2011夏-18　サン・カシアーノ・ヴァル・ディ・ペサ

2011/08/13 - 2011/08/20

トスカーナのベースはココ。
キャンティの郷の一部で、来る前はワイン蔵めぐりをしょうと楽しみにしてました。
が、そんな時間とれなかったー。



*イタリア旅行長いので「目次のページ」作りました。
http://4travel.jp/traveler/mimicat/album/10595257/

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

散々迷って、未舗装の道路に出たときは、また間違えたと思ったけど。

正解でした。
農家の離れを借ります。
私たちの到着が遅れたので、先に着いた家族が既にプールで泳いでました。

大家さんにご挨拶。
洗濯機の使い方などを教えていただきます。

お、壁に何かあるぞ。

マリア様でした。
日本のお地蔵さまと同じ感覚なのかな。

その上にはコレ。
これは共和制時代のフィレンツェの紋章ではないかな？
メジチ家の丸薬が並んだあの紋章の前は、アイリスの紋章だったと読んだけど写真は無かったので、こここで実物にお目に書かれるとはラッキー。

庭から家に入る入口。

壁を伝う葡萄の木にはマスカット系の葡萄が生っていました。
これは白ワインになるのかな。

夕日が沈むのはだいたい8時頃。

到着した8月13日はサン・カシアーノの街のお祭りがありました。
広場には屋台やゲームの店が並んでました。
臨時にお巡りさんたちが出て、交通整理にあたるくらい、村人総出で楽しんでました。

スーパーがお祭りで早仕舞いした為に、私たちは夕食が未だ。
レストランはどこ一杯だけど、やっと1軒テーブルを見つけて、食事を注文したのは10時前。
前菜は皆で分け、パスタとワインとコーヒーだけの簡単な食事ですが、出て来るまでに時間がかかり、お店を出たのが11時過ぎ。

メインイベントは花火。
開始時間は11：15PM！
ナニ？！夜の11時過ぎスタート？遅すぎませんかーー？

時間通りスタート。
広場の下に広がる谷から打ち上げるので、広場の人たちにはバッチリ見えます。
外国のショボイ花火大会を想像していたら、どうしてどうして、立派なモンです。
横浜の花火大会くらいの規模で、バンバン2尺玉程度の大型花火が上がりますよー。
タマや〜、カギや〜（周りは誰も理解出来んやろね）

音凄いです。腹にドぉ〜ンと響く、あの花火の音です。
11時過ぎですよ。この音、ご近所迷惑じゃないですかー！
って、ご近所総出ですから、誰も文句言わないか。

花火が終わったのは12時前です。
こんな遅い時間の花火大会なんて、日本じゃ有り得ないよなぁ。

朝日が昇るのは遅くて、6時半頃でもこの程度。
毎朝、6時過ぎから30分間、ヨガ・タイムを楽しみました。
山の向こう、木々の彼方から、徐々に姿を現す朝日に向かって「太陽礼拝」。
体の内側がクレンジングされていくような気分です。
太陽が昇りきるまでは気温も低めで、鳥の囀りのみならず、虫の声も聞こえてきます。

イギリス人たちは殆どこのプールで1日のんびりしてました。

このテーブルでお昼&夕飯を食べる事が多かったです。
夜はローソクを一杯立てて、ナカナカ良いですよ。

近所にcoopがあって、よく食料や蚊取線香（良い匂いで良く効く）を買いに行きました。
新鮮な食材が一杯で、見てるだけで楽しい！

あまりに暗くなると屋内。
元々が農家なので、１Fは作業場か納屋と言った感じになっています。
広い。

こんな道具もおいてあった。
これって、絞り機だそう。
葡萄を絞ってワインにするのかオリーブを絞るのか。

プールの向こう側には葡萄畑が広がっています。

ちょっと庭から出て散歩してみよう。

葡萄が沢山なっています。
そろそろ収穫期？じゃ、新酒ももうすぐ？
う〜、ワイナリー巡り、行きたかったー。

この大きな木、オリーブなんですよ。
実がたわわに生ってるけど、この実を摘むのは難しいだろうなー。
オリーブがこんな大木になるなんて知らなかった―。
放っておくと、ココまで成長する木なんですよ。

大家さんの猫が日向ぼっこしてる。

お、寄ってくるよ。

人懐こいねぇ〜。

気球がほぼ毎日飛んでました。
空から見ると．．．、何もないような気がするけど。

最後の夜は大家さんオススメのレストランでお別れパーティ。

お店のオススメメニューが黒板に書き出してあって、お店の人相談しながら注文。
前菜、ハーフサイズのパスタ、メインコース、そしてデザートです。

6種類の前菜を皆で分けあう。
前菜だけで、もう腹8分目まで来た。

この感じ、ちょっと中華に似てる。
イタリアンも中華も美味しくって、一皿の量が多い。
何か共通点あるなー。

ワインはこのお店のハウスワインです。
この辺りの店だと、まさに自家製なんだろうな。

ハーフムーンという名前の料理。
梨の薄切りとラビオリ。少し甘めのソース。

トマトソースのラビオリ。
美味しい。
これ、フルサイズだと食べられないと思う。

私が注文したメインは若い豚のロースト。
豆が添えてあります。
美味しいよぉ。でも量が多すぎ。
メインも皆で分けたかった。

フライドチキンを注文した人もいた。味見。
これもジューシーで美味しかったです。
でも、イタリアンというよりアメリカンな感じ。

デザートはチョコレートケーキと梨のケーキ、バニラアイス添え。
ハーフサイズで来るとばかり思い込んでいたら、このサイズ！
加減ってもんがあるやろー。
もう無理。食えない．．．．。
チョコレートケーキ美味しいのに、勿体ない、と思っていたら、周りの人たちが平らげてくれました。
ヨカッタ、ヨカッタ。

どれも美味しかった。
ご馳走様でした。

翌日、帰国日。
午後のフライトなので、お昼までには空港のレンタカー会社に着いていたい。
tomtomセット。

高速と並行して、列車が走ってます。

空港までもうすぐってところで、なぜかtomtomはこの道を取れと。う〜ん？
時間に余裕があったので、付き合ってみると、空港のある街フィウミチーノのショッピングセンターに連れて行かれた！なんでー！？
全く、最後の最後まで油断の出来ないGPSでした。