2012/11/28 - 2012/11/28
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Halonさん
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11/28(水)
ソンプール・メーラの家畜市は1ヶ月近く続くらしい。今日は期間中の満月の翌朝。巡礼者たちがこの日の早朝めがけてガンガーとその支流の合流点であるソンプールに沐浴をしに押し寄せるのだ。
ソンプールは州都パトナから河を隔てた20数キロほど北西にある村。メーラの時期は多くの仮設宿泊所が出現するらしいが、さすがに飛び込みで泊まる度胸はなく、昨夜は列車で1時間のムザファルプル市に泊まった。
20日目
Muzaffarpur 6:30 ⇒ Sonepur 7:38(15707 GN,59km,Rs24)50分遅発
Sonepur 7:50 ⇒ Mela会場手前 7:55(Sリキシャ -,1km,Rs5)
Hajipur 14:40 ⇒ Patna 16:05(Sリキシャ -,15km,Rs40)
Patna 23:45 ⇒ Howrah 9:07(13006 GN,531km,Rs257)110分遅発
為替レート:Rs1=1.5円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
11/28(水)
早朝にチェックアウトして駅へ。7時の列車に乗るために、6時前に駅に着いた。
インドの駅ではなにがあるか分からないから、余計な逆算はせずに目が覚めた時間に駅に来てしまったほうがいい。この日は7時の特急に乗るつもりで切符を買い求めたが、5時37分発の特急の発車が遅れていたので、それに乗り込む。 -
6時半発車。乗り込んだ寝台車両は満員で、席の隙間を見つけて座ったら男から「どけ」と言われ、仕方なく手持ちのチラシを床に敷いて座る。
床から見上げた車内の眺め。優しいまなざしが心地よい。 -
7時38分、ソンプール駅に到着。
停車直前に車内のトイレに思い切って入っておいてよかった。腹はまだ回復していなかったのだ。その後の二日間は便意がなかったからよかったが、もし祭り会場で催していたら大変だった。あの人ごみの中、トイレはおろか隠れる茂みを探すのも不可能だ。 -
ソンプール駅前。普段は閑散としていると思われるが、この日ばかりは客待ちのリキシャーが並んでいた。
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メーラ会場へと続く人の列。この時間はすでに向かう人以上に戻ってくる人も多く、夜明けとともに祈りのピークを迎えたのだろう。
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途中には牛の取引場があったが、アジア最大の家畜市ともなればこの先に大会場が待っているだろうと期待。
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通りかかったリキシャーに乗せてもらうが5分ほど走ったところで通行止めになり降りる。10ルピー出して待っていたらお釣りを5ルピーくれた。
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祝いの膳は華やかでちらし寿司を思い出す。
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祭りの会場に入ったようだ。
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薄っぺらなものを方々で売っていたが、なにかは確かめなかった。
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先ほど通った線路の下を通り、祭りの中心エリアへ。
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だが家畜市は見あたらず。
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人の流れに沿ってさらに進むと、道の周りから大音量。
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数カ所のミニステージからインド音楽が。
普通なら喜んで鑑賞するところだが、、、 -
だがスピーカーの音が割れていて立ち止まる気にもなれず。
一刻も早くこの場から脱したい。 -
巡礼者の波に押されて歩き続ける。
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脇道に入ったらGandak川の川原に出た。
川はこの先数キロのところでガンジス河に合流している。 -
ここから河岸まで人の流れに沿って進む。
周辺の川原には人糞が等間隔で地雷原のごとく並んでいる。これもインド! -
河岸に着いた。
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ここは祈りを捧げる聖なる場所だ。
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きらめく水辺で沐浴。
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みな聖なる河の水を壷やポリタンクに入れて持ち帰る。
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混沌、、
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沐浴を済ませ、線香に火をつけて祈りの準備。
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楽師たちが祈りを盛り上げる。
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至る所に祭壇ができ、
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それぞれに祈り始める。
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ピンクのサリーが眩しい。
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夢かうつつか、、、
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太陽に向かって合掌。
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一心に祈る。
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ふと看板を載せた船が河岸に現れ、現実に引き戻される。
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観光客を乗せた船も続く。
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額に十字を描いた老婆。きっと今日のは特別に違いない。
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会場を走る電線と電球。
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はるか先にはガンジス河。
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特別な思いを持って各地から訪れた巡礼者たち。
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河の色も違って見えていることだろう。
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祈りのとき。
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そして残された祈りの跡。
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今日は特別の日。
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沐浴のあとは髪を整える。分け目の赤も過剰に大きいような。
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いつもは山盛りの粉屋もここでは売り切れつつある。
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祈りの小道具にもいろいろある。
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大根の間引き菜を有効利用か。
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更衣室も用意されている。
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サドゥーの姿はそれほど見かけない。
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オカマのゴツゴツ顔を見てカダフィ大佐を思い出す。
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けげん顔の少女。
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沐浴して祈りをささげ、歯を磨く。
さまざまな人の日常生活がハレの日に入り混じっている。 -
五つ星を胸に刻んだ老婆がいた。
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聖水を大地に捧ぐ。
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人ごみの中でも一心に祈る。
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鉄橋の手前まで来た。対岸のハジプルでも祈る人々は絶えない。
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人糞だらけの川岸からドレス姿の娘が聖水を汲んで戻ってくる。
彼女にはきっと違う景色に見えているんだ。
精神世界では聖なる地、聖なる水。 -
橋のたもとから歩いてくる人も増え始める。
そしてそこにも道ができる。 -
対岸のハジプルからも大勢の人々が鉄橋を渡ってやってくる。
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テントの下に椅子を見つけてちょっと休憩。
ここには放送設備があり、迷子を捜す家族が訪れる。
「婆ちゃん、自分で呼びかけてみるかい」と促された老婆は、渡されたマイクの先端を一瞬耳にあてたが、すぐに間違いに気付いて口でしゃべり始めた。訛った口調が会場中にそのまま響き渡る。 -
亡骸が運ばれてきた。
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すぐ後に焚き木が続く。
この日を待っていたのか、バラナシのように死を待つ人々が集まってくるのか。この日に死を迎えられたことはある意味しあわせかもしれない。 -
俗世へと戻る道。
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戻りついでに一枚。
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この娘さんは「撮ってもいいですか?」と聞いた瞬間に撮られる準備が出来ていた。きっと撮られ慣れている。声もかけやすかった。
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張りぼてが建ち並ぶ幻の街。
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こちらは幻のような本物の観覧車。からっぽか、いや、一組だけ男同士で乗っている。
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一旦は諦めた家畜市の会場探しだったが、「象の取引場ならすぐそばだ」と詰め所の警備員に教えられて、また会場へ後戻り。だがこんな日に限って英語の通じる相手が見つからない。質問しても騒音でかき消される。
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チャイ屋でちょっと一服。やっと英語が堪能な爺さまがいた。象の取引場はとっくに通り過ぎたらしい。
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この先でも沐浴をしているそうなので、見に行ってみる。
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途中にあった五面八本手の神さまはハヌマーンの化身だろうか?横のサドゥーを撮ったわけではないが、相手からしっかり見られてしまい、さっと立ち去る。
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再び河岸へ。ガンガーとの合流点にもより近いので賑わっている。
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こちらは遠浅のようで芋の子を洗う海水浴状態。
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この娘は服装からすると若いのだろうが、顔が精悍だから年齢がイメージしにくい。
このアンバランス感も嫌いじゃあない。 -
聖水をくんではこの樹の神にかけに来ていた。
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再び家畜市探し。やっと象の居場所を発見。でも6頭くらいしかいない。たったこれだけ?
さっきの爺さまの話では、象を所有することに経済的メリットはなくステータスシンポルの役割が主だとか。では他の家畜の取引はというと、取引自体は十数日前から始まっているようなので、とっくにピークは過ぎてしまったのだろう。 -
象のいる場所には欧米人ツアー客もあとから訪れていた。西○旅行のツアーもこの日に向けて組まれていたが、早朝に船から河岸を見たようで、この時間は見かけなかった。
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祭り会場をあとにしてパトナへの移動手段を探す。
ハジプル市へ通じる鉄橋。今日は車両通行止めで人道になっていた。 -
橋の途中で集音していた欧米人。
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ハジプル側の川原とその先に鉄道橋。
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通行止めの区間を延々とハジプル市内まで歩く。
お婆さんが救急車で運ばれていた。 -
途中の屋台街で奥にあった椅子に座り休憩。これだけ歩いても空腹にはならず。
本日は水分だけを取るに留める。 -
交差点までたどり着きリキシャーを見つけたが、パトナ行きは無かった。
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ハジプル駅までさらに人の流れに従い歩く。
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結局、メーラ会場から3キロほどを歩いて駅へ到着。
ここでもパトナ行きは見つからなかったが、臨時でパトナへ直行するリキシャーが現れて乗り込む。すぐにお客で満員になり、まずは集金。前払い制だったので、ぼられることもなくよかった(Rs40)。 -
14時40分に出発したオートリキシャーは幹線道路に入ったあとMahatma Gandhi Setu橋を渡り始める。
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ガンジスの巨大な川原に作られた農地の上を数キロも走ったあとに、、、
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やっと河が見えてきた。全長5450mもある世界最長の河川橋なのだ。
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パトナ市内に入ると夕方の渋滞につかまる。
列車の時刻まで間がない隣の男性は途中で降りてしまった。 -
駅前を一旦通り過ぎて1キロ先でUターンしてからやっとパトナ・ジャンクション駅の南口に到着。ハジプルから15キロほどの距離に1時間半もかかった。
時刻は16時5分で、これから市内の観光地に行く時間はあったのだが、また渋滞に巻き込まれるかと思うと気が進まず駅前の寺などを見て近場で過ごす。ネットカフェは見あたらなかった。 -
コルカタ行きの列車は21時55分発、
それをENQUIRY内のホワイトボードで確認。ヒンディー語表記なので読めないのだが、「何分遅れ」という意味であることを近くのインド人に聞いて分かった。20と①いう数字だけは分かるので20分遅れで①番ホームに到着ということだ。
これは他の列車と比べるとましな方だった。とにかく5時間以上遅れなければ、帰りの飛行機には余裕で間に合う。 -
それからSL(寝台車)専用待合室に座って待つ。
-
だが列車はそれから遅れ始め、結局出発したのは23時55分だった(110分遅れ)。
直前に到着ホームが2番に変わったが、運よく構内放送に気付いて乗り遅れだけは免れた。
コルカタへ向けてこの旅で最後の寝台車に乗る。
【祭りの旅行記】
インド一周(43) マイソール ガネーシャ祭りの日 http://4travel.jp/traveler/halon/album/10547808/
中国インドネシア縦断旅《2》 姉妹節は予想以上に盛況だった http://4travel.jp/traveler/halon/album/10576467/
スマトラ→バリ横断旅《10》 夜はダンドゥット〜昼はトランス・ダンス http://4travel.jp/traveler/halon/album/10586288/
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