っていた。シンゾウ・アベの名も懲りずに覚えてくれるかな。途中から担当教授が乗ってきてうやうやしく席を譲った。
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マドゥバニでの宿探しもやや難航。一軒目で450ルピーのツインを見つけたが、割高感があり保留。二軒目、三軒目は満室で断られる。三軒目のオーナーから紹介されたHotel Sumantaはシングルの部屋が何十部屋もあるそうで期待して向かう。
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20分ほど歩いてやっと到着。200ルピーのトイレ、シャワー共同のシングルを確保。
シャワー室のバケツが汚いのと欄窓が付いておらず蚊が入り放題なのが心配だったが、蚊はここにはいなかった。
満足度:50点。 -
部屋に掛けられた絵
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このホテルには浄水器があったので早速ペットボトルに汲んで試しに一口飲んで様子をみる。味をみる限りでは問題なさそう。
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宿の近くにバスターミナルがあり、周辺の通りが賑やかだった。
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ここもジャイナガル同様にゴミの凄まじい街で、店主が店の前だけは掃き掃除するのだが、側溝にあふれたゴミはその場で火を着けて燃やしていた。ビニールやサンダルなども混じっていてダイオキシン出まくりだ。ゴミの収集車など来ないだろうから、これが一番手っ取り早いゴミ処理ではあるが。
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屋台でバナナ7本10ルピー、リンゴ3個20ルピーで調達。
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唐辛子やニンニク満載の屋台とすれ違う。
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軽く食事をして宿に戻るとオーナーに呼ばれる。警察に出頭して滞在許可を得る必要があるとのこと。部屋に果物を置いて、カメラは持たずに外出の準備。
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ボーイに付き添われて宿の前からリキシャーに乗る。大渋滞の中、20分ほどかかって警察署へ。そこで担当官へチェックインのときに書かされた書類を担当官に提出して10分ほど待つ。
署長らしき男が来てパスポートを確認。なぜか日本語で「イキマスカ?」と質問される。「はい、行きます」と答えておいたが、暫くするとまた「イキマスカ?」と聞いてくる。「どこへ行きますか?」と聞きたいらしい。「はい、Mithila Paintを見にJitwarpurに行きます」と答えると納得してくれた。友好的な雰囲気にほっとする。やがて担当官から許可が出て警察署をあとに。 -
来るときには不安で眼に入らなかった通りの風景を今度はよく見ながら帰る。
宿の近所にある寺。 -
初めてみる食べ物。
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小さい人形ならお土産にいいかも。このときは全然そういう目で見てなかった。
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宿のボーイは好感が持てた。
警察まで同行してもらったし、さりげなく親切だった。 -
オーナーは知的な感じで控えめ。
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夕方、近所で映画館を見つけた。
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20ルピーで見れるらしい。
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オートリキシャーマンに呼ばれて内装と一緒に撮ってくれと細かく指定を受ける。
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日暮れ時、カーリー寺院の前の木にお供えと祈りを捧げる人たち。
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再び映画館の前を通ると窓口で券を売っていた。次の上映は18時からだというので入ってみることにする。一階の一般席は20ルピー。40ルピーのほうは二階のロイヤル席のようだ。
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映画館の横で待つ人たち。
開始に気付かず少し遅れて映画館に入る。
暗がりの中に公園のベンチみたいな椅子が間隔をあけて並んでいた。前のほうはがらがらなので、前から5列目ほどに座る。それでもスクリーンからはほどよく離れている。 -
ストーリーは幼い頃に離れ離れになった兄弟がそうとは知らず対立するが、最後は共同で父の敵をやっつけるというもの。何語の映画なのか分からなかったが、各所にダンスが出てくるいつものパターンで、マフラーを巻く音がビュンビュン、コブシが腹筋にあたるたびにカキ〜ン!など笑えるところが随所にある。
途中休憩後に若い男が隣の席に密着して座ってきて、訳が分からないので後ろの席に移動する。
観客は話に聞くほど大騒ぎはしなかったが、指笛はピュ〜ピュ〜、ヒーローが出てくれば拍手喝采!
ラストシーンの途中で客が立ち始め、エンディングタイトルの前から館内は明るくなり、タイトルが終わらないうちに映写機は電源オフされるオマケ付き。そんなに急いでどうする? -
帰りの夜道で怪しい屋台に立ち寄る。卵2個分をお玉のようなフライパンに入れて、器用に回して焼いてくれた。一口食べたら中は半熟でヤバいかなあと思いつつも美味しかったので完食。
卵はどこで食べても同じとみるか、それともインドの卵は最初から入っている細菌が違うのか、判断に迷う。
旅の始まり→ http://4travel.jp/traveler/halon/album/10730827/
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この旅行記へのコメント (4)
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- 備前屋ねこさん 2013/05/14 23:34:59
- まさにブドウ棚
- Halonさん、こんばんは♪
ブドウ棚のような列車の天井、すっごいですね!
この天井を見にちょっと行ってみたくなりますね(笑)
誰もいない列車の車内にヤギだけがいる風景・・・クスっと笑えます
マラッバというお菓子、名前を知らないまま時々食べていたけど、あれは向こうで食べるとおいしく感じますよね
食感も結構好きでものすごく甘いけど疲れた時なんかにいくつか食べたくなります
甘いせいか売っている時のハエのたかり具合がものすごいですよね
日本で生卵がそのまま食べられるのはサルモネラ菌に感染しないよう処理がされているからなのと他の国に比べて賞味期限が短くしてあるからと聞いた事があります
インドで生はちょっと不安がありつつも今回ホテルの朝食ビュッフェの目玉焼きで黄身が生状態で出てきて何度か食べてしまっていました
過去にはネパールでむしょうに卵かけご飯が食べたくなってやってしまった事があります^^;
菌は卵の殻についてる場合と中身についてる場合とがあるらしいので殻が汚れている卵の場合は特に要注意かもしれないですね〜
備前屋ねこ
- Halonさん からの返信 2013/05/15 08:06:59
- RE: まさにブドウ棚
- 備前屋ねこさん
書き込みありがとうございます。
ブドウ棚のような天井は、ちょっと他ではお目にかかれない、かもですね。
軍艦島の列車版!しかも遺跡化していながら、まだ使っているという代物です。
インドとネパールのどちらでも見れるのも便利!
でも生ものですから、数年後には旬が過ぎているかもしれません。
マラッバというお菓子、あの食感いいですよね。
表面はザラメ風で、中がジュッとしていて、お陰で甘すぎるところも許せて食べてしまいます。
体力消耗時は手っ取り早くエネルギー補給できるほうがいいし。
ハエはやはり何処でもたかってましたか。
甘すぎると文句を言いつつ今回もデリーで買って帰りました(笑)
空港の試食コーナーにもあったので、どこでも手に入りやすいお菓子のようですね。
生卵事情、家庭科の先生か調理師さんみたいに詳しいですね!
卵に賞味期限のラベルが貼ってあるのは日本くらいのものでしょうね。
生食を前提にしているようだから、期限後でも加熱すれば大丈夫かなあと思って食べていますが。
インドだと、日本の期限切れ卵みたいなのが「さっ、これからがオレらの出番!」とばかりに並んでいる気がするので、半生状態で出てくると引きます。
卵かけご飯にするなら、目の前で生みたての卵なら試してみてもいいかな。
-
- hidezouさん 2013/01/05 01:39:57
- ジャナクプル鉄道
- こんばんはHalonさん、明けましておめでとうございます。
ジャイナガルからジャナクプル間のジャナクプル鉄道ですね。
ネパール唯一の鉄道だそうで、それも狭軌の軽便鉄道!
新春早々良い物を見せて頂きました、萌えまくりでございました。
旅行記を拝見して
ガンジス河の両サイドには凄い町が点在していると感じました、
インドを巡るのに数ヶ月単位が必要なのかも知れません、
長期のバックパックをされる方が多い事が頷けました。
インドが好きになると止められないと聞きます、
解る様な気持ちになりました、ありがとうございます。
hidezou
- Halonさん からの返信 2013/01/06 06:56:20
- RE: ジャナクプル鉄道
- hidezouさん、今年もよろしくお願いします。
おっしゃる通りガンジス河の周辺にはいいポイントが点在しています。
今回行ったビハール州の北部は事前にあまり観光情報がなかったので、
行ってみても失敗する可能性があったのですが、
満足できるポイントに比較的簡単にアクセスできてよかったです。
ジャナクプル鉄道はネパール側での旅行記が多いので、
試しにインド側から見た場合をレポートしてみました。
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