2012/01/13 - 2012/01/14
118位(同エリア228件中)
mingさん
「ナイロビのダウンタウンは昼間でも決して歩いてはいけない。」というような記述が地球の歩き方にあった。そんな危険と言われるブラックアフリカの街をのぞいてみた。
【生活費】19万円
【飛行機】20万円
【通貨単位】1ケニアシリング=1円
【英語通用度】5人に4人
【旅程】9日間
1/13ナイロビ
1/14ナイロビ→マサイマラ
1/15マサイマラ
1/16マサイマラ→ストーンタウン
1/17ストーンタウン→パジェ
1/18パジェ
1/19パジェ→ストーンタウン
1/20ストーンタウン
1/21帰国
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
(1)『ナイロビ国際空港に到着』
1/13 13:00ナイロビ国際空港に到着した。
ナイロビではタクシー内での色々な事件が多く、事前にホテルからの薦めであったイエロータクシーに乗り(1700ケニアシリング=1700円)フェアビューホテルへと向かった。 -
(2)『フェアビューホテル』
フェアビューホテルはツアー会社お薦めのホテルである。1泊14800ケニアシリング(=14800円)はアフリカにしては高めの値段である。
広々とした庭に、和風・洋風のレストランがあり、治安の悪いホテル外に出なくても大丈夫なように一通りの設備が整っていた。 -
(3)『フェアビューホテル内』
ホテルの室内は清潔に保たれ、窓を開けると小鳥がさえずっていた。
敷地内は広々とし、緑が多く、気候もとてもさわやかであった。 -
(4)『フェアビューホテル散歩』
「ナイロビはヨハネスブルクに次いで、世界で2番目に危険な街」と言われるだけあって、ホテルの周囲は高い壁で囲まれ、さらにその上を有刺鉄線が張り巡らされ、セキュリティは万全であった。 -
(5)『朝食バイキング』
1/14 朝食はバイキング形式であるが、オムレツのコーナーは専属のコックが調理をしてくれる。卵の数や焼き具合、お好みの具を選ぶと、2・3度フライパンからオムレツを宙に飛ばして、出来たてを食べることができる。 -
(6)『ウフルパーク』
9:00 次の飛行機まで3時間あったので、ナイロビ観光へと出発することにした。
ホテルの近くにいたタクシーに声をかけた。「ナイロビの街を観光して、ウィルソン空港までいくらで行ける?」
運転手は、「3500ケニアシリング(=3500円)でどうだ?」と答えた。
「ダウンタウンからウィルソン空港へは、ジョモケニヤッタ空港(相場は1700ケニアシリング)への距離の半分以下だから、それに観光を足しても2000ケニアシリング(=2000円)で行けるでしょ?」と値下げを要求した。
結局、2500ケニアシリング(=2500円)で交渉が成立し、世界で2番目に危険な街ナイロビ・ダウンタウンへと出発した。 -
(7)『モイ元大統領の記念碑』
「あの記念碑はモイ元大統領の就任10周年を記念したものだ。」運転手が説明した。
1963年にケニアが独立し、第1代目のジョモ・ケニヤッタ元大統領の後を受けて、モイ元大統領が第2代大統領に就任した。
「在任期間は24年と長く、官公庁の建物のほとんどを建設し、ケニアの近代化に貢献したが、その後半は収賄などの罪で大統領の職を追われた。」と続けて説明した。
モイ元大統領は就任5周年で五角形のコインを発行したり、モイ大通りとその名前が残っており、収賄があったとは言えケニアに大きな影響があったことがうかがえた。 -
(8)『英雄キマチの像』
ナイロビ・ヒルトンの前にケニアの英雄キマチの銅像が立っている。
デダン・キマチは、1956年にマウマウ団のリーダーとしてイギリス支配からの独立のために戦い、現在でも人気の高いキクユ族の戦士である。
ナイロビの街自体は国会議事堂や市役所がコンパクトに集まり、危険と言われるダウンタウンも賑わっていた。
「本に写真が載っていたが、店の壁を破壊して強盗に入るって本当か?」と尋ねた。
運転手は「今ではそんなことはない。ダウンタウンは昔に比べれば安全になった。でもまだ観光客にとっては危険かもしれないけどね。」と笑いながら答えた。 -
(9)『ナイロビ郊外』
1時間ほどでナイロビ観光を終えた。
運転手にケニアのことを尋ねた。「ケニアではどんなスポーツがポピュラー?」
「マラソンが盛んだね。田舎の方に行くと、小学校まで10km以上あって毎日走って通学しているんだ。だからオリンピックでも強いんだ。」と運転手は自慢げに答えた。 -
(10)『ウィルソン空港』
10:30 ウィルソン空港に到着した。市街地から南西へ約6kmのところにあり、タクシーで30分ほどの距離である。
エアケニアがマサイマラ国立保護区へ1日3便の飛行機(片道:$159=12720円)が往復している。 -
(11)『操縦室』
12:30 20人乗りの小さな飛行機は、ナイロビとキーコロックやマラ・セレナなどのマサイマラ国立保護区の各飛行場を1時間30分ほどで結んでいる。
チケットはエアケニアのホームページから購入することもできる。 -
(12)『ナイロビ上空』
プロペラ機は轟音とともに飛び立った。
写真の中央には高層ビルが建ち並んでいるが、手前側にはバラック小屋がまだ残っており、アフリカの縮図のようにも思えた。 -
(13)『グレートリフトバレー』
アフリカの東部に大地の巨大な裂け目であるグレートリフトバレーが走っている。
タンザニアからケニアを通り、イスラエルとヨルダンの国境である死海まで、7000km以上もある巨大な亀裂である。
現在も年間数ミリ単位で動いており、数十万から数百万年後にはアフリカ大陸が2つに分裂されると予測されている。 -
(14)『マサイマラ上空』
グレートリフトバレーを生んだ地殻変動により、ケニア山やキリマンジャロ山の高山を形成した。
そのため、東から吹くインド洋の湿った空気が高山に遮られ、中部に乾燥したサバンナを生み出した。
このサバンナができると、木と木の間隔が広がり、木から木へと移動していた類人猿はやむを得ず地上に降りて、二足歩行へと発展していったという説もある。 -
(15)『カーニボアレストラン』
1/16 12:00マサイマラでの2泊3日のサファリを終えてナイロビに到着した。
来た時と同じタクシー運転手が空港に待機しており、カーボニアとジョモケニヤッタ空港までを交渉して、2500ケニアシリング(=2500円)でまずはランチへと向かった。 -
(16)『食べ放題ランチ』
カーボニアは人気の焼肉店で、店名は肉食獣の意味である。
炭火で焼いた肉が次々と運ばれて来る。
ランチの食べ放題(2934ケニアシリング=2934円)は、牛・豚はもちろんラム・クロコダイル・バッファロー・ワニ・シマウマ・オーストリッチなど野性味満点であった。キリンは4年前から保護の対象となり、政府から禁止されたのが残念であった。
最後までケニアを満喫し、次の目的地のザンジバル島へと向かった。
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