2011/09/02 - 2011/09/05
4633位(同エリア16385件中)
yunさん
パリと仲良くなりたくて何回か訪問しているが…
この街は、なかなか思うように微笑んでくれない。
勿論、素敵な景色・美術館・街角に出会っている。
けれども、この街はハードルが高く、気位も半端なく高い。
何回訪れても、私に主導権を握らせてはくれない。
魅力があまりにたくさん存在し、旅人を容赦なく振り回す。
私にとって「難攻不落」の街。
いつまで経っても『これで卒業』と思えず宿題が残る。
攻略作戦に頭を悩ませながらパリに挑み続ける。
卒業を目指して……
2011’9月
ドイツ旅行から脚を伸ばして
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 自転車 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
金曜の18時 ルーブル美術館へ
いつも駆け足巡りだったルーブル。
今回は自分なりに制覇するぞと
ちょっと真面目に観たいものを事前勉強して臨んだ。
が、館内の工事による一部閉鎖やら、リニューアルやら
手元の資料と展示室が異なり、さあ〜大変。
※事前勉強が下手の証明 -
外はライトアップ中
18時〜22時 この4時間で勝負する予定が
やっぱり右往左往となり、後日もう2時間再度来館。
昼夜の閲覧 ごちゃ混ぜ記です。 -
【円柱に縛りつけられたキリスト】
アントネッロ・ダ・メッシーナ
宗教には首を縦に振れずにいますが
この絵には会いたいと思いました。 -
額縁の美しさもなるべく見るようにした。
こんな綺麗な額に入れて貰っているのは・・・ -
ラファエロ 【麗しの女庭師】
-
【貴婦人の肖像】ダヴィンチ
ルーブル所蔵のダヴィンチの中では評価が地味ですが
目線があいました。 -
【岩窟の聖母】ダヴィンチ
ロンドンにある同じ構図のものがいつか観たいな。
こちらには光輪なし。ロンドンのものにはありですね。 -
ジョルジュ・ラ・トゥール 【大工ヨゼフ】
ラ・トゥールが注目・認識されたのはつい近年の事だそうで
まだ、未発見の絵画があったらいいな。 -
隣には【マグダラのマリア】
夜の画家 ラ・トゥール 蝋燭の光が温かい。 -
均整のとれた彼女は本当に美しい。
-
女神:ディアナ
リュクサンブール公園でも見かけます。
複数体あるのですね。 -
端っこに静かに立っていました。
美しくもたくましい。手の大きさに眼が留まります。 -
【眠るアリアドネー】
窓からの光を受けてとてもきれい。
眠るときは無心が一番ね。 -
アルカイックスマイル 【ランバンの騎士】
穏やかなれども、ちゃんと口角の上がった「微笑み」
「笑う」でなくて「微笑む」ですね。こう在りたい。
随分探してたどり着いた時、私も微笑んでいたかな。 -
【キュクラデスの偶像】紀元前2700年〜2400年
元は手を前で合わせた全身像(女性)だったそうだ。 -
沢山の人が居ても少しも息苦しくない。
数々ある名美術館の中でも、独特の雰囲気だと思います。
但し、冷静に考えてみると…
訳は有ると云えども、よそ様のお国の美術品を奪い取ってきて一堂に並べている訳です。その一方で、ここに集めたからこそ保存・修復が順調に行われているのですよね。
ルーブルの職員の皆様。
地球人の代表として保持に努め続けてくださいね。
入場料10ユーロ頑張ってお支払いしますから。 -
【アモールとプシュケ】 ジェラール
旅先では
普段の自分の好みと違うものでもグングン心に入る。 -
見たいものリスト外でしたが、ちょっと好きかな。
-
【赤えい】ジャン・パティスト・シメオン・シャルダン
シャルダンについて勉強不足で、軽く通り過ぎてしまった。
随分沢山の展示があったと思う。 -
遠い昔から…
君は何を見ているの? -
足元にも美しいものが…
-
【柱の間】床モザイク
モザイク好きにはたまらない。
辿りつくまでに足が棒になったけれど、見っけ。 -
ルーブルでも一番と云われる美しい床。
-
床のモザイクに感心の次は、天井を仰ぐ。
-
いったいどれだけの天使が居るのだろう。
-
今までルーブルで天井なんて見ていなかった。
建物そのものが財産ですね。 -
天井の四隅にフランス芸術の庇護者として
ルイ14世、フランソワ1世、聖ルイ、ナポレオンの四人の名が配されている。
これはナポレオン -
どこだったか判らなくなりました。
-
派手派手は好みで無いけれど
降参だ。心底、綺麗だと素直に思う。 -
ジョルジュ・ブラック 天井画【鳥】
1957年公開 歴史の宝庫ではまだまだ生まれたての存在。
だが、良くみると額の部分からいくつもヒビが入っている。
保守は大変ですね。 -
この天井画の情報は帰国後調べました。
アメリカ人 サイ・トゥオンブリー氏 81歳
古代ギリシャの彫刻家の名前が書かれているそうですね。
2010.3月公開 これがルーブルで最も新しい作品でしょうか? -
歩いて、歩いて もう降参。
会えず仕舞いの作品がまだまだあるが…
見学終了。 -
しばし、座り込んで脱力休憩。
-
モンテスキューさんが「お疲れさま」と言ってくれている。
-
さて、別の日
パリに仲良くしてもらう為に自転車に乗って!
オルセー美術館を目指します。 -
気分は一人前。
自転車は得意技にてパリの「風」を感じる余裕はある。
今日は第一日曜:美術館は入場無料! -
オルセー美術館、朝9:30 やっぱり並んでる。
並ぶの嫌いだ〜、でも並ぶ。
長蛇の列から注目を浴びていた彼女。
『私と仲良くしなちゃいってば〜』と傘を相手に格闘中。
自分より大きいものを組み伏せようとする貴女の気持ちが痛いほど理解できるよ。がんばれっ。 -
オルセーではフランス人画家:ルドンの絵が見たかった。
館内インフォメーションで「ルドンの展示はありますか?」と尋ねた。
係員女性『ルドンな・ん・て展示する訳ないでしょ〜』と言うお返事が物凄く感じ悪い!普通に「展示はありません」と言えないの?
旅人と云えども非礼には怒る!プンプン。
仕事に自分の趣味持ち込んだら失格。心を入れ替えなさいね! -
セザンヌとゴーギャンと(ポストカード)
今まで苦手だった画家の作品を心がけて見るようにした。
食わず嫌いはいけませんから。
ルーブルより作品の密集度が高いので
どうしても、ワイワイ・ガヤガヤしているのが少し残念。 -
撮影禁止なれど、平然とフラッシュまで光らせて撮影するとあるアジア人団体に遭遇。たまらず注意すれども「確信犯」は当然の如く平然。
そんなにお行儀悪いと、お仕置きですよ!
よその国で無礼をする者に「旅人」の資格なし!
茶目っ気のない無法者は大嫌いだ〜〜 -
何年か前、オルセーのこの場所で大興奮。
今回もここに立てると思っていたのに…辿り着けず。
まだ、改装途中?
怒り2連発でしたが鑑賞は落ち着いてしました。 -
5区:クリュー中世美術館へ
タペストリー【貴婦人と一角獣】6連作
製作年、製作場所、六つの絵柄の意味、いずれも明確ではない。
特徴的な地色の「赤」
展示室は暗く、赤色の洪水にちょっと酔い気味。 -
背景を彩るミル・フルールや小動物は秀逸。
表情はひょうきんに見えるほど生き生きとしている。
連作の意味の推測説を読んでみたけれど
あまりしっくりこなかった。
「意味」を解明できずとも、作品の緻密さ・手仕事の豊かさを眼に出来れば充分満足。 -
滞在最終日、この子の存在に気が付いた。
ホテルの前のビルに居た。
この4日間、悪戦苦闘しながらホテルを出入りする私を見ていたようだ。
これもパリの芸術かなっ〜〜〜
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この旅行記へのコメント (5)
-
- ジェームズ・ボンドさん 2011/11/24 23:26:07
- こんばんは
- ルーブルは何度か行きましたが作品の多さに目が回ります。
いつも新装開店のパチンコ屋状態ですが、入館にはミュージアムカードが便利でした。
また訪問してみたいです。
中世美術館へ行かれたのですね、ルーブルオルセーオランジュリーほど日本ではメジャーではない様子で、館内で日本の人の姿はみませんでしたが。
- yunさん からの返信 2011/11/25 22:48:00
- RE: こんばんは
- ジェームズ・ボンドさん こんばんは
旅行記へのご訪問とコメントありがとうございます。
ジェームズ・ボンドさんは、パリ訪問回数多いですね〜
パリの「スマート」やパリの「ガイドさん」など観察の視点がユニークで楽しく拝見しました♪ パリは中世美術館をはじめ、小粒でも見所ある美術館があまりに多過ぎて、本当に目が回りますね。
いつになったら制覇できることやら…と
目下の期待は、ピカソ美術館の再開です♪
yun
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2011/11/26 00:21:06
- 小さな美術館
- パリの美術館巡りは楽しいですね。
最初は星野知子さんの、七つの美術館、というガイドブックを見て廻りました。
その時、ピカソ美術館が改装前で開館している時に行き、来館者のサイン帳に筆ペンで縦書きでサインしたのを覚えています。
また、ゆっくり美術館巡りをしてみたいです。
-
- 天星さん 2011/10/03 20:57:38
- パリ
- 神出鬼没のyunさん
まさか自転車で現れるとは...
思わなかった!(ギョッ〜)
ルーブルとオルセー
2大美術館
天は迷わずオルセーへ
行ってしまいました〜
ミレーの絵が好きなんです。
しかし、「海草と貝殻のついた手」という
ガラス工芸のガレの作品に
衝撃を受けました〜
そんな記憶がちょっとだけ
蘇りました
乏しく、うす〜い記憶ですが(笑)
天☆
- yunさん からの返信 2011/10/03 23:35:28
- ぱり〜
- 天星さん
雨降りの軒下で「誰かお迎えに来ないかな〜」って思っていたら…
天さんが★★★ 見に来てくださりありがとう。
自転車は得意です。でも本当はでっかいバイクに乗りたかったの。
夢で終わっちゃった。
天さんはミレーファンですか。
オルセーで某国人がフラッシュを光らせていたのはミレーの前でした。
一緒に怒ってね。
>「海草と貝殻のついた手」という
> ガラス工芸のガレの作品に
> 衝撃を受けました〜
この作品知りませんでした〜
ガラスの手、薄く透けていて幻想的ですね。
いつかの再訪時のリスト入りにしました。
そうそう、先日、テレビで九重連山の紅葉を見ました。綺麗でした。
天さんを思い浮かべながら見ておりました〜
秋到来。
yun
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