2012/11/14 - 2012/11/15
134位(同エリア374件中)
Halonさん
- HalonさんTOP
- 旅行記516冊
- クチコミ316件
- Q&A回答3件
- 722,427アクセス
- フォロワー170人
11/14(水)
チャティコナ水曜市にDongria Kondh族を見に行ったはいいが、制限区域であることを地元の人から知らされ、慌ててカメラを仕舞い込む。
夜はディワリ2日目を見に行く。
11/15(木)
4日間過ごしたラヤガダをあとにコラプットへ移動。ちょうど祭りの前の日だったので、宿はどこも混んでいてバススタンドで野宿も覚悟する。
6日目
Rayagada 8:53 ⇒ Bissamcuttack 9:43(58528 GN,36km,Rs6)2分早発
【Chatikonaの水曜市】
Bissamcuttack 13:50 ⇒ Rayagada 14:44(Exp. GN,36km,Rs0)45分待って来ず
【ディワリ2日目】
7日目
Rayagada 10:50 ⇒ Koraput 15:25(58538 GN,173km,Rs25)5分早着
為替レート:Rs1=1.5円 コラプットの標高:880m
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 2.0
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
PR
-
まずは駅前の屋台で腹ごしらえ。
朝、8時55分発の普通列車に乗り、窓側の席を確保。 -
向かいの席には葉っぱの行商人。
こちらの席には4人掛けの椅子に4人が座り、隣の男が密着してきたので、たまらず身体を縮めると「おい、ここが空いたぞ、座れ」と連れの男を呼んで5人掛け。おいおい!なんで向かいの席に座らないんだよ。
列車は2分早く発車。
行商の男は自分の横のスペースにタオルをおいて確保していたが、列車が走り始めるとそこで内職を始めた。袋から葉っぱを取り出しては並べ直しているが、数を揃えるようでもなく、汚れを取っているのか、目的はよく分からない。でも手間を惜しまずやっている姿は好感が持てる。インド中で何百万もの行商人や職人が、自分の仕事に誇りを持って日々地道に働いているのを想像した。 -
車窓でときどきこの樹を見かける。
-
9時43分、チャティコナ村の中心、ビサムカタック駅に着く。
-
早速ホームでドングリア・コンド族を発見して写真を撮らせてもらう。
-
ちょっと嫌そうだけど。
数種類のヘアピンと片側にコンモリまとめた髪が特徴。額に三叉の刺青をしている。鼻輪が三つ、耳のピアスもたくさん。 -
待合室ヨコにも数名いた。衣装は白地が基本のようだが、この人たちは違う。
-
駅前で土産売りの相手をしているとき、後ろから男に
「おい、カメラを早く仕舞え!ここは制限区域だ。警察に見つかると連行されるぞ!」と忠告される。
その後、チャイ屋の主人など数人に聞いてみたが、みんな真顔になって同じ答えをする。さてどうしたものか。この定期市は日本の旅行会社でもツアーコースになっているので、もしかするとツアー客に混じって撮影できるかもと期待し、とりあえず駅の北東にある市場の会場まで歩いてみる。向こうからはぞくぞくとドングリア・コンド族が歩いてくるが、警察に捕まっては大変なのでカメラは出さない。
見晴らしのいい草地にかなり大規模に市場が広がっていた。残念ながらツアー客は見あたらず、早々に駅へ引き返す。 -
さて帰りの列車を探すが、やはり当初乗る予定のNo.58527以外には無い。しかもこの列車、一昨日に2時間遅れたあの札付き列車である。推定到着時刻は15時か。あと4時間半もあるぞ。
食堂を見つけて隠れるように奥に座り、サモサとチャイを頂く。
市場の周辺は危なそうなので、駅の西側を歩いてみる。西に広がるニルギリ山系の中腹にはドングリア・コンド族の集落がいくつかあり、そこへ行くにはガイドと許可証が必要なのは事前にネットで見て知っていた。確かにみな線路を越えて西側へ帰っていく。インド人集落の向こうにジープ乗り場があり、ドングリア・コンド族が20人ほど荷物を置いて寛いでいた。 -
念のためカメラのSDカードは新しいのに入れ替えておく。その後に撮った写真は2枚だけ。木陰に休んでいたら前を通りかかったところ。
-
駅の待合室の窓から駅前を見る。ほかはびびって撮れなかった。でも安全第一だ。
この待合室に結局2時間くらい居た。
到着時刻の13時5分を過ぎても列車は現れず、駅員も「14時を過ぎないと来ないから」と切符を売ってくれない。14時近くになって時刻表にはない特急列車がなぜか停まった。駅員に「切符は?」と聞くと、「そんなのいいから早く乗れ!」と両手で仰がれ、訳のわからんまま乗り込む。 -
SL寝台車に構わず入り、夫婦の前の座席に腰を降ろす。向かいの男がこちら側に足を伸ばしていたので、自分も同じように伸ばしたら男が怒ってきた。どういう了見だと睨み返したが、ここは自分たちの席で自由席券しか持っていない奴は来るな!ということなのだろう。今は自由席券すら持ってないから更に立場が弱い。そうは言っても気分が悪いので、席を移動する。そのあと検札を受けることもなく、1時間後にラヤガダへ帰還。
-
駅前の横丁に寄り道して帰る。
-
カメラを取り出して自由の有難さを噛みしめる。
-
みんな喜んで被写体になってくれて有難い限り。
-
-
調子に乗って家の前で食事中のところにお邪魔する。
-
カーリープージャの祭り会場に立ち寄ってみると、さすがに昼間は閑散としていた。
-
3時半にレストランで遅い昼飯にエッグ・ビリヤーニ(Rs70)。卵が二つ入っていて1日のコレステロール摂取量オーバーだが、数日分の動物性淡白と思えばいいか。タマネギサラダのすっぱいドレッシングスープ(ライタ=Raita)がうまい!
-
食べ終わる前に店はシャッターを閉めて午後の休憩に入った。
-
夜はロッジの近くで大音声が聞こえてきた。
-
上半身はだかの男たちの集団は一見バリのケチャダンスのようだが、マイナー調の怒鳴るような歌と手拍子で盛り上がっている。
http://www.youtube.com/watch?v=xcoRce8rCvI -
参加者も携帯で撮ってるので、気軽に入り込みやすい。
-
屋台街は今夜は盛況。コンピュータ手相占い(インド占星術)のようだ。1回10ルピー。お客の真剣な顔とアニメっぽい手のひらの対比が面白い。
-
昨日まで幕のかかっていたカーリー神がお目見えしていた。
-
お祈りに使う椰子屋の看板娘。
-
タットゥー屋はここでも人気。
-
功夫、空手などの漢字の図柄もウケるようだ。そういえば日本人だと名乗ると「カンフーは習ったか」とよく男たちから聞かれた。
-
アクセサリーを売る店は本当に多い。
-
こちらもおなじみの全手動ミニ遊園地。
路地に入ると賭博場もあった。 -
焼きそば屋が大繁盛していたので食べてみたが、日本人の口には合わないようだ。のびたそーめんのようだった(Rs20)。
http://www.youtube.com/watch?v=fJMOSTzEU7c -
ソフトクリームも大人気(Rs15)。味は乳脂分少なめ。
-
カップ入りの白いスイーツはアーモンドや棗や具だくさんでこれが一番当たりだった(Rs10)。
-
ロッジの近所には酒屋があり、販売時間外なのかシャッター越しに手を突っ込んで買っている。だが店員は4人も揃っていて売る気満々。
部屋に戻ると、向かいの5号室にいる服の行商人が「フグ料理について語り合いたい」などと訳の分からぬことを言っているが、「疲れているから」と丁重にお断りする。 -
11/15(木)
ラヤガダ最後の朝に町内をぐるっと一周。 -
子供を撮ってあげるといえばだいたい撮らせてくれるので、この構図が多くなるのだが、笑顔の子供は少ない。
-
親から「撮ってもらいなさい」とカメラの前に差し出された子供。でも本人は大迷惑の表情。
-
赤ちゃんなら、まだそんな意識もないので撮りやすい。
-
小学校に入れるのは裕福な家庭の子供だけなのだろう。
-
聖なる牛と横丁のみなさん。
-
じゃまだからどいてくれと言っても、みんな写真に入りたがる。
-
10時50分発のコラプット行き普通列車に乗り込む。4時間半でRs25の旅。
ラヤガダ着は時刻表では10時40分となっているが、その30分以上前から停車していた。 -
12時ごろの車窓。ハノイの郊外に似た風景。
-
乗車率30%ほどでのんびり車窓を楽しめた。
-
インドの列車も中国と同様、田舎の路線はのんびりできる。
-
田舎の駅の水飲み場。こんな錆びた管の水道でもDrinking Waterと堂々と表示してあるのだから、この表示の信頼が揺らぐ。
-
違う惑星のような赤土の畑。
-
コラプットの南にはせき止め湖が広がっている。
-
座席シートの落書き。
-
コラプット駅の数キロ手前で列車が停車。インドではよくあることだが、ここで降りる乗客が続出。バスやリキシャーも心得ていて下の道路で客待ちをしている。翌日クンドリからの帰り道にバスでここを通った。なるほど東行きの客はここでバスを捕まえたほうが速い。
-
15時25分、コラプットに到着。あれだけ手前で停車したのに定刻5分前に着いた。
-
駅前の大根売りの娘。
コラプットでの宿探しには苦労した。まずバススタンド前にあるはずの安宿Hotel Swastikを探すが見つからず。次に行ったHotel Annapurnaはレストランだった。
以前に泊まったジャガンナート寺院前のAthiti Nivasは満員で断られる。その横も満室。裏手にあるAthiti Bhabanもダメ。そこで紹介された600ルピークラスのRaj Residencyに仕方なく泊まろうとはるばる歩いていったらそこも満室。
明日から3日間PARABの祭りがあるので混むのは予想していたが、ここまでとは。ロビーのソファに座り込みオーナーに聞いてみるが、この界隈には他にホテルはないとのこと。さてどうする。「Athiti Bhabanにあったソファーに今夜寝させてくれと言ってみよう」とそのくらいしか思いつかない。だめならバススタンドで野宿か。寒いだけに辛いなあ。 -
とぼとぼ歩いていたら、バススタンド近くの通りでLodgeの文字を発見。吸い寄せられるように中へ入ると痩せ型の管理人に案内され、150ルピーのトイレ共同、TV付のツインをやっと確保。壁の汚さなど不満はあるが野宿よりはマシだ。
満足度:30点 -
この街には3日滞在するので荷物が増えてもいいということで、果物の買出し。今の季節はマンゴーが市場にないのが残念だが、旅行中に雨は全く降らなかったし、日中でも快適だったからどっちを取るかだ。
めぼしい果物としてはブドウがあるが、秋に自宅の庭のブドウを散々食べたばかりなので味見だけする。マスカット風のは甘く、紫のは甘ずっぱくブドウらしい味。シュガーアップルは食べるタイミングが難しいし、ザクロやオレンジは好みじゃない。でかいパパイヤをこじ開ける元気はない。ということでここでもバナナとトマトを調達。
部屋でインドのMTVを見ながら寝る。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2012 海外21.India鉄道で行く祭りと定期市
-
前の旅行記
India鉄道で行く祭りと定期市(3) ラヤガダの寺巡りと新年ディワリ
2012/11/13~
その他の都市
-
次の旅行記
India鉄道で行く祭りと定期市(5) クンドゥリ金曜市で利き酒
2012/11/16~
その他の観光地
-
India鉄道で行く祭りと定期市(1) MU機内食4連発~コルカタ散策
2012/11/09~
コルカタ (カルカッタ)
-
India鉄道で行く祭りと定期市(2) オリッサの安宿~アンボダラの月曜市
2012/11/11~
その他の観光地
-
India鉄道で行く祭りと定期市(3) ラヤガダの寺巡りと新年ディワリ
2012/11/13~
その他の都市
-
India鉄道で行く祭りと定期市(4) チャティコナは撮影制限区域だった
2012/11/14~
その他の観光地
-
India鉄道で行く祭りと定期市(5) クンドゥリ金曜市で利き酒
2012/11/16~
その他の観光地
-
India鉄道で行く祭りと定期市(6) 一期一会のラクシュミプル
2012/11/17~
その他の都市
-
India鉄道で行く祭りと定期市(7) 乗継待ちでロウルケラ市内観光
2012/11/19~
その他の都市
-
India鉄道で行く祭りと定期市(8) ガヤ行き鈍行列車と各国の寺詣で
2012/11/20~
ブッダガヤ
-
India鉄道で行く祭りと定期市(9) ブッダガヤを自転車で巡る
2012/11/21~
ブッダガヤ
-
India鉄道で行く祭りと定期市(10) ピンチの後にマハラジャ宮殿
2012/11/22~
その他の都市
-
India鉄道で行く祭りと定期市(11) ネパール鉄道のインド側
2012/11/23~
その他の都市
-
India鉄道で行く祭りと定期市(12) ミティラー画の村へいざ突入!
2012/11/25~
その他の観光地
-
India鉄道で行く祭りと定期市(13) 北ビハールのアゲアゲタウン
2012/11/26~
その他の都市
-
India鉄道で行く祭りと定期市(14) どっぷりソンプール・メーラ
2012/11/28~
その他の観光地
-
India鉄道で行く祭りと定期市(完) コルカタ上海グラフィティ
2012/11/29~
コルカタ (カルカッタ)
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2012 海外21.India鉄道で行く祭りと定期市
0
54